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第6話 彼女の写真
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俺は男の友達でも、LINEでやり取りする事は無いけど、今までも、ほとんどスマホは持っていたが、親からの連絡ばかりだ。
今日の夕方、七海ちゃんとLINEのアドレスを交換してから、はじめてのやりとりになる。
俺から始めたほうがいいのか、彼女から来るのを待ったほうがいいのか迷ってしまう。
ある程度は親が勝手に送ってくるので、多少は、やり方を理解してはいるが、多少、程度止まり。
親がスタンプを送ってくるので、スタンプと言うものがあることを知っているが、自分が親に送る事は無いのでスタンプも持っていない。
男の俺が、親にスタンプなんか送らないし。
でも今度は、親じゃないので、スタンプを購入したほうがいいのか迷っているが、何とか、親に支払ってもらい、自分で選んでプレゼントしてもらった。
その時に、母親がニタニタしていた。
「誰に、スタンプを送るんだろうね~」
妹の陽菜が、「お母さん、そんなの決まってるじゃない」と、こちらをチラッと見て意味深な顔をしている言っている。
「へ~、やっぱり」
「悠人、また今度、七海ちゃんを家に連れてきなさいよ」
「うん、わかった、そのうちに」と答えていたが、心の内は焦っている。
今まで高校生になるまで15年間以上、彼女なんか存在しなかったので、はじめての経験だし、難しい。
子供の頃は、七海ちゃんとよく遊んだが、彼女と言うわけじゃなく単純に幼なじみと言う友達。
でも今は、心の内は、ワクワクしてたり、ドキドキしている。
こんなに自分に彼女ができることが、自分を前向きにしてくれるとは思わなかった。
夕食の時間になったのでリビングに置いて食事をとってお風呂に入って自分の部屋にいる。
なんだか七海にLINEをすることが、すごく緊張する。
何を話したらいいのやら
手に汗が出てきた。
俺はあまり考えないようにして、今日の分の宿題をすることにした。
しばらく数学の宿題に集中することをして問題を解いていたが、自分でも集中しすぎていて、LINEの音にびっくりした。
決して忘れていたわけじゃないよ
本当に、たまたま数学の宿題を解くために集中していたら、スマホの通知音が最大になってびっくりしたんだよ。
七海ちゃん以外、LINEで通知が来ることもないがないので、当然、画面を見ると、やはり七海ちゃんから。
七海ちゃんは、「悠くん、今、大丈夫」と書いてあった。
俺は親からのLINEは、返事を返した事はなかったので、入力がすごく遅い。
1回、文字を入れては、間違えてやり直したりしながら慌てて、七海ちゃんに「うん、大丈夫だよ」とやっと返した。
たった8文字入れるのに、結構時間がかかってしまった。今度、音声入力でやってみようかな?
でも慣れていないと訂正しなければいけないから余計難しいかな?
自分で思っても、慣れていないなぁと感じる。
その点、七海から返ってくる返事は早い。
俺が送って、10秒以内に返事が返ってくる。
「悠くん、写真の交換しない?」
俺も七海ちゃんの写真が欲しいと思っていたところで、
「俺も、七海ちゃんの写真が欲しい」と返したら、
「じゃぁ、お互いの写真を今から撮って送りあおうよ、あっ、でも変なのはだめだからね」と言われたので、それは当然でしょうと思ったけど、打つのに時間がかかるので言えなかった。
俺は今、LINEのカメラを押して、数枚の写真を撮ってみた。
うーん、どうも、うまくいかない。
その中で、一番良いと思われる写真を送ろうとしたら、七海ちゃんから写真が届いた。
見た瞬間、わっかわいい、と声に出して言ってしまった。
誰も聞いているわけでもないのに口を押さえて、周りを見渡してしまった。
七海ちゃんが送ってくれた写真は、部屋の中で顔のアップとワンピースを着ている写真が送られてきた。
顔のアップは、部屋の中が写っているので今、撮った写真だと思われるが、白いワンピースを着ている写真は、家の前の公園だと思われる。
後ろにブランコが写っていて、ななみが微笑みながら写っている写真で、太陽の光線が強かったのか、少し足元なんかは透けている。
すごいいい写真だ。
七海ちゃんから「あまりいい写真がなくて、ごめんなさい、以前、家の前でお母さんが撮ってくれた写真なの」
「すごくいい写真だと思う、七海ちゃんの可愛らしさがよく出ている」
「エヘヘ褒めてくれてありがと、悠くんのも早く送ってよ」
「ごめん、お部屋の写真は今ここで撮った写真じゃなかったんだよ」
「その写真でいいから、早くちょうだい」
七海ちゃんに言われたので、先ほど選んで写真を送った。
「写真、プリントアウトして机の写真立てにいれておくね」
「俺も、すごくいいから、七海のワンピース姿、等身大くらい大きく引き伸ばして飾ろうかな」
「やだ、もう恥ずかしいじゃない」
「俺は、いいと思うよ」
「やだ、やめて」
「悠くんの部屋に、行きにくくなるじゃない」
「それは、まずいな」
「でしょ」
「わかった、普通の写真サイズにしておくよ」
「それでよし」
なんだかわからないが、写真で会話が弾んでしまった。
LINEをする前は本当に、どう話したらいいかわからなかったのに。
七海ちゃんの話の持って行き方が、うまいんだと思う。
本当にこんな話をしていると、幼い頃に戻ったような気がして気軽に話せる。
でも実際に高校生になって対面すると、気軽に話せるようなものじゃないけど。
ほんとに七海ちゃんが、昔のまま大きくなったような感じで、顔は大人びて美人になってスタイルも変わったけど…
七海ちゃんのお母さんも、昔のままだし。
家は昔よりも離れてしまったけど、そんなに遠くもない距離だし。
「あ、悠くん、明日もエスコートよろしくお願いします」
「もちろん、お供させていただきます」
と俺が女性に冗談を初めて言えた。
今まで女性と話す時は、何も言えなくなることが多くあり、一言二言で終わるような感じ。
でも、七海ちゃんとは幼なじみと言うこともあり、本当に気軽に緊張しなくて話せる。
しかし、俺と言うよりも七海の話し方の方がうまいんだと思う。
上手にリードしてくれているのは、七海の方だと思う。
俺なんかは家にいても妹からは無視されたり、話かけるな的なことを言われる。
前も妹が、お風呂上がりでタオルだけを巻いて自分の部屋に行こうとしたみたいで、鉢合わせして、フンって言われた。
それを考えれば、本当に家族と言うのは遠慮がないんだなと思う。
でも家族とは、あまり友好的なものとは言えないけど、うるせえと言った事は1度もないよ。
母ちゃんや姉ちゃんに、フンって言ったこともないよ、涙が出てくるよ。
まったくもう、陽菜の奴め
俺が何をしたって言うんだ。
姉ちゃんの真似をしてタオルだけ巻いてお風呂が出てくんじゃないよ。
胸もないくせに…と言いたいけど、中学生なのに胸は、大きい。
うまく発育してくれて兄としては嬉しい限りだけど…何が嬉しんだが! 妹だぞ。
なんてしょうもないことを考えながら、明日の約束をして、俺たちはLINEを終了したが、LINEを終えた後も、俺はスマホの中の七海ちゃんの写真を見ている。
至福の時間だった。これが彼女とLINEをすると言うことなのか!
初めて知った あ~俺の女神さま~
そんなことを考えていないで、宿題しなきゃ、ななみが尊敬できるような男にならなきゃ。
今日の夕方、七海ちゃんとLINEのアドレスを交換してから、はじめてのやりとりになる。
俺から始めたほうがいいのか、彼女から来るのを待ったほうがいいのか迷ってしまう。
ある程度は親が勝手に送ってくるので、多少は、やり方を理解してはいるが、多少、程度止まり。
親がスタンプを送ってくるので、スタンプと言うものがあることを知っているが、自分が親に送る事は無いのでスタンプも持っていない。
男の俺が、親にスタンプなんか送らないし。
でも今度は、親じゃないので、スタンプを購入したほうがいいのか迷っているが、何とか、親に支払ってもらい、自分で選んでプレゼントしてもらった。
その時に、母親がニタニタしていた。
「誰に、スタンプを送るんだろうね~」
妹の陽菜が、「お母さん、そんなの決まってるじゃない」と、こちらをチラッと見て意味深な顔をしている言っている。
「へ~、やっぱり」
「悠人、また今度、七海ちゃんを家に連れてきなさいよ」
「うん、わかった、そのうちに」と答えていたが、心の内は焦っている。
今まで高校生になるまで15年間以上、彼女なんか存在しなかったので、はじめての経験だし、難しい。
子供の頃は、七海ちゃんとよく遊んだが、彼女と言うわけじゃなく単純に幼なじみと言う友達。
でも今は、心の内は、ワクワクしてたり、ドキドキしている。
こんなに自分に彼女ができることが、自分を前向きにしてくれるとは思わなかった。
夕食の時間になったのでリビングに置いて食事をとってお風呂に入って自分の部屋にいる。
なんだか七海にLINEをすることが、すごく緊張する。
何を話したらいいのやら
手に汗が出てきた。
俺はあまり考えないようにして、今日の分の宿題をすることにした。
しばらく数学の宿題に集中することをして問題を解いていたが、自分でも集中しすぎていて、LINEの音にびっくりした。
決して忘れていたわけじゃないよ
本当に、たまたま数学の宿題を解くために集中していたら、スマホの通知音が最大になってびっくりしたんだよ。
七海ちゃん以外、LINEで通知が来ることもないがないので、当然、画面を見ると、やはり七海ちゃんから。
七海ちゃんは、「悠くん、今、大丈夫」と書いてあった。
俺は親からのLINEは、返事を返した事はなかったので、入力がすごく遅い。
1回、文字を入れては、間違えてやり直したりしながら慌てて、七海ちゃんに「うん、大丈夫だよ」とやっと返した。
たった8文字入れるのに、結構時間がかかってしまった。今度、音声入力でやってみようかな?
でも慣れていないと訂正しなければいけないから余計難しいかな?
自分で思っても、慣れていないなぁと感じる。
その点、七海から返ってくる返事は早い。
俺が送って、10秒以内に返事が返ってくる。
「悠くん、写真の交換しない?」
俺も七海ちゃんの写真が欲しいと思っていたところで、
「俺も、七海ちゃんの写真が欲しい」と返したら、
「じゃぁ、お互いの写真を今から撮って送りあおうよ、あっ、でも変なのはだめだからね」と言われたので、それは当然でしょうと思ったけど、打つのに時間がかかるので言えなかった。
俺は今、LINEのカメラを押して、数枚の写真を撮ってみた。
うーん、どうも、うまくいかない。
その中で、一番良いと思われる写真を送ろうとしたら、七海ちゃんから写真が届いた。
見た瞬間、わっかわいい、と声に出して言ってしまった。
誰も聞いているわけでもないのに口を押さえて、周りを見渡してしまった。
七海ちゃんが送ってくれた写真は、部屋の中で顔のアップとワンピースを着ている写真が送られてきた。
顔のアップは、部屋の中が写っているので今、撮った写真だと思われるが、白いワンピースを着ている写真は、家の前の公園だと思われる。
後ろにブランコが写っていて、ななみが微笑みながら写っている写真で、太陽の光線が強かったのか、少し足元なんかは透けている。
すごいいい写真だ。
七海ちゃんから「あまりいい写真がなくて、ごめんなさい、以前、家の前でお母さんが撮ってくれた写真なの」
「すごくいい写真だと思う、七海ちゃんの可愛らしさがよく出ている」
「エヘヘ褒めてくれてありがと、悠くんのも早く送ってよ」
「ごめん、お部屋の写真は今ここで撮った写真じゃなかったんだよ」
「その写真でいいから、早くちょうだい」
七海ちゃんに言われたので、先ほど選んで写真を送った。
「写真、プリントアウトして机の写真立てにいれておくね」
「俺も、すごくいいから、七海のワンピース姿、等身大くらい大きく引き伸ばして飾ろうかな」
「やだ、もう恥ずかしいじゃない」
「俺は、いいと思うよ」
「やだ、やめて」
「悠くんの部屋に、行きにくくなるじゃない」
「それは、まずいな」
「でしょ」
「わかった、普通の写真サイズにしておくよ」
「それでよし」
なんだかわからないが、写真で会話が弾んでしまった。
LINEをする前は本当に、どう話したらいいかわからなかったのに。
七海ちゃんの話の持って行き方が、うまいんだと思う。
本当にこんな話をしていると、幼い頃に戻ったような気がして気軽に話せる。
でも実際に高校生になって対面すると、気軽に話せるようなものじゃないけど。
ほんとに七海ちゃんが、昔のまま大きくなったような感じで、顔は大人びて美人になってスタイルも変わったけど…
七海ちゃんのお母さんも、昔のままだし。
家は昔よりも離れてしまったけど、そんなに遠くもない距離だし。
「あ、悠くん、明日もエスコートよろしくお願いします」
「もちろん、お供させていただきます」
と俺が女性に冗談を初めて言えた。
今まで女性と話す時は、何も言えなくなることが多くあり、一言二言で終わるような感じ。
でも、七海ちゃんとは幼なじみと言うこともあり、本当に気軽に緊張しなくて話せる。
しかし、俺と言うよりも七海の話し方の方がうまいんだと思う。
上手にリードしてくれているのは、七海の方だと思う。
俺なんかは家にいても妹からは無視されたり、話かけるな的なことを言われる。
前も妹が、お風呂上がりでタオルだけを巻いて自分の部屋に行こうとしたみたいで、鉢合わせして、フンって言われた。
それを考えれば、本当に家族と言うのは遠慮がないんだなと思う。
でも家族とは、あまり友好的なものとは言えないけど、うるせえと言った事は1度もないよ。
母ちゃんや姉ちゃんに、フンって言ったこともないよ、涙が出てくるよ。
まったくもう、陽菜の奴め
俺が何をしたって言うんだ。
姉ちゃんの真似をしてタオルだけ巻いてお風呂が出てくんじゃないよ。
胸もないくせに…と言いたいけど、中学生なのに胸は、大きい。
うまく発育してくれて兄としては嬉しい限りだけど…何が嬉しんだが! 妹だぞ。
なんてしょうもないことを考えながら、明日の約束をして、俺たちはLINEを終了したが、LINEを終えた後も、俺はスマホの中の七海ちゃんの写真を見ている。
至福の時間だった。これが彼女とLINEをすると言うことなのか!
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