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2話
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「おいおい、俺は何もしていねぇし、何でこんな目に」
さっきの光はなんだったのかと言いたい。
俺、今また白い部屋にいる。
「おや、不服のようですね。お名前をお聞きしても?」
「誰がお前なんかに教えるかよ」
一瞬、彼女は視線を逸らした。
「……規定だから、必要なの」
クソっ、今適当に思いついた名前を伝えてやった。
「……まあいい。俺はクソ並みクソ太郎だ。22歳。どうだ本名なんか教えてやらねぇよ」
「あら。クソナミ・クソタローね。クロ―で登録しとくわ」
「は?……今、どこから取った?」
「頭の文字と最後の文字の組み合わせ。もう登録したから」
「はい次、これ使って」
「なんだ?」
目の前に青紫色の立方体が宙に浮く。
「これね、追放ポイント使ってくじ引きできるの。引くごとにカードが1枚とれるからね」
「なんだよそれ、ガチャかよ」
「ん? そうね。あなたの認識ならガチャで正解よ」
「ポイント貯めりゃ、追放されない世界に行ける札が出るかもしれねぇ」
「手を当てると動きだすわ。さっそく、やってみて」
もうどうにでもなれ!
手を当てると、唐突に輝きだし回転を始める。
立方体の各頂点から紫や緑、黄色の粒子が四方八方に噴き出す。
おいおいこれってアタリ演出か?
眩い光が収まると、1枚のカードが宙に浮き俺の目の前にきた。
背面には見慣れない文字だけど「弱」と書いてあるように見える。
おい、外れかと。
正面の絵柄は意味がわからん。靴の絵柄だ。
「これね使うかしまうかは選択できるわ」
「どうやって……お? できた?」
……できた。で、お前は誰だよ。
「なあ、お前――」
俺の声にかぶせるようにして続けてきた。
「あなたが生き延びるほど、誰かが得をする」
「……だから、私は嫌い」
「でも今は、あなたを生かす」
「……嫌いなら、やめりゃいいだろ」
「できないの」
「じゃあせめて、無理すんな」
「あなた、状況わかって言ってる?」
「わかってねぇよ。だから“壊れる前に言え”。俺が寝覚め悪い」
「あら、もう時間。またお会いしましょ? 次の世界へ行ってらっしゃい」
「え? ちょっと待てよ」
なんだ今度は黄色の魔法陣か?
今度も見知らぬ大理石が敷き詰められた広間。
さっきと近い展開じゃねぇのか?
今2つ目の世界に飛ばされた。
「これ永遠に続くのか……?」
俺は見えない明日に絶望した。
◇どこかの広間
いわゆる召喚。
俺以外にも何人かいる。
今度はいきなり追放もないな。
厳かに、儀式がおわると何も確認せず。
別の部屋に移動させられる。
個々の結束を恐れてなのか
それぞれに異性が寄り添い付き従うかのようについてくる。
もちろん俺にもついた。
個別に客室と思われる部屋に押し込まれた。
何もすることはない。
――カード名《スリップシューズ》。
手の中で、靴の絵柄が薄く光っていた。
「一歩目で、加速……止まれない、か」
俺はすぐ握り潰すみたいに仕舞った。
――これ、逃げるためのもんだ。
誰かを踏み潰すためじゃねぇ。
逃げるための道具だ。
殴るためでも、踏み潰すためでもない。
この世界の「決まり」から、一瞬はみ出すためのやつだ。
はぁ……これ、使いどころ迷うな。
考えても答えは出ず、俺はベッドに倒れ込んだ。
翌朝。
誰かが起こしにきた。
「……それ、何ですか?」
女の視線が、俺の手元に向いていた。
「カードだ」
それ以上は言わなかった。
女は一瞬、言葉を探すみたいに口を閉じる。
「……危ない物ですか?」
「まあな」
俺はカードを仕舞った。
「突然で驚きましたよね」
「安心してください。私はあなたの味方です」
うわっ。
一番胡散臭いセリフを久しぶりに聞いた。
これ即裏切る奴だよな。
「味方って言ってもよぉ」
「はい、ご安心を」
「味方と言わないとわからない味方はもう敵なんじゃね?」
「ぐぬぬぬ」
「そんなわけで、あえていうな敵さんよ。俺どうなるんだ?」
「どうと言われましても、私はあなたをお世話する以外には」
「どうなるかお世話してくれ」
「ぐぬぬぬ」
「お前、都合が悪くなるとグぬぬぬしか言わねぇな? ほんとに人か? 豚じゃねぇよな?」
「で? 結局、俺はどうなる」
「もう知りません……以上です」
ただそれだけ言って、踵を返す。
残されたのは、
見てしまったという事実と、
見たことが正解だったのかどうか分からない不安だけだった。
ああ……人じゃなかったか。人外か。
俺はそのまま起きて扉をあけると、先の女がいた。
「行きましょう。王がまたれています」
王だって?
数分あるくと、別の部屋で昨日少しだけ見た奴とも対面した。
玉座にいる王は、俺たちを一瞥する。
「さて、諸君らに残念な知らせがある」
「この中に一人追放しなくてはならない者がいる」
え? なんだいきなり。
「そこの者」
おっ俺?
「俺ですか?」
「そうだ。なぜその娘からの供物を食わなかった?」
「え?」
「供物を拒み、朝まで一口もつけぬ。何を企らんでおる?」
「知らねぇ物を口にできるか。毒かもしれねぇだろ」
「王さま。供物を差し出しましたが、彼は口をつけませんでした。私の不作法が原因かもしれません」
「供物拒否は不敬。規定だ――追放だ」
「逃げても無駄だ。お前には追放の魔法陣がすでに刷り込まれている」
「知らねぇ物を食わなかった。それが罪かよ」
「飲み込まれた先は、どこに通じているかは知らぬ」
「この世界以外だとも聞く」
「ちょっと待ってくれ。俺は何も知らなかったんだ。今からでも」
「ならぬ。償還後から数えてこの砂時計が落ちきるまでと決まっている」
「そんな」
「だからせめてもの慈悲。選択肢をやる」
「鞭打ち百か、供物の代わりに血を捧げるか、狩りの的になるか――選べ」
冗談じゃねぇ。
狂ってやがる。
なんだこの世界は。
あっあの時のカード。
使うなら、今だ。
「来いッ!」
「なんじゃ?」
俺は、カードを手元にだし、念じる。
ヤベっ。
これまっすぐだと王直撃だぞ。
仕方ねぇ。
「ウワァー!」
俺は一瞬にして王を蹴り飛ばし、その勢いのまま壁際に転がした。
砕けた壁の前で、王は白目を剥いて崩れ落ちた。
――死んでねぇ。気絶だ。
俺は歯を食いしばった。殺すつもりはなかった――逃げるためだ。
俺はこの勢いのまま逃走。
このカードおかしすぎるだろ。
次の瞬間、景色が消えた。
気づいたときには、足元に雲があった。
息を整える間もなかった。
足元に、見覚えのある黄色の魔法陣が広がる。
次の瞬間、聞きなれた。声がする。
「おめでとうございます。あなたは世界から追放されました。
追放ポイント1万ポイントゲットです。これで累計3万ポイント」
1回目より、少し長かった。
でもやはり追放された。
――が。
まただ。
「カードを使いましたね。無事危機が乗り越えられてよかったです。
せっかくですから3回ひけるので、3枚獲得してみてはいかがですか?」
脳裏に声が響く。
確かに強力だった。
アレがなければ間違いなく殺されていた。
「なあ」
「なんでしょう」
「カードとるときの輝く演出いらねぇから」
「そうですか? とてもワクワクしませんか?」
「しねぇーよ」
「それじゃ解除しましたので念じてみてください。いきなり3枚とれますから」
「こうか?」
おっ。
何か手元に3枚きた。
変わらず「弱」と書かれたのが2枚。
おや?
最後の1枚は「弱上」
なんだこれ?
「それはですね、弱の中でも上の部類です」
「上?」
「使って体感すればわかります」
「それではご武運を」
「え? もうマジか」
「もう疲れた……誰か助けてくれ」
俺は再び光に包まれるとき、視界に現れた女がいた。
おいおいなんだよ。
めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか。
誰だよアレ?
と思ったのもつかの間。
光で視界を失いまたどこかに飛ばされた。
さっきの光はなんだったのかと言いたい。
俺、今また白い部屋にいる。
「おや、不服のようですね。お名前をお聞きしても?」
「誰がお前なんかに教えるかよ」
一瞬、彼女は視線を逸らした。
「……規定だから、必要なの」
クソっ、今適当に思いついた名前を伝えてやった。
「……まあいい。俺はクソ並みクソ太郎だ。22歳。どうだ本名なんか教えてやらねぇよ」
「あら。クソナミ・クソタローね。クロ―で登録しとくわ」
「は?……今、どこから取った?」
「頭の文字と最後の文字の組み合わせ。もう登録したから」
「はい次、これ使って」
「なんだ?」
目の前に青紫色の立方体が宙に浮く。
「これね、追放ポイント使ってくじ引きできるの。引くごとにカードが1枚とれるからね」
「なんだよそれ、ガチャかよ」
「ん? そうね。あなたの認識ならガチャで正解よ」
「ポイント貯めりゃ、追放されない世界に行ける札が出るかもしれねぇ」
「手を当てると動きだすわ。さっそく、やってみて」
もうどうにでもなれ!
手を当てると、唐突に輝きだし回転を始める。
立方体の各頂点から紫や緑、黄色の粒子が四方八方に噴き出す。
おいおいこれってアタリ演出か?
眩い光が収まると、1枚のカードが宙に浮き俺の目の前にきた。
背面には見慣れない文字だけど「弱」と書いてあるように見える。
おい、外れかと。
正面の絵柄は意味がわからん。靴の絵柄だ。
「これね使うかしまうかは選択できるわ」
「どうやって……お? できた?」
……できた。で、お前は誰だよ。
「なあ、お前――」
俺の声にかぶせるようにして続けてきた。
「あなたが生き延びるほど、誰かが得をする」
「……だから、私は嫌い」
「でも今は、あなたを生かす」
「……嫌いなら、やめりゃいいだろ」
「できないの」
「じゃあせめて、無理すんな」
「あなた、状況わかって言ってる?」
「わかってねぇよ。だから“壊れる前に言え”。俺が寝覚め悪い」
「あら、もう時間。またお会いしましょ? 次の世界へ行ってらっしゃい」
「え? ちょっと待てよ」
なんだ今度は黄色の魔法陣か?
今度も見知らぬ大理石が敷き詰められた広間。
さっきと近い展開じゃねぇのか?
今2つ目の世界に飛ばされた。
「これ永遠に続くのか……?」
俺は見えない明日に絶望した。
◇どこかの広間
いわゆる召喚。
俺以外にも何人かいる。
今度はいきなり追放もないな。
厳かに、儀式がおわると何も確認せず。
別の部屋に移動させられる。
個々の結束を恐れてなのか
それぞれに異性が寄り添い付き従うかのようについてくる。
もちろん俺にもついた。
個別に客室と思われる部屋に押し込まれた。
何もすることはない。
――カード名《スリップシューズ》。
手の中で、靴の絵柄が薄く光っていた。
「一歩目で、加速……止まれない、か」
俺はすぐ握り潰すみたいに仕舞った。
――これ、逃げるためのもんだ。
誰かを踏み潰すためじゃねぇ。
逃げるための道具だ。
殴るためでも、踏み潰すためでもない。
この世界の「決まり」から、一瞬はみ出すためのやつだ。
はぁ……これ、使いどころ迷うな。
考えても答えは出ず、俺はベッドに倒れ込んだ。
翌朝。
誰かが起こしにきた。
「……それ、何ですか?」
女の視線が、俺の手元に向いていた。
「カードだ」
それ以上は言わなかった。
女は一瞬、言葉を探すみたいに口を閉じる。
「……危ない物ですか?」
「まあな」
俺はカードを仕舞った。
「突然で驚きましたよね」
「安心してください。私はあなたの味方です」
うわっ。
一番胡散臭いセリフを久しぶりに聞いた。
これ即裏切る奴だよな。
「味方って言ってもよぉ」
「はい、ご安心を」
「味方と言わないとわからない味方はもう敵なんじゃね?」
「ぐぬぬぬ」
「そんなわけで、あえていうな敵さんよ。俺どうなるんだ?」
「どうと言われましても、私はあなたをお世話する以外には」
「どうなるかお世話してくれ」
「ぐぬぬぬ」
「お前、都合が悪くなるとグぬぬぬしか言わねぇな? ほんとに人か? 豚じゃねぇよな?」
「で? 結局、俺はどうなる」
「もう知りません……以上です」
ただそれだけ言って、踵を返す。
残されたのは、
見てしまったという事実と、
見たことが正解だったのかどうか分からない不安だけだった。
ああ……人じゃなかったか。人外か。
俺はそのまま起きて扉をあけると、先の女がいた。
「行きましょう。王がまたれています」
王だって?
数分あるくと、別の部屋で昨日少しだけ見た奴とも対面した。
玉座にいる王は、俺たちを一瞥する。
「さて、諸君らに残念な知らせがある」
「この中に一人追放しなくてはならない者がいる」
え? なんだいきなり。
「そこの者」
おっ俺?
「俺ですか?」
「そうだ。なぜその娘からの供物を食わなかった?」
「え?」
「供物を拒み、朝まで一口もつけぬ。何を企らんでおる?」
「知らねぇ物を口にできるか。毒かもしれねぇだろ」
「王さま。供物を差し出しましたが、彼は口をつけませんでした。私の不作法が原因かもしれません」
「供物拒否は不敬。規定だ――追放だ」
「逃げても無駄だ。お前には追放の魔法陣がすでに刷り込まれている」
「知らねぇ物を食わなかった。それが罪かよ」
「飲み込まれた先は、どこに通じているかは知らぬ」
「この世界以外だとも聞く」
「ちょっと待ってくれ。俺は何も知らなかったんだ。今からでも」
「ならぬ。償還後から数えてこの砂時計が落ちきるまでと決まっている」
「そんな」
「だからせめてもの慈悲。選択肢をやる」
「鞭打ち百か、供物の代わりに血を捧げるか、狩りの的になるか――選べ」
冗談じゃねぇ。
狂ってやがる。
なんだこの世界は。
あっあの時のカード。
使うなら、今だ。
「来いッ!」
「なんじゃ?」
俺は、カードを手元にだし、念じる。
ヤベっ。
これまっすぐだと王直撃だぞ。
仕方ねぇ。
「ウワァー!」
俺は一瞬にして王を蹴り飛ばし、その勢いのまま壁際に転がした。
砕けた壁の前で、王は白目を剥いて崩れ落ちた。
――死んでねぇ。気絶だ。
俺は歯を食いしばった。殺すつもりはなかった――逃げるためだ。
俺はこの勢いのまま逃走。
このカードおかしすぎるだろ。
次の瞬間、景色が消えた。
気づいたときには、足元に雲があった。
息を整える間もなかった。
足元に、見覚えのある黄色の魔法陣が広がる。
次の瞬間、聞きなれた。声がする。
「おめでとうございます。あなたは世界から追放されました。
追放ポイント1万ポイントゲットです。これで累計3万ポイント」
1回目より、少し長かった。
でもやはり追放された。
――が。
まただ。
「カードを使いましたね。無事危機が乗り越えられてよかったです。
せっかくですから3回ひけるので、3枚獲得してみてはいかがですか?」
脳裏に声が響く。
確かに強力だった。
アレがなければ間違いなく殺されていた。
「なあ」
「なんでしょう」
「カードとるときの輝く演出いらねぇから」
「そうですか? とてもワクワクしませんか?」
「しねぇーよ」
「それじゃ解除しましたので念じてみてください。いきなり3枚とれますから」
「こうか?」
おっ。
何か手元に3枚きた。
変わらず「弱」と書かれたのが2枚。
おや?
最後の1枚は「弱上」
なんだこれ?
「それはですね、弱の中でも上の部類です」
「上?」
「使って体感すればわかります」
「それではご武運を」
「え? もうマジか」
「もう疲れた……誰か助けてくれ」
俺は再び光に包まれるとき、視界に現れた女がいた。
おいおいなんだよ。
めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか。
誰だよアレ?
と思ったのもつかの間。
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