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05.身代わり魔女、騎士に監禁される
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「どうやら私がほかの魔物とは違うとか、結婚も可能とか知ったから気の迷いを起こしているようだけど、セレスと違って私は、人間の男は対象外なの」
「人間の男では満足できないということですか? 戦闘職なので体力には自信がありますよ。それにあなたは小柄なので俺のモノでも……」
「そういうことを言ってるんじゃないの! だいたい私は処女なんだからそのあたりはどうでもいいわよ!」
真っ赤になってアスターを遮ったら、
「処女!?」
アスターが驚いたように聞き返してきた。
「あ」
あわてて口を押さえたが時すでに遅し×3回目。
「これは口説き甲斐がありそうだ」
そう言ってアスターが手を伸ばし、カイエをぎゅっと抱き締める。
ぐりぐりと頬に頬ずりをされたかと思ったら、また首筋をクンクンされた。またか。この人、犬化の呪いが解けてない。おかしい、呪いをかけた魔物は殺したはずなのに。
カイエに執着しているのは「呪いを解いてくれたお姉さん」だからというか、「子犬の時に面倒を見てくれたお姉さん」だからなんじゃないだろうか。
だいたい十歳やそこらで恋愛感情を抱いたり、それを十数年も持続できたりするわけがない。
突然、アスターがぺろりと首筋を舐める。
「ひぃっ」
まったく予期していなかった出来事に、カイエは変な声をあげた。
それに気をよくしたのか、アスターは唇で首筋をついばんだり舌先で皮膚をくすぐったりし始めた。くすぐったい。とてもくすぐったい。
「やめ……やめて、アスター!」
ひゃははは、と色気のない笑い声をあげながらアスターの体を押しのけようとするが、本人の言う通り戦闘職の成人男性の腕はびくともしない。アスターのいたずらから逃れようと体をのけぞらせたら、余計に首筋をアスターへと差し出す形になってしまった。
カイエが特にくすぐったがるあたりを狙って、アスターがしつこく口づけを繰り返す。
夏場、二人でくっついているうえにじたばたと暴れたものだから、体が熱くなってきた。
暴れたからだけではない、妙な焦燥感のようなものも体の奥に感じる。
ああ、これはよくない。
アスターに勘付かれたら大変なやつだ。
「ねえ、本当にそろそろ離してよ」
カイエはそう言ってもう一度アスターの体を押してみたが、なんの効果もないどころか、唇を滑らせて鎖骨のあたりを舌先でくすぐり始める始末。
「……ンっ……」
妙な焦燥感が強まる。
体が熱い。体の奥も熱い。汗で長い黒髪が首筋に張り付く。
心臓がドキドキする。
アスターの体も熱を帯びてきたし、息遣いも少し上がってきたようだ。
「ね、もう……」
終わりにして、と、言いたかったのに、不意にアスターの片方の手がカイエの薄いシャツの裾をめくりあげた。
寝間着なので、簡易的なシャツの下は何も着ていない。
「ちょっと!」
あわてるカイエに構うことなく、アスターの舌先がぺろりとカイエの胸の頂を舐めた。皮膚が薄く敏感な場所だけに、今までとは段違いの刺激が走り抜け、思わず体を逸らす。
さっきの首筋と同じ展開になっていることに、カイエはまったく気が付かなかった。
アスターが突き出された乳房にむしゃぶりつく。舐めるなんてかわいいものではなかった。胸の先端を口に含んで舌先で転がしたり唇で引っ張ったり、周辺のふくらみに唇を這わせて吸い上げたり。
知識としては知っている。
こう見えてもとても長く生きているので。
だからアスターに性的に求められていることはわかった。だがカイエには経験がない。簡単には受け入れられない。
「……っ、調子に、乗らないでよ……っ」
竜騎士とはいえしょせんただの人間。いくら魔力が弱くなったとはいえ、カイエは創世の竜の力を受け継ぐ魔女だ。男一人くらい吹き飛ばせるはずだと魔力をかき集めようとしたが。
「!?」
触れている部分からアスターに魔力を吸い取られる。
――どういうことなの!?
魔力が弾かれたことはあるが、吸い取られたのは初めてだ。
むきになってありったけの魔力を集めようとしたが、やはりアスターに触れている部分から溶けるように、アスターの中に消えていく。
――どうして!?
これではこの男から逃れられない。
アスターの前では、ただの人間も同然ということではないか。
それでは困る。
アスターにいいように蹂躙されてしまう。
カイエが激しく動揺している隙に、アスターの大きな手がぬるっと下穿きの中に入り込む。
「ちょっと! どこ触って……いやあん!」
指先がちょうど陰核に触れたせいで、ものすっごい変な声が出てしまった。それに気づいたのか、胸元でいたずらを繰り返すアスターがくすりと笑う。
「なななななななによ、そっちが変なところ触……っ、あ……はぁ……んんっ」
指先が陰核をなでなでしたせいで、再びの変な声。
「カイエは、ものすごくかわいい声で鳴くんですね。これはクるなぁ」
アスターが顔を上げ、カイエを覗き込む。
「それに……気が付いていますか? ものすごくぬるぬるですよ」
下穿きの中の指が伸ばされ、陰核より奥を撫でる。あふれたぬるつきをカイエに自覚させるように、指先にぬるつきをまとわりつかせる。
「体の反応は人間と同じなんですね。そして子もなせる……素晴らしい……」
喜色をにじませた声で呟き、アスターが下穿きの中から指を引き揚げる。
そして再び両腕でぎゅっと抱き締められた。
先ほどと違うのは、下半身というか足の付け根のあたりに硬い何かが押し付けられたことだ。彼自身の昂ぶりであることはすぐにわかった。
長く生きてきたけれど、誰かにこんなに生々しい肉欲を向けられたのは初めてだ。
初めてのことには弱い。今までの経験則がまったく通用しないから。
カイエは混乱の極みにいた。
なんで?
どうして?
その言葉がずっと頭の中で繰り返されている。
答えは出ない。
「さっきよりにおいが濃くなりましたね。あなたのにおいは甘くて優しい。俺に反応してくれて嬉しいですよ。好きな人に反応してもらえるのって、格別ですね」
またしてもすりすりと頬ずりされる。
「このまま最後まで致したいところですが、神殿で動きがあったようです。騒動を収めてきますので、ここにいてください。部屋は自由に使ってくださってけっこうですが、外出はなさらないように。……たとえ逃げても、俺は逃す気はありませんけどね」
そう言って転移の魔法陣を輝かせて、アスターの姿が消える。
アスターの腕からようやく解放されたカイエは、その場にずるずると座り込んだ。
心臓がバクバクする。
とんでもないところを触られた。
そーっと寝間着のシャツの上から胸元を覗き込んでみると、バラ色の鬱血がいくつも散っていた。
バッと寝間着の胸元を抑える。
なんて生々しい欲情の痕跡。
あの人、おかしい。呪いでおかしくなってしまったに違いない。呪いは解けていなかったのだ。いや後遺症というべきか。ああもうどっちでもいい。
――私の魔力が通用しなかったのも、後遺症なのかしら。
そこは不思議だが、原因解明するつもりはない。
アスターに関わるとすっごくめんどくさそう、というのはわかった。
――逃げよう。
よっこらしょと立ち上がり、玄関に向かう。
が。
「なんっで、あかないのよっ」
玄関のノブを掴んだ瞬間、弾き飛ばされてしまった。
よくよく見たら淡く封印の魔法陣が玄関に浮かび上がっている。
これはもしかして、と窓に向かう。
窓も開かなかった。同じ封印が施されていた。
強固な「檻」に閉じ込められているようだ。
普通の人間では作れない強度だ。
「ふううん……?」
カイエは魔法陣を睨みつけた。
アスター・ヴェンデールという男はきれいな顔をしているが、なかなかゲスい。
ここに閉じ込めて、帰ってきてからゆっくりと料理しようというわけか。
「檻」にもアスターの自信が現れている。
アスターにはカイエ本体の魔力の強さも見えているはずだ。カイエ本体の魔力はとても弱い。この強度であれば破れない。カイエだけなら。
カイエを自分より非力な存在と思っているのだ。事実、アスターの魔力はとても強いけれど、その思い込みは癪に障る。
試しに指先に魔力を集めて魔法陣に撃ち込んでみる。
魔法陣がひときわ強く輝き、カイエの魔力を散らした。
魔力が使える。
それにさっきと違って吸い込まれない。
カイエの魔力が通じないのは、アスター本人だけらしい。
だったら話は簡単だ。
「人間のくせに生意気だわ。私を誰だと思ってるの?」
カイエは縦長の瞳孔を開くと、手のひらにセレスのうろこを呼び出した。
セレスのうろこをカイエが使えないと思ったら大間違いだ。
「人間の男では満足できないということですか? 戦闘職なので体力には自信がありますよ。それにあなたは小柄なので俺のモノでも……」
「そういうことを言ってるんじゃないの! だいたい私は処女なんだからそのあたりはどうでもいいわよ!」
真っ赤になってアスターを遮ったら、
「処女!?」
アスターが驚いたように聞き返してきた。
「あ」
あわてて口を押さえたが時すでに遅し×3回目。
「これは口説き甲斐がありそうだ」
そう言ってアスターが手を伸ばし、カイエをぎゅっと抱き締める。
ぐりぐりと頬に頬ずりをされたかと思ったら、また首筋をクンクンされた。またか。この人、犬化の呪いが解けてない。おかしい、呪いをかけた魔物は殺したはずなのに。
カイエに執着しているのは「呪いを解いてくれたお姉さん」だからというか、「子犬の時に面倒を見てくれたお姉さん」だからなんじゃないだろうか。
だいたい十歳やそこらで恋愛感情を抱いたり、それを十数年も持続できたりするわけがない。
突然、アスターがぺろりと首筋を舐める。
「ひぃっ」
まったく予期していなかった出来事に、カイエは変な声をあげた。
それに気をよくしたのか、アスターは唇で首筋をついばんだり舌先で皮膚をくすぐったりし始めた。くすぐったい。とてもくすぐったい。
「やめ……やめて、アスター!」
ひゃははは、と色気のない笑い声をあげながらアスターの体を押しのけようとするが、本人の言う通り戦闘職の成人男性の腕はびくともしない。アスターのいたずらから逃れようと体をのけぞらせたら、余計に首筋をアスターへと差し出す形になってしまった。
カイエが特にくすぐったがるあたりを狙って、アスターがしつこく口づけを繰り返す。
夏場、二人でくっついているうえにじたばたと暴れたものだから、体が熱くなってきた。
暴れたからだけではない、妙な焦燥感のようなものも体の奥に感じる。
ああ、これはよくない。
アスターに勘付かれたら大変なやつだ。
「ねえ、本当にそろそろ離してよ」
カイエはそう言ってもう一度アスターの体を押してみたが、なんの効果もないどころか、唇を滑らせて鎖骨のあたりを舌先でくすぐり始める始末。
「……ンっ……」
妙な焦燥感が強まる。
体が熱い。体の奥も熱い。汗で長い黒髪が首筋に張り付く。
心臓がドキドキする。
アスターの体も熱を帯びてきたし、息遣いも少し上がってきたようだ。
「ね、もう……」
終わりにして、と、言いたかったのに、不意にアスターの片方の手がカイエの薄いシャツの裾をめくりあげた。
寝間着なので、簡易的なシャツの下は何も着ていない。
「ちょっと!」
あわてるカイエに構うことなく、アスターの舌先がぺろりとカイエの胸の頂を舐めた。皮膚が薄く敏感な場所だけに、今までとは段違いの刺激が走り抜け、思わず体を逸らす。
さっきの首筋と同じ展開になっていることに、カイエはまったく気が付かなかった。
アスターが突き出された乳房にむしゃぶりつく。舐めるなんてかわいいものではなかった。胸の先端を口に含んで舌先で転がしたり唇で引っ張ったり、周辺のふくらみに唇を這わせて吸い上げたり。
知識としては知っている。
こう見えてもとても長く生きているので。
だからアスターに性的に求められていることはわかった。だがカイエには経験がない。簡単には受け入れられない。
「……っ、調子に、乗らないでよ……っ」
竜騎士とはいえしょせんただの人間。いくら魔力が弱くなったとはいえ、カイエは創世の竜の力を受け継ぐ魔女だ。男一人くらい吹き飛ばせるはずだと魔力をかき集めようとしたが。
「!?」
触れている部分からアスターに魔力を吸い取られる。
――どういうことなの!?
魔力が弾かれたことはあるが、吸い取られたのは初めてだ。
むきになってありったけの魔力を集めようとしたが、やはりアスターに触れている部分から溶けるように、アスターの中に消えていく。
――どうして!?
これではこの男から逃れられない。
アスターの前では、ただの人間も同然ということではないか。
それでは困る。
アスターにいいように蹂躙されてしまう。
カイエが激しく動揺している隙に、アスターの大きな手がぬるっと下穿きの中に入り込む。
「ちょっと! どこ触って……いやあん!」
指先がちょうど陰核に触れたせいで、ものすっごい変な声が出てしまった。それに気づいたのか、胸元でいたずらを繰り返すアスターがくすりと笑う。
「なななななななによ、そっちが変なところ触……っ、あ……はぁ……んんっ」
指先が陰核をなでなでしたせいで、再びの変な声。
「カイエは、ものすごくかわいい声で鳴くんですね。これはクるなぁ」
アスターが顔を上げ、カイエを覗き込む。
「それに……気が付いていますか? ものすごくぬるぬるですよ」
下穿きの中の指が伸ばされ、陰核より奥を撫でる。あふれたぬるつきをカイエに自覚させるように、指先にぬるつきをまとわりつかせる。
「体の反応は人間と同じなんですね。そして子もなせる……素晴らしい……」
喜色をにじませた声で呟き、アスターが下穿きの中から指を引き揚げる。
そして再び両腕でぎゅっと抱き締められた。
先ほどと違うのは、下半身というか足の付け根のあたりに硬い何かが押し付けられたことだ。彼自身の昂ぶりであることはすぐにわかった。
長く生きてきたけれど、誰かにこんなに生々しい肉欲を向けられたのは初めてだ。
初めてのことには弱い。今までの経験則がまったく通用しないから。
カイエは混乱の極みにいた。
なんで?
どうして?
その言葉がずっと頭の中で繰り返されている。
答えは出ない。
「さっきよりにおいが濃くなりましたね。あなたのにおいは甘くて優しい。俺に反応してくれて嬉しいですよ。好きな人に反応してもらえるのって、格別ですね」
またしてもすりすりと頬ずりされる。
「このまま最後まで致したいところですが、神殿で動きがあったようです。騒動を収めてきますので、ここにいてください。部屋は自由に使ってくださってけっこうですが、外出はなさらないように。……たとえ逃げても、俺は逃す気はありませんけどね」
そう言って転移の魔法陣を輝かせて、アスターの姿が消える。
アスターの腕からようやく解放されたカイエは、その場にずるずると座り込んだ。
心臓がバクバクする。
とんでもないところを触られた。
そーっと寝間着のシャツの上から胸元を覗き込んでみると、バラ色の鬱血がいくつも散っていた。
バッと寝間着の胸元を抑える。
なんて生々しい欲情の痕跡。
あの人、おかしい。呪いでおかしくなってしまったに違いない。呪いは解けていなかったのだ。いや後遺症というべきか。ああもうどっちでもいい。
――私の魔力が通用しなかったのも、後遺症なのかしら。
そこは不思議だが、原因解明するつもりはない。
アスターに関わるとすっごくめんどくさそう、というのはわかった。
――逃げよう。
よっこらしょと立ち上がり、玄関に向かう。
が。
「なんっで、あかないのよっ」
玄関のノブを掴んだ瞬間、弾き飛ばされてしまった。
よくよく見たら淡く封印の魔法陣が玄関に浮かび上がっている。
これはもしかして、と窓に向かう。
窓も開かなかった。同じ封印が施されていた。
強固な「檻」に閉じ込められているようだ。
普通の人間では作れない強度だ。
「ふううん……?」
カイエは魔法陣を睨みつけた。
アスター・ヴェンデールという男はきれいな顔をしているが、なかなかゲスい。
ここに閉じ込めて、帰ってきてからゆっくりと料理しようというわけか。
「檻」にもアスターの自信が現れている。
アスターにはカイエ本体の魔力の強さも見えているはずだ。カイエ本体の魔力はとても弱い。この強度であれば破れない。カイエだけなら。
カイエを自分より非力な存在と思っているのだ。事実、アスターの魔力はとても強いけれど、その思い込みは癪に障る。
試しに指先に魔力を集めて魔法陣に撃ち込んでみる。
魔法陣がひときわ強く輝き、カイエの魔力を散らした。
魔力が使える。
それにさっきと違って吸い込まれない。
カイエの魔力が通じないのは、アスター本人だけらしい。
だったら話は簡単だ。
「人間のくせに生意気だわ。私を誰だと思ってるの?」
カイエは縦長の瞳孔を開くと、手のひらにセレスのうろこを呼び出した。
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