1 / 36
1話
しおりを挟む
俺は「追放される側」を選んだ。
そして世界は俺に、理不尽な追放を押し付けてきた。
銀行から追放。
コンビニから追放。
部屋から追放。
しまいには――死ぬことからも追放された。
「多分、言っている意味がわからない」
ほんの少し前の話だ。
仕事に行くギリギリの時間、アラームが鳴った。
目を開けると、視界に三択が浮かんでいた。
なんで?
視界に【追放】という文字が浮かび、
その下に三つの選択肢が並んでいた。
【されました】
【されたあとかも】
【して】
……意味が分からない。
つまり……
「追放」の後に続く言葉を選べ、ってことか?
【必ず選択してください。】
【規定時間内に選択しない場合、①を自動選択します。】
「朝からなんだ? 意味わかんねぇよ」
俺は、視界にあるおかしな存在を無視してトイレに行く。
――ふぅ。
トイレの窓から陽射しが入る。
すがすがしいなんてもんじゃねぇな。
単に、何も考えが起きない。
とりあえず着替えて出かけようとした矢先。
【規定時間を超過しました】
【規則に従い①【されました】を強制選択。実行します】
「何、言っちゃってんの?」
バカなのか? アホなのか?
それとも俺の妄想か?
……②【されたあとかも】って何だよ。
“あとかも”で済む追放があるのか?
ヤベぇな。マジで疲れてるのかも。
鍵をかけてマンションを出た。
財布が空だと気づいて、まずは銀行のATMへ立ち寄る。
いつも通りの、なんの変哲もない操作。
カードを入れても次の画面に進まない。
なんだ? 故障か?
お辞儀をする人のイラストがでかでかと表示される。
こんなの初めてだぞ。
『追放されました』
あなた様は追放されましたのでご利用できません。
ATM室内から直ちに退去しない場合、警察により拘束します。
「は? 意味わかんねぇよ」
でも、サイレンとともに、パトカーがすでに待機してる。
おいおい俺を指さすな。
いや、俺に向けてる銃口じゃない。
でも警官の顔が「仕事増えた」って顔してる。
俺が追放されるだけで、こいつらの一日まで壊れてんのかよ。
……最悪だな、この仕組み。
申し訳ねぇな、って思っちまった自分に少し腹が立った。
俺が追放されるだけで、周りの仕事まで増える。
そんな仕組みが一番ムカつく。
仕方なく出る。
警官は胡乱な目で俺を視線で追う。
いやいや、俺何もしてねぇって。
――背中が、妙にぞわついた。
どこかで誰かが、俺を“見てる”気がした。
はぁ、腹減った。コンビニに寄ろうとした。
自動ドアが開いた瞬間、店員と客が一斉に俺を見る。
「お追放いらっしゃいませ~。またのご利用をお待ちしております!」
入店すらできない。――笑えねぇ。
仕方ねぇ、部屋に戻る。
家を出てから30分もたたない内に戻ってきたが――
俺は自分の部屋のドアを開けた瞬間、黒い覆面の男と目が合った。
誰だ? お前?
空き巣だ。
そいつは、なぜか俺に深々と頭を下げた。
「お帰りなさいませ。追放のお時間です」
次の瞬間、俺は外。
内側で鍵が回る。
……俺の部屋なのに。
ふざけんな。ムカつくのは空き巣じゃない。
“追放役”をこいつにやらせてる側だ。
警察呼ぶか。
スマホはつながるな。
「事故ですか? 事件ですか? 追放ですか?」
「……追放?」
「あの、空き巣がいて部屋から追い出されました」
「追放ですね」
ツーツー。
「切られた!?」
もう一度かける。
『現在おかけになった電話番号は、追放者はご利用になれません』
「えー!」
空き巣だけでなく警察もかよ。
こうなったら直に警察いくか。
……クソッ。今日遅刻したら今月の評価が落ちる。
いや、評価とかどうでもいい。
部屋に戻って、鍵を閉めて、布団に潜りたい。
俺はマンションを飛び出した。
急ぎ向かって道路を横断すると――
横断歩道。青だ。
――なのに、クラクション。
視界いっぱいの荷台。
なぜここに?
大型トラックにはねられた。
「グハッ」
思わずむせて吐いたのは血だ。
俺ダメかもしれない。
意識が暗転しそうになった時、またあのメッセージが現れた。
【死ぬことから追放されました】
【どれほど苦しくても死ぬことが今後できなくなります。苦痛は数倍になります】
「おい!」
……笑えねぇ。
まず痛ぇ。次に怖ぇ。
でも――俺が誰かの迷惑になるように出来てる。
この仕組みが一番ムカつく。
一瞬で目が覚めた。
確かに苦しいが、死んでいない。
何事もなかったように立ち上がると、さらにメッセージが現れる。
【おめでとうございます! 生きることからも追放されました】
【次のステップにお進みください】
「言ってる意味がわからんのだが……」
わかったのは、視界が暗転したことだ。
遠くで声が聞こえる。
「倍率、上がったぞ」
「世界追放、最短だ」
「次の賭け金、乗せるか?」
何だ誰だ。
――誰かが、俺を“面白がってる”。
意識が遠のく。
……
「起きてください」
「そこのあなた。……起きてください」
「ここは?」
真っ白い部屋だ。
声だけ聞こえる。
「あなたは世界から追放されました。追放ポイント1万ポイントゲットです」
「意味がわかんねぇんだけど」
「これからは、追放されるたびに“加算”されます。
世界から追放された場合はさらに大量ゲットチャンスです」
「それではご武運を」
「え? それだけ? もっとこう――」
今度は紫色の粒子に包まれて、
まばゆい光が視界を埋めた。
「ちくしょーなんだってんだよ」
ゴツン。
石の床に叩きつけられて目が覚める。
大理石の冷たい床。魔法陣。甲冑の衛兵。
正面の玉座には王らしき人。
俺は立ち上がろうとすると、衛兵に両腕をつかまれる。
突然、手のひらを掴まれた。
目の前のローブの魔法使いっぽい奴が俺を見て言う。
「おや? 紋章がないですね?」
「あなたたちにも見えないですか?」
「はい」
「では追放しましょう」
「え? またかよ」
「今何か言いました?」
「俺が何したっていうんだよ」
「はい。紋章を持っていなかった。それだけで十分です」
「あの魔法陣が動いている内に放り込んでください」
……はっ。
ここまで来て、ようやく分かった。
俺は「何かをした」から追放されたんじゃない。
最初から、追放される側に決まってた。
……ふざけんな。
こんなもんに巻き込んだドアホ、絶対に許さねぇ。
帰りたい。
追放されない世界って、どこにあるんだよ。
あるなら――俺はそこに逃げる。
バシッ!
バシッ、バシッ!
平手打ちを三度食らった。
「……来いよ、追放」
悔しいのか、怒りなのか、わけがわからないのか。
ごちゃまぜになったうっぷんがどうにもならない。
俺は突き落とされるようにして魔法陣に包まれた。
再び戻ったと知ったのは、あの脳内アナウンスだ。
「最短記録です! おめでとうございます。あなたは世界から追放されました。
追放ポイント1万ポイントゲットです。
これで累計2万ポイント。その調子で頑張ってください」
視界に数字が浮かんだ。
【追放ポイント:20,000】
意味はわからない。
だが一つだけ確信できる。
――俺は、どの世界にも居場所がない。
……いや。正確にはまだ分からない。
居場所が“ない”のか、最初から“探させられている”のか。
少なくとも、このまま追放され続けるのは御免だ。
……なら探すしかない。
追放されない世界を。
ふと、どうでもいい想像が頭をよぎった。
追い立てられず、誰にも見られず、腹いっぱい飯を食っていい場所。
安いパンでもいい。脂っこいソーセージでもいい。
皿を気にせず、視線を気にせず、
「追放」の文字が浮かばない世界。
誰も俺を数えず、俺も誰かを困らせない。
――そんな路地の片隅で、ただ生きてるだけの世界。
……馬鹿だな。そんなもん、あるわけない。
でももし、そんな場所が本当にあるなら。
そこではきっと、誰かに見張られることもなく、
理由も分からない役目も押し付けられない。
名前だの立場だの、よく分からない理屈とは無縁で、
ただ飯を食って、文句を言って、それで一日が終わる。
……一瞬だけ、そこに行きたいと思ってしまった。
真っ白い部屋――あの女。
あいつだけ、なぜか場違いに見えた。
追い出す側でもなく、説明する側でもなく、命令するでもない。
ただ――俺じゃなく、“俺の後ろ”を見てるみたいだった。
まるで、そこに“誰か”がいるみたいに。
……理由は分からない。
でも引っかかった。
このまま追放され続けるのは御免だ。
――追放されない世界を探すしかない。
その瞬間、また光が俺を包んだ。
そして世界は俺に、理不尽な追放を押し付けてきた。
銀行から追放。
コンビニから追放。
部屋から追放。
しまいには――死ぬことからも追放された。
「多分、言っている意味がわからない」
ほんの少し前の話だ。
仕事に行くギリギリの時間、アラームが鳴った。
目を開けると、視界に三択が浮かんでいた。
なんで?
視界に【追放】という文字が浮かび、
その下に三つの選択肢が並んでいた。
【されました】
【されたあとかも】
【して】
……意味が分からない。
つまり……
「追放」の後に続く言葉を選べ、ってことか?
【必ず選択してください。】
【規定時間内に選択しない場合、①を自動選択します。】
「朝からなんだ? 意味わかんねぇよ」
俺は、視界にあるおかしな存在を無視してトイレに行く。
――ふぅ。
トイレの窓から陽射しが入る。
すがすがしいなんてもんじゃねぇな。
単に、何も考えが起きない。
とりあえず着替えて出かけようとした矢先。
【規定時間を超過しました】
【規則に従い①【されました】を強制選択。実行します】
「何、言っちゃってんの?」
バカなのか? アホなのか?
それとも俺の妄想か?
……②【されたあとかも】って何だよ。
“あとかも”で済む追放があるのか?
ヤベぇな。マジで疲れてるのかも。
鍵をかけてマンションを出た。
財布が空だと気づいて、まずは銀行のATMへ立ち寄る。
いつも通りの、なんの変哲もない操作。
カードを入れても次の画面に進まない。
なんだ? 故障か?
お辞儀をする人のイラストがでかでかと表示される。
こんなの初めてだぞ。
『追放されました』
あなた様は追放されましたのでご利用できません。
ATM室内から直ちに退去しない場合、警察により拘束します。
「は? 意味わかんねぇよ」
でも、サイレンとともに、パトカーがすでに待機してる。
おいおい俺を指さすな。
いや、俺に向けてる銃口じゃない。
でも警官の顔が「仕事増えた」って顔してる。
俺が追放されるだけで、こいつらの一日まで壊れてんのかよ。
……最悪だな、この仕組み。
申し訳ねぇな、って思っちまった自分に少し腹が立った。
俺が追放されるだけで、周りの仕事まで増える。
そんな仕組みが一番ムカつく。
仕方なく出る。
警官は胡乱な目で俺を視線で追う。
いやいや、俺何もしてねぇって。
――背中が、妙にぞわついた。
どこかで誰かが、俺を“見てる”気がした。
はぁ、腹減った。コンビニに寄ろうとした。
自動ドアが開いた瞬間、店員と客が一斉に俺を見る。
「お追放いらっしゃいませ~。またのご利用をお待ちしております!」
入店すらできない。――笑えねぇ。
仕方ねぇ、部屋に戻る。
家を出てから30分もたたない内に戻ってきたが――
俺は自分の部屋のドアを開けた瞬間、黒い覆面の男と目が合った。
誰だ? お前?
空き巣だ。
そいつは、なぜか俺に深々と頭を下げた。
「お帰りなさいませ。追放のお時間です」
次の瞬間、俺は外。
内側で鍵が回る。
……俺の部屋なのに。
ふざけんな。ムカつくのは空き巣じゃない。
“追放役”をこいつにやらせてる側だ。
警察呼ぶか。
スマホはつながるな。
「事故ですか? 事件ですか? 追放ですか?」
「……追放?」
「あの、空き巣がいて部屋から追い出されました」
「追放ですね」
ツーツー。
「切られた!?」
もう一度かける。
『現在おかけになった電話番号は、追放者はご利用になれません』
「えー!」
空き巣だけでなく警察もかよ。
こうなったら直に警察いくか。
……クソッ。今日遅刻したら今月の評価が落ちる。
いや、評価とかどうでもいい。
部屋に戻って、鍵を閉めて、布団に潜りたい。
俺はマンションを飛び出した。
急ぎ向かって道路を横断すると――
横断歩道。青だ。
――なのに、クラクション。
視界いっぱいの荷台。
なぜここに?
大型トラックにはねられた。
「グハッ」
思わずむせて吐いたのは血だ。
俺ダメかもしれない。
意識が暗転しそうになった時、またあのメッセージが現れた。
【死ぬことから追放されました】
【どれほど苦しくても死ぬことが今後できなくなります。苦痛は数倍になります】
「おい!」
……笑えねぇ。
まず痛ぇ。次に怖ぇ。
でも――俺が誰かの迷惑になるように出来てる。
この仕組みが一番ムカつく。
一瞬で目が覚めた。
確かに苦しいが、死んでいない。
何事もなかったように立ち上がると、さらにメッセージが現れる。
【おめでとうございます! 生きることからも追放されました】
【次のステップにお進みください】
「言ってる意味がわからんのだが……」
わかったのは、視界が暗転したことだ。
遠くで声が聞こえる。
「倍率、上がったぞ」
「世界追放、最短だ」
「次の賭け金、乗せるか?」
何だ誰だ。
――誰かが、俺を“面白がってる”。
意識が遠のく。
……
「起きてください」
「そこのあなた。……起きてください」
「ここは?」
真っ白い部屋だ。
声だけ聞こえる。
「あなたは世界から追放されました。追放ポイント1万ポイントゲットです」
「意味がわかんねぇんだけど」
「これからは、追放されるたびに“加算”されます。
世界から追放された場合はさらに大量ゲットチャンスです」
「それではご武運を」
「え? それだけ? もっとこう――」
今度は紫色の粒子に包まれて、
まばゆい光が視界を埋めた。
「ちくしょーなんだってんだよ」
ゴツン。
石の床に叩きつけられて目が覚める。
大理石の冷たい床。魔法陣。甲冑の衛兵。
正面の玉座には王らしき人。
俺は立ち上がろうとすると、衛兵に両腕をつかまれる。
突然、手のひらを掴まれた。
目の前のローブの魔法使いっぽい奴が俺を見て言う。
「おや? 紋章がないですね?」
「あなたたちにも見えないですか?」
「はい」
「では追放しましょう」
「え? またかよ」
「今何か言いました?」
「俺が何したっていうんだよ」
「はい。紋章を持っていなかった。それだけで十分です」
「あの魔法陣が動いている内に放り込んでください」
……はっ。
ここまで来て、ようやく分かった。
俺は「何かをした」から追放されたんじゃない。
最初から、追放される側に決まってた。
……ふざけんな。
こんなもんに巻き込んだドアホ、絶対に許さねぇ。
帰りたい。
追放されない世界って、どこにあるんだよ。
あるなら――俺はそこに逃げる。
バシッ!
バシッ、バシッ!
平手打ちを三度食らった。
「……来いよ、追放」
悔しいのか、怒りなのか、わけがわからないのか。
ごちゃまぜになったうっぷんがどうにもならない。
俺は突き落とされるようにして魔法陣に包まれた。
再び戻ったと知ったのは、あの脳内アナウンスだ。
「最短記録です! おめでとうございます。あなたは世界から追放されました。
追放ポイント1万ポイントゲットです。
これで累計2万ポイント。その調子で頑張ってください」
視界に数字が浮かんだ。
【追放ポイント:20,000】
意味はわからない。
だが一つだけ確信できる。
――俺は、どの世界にも居場所がない。
……いや。正確にはまだ分からない。
居場所が“ない”のか、最初から“探させられている”のか。
少なくとも、このまま追放され続けるのは御免だ。
……なら探すしかない。
追放されない世界を。
ふと、どうでもいい想像が頭をよぎった。
追い立てられず、誰にも見られず、腹いっぱい飯を食っていい場所。
安いパンでもいい。脂っこいソーセージでもいい。
皿を気にせず、視線を気にせず、
「追放」の文字が浮かばない世界。
誰も俺を数えず、俺も誰かを困らせない。
――そんな路地の片隅で、ただ生きてるだけの世界。
……馬鹿だな。そんなもん、あるわけない。
でももし、そんな場所が本当にあるなら。
そこではきっと、誰かに見張られることもなく、
理由も分からない役目も押し付けられない。
名前だの立場だの、よく分からない理屈とは無縁で、
ただ飯を食って、文句を言って、それで一日が終わる。
……一瞬だけ、そこに行きたいと思ってしまった。
真っ白い部屋――あの女。
あいつだけ、なぜか場違いに見えた。
追い出す側でもなく、説明する側でもなく、命令するでもない。
ただ――俺じゃなく、“俺の後ろ”を見てるみたいだった。
まるで、そこに“誰か”がいるみたいに。
……理由は分からない。
でも引っかかった。
このまま追放され続けるのは御免だ。
――追放されない世界を探すしかない。
その瞬間、また光が俺を包んだ。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる