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01.公爵令嬢、前世を思い出す
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ブラントシュタイン公爵の娘ロザリンデ(十四歳)は、運動神経があまりよろしくなかった。
だから乗馬はあまり得意ではなかったのだが、「この馬はおとなしいから」「天気もいいし」「最近ふさぎ込んでいるみたいだから気分転換に」という婚約者であるルシアン・エルンベルク第一王子の言葉を真に受けて、失敗した。
確かにルシアンが用意した馬はおとなしかった。きれいな雌馬だった。彼女は乗馬に慣れずぎこちないロザリンデに合わせてくれた……だから悪いのはロザリンデ自身である。
馬の動きについていけず、落馬した。
それは、ある晴れた秋の日の午後のことだった。
***
――ううーん、これがわたくし?
事故から三日後、ようやく意識がはっきりしてきたロザリンデはベッドから抜け出し、自室のドレッサーを覗き込みながら、ぺたぺたと自分の顔を触っていた。
鏡の中に、それはハッとするような美少女がいる。
緑色の瞳がロザリンデ自身を見返す。
赤い髪の毛はくるくるとうねり、腰よりも長い。なのにつややかで毛先まできれいだ。ちゃんと手入れされている。
白くてシミひとつない顔もそう。日焼けに注意し、保湿に気を遣っている。
そして手。ささくれもひびわれもない。苦労をしていない手。爪もきれいに整えられている。
それはそう、だってロザリンデはブラントシュタイン公爵の一人娘なのだから。
ロザリンデは自分のことがわかる。わかるのだけど、不思議なことに今の彼女にはもうひとつの記憶があった。
タナカ・リナ、二十六歳。会社員。
関東の片隅に育ち、東京の大学を出て都内で就職。
仕事は忙しくて、毎日夜遅くまで会社に残っていた。
最後のひとふんばりのために、残業中にエナジードリンクを飲むことが日課になっていた。その日もそう。
夜のオフィスでエナジードリンクを飲んで気持ち悪くなり、椅子から転落。右側頭部を床に打ち付けたところで記憶が終わっている。
――落馬して私が打った場所だわ。
たんこぶができた右側頭部をなでながら、頭を打ったことで記憶が蘇ったらしいと悟る。
だが、問題はここからだ。
タナカ・リナの記憶の中に、このキツイ顔の美少女があった。
推しイラストレーター、リュンヌ先生が描く、女性向け恋愛ファンタジー小説の挿絵の中で。
作品名、『白き聖女と蒼き運命』。五巻まで出ていて、好評続刊中。タナカ・リナが愛読していた作品のひとつだ。
ヒロインは平民出身の聖女アデル・ヘスター。
ヒーローは第一王子ルシアン。
そして闇落ちして聖女の命を狙う悪役が……ロザリンデ・ブラントシュタイン。
――待って待って待って。小説の世界に転生ですって?
そんなバカな!
それも、よりにもよって悪役令嬢に転生!?
――ま、まだここが白聖女(※『白き聖女と蒼き運命』の略称)の世界とは限らないわ!
「お嬢様、ルシアン殿下がいらっしゃいました」
その時、ドアがノックされ、執事の声が響く。
えっと思う間もなくドアが開いて部屋に入ってきたのは、すらりとした体躯に凛々しい顔立ち、藍色の髪と瞳を持った少年。きらびやかな王子様衣装が眩しい。
二つ年上の、ルシアン・エルンベルク第一王子だった。
「ロザリー、もう起きて大丈夫なのか?」
ルシアンの心配そうな声音に、ロザリンデの心臓が、ドキンと一回大きく跳ねた。
同時に、脳裏にリュンヌ先生の美麗イラストが走り抜ける。
あのイラストがリアルになっている。見間違えるわけがない。何度繰り返し眺めたことか。
タナカ・リナはリュンヌ先生の大ファンだった。
作家買いならぬイラストレーター買いをしていたほどである。
中でも白聖女はカラーピンナップつきだったし、ルシアンというキャラクターがどストライクだったこともあって、お気に入りだった。
イラスト集出してくれたらいいのに限定生産でも買う、と思っていたほどである。
――なんて美しいの……ッ!
興奮しすぎたせいで、ふうっと意識が遠のく。
ルシアンのあわてる声が聞こえた、気がした。
忘れていたが、ロザリンデの体はあまり丈夫ではないらしく、しょっちゅう熱を出してはルシアンの見舞いを受けていたため、王子様にもかかわらずルシアンは勝手知ったる我が家のようにロザリンデの部屋を訪れるのだった。
***
意識を取り戻したあと、ロザリンデはベッドの中でじっくりと考えた。
ここは間違いなく、白聖女の世界だ。
さっきまで部屋にいてロザリンデをなでまわしていた両親に記憶が混乱しているフリをして(いや、混乱しているのは事実だが)いろいろ聞いてみたところ、白聖女で出てきた設定がいっぱい出てきたからである。
他世界の空似、ではなさそうだ。
そうなると、当然ストーリーも白聖女通りに進むのだろう。
困ったことになった。
ロザリンデはヒーローとヒロインの純愛を邪魔する悪役である。
かわいいタイプの悪役令嬢ではない。
ヒロインの命を狙う本物の悪役だ。
古今東西、悪役に明るい未来が来たためしはない。
作中のロザリンデは、婚約者であるルシアンのことが好きだった。
一方のルシアンは、ブラントシュタイン公爵に後ろ盾になってもらう代わりに押し付けられたロザリンデのことを、疎ましく思っていた。
ルシアンの父はこの国の国王。そしてルシアンの母親はこの国でも力のある貴族の家の出身だったが、ルシアンが生まれて間もなく、政敵たる人物の画策で失脚し、ルシアンの母も赤ん坊のルシアンを残して急逝した。ルシアンは生後間もなく、母親と後ろ盾を失ってしまったのである。
そして政敵が後妻を送り込み、後妻が男児(テオドール第二王子)を出産したことから目に見えてルシアンを狙うようになった。ルシアンを心配した国王は有力貴族の一人、ブラントシュタイン公爵(ロザリンデの父)に後ろ盾を依頼し、後妻の一族が勢力を強めることに反対していたブラントシュタイン公爵も承諾。ルシアンの後ろ盾になる口実として、ルシアンとロザリンデは婚約した。
ルシアンが七歳、ロザリンデが五歳の時の話だ。
だからロザリンデはルシアンと幼い頃から親交がある。
作中のロザリンデは、ルシアンが自分に強く出られないことをいいことにわがまま放題の、高慢な人物として描かれていたものだ。
ルシアンが控えめだけれど芯が強くて頑張り屋の聖女アデルに心を奪われるのは、当然のことだった。
そしてルシアンの心が聖女アデルへと移るのを目の当たりにして、ロザリンデは闇落ちする。
人を雇ったり毒を使ったり、やりたい放題。
作品の途中で悪事がバレてロザリンデはルシアンから婚約破棄される。そのせいでさらに荒れる……という……。
つまりロザリンデは大変イタイ人物なのである。
この話、完結していないからロザリンデがどうなるのかはわかっていないが、ルシアンに悪事はバレているし相当怒りは買っているし、やっていることがえげつないので、絶対にルシアンから断罪される。逆にされなかったら読者が暴動を起こすというものだ。
正直に言おう。タナカ・リナはロザリンデのことがあまり好きではなかった。
悪役好きの読者には人気があったみたいだけど、考えが幼稚で行動が極端で。毎巻イライラしながら読んでいたのだ。
――なんでよりにもよってそんな人物に生まれ変わるのかなぁ……。
確かにこの作品の推しキャラはルシアンだった。
ロザリンデはルシアンの婚約者だから、ルシアンをもっとも間近に眺められる立ち位置ではあるけれど、その彼から憎まれ断罪される未来が待っている。嬉しくない。
でもいざロザリンデになってみると、怒るのも無理はないとは思う。
ロザリンデはルシアンのことが好きだし、彼女は正当な婚約者だ。
――いくら大人の都合で結ばれた関係とはいえ、先に不義理を働いたのはルシアン殿下だものね。
だからって、聖女を排除したところでルシアンとの関係がよくなることはないのだが。
闇落ち→悪役令嬢化してしまったら、破滅は免れられないわけだ。
破滅はいやだ。
ルシアンに憎まれるのもいや。推しに憎まれるなんて悲しすぎる。むしろ自分は一ファンとしてルシアンと聖女の恋を応援したいくらいなのに。
そのための解決策はひとつしかない。
「ルシアン殿下と距離をとろう(物理的に)」
実にシンプル。
舞台にいなければいいのだ。ヒーローとヒロインのそばにいなければ闇落ちも悪役化もしない。
留学しよう。できれば十年くらい。なんならそのまま帰ってこなくてもいい。
遠い外国で、おとなしく、穏やかに過ごすのだ。
物語から静かに退場すれば、破滅のシナリオは回避できるはず。
ところが。
だから乗馬はあまり得意ではなかったのだが、「この馬はおとなしいから」「天気もいいし」「最近ふさぎ込んでいるみたいだから気分転換に」という婚約者であるルシアン・エルンベルク第一王子の言葉を真に受けて、失敗した。
確かにルシアンが用意した馬はおとなしかった。きれいな雌馬だった。彼女は乗馬に慣れずぎこちないロザリンデに合わせてくれた……だから悪いのはロザリンデ自身である。
馬の動きについていけず、落馬した。
それは、ある晴れた秋の日の午後のことだった。
***
――ううーん、これがわたくし?
事故から三日後、ようやく意識がはっきりしてきたロザリンデはベッドから抜け出し、自室のドレッサーを覗き込みながら、ぺたぺたと自分の顔を触っていた。
鏡の中に、それはハッとするような美少女がいる。
緑色の瞳がロザリンデ自身を見返す。
赤い髪の毛はくるくるとうねり、腰よりも長い。なのにつややかで毛先まできれいだ。ちゃんと手入れされている。
白くてシミひとつない顔もそう。日焼けに注意し、保湿に気を遣っている。
そして手。ささくれもひびわれもない。苦労をしていない手。爪もきれいに整えられている。
それはそう、だってロザリンデはブラントシュタイン公爵の一人娘なのだから。
ロザリンデは自分のことがわかる。わかるのだけど、不思議なことに今の彼女にはもうひとつの記憶があった。
タナカ・リナ、二十六歳。会社員。
関東の片隅に育ち、東京の大学を出て都内で就職。
仕事は忙しくて、毎日夜遅くまで会社に残っていた。
最後のひとふんばりのために、残業中にエナジードリンクを飲むことが日課になっていた。その日もそう。
夜のオフィスでエナジードリンクを飲んで気持ち悪くなり、椅子から転落。右側頭部を床に打ち付けたところで記憶が終わっている。
――落馬して私が打った場所だわ。
たんこぶができた右側頭部をなでながら、頭を打ったことで記憶が蘇ったらしいと悟る。
だが、問題はここからだ。
タナカ・リナの記憶の中に、このキツイ顔の美少女があった。
推しイラストレーター、リュンヌ先生が描く、女性向け恋愛ファンタジー小説の挿絵の中で。
作品名、『白き聖女と蒼き運命』。五巻まで出ていて、好評続刊中。タナカ・リナが愛読していた作品のひとつだ。
ヒロインは平民出身の聖女アデル・ヘスター。
ヒーローは第一王子ルシアン。
そして闇落ちして聖女の命を狙う悪役が……ロザリンデ・ブラントシュタイン。
――待って待って待って。小説の世界に転生ですって?
そんなバカな!
それも、よりにもよって悪役令嬢に転生!?
――ま、まだここが白聖女(※『白き聖女と蒼き運命』の略称)の世界とは限らないわ!
「お嬢様、ルシアン殿下がいらっしゃいました」
その時、ドアがノックされ、執事の声が響く。
えっと思う間もなくドアが開いて部屋に入ってきたのは、すらりとした体躯に凛々しい顔立ち、藍色の髪と瞳を持った少年。きらびやかな王子様衣装が眩しい。
二つ年上の、ルシアン・エルンベルク第一王子だった。
「ロザリー、もう起きて大丈夫なのか?」
ルシアンの心配そうな声音に、ロザリンデの心臓が、ドキンと一回大きく跳ねた。
同時に、脳裏にリュンヌ先生の美麗イラストが走り抜ける。
あのイラストがリアルになっている。見間違えるわけがない。何度繰り返し眺めたことか。
タナカ・リナはリュンヌ先生の大ファンだった。
作家買いならぬイラストレーター買いをしていたほどである。
中でも白聖女はカラーピンナップつきだったし、ルシアンというキャラクターがどストライクだったこともあって、お気に入りだった。
イラスト集出してくれたらいいのに限定生産でも買う、と思っていたほどである。
――なんて美しいの……ッ!
興奮しすぎたせいで、ふうっと意識が遠のく。
ルシアンのあわてる声が聞こえた、気がした。
忘れていたが、ロザリンデの体はあまり丈夫ではないらしく、しょっちゅう熱を出してはルシアンの見舞いを受けていたため、王子様にもかかわらずルシアンは勝手知ったる我が家のようにロザリンデの部屋を訪れるのだった。
***
意識を取り戻したあと、ロザリンデはベッドの中でじっくりと考えた。
ここは間違いなく、白聖女の世界だ。
さっきまで部屋にいてロザリンデをなでまわしていた両親に記憶が混乱しているフリをして(いや、混乱しているのは事実だが)いろいろ聞いてみたところ、白聖女で出てきた設定がいっぱい出てきたからである。
他世界の空似、ではなさそうだ。
そうなると、当然ストーリーも白聖女通りに進むのだろう。
困ったことになった。
ロザリンデはヒーローとヒロインの純愛を邪魔する悪役である。
かわいいタイプの悪役令嬢ではない。
ヒロインの命を狙う本物の悪役だ。
古今東西、悪役に明るい未来が来たためしはない。
作中のロザリンデは、婚約者であるルシアンのことが好きだった。
一方のルシアンは、ブラントシュタイン公爵に後ろ盾になってもらう代わりに押し付けられたロザリンデのことを、疎ましく思っていた。
ルシアンの父はこの国の国王。そしてルシアンの母親はこの国でも力のある貴族の家の出身だったが、ルシアンが生まれて間もなく、政敵たる人物の画策で失脚し、ルシアンの母も赤ん坊のルシアンを残して急逝した。ルシアンは生後間もなく、母親と後ろ盾を失ってしまったのである。
そして政敵が後妻を送り込み、後妻が男児(テオドール第二王子)を出産したことから目に見えてルシアンを狙うようになった。ルシアンを心配した国王は有力貴族の一人、ブラントシュタイン公爵(ロザリンデの父)に後ろ盾を依頼し、後妻の一族が勢力を強めることに反対していたブラントシュタイン公爵も承諾。ルシアンの後ろ盾になる口実として、ルシアンとロザリンデは婚約した。
ルシアンが七歳、ロザリンデが五歳の時の話だ。
だからロザリンデはルシアンと幼い頃から親交がある。
作中のロザリンデは、ルシアンが自分に強く出られないことをいいことにわがまま放題の、高慢な人物として描かれていたものだ。
ルシアンが控えめだけれど芯が強くて頑張り屋の聖女アデルに心を奪われるのは、当然のことだった。
そしてルシアンの心が聖女アデルへと移るのを目の当たりにして、ロザリンデは闇落ちする。
人を雇ったり毒を使ったり、やりたい放題。
作品の途中で悪事がバレてロザリンデはルシアンから婚約破棄される。そのせいでさらに荒れる……という……。
つまりロザリンデは大変イタイ人物なのである。
この話、完結していないからロザリンデがどうなるのかはわかっていないが、ルシアンに悪事はバレているし相当怒りは買っているし、やっていることがえげつないので、絶対にルシアンから断罪される。逆にされなかったら読者が暴動を起こすというものだ。
正直に言おう。タナカ・リナはロザリンデのことがあまり好きではなかった。
悪役好きの読者には人気があったみたいだけど、考えが幼稚で行動が極端で。毎巻イライラしながら読んでいたのだ。
――なんでよりにもよってそんな人物に生まれ変わるのかなぁ……。
確かにこの作品の推しキャラはルシアンだった。
ロザリンデはルシアンの婚約者だから、ルシアンをもっとも間近に眺められる立ち位置ではあるけれど、その彼から憎まれ断罪される未来が待っている。嬉しくない。
でもいざロザリンデになってみると、怒るのも無理はないとは思う。
ロザリンデはルシアンのことが好きだし、彼女は正当な婚約者だ。
――いくら大人の都合で結ばれた関係とはいえ、先に不義理を働いたのはルシアン殿下だものね。
だからって、聖女を排除したところでルシアンとの関係がよくなることはないのだが。
闇落ち→悪役令嬢化してしまったら、破滅は免れられないわけだ。
破滅はいやだ。
ルシアンに憎まれるのもいや。推しに憎まれるなんて悲しすぎる。むしろ自分は一ファンとしてルシアンと聖女の恋を応援したいくらいなのに。
そのための解決策はひとつしかない。
「ルシアン殿下と距離をとろう(物理的に)」
実にシンプル。
舞台にいなければいいのだ。ヒーローとヒロインのそばにいなければ闇落ちも悪役化もしない。
留学しよう。できれば十年くらい。なんならそのまま帰ってこなくてもいい。
遠い外国で、おとなしく、穏やかに過ごすのだ。
物語から静かに退場すれば、破滅のシナリオは回避できるはず。
ところが。
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