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百面相の道化師
灼熱に取り込まれた街並み
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ピエロの仮想をした男、もとい如月の出す屋台は相変わらず賑わっており、暗くなり始めたというのに子供達が蟻のように群がっていた。
「やっぱりまだ居るみたいだな」
小気味の良いBGMが屋台を盛り上げる。ポケットに手を入れたまま煙草を咥える茉白は、立ち込める煙越しに如月を正視した。
「あれが如月ですか。確かに貴女の言う通り、同じぬいぐるみがたくさん売られていますね」
少し離れた建物の影より様子を伺う二人。以前と同じく風船が配られており、子供達はみな幸せそうな笑みを浮かべていた。
「そういえば、ぬいぐるみの頭を千切ってしまったので新しいのを買いましょうか? 右から二番目の水色のくまさんはどうでしょうか?」
遠目に確認した茉白は素直に可愛いという感情を抱くも、千切られた熊を思い出して首を横に振った。
「盗聴器が入ってるんだろ?」
「あれも入っていますね。要りますか? お金ならありますよ」
黒色の可愛らしい財布を取り出して首を傾げる夜羅だが、煽りだと判断し呆れ返った茉白が大きくため息をついた。
「要らねえよ。ほんっとサイコパスだよな」
「頭を千切った時にあれだけ落ち込んでいたくせに?」
特大の舌打ちと共に目が逸らされた。如月から目を離さない夜羅が財布をしまいながら小声で問う。
「ところで、此処は私が行くべきでしょうか? 貴女は顔も割れていますから」
「誰が行こうが同じだ。情報を持っていれば聞き出し、そうでなければ殺す。それだけの話だろ」
煙草をポイ捨てせずに手中で灰にした茉白は多大な殺意を纏う。そして、ガードレールを飛び越えて如月へと躊躇わずに歩み寄った。
「ちょっと夜葉……!!」
「回り諄いのはごめんだ。こっちは相方を殺られてんだよ」
「この単細胞。少しは考えて下さい」
単純明快な、殺すことのみを言わずと提示する殺意。人を一切寄せ付けない雰囲気に子供達の視線が集まり、茉白の口角が歪に吊り上がる。
「よう、ピエロ野郎」
呼び掛けとほぼ同時に交差する視線。日本刀を具現化しようと試みる茉白の腕を、夜羅が優しく手を置くことで制した。そのまま二度手を打ち鳴らした夜羅は子供達の意識を自身へと向けさせる。
「皆、せっかくお楽しみの所をごめんなさい。お姉さん達はこのお店の人に大事なお話があるのです。屋台はお終いみたいなので、今日は解散していただけますか? 遅くまで遊んでいるとこわーい鬼さんが来ますよ。この人のように」
「くそが、誰が鬼だよ」
指差された茉白は不貞腐れてそっぽを向いた。子供達になるべく優しい顔で帰宅を促す夜羅は、不器用な微笑みを浮かべながら説得する。子供達は口々に残念がりながらも散り散りとなり、残った三人の間には異様な空気が流れた。ピエロの仮想をした男は気まずそうに後頭部を掻く。握られていた風船は全て子供達に配られたのか、色とりどりに賑わっていた両手は今や寂しさを醸していた。
「ごめんね、風船はもう無くなってしまったんだ。ぬいぐるみならまだ残っているけれど、良かったらお一つどうかな? 君は昨日も来てくれていたし、誰も見ていないから特別に半額にしてあげるよ」
茉白に対して優しい笑みが向く。愛らしい熊がつぶらな瞳を惜しげも無く晒していた。
「……半額? それは盗聴器とGPS込みの値段か? 如月」
「なるほど、早速報復に来た訳かい。まさかもう正体が割れているとは」
「お前等の目的は何だ」
子供達が居なくなったことを確認した茉白は具現化した刀の切っ先を突き付ける。煌めく刀身には一切の迷いが無く、纏われた殺意を明確に映した。
「八十階での自爆の中、よく生きていたね。まさか飛び降りるだなんて予想だにしなかった。そっちの稀崎も、あの人数に囲まれて生きているのが不思議なくらいだよ」
「うちはそんなことを聞いているんじゃない」
切っ先が喉元を僅かに傷付け、つうっと流れ落ちた血液が静かに肌を伝う。両手を上げた如月からは焦りなど微塵も垣間見えず、それどころか醜悪な笑みが浮かべられた。
「まさか君達が盗聴器とGPSに気付くなんて思いもしなかったよ。全て僕の思惑通りさ」
「……何が言いたい?」
「体内に仕込んだ盗聴器からは微弱な電磁波を放出させているんだ。本命の、頭部に仕込んだ小型爆弾をカモフラージュする為にね」
小型爆弾、という言葉に鼓動が高鳴る。瞬間、立っているという事実が曖昧になるほどの、轟音を伴う地鳴りが引き起こる。広範囲の至る所で灼熱を巻き上げる爆発は、僅か数秒で人々を混乱へと陥れた。風に乗り運ばれてくる灰と、様々な物が燃えた際の嫌な匂いが充満する。そして暗くなってしまった空の中でも歪に映える黒煙や、異常を検知して鳴り響く警報。その中に混ざる焦燥を含んだ悲鳴。今この場は、様々な事象が混じり合い混沌とする。
「ああ、世界が浄化されてゆく……」
纏っていたピエロの仮装が脱ぎ捨てられた。姿を見せた如月は、眼前の二人に一切の感情の起伏が無いことに違和感を持つ。
「人が大量に死んだと言うのに、何故冷静でいられるんだい?」
「別に誰が死のうがうちには関係無い。この世界で人が死ぬなんて日常茶飯事だろ、今更何も思わない」
「腹立たしいですが、夜葉と同感です」
意見の一致が癪に障ったのか、二人は反発するようにそっぽを向き合う。如月は下卑た笑みを浮かべながら眼前のやり取りを見ていた。
「君達もこちら側の人間か。まあ、此処で死んでもらうけど」
「こちら側? お前等と同じにするなよゴミ共」
ふわりと持ち上げられた刀が袈裟斬りの要領で急激に落下を辿る。だが刀を振り下ろす寸前の茉白が夜羅により突き飛ばされた。そのまま地面に押し倒した夜羅は護るように覆い被さる。間髪入れずに屋台のぬいぐるみが急激な熱を帯び、激烈な熱風と轟音を撒き散らした。
「挑発に乗らないで下さい夜葉!!」
販売されていたぬいぐるみの連続的な誘爆。光の概念さえ否定するような爆発は、辺りの景色を捻じ曲げて視界全てを灼熱へと塗り替える。
「随分と手荒な歓迎をしてくれますね」
爆発により削り取られた景色。建物の壁面や大通りは捲れあがり、標識や信号機ですらへし折れていた。先程までの日常は一瞬にして消え去り、今や呼吸をするだけでも肺が焼けるような地獄さながらの光景が広がっていた。
「あの野郎……何処行きやがった」
へし折れた電柱に身体を穿たれた者が、口から形容し難い液体を吐き出して生命活動を終えている。飛散したガラス片が全身に突き刺さり、大量に出血して絶命する者も見受けられた。そんな荒れ果てた中を浮遊する蒼白の霊魂。夜羅の喚び出した霊魂が無数に繋がり盾と化すことにより、二人は爆発の衝撃をやり過ごしていた。
「まずは、貴女が無事で良かったです」
浮かぶは不器用で小さな笑み。夜羅が覆い被さることにより至近距離でかち合う視線。互いの綺麗な顔立ちが、互いの視界に鮮明に映る。
「助かった。でも早く降りろ」
見上げる深紫の瞳と、見下ろす闇のような漆黒の瞳。夜羅の大人びたサイドテールの髪が、下にいる茉白の顔を撫でるように落ちた。
「このまま貴女を殺しましょうか? 毒蛇を葬る絶好の機会です」
「やんのかよ」
「冗談ですよ」
「なら、この箒を早くどけろ」
「箒じゃありません、私のサイドテールです」
素直に降りた夜羅は茉白に手を貸すと優しく引っ張り起こす。小さく感謝を述べた茉白は周囲を見渡し眉を顰めた。瞳に映るは灼熱に取り込まれた街並み。此処ら一帯は、もはや街としての機能を完全に失っていた。
「やっぱりまだ居るみたいだな」
小気味の良いBGMが屋台を盛り上げる。ポケットに手を入れたまま煙草を咥える茉白は、立ち込める煙越しに如月を正視した。
「あれが如月ですか。確かに貴女の言う通り、同じぬいぐるみがたくさん売られていますね」
少し離れた建物の影より様子を伺う二人。以前と同じく風船が配られており、子供達はみな幸せそうな笑みを浮かべていた。
「そういえば、ぬいぐるみの頭を千切ってしまったので新しいのを買いましょうか? 右から二番目の水色のくまさんはどうでしょうか?」
遠目に確認した茉白は素直に可愛いという感情を抱くも、千切られた熊を思い出して首を横に振った。
「盗聴器が入ってるんだろ?」
「あれも入っていますね。要りますか? お金ならありますよ」
黒色の可愛らしい財布を取り出して首を傾げる夜羅だが、煽りだと判断し呆れ返った茉白が大きくため息をついた。
「要らねえよ。ほんっとサイコパスだよな」
「頭を千切った時にあれだけ落ち込んでいたくせに?」
特大の舌打ちと共に目が逸らされた。如月から目を離さない夜羅が財布をしまいながら小声で問う。
「ところで、此処は私が行くべきでしょうか? 貴女は顔も割れていますから」
「誰が行こうが同じだ。情報を持っていれば聞き出し、そうでなければ殺す。それだけの話だろ」
煙草をポイ捨てせずに手中で灰にした茉白は多大な殺意を纏う。そして、ガードレールを飛び越えて如月へと躊躇わずに歩み寄った。
「ちょっと夜葉……!!」
「回り諄いのはごめんだ。こっちは相方を殺られてんだよ」
「この単細胞。少しは考えて下さい」
単純明快な、殺すことのみを言わずと提示する殺意。人を一切寄せ付けない雰囲気に子供達の視線が集まり、茉白の口角が歪に吊り上がる。
「よう、ピエロ野郎」
呼び掛けとほぼ同時に交差する視線。日本刀を具現化しようと試みる茉白の腕を、夜羅が優しく手を置くことで制した。そのまま二度手を打ち鳴らした夜羅は子供達の意識を自身へと向けさせる。
「皆、せっかくお楽しみの所をごめんなさい。お姉さん達はこのお店の人に大事なお話があるのです。屋台はお終いみたいなので、今日は解散していただけますか? 遅くまで遊んでいるとこわーい鬼さんが来ますよ。この人のように」
「くそが、誰が鬼だよ」
指差された茉白は不貞腐れてそっぽを向いた。子供達になるべく優しい顔で帰宅を促す夜羅は、不器用な微笑みを浮かべながら説得する。子供達は口々に残念がりながらも散り散りとなり、残った三人の間には異様な空気が流れた。ピエロの仮想をした男は気まずそうに後頭部を掻く。握られていた風船は全て子供達に配られたのか、色とりどりに賑わっていた両手は今や寂しさを醸していた。
「ごめんね、風船はもう無くなってしまったんだ。ぬいぐるみならまだ残っているけれど、良かったらお一つどうかな? 君は昨日も来てくれていたし、誰も見ていないから特別に半額にしてあげるよ」
茉白に対して優しい笑みが向く。愛らしい熊がつぶらな瞳を惜しげも無く晒していた。
「……半額? それは盗聴器とGPS込みの値段か? 如月」
「なるほど、早速報復に来た訳かい。まさかもう正体が割れているとは」
「お前等の目的は何だ」
子供達が居なくなったことを確認した茉白は具現化した刀の切っ先を突き付ける。煌めく刀身には一切の迷いが無く、纏われた殺意を明確に映した。
「八十階での自爆の中、よく生きていたね。まさか飛び降りるだなんて予想だにしなかった。そっちの稀崎も、あの人数に囲まれて生きているのが不思議なくらいだよ」
「うちはそんなことを聞いているんじゃない」
切っ先が喉元を僅かに傷付け、つうっと流れ落ちた血液が静かに肌を伝う。両手を上げた如月からは焦りなど微塵も垣間見えず、それどころか醜悪な笑みが浮かべられた。
「まさか君達が盗聴器とGPSに気付くなんて思いもしなかったよ。全て僕の思惑通りさ」
「……何が言いたい?」
「体内に仕込んだ盗聴器からは微弱な電磁波を放出させているんだ。本命の、頭部に仕込んだ小型爆弾をカモフラージュする為にね」
小型爆弾、という言葉に鼓動が高鳴る。瞬間、立っているという事実が曖昧になるほどの、轟音を伴う地鳴りが引き起こる。広範囲の至る所で灼熱を巻き上げる爆発は、僅か数秒で人々を混乱へと陥れた。風に乗り運ばれてくる灰と、様々な物が燃えた際の嫌な匂いが充満する。そして暗くなってしまった空の中でも歪に映える黒煙や、異常を検知して鳴り響く警報。その中に混ざる焦燥を含んだ悲鳴。今この場は、様々な事象が混じり合い混沌とする。
「ああ、世界が浄化されてゆく……」
纏っていたピエロの仮装が脱ぎ捨てられた。姿を見せた如月は、眼前の二人に一切の感情の起伏が無いことに違和感を持つ。
「人が大量に死んだと言うのに、何故冷静でいられるんだい?」
「別に誰が死のうがうちには関係無い。この世界で人が死ぬなんて日常茶飯事だろ、今更何も思わない」
「腹立たしいですが、夜葉と同感です」
意見の一致が癪に障ったのか、二人は反発するようにそっぽを向き合う。如月は下卑た笑みを浮かべながら眼前のやり取りを見ていた。
「君達もこちら側の人間か。まあ、此処で死んでもらうけど」
「こちら側? お前等と同じにするなよゴミ共」
ふわりと持ち上げられた刀が袈裟斬りの要領で急激に落下を辿る。だが刀を振り下ろす寸前の茉白が夜羅により突き飛ばされた。そのまま地面に押し倒した夜羅は護るように覆い被さる。間髪入れずに屋台のぬいぐるみが急激な熱を帯び、激烈な熱風と轟音を撒き散らした。
「挑発に乗らないで下さい夜葉!!」
販売されていたぬいぐるみの連続的な誘爆。光の概念さえ否定するような爆発は、辺りの景色を捻じ曲げて視界全てを灼熱へと塗り替える。
「随分と手荒な歓迎をしてくれますね」
爆発により削り取られた景色。建物の壁面や大通りは捲れあがり、標識や信号機ですらへし折れていた。先程までの日常は一瞬にして消え去り、今や呼吸をするだけでも肺が焼けるような地獄さながらの光景が広がっていた。
「あの野郎……何処行きやがった」
へし折れた電柱に身体を穿たれた者が、口から形容し難い液体を吐き出して生命活動を終えている。飛散したガラス片が全身に突き刺さり、大量に出血して絶命する者も見受けられた。そんな荒れ果てた中を浮遊する蒼白の霊魂。夜羅の喚び出した霊魂が無数に繋がり盾と化すことにより、二人は爆発の衝撃をやり過ごしていた。
「まずは、貴女が無事で良かったです」
浮かぶは不器用で小さな笑み。夜羅が覆い被さることにより至近距離でかち合う視線。互いの綺麗な顔立ちが、互いの視界に鮮明に映る。
「助かった。でも早く降りろ」
見上げる深紫の瞳と、見下ろす闇のような漆黒の瞳。夜羅の大人びたサイドテールの髪が、下にいる茉白の顔を撫でるように落ちた。
「このまま貴女を殺しましょうか? 毒蛇を葬る絶好の機会です」
「やんのかよ」
「冗談ですよ」
「なら、この箒を早くどけろ」
「箒じゃありません、私のサイドテールです」
素直に降りた夜羅は茉白に手を貸すと優しく引っ張り起こす。小さく感謝を述べた茉白は周囲を見渡し眉を顰めた。瞳に映るは灼熱に取り込まれた街並み。此処ら一帯は、もはや街としての機能を完全に失っていた。
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