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第三章
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「え、どーしたの?」
「桜李、よく聞いて。その小田先輩も元風紀副委員長だよ。時任先輩が引退した時に一緒に引退したんだけどもちろん親衛隊もある」
灯夜が人差し指を立て、教えてくれた。
「えぇ!?どうしよう!いいのかな?」
「きっと大丈夫だよ~。本人達がいいって言ってるんだから。むしろ手の平で転がしちゃいなよ~」
な~んてな。とか言って笑ってるんだが。
後から雷先輩に連絡してみよう。
そう考えていると校内放送が流れた。
「あぁ~、桜李!1年B組の桜李!今すぐ生徒会室に来い。授業は免除してやる。高木達はいらん。桜李1人で来い。以上だ」
1年B組の桜李は多分、僕…しかいないよね。
みんなこっち見てるもん。
そしてさっきの放送の声はれい先輩。
「呼ばれたから行って来るね」
「俺も…一緒行く」
「龍君の気持ちは嬉しいけど1人で来いって言ってたよ?」
「関係…ない」
「龍、今は諦めろ。白峰先輩はめんどくせー」
「チッ」
煌が龍君を止めてくれた。
耳元で舌打ちされて少しビビったのは黙っておこう。
でも、来てまだ浅いから生徒会室の場所が分からない。
地図を頼りに行ってみようか。
もう初日のように迷うこともないだろう。
「桜李、よく聞いて。その小田先輩も元風紀副委員長だよ。時任先輩が引退した時に一緒に引退したんだけどもちろん親衛隊もある」
灯夜が人差し指を立て、教えてくれた。
「えぇ!?どうしよう!いいのかな?」
「きっと大丈夫だよ~。本人達がいいって言ってるんだから。むしろ手の平で転がしちゃいなよ~」
な~んてな。とか言って笑ってるんだが。
後から雷先輩に連絡してみよう。
そう考えていると校内放送が流れた。
「あぁ~、桜李!1年B組の桜李!今すぐ生徒会室に来い。授業は免除してやる。高木達はいらん。桜李1人で来い。以上だ」
1年B組の桜李は多分、僕…しかいないよね。
みんなこっち見てるもん。
そしてさっきの放送の声はれい先輩。
「呼ばれたから行って来るね」
「俺も…一緒行く」
「龍君の気持ちは嬉しいけど1人で来いって言ってたよ?」
「関係…ない」
「龍、今は諦めろ。白峰先輩はめんどくせー」
「チッ」
煌が龍君を止めてくれた。
耳元で舌打ちされて少しビビったのは黙っておこう。
でも、来てまだ浅いから生徒会室の場所が分からない。
地図を頼りに行ってみようか。
もう初日のように迷うこともないだろう。
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