追放、転生、完璧王子は反逆者!!!

ぱふもふ

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第二章公爵として

狼王と公爵の会談?

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「おら!死ね!デカイただのトカゲのくせにドラゴンとかカッコよく呼ばれやがって!」

「グ、グオオー(汗)」

俺は今、狼王の所に向かう途中で襲ってきた地竜(土竜だともぐらになっちゃうから地竜)と戦って(八つ当たりして)いた。あまりにも硬すぎるため地竜は『剣ではなくツルハシを持って戦え。』とまで呼ばれる。

案内をしてくれていた狼人が何かを感じ取ったように止まって…

「地竜がいます。この人数では討伐できません。時間がかかりますが迂回路に向かいましょう。地竜は比較的穏やかな竜種ですのですぐに引き上げれば追ってきません。」

…と提案してくれたが、魔法で無双することに快感をおぼえ、会談で大嫌いな政治的な話をしないといけなくなった事でストレスが貯まっていた俺は小グングニルを取り出し獣化『獅子』を使う。

「片付けてくるから近づくなよ!」

と言って地竜の所に向かう。

「ちょっと(その命で)ストレス発散に付き合ってくれ。」

誰がどう聞いても主人公の言葉とは思えない。

地竜が次々に飛ばしてくる大岩をグングニルで叩き割る。

全く効かないと悟った地竜は頭部の一本角を俺に向けて突撃してきた。王室図書館の竜図鑑によるとその角はとても硬く全てを貫くそうだ。つまりその攻撃は必殺技と言って良い。

「グゴゴー!!」

「面白い。ならばグングニルとどっちが硬いた勝負といこうか!」

百獣の王と化した俺の目は奴の角の先を正確に捉え、アメーナ様に鍛えられた槍術はそこに槍を当てることに成功する。体格と体重の差を考えれば次の瞬間には俺が吹き飛ぶと予想するだろう。だが、俺と地竜は互角の勝負をしていた。

地竜は埒が明かないと見て左右横の地面を隆起させ、俺の立っている地面に地割れを起こさせた。そして隆起させた左右横の地面を近づけて地割れを塞ごうたする。つまり地割れに飲み込まれる俺を圧死させようとしている。

「お前の技の選択は悪く……ないな……。だが、悪いのは…………お前の相手だ。!!!」

『竜巻』

俺が発生させた竜巻は圧倒的な重量を誇る地竜さえも空高くに巻き上げてしまった。俺は飛行して追撃、空でクルクル回っている地竜に近づいて竜巻を解除。その瞬間に地面に叩き落とすべく槍を叩きつける。

「グオオオオオオオ!」

ドッガーーーン!!!

地竜が地面に叩きつけられた。俺はそこに近づく。

「落下ダメージがガッツリ入ったな。お前の丈夫な鱗でもある岩がボロボロじゃないか。」

「ぐぉぉ……。」

もう抗う力がないようだ。声に覇気がない。俺は奴の角に槍を突いた。

「ベキ!」

「お、折れた~。じゃあグングニルの勝ちだな。」

俺は頭に槍を突いた。地竜は動きを止めて消滅していきドロップした素材だけが残った。いや、今回は少し違った。

「お!?これは『地竜の大剣』じゃないか!でもグングニルよりは弱いな(アタリメーだろう!byアメーナ様)まあ、くれるならもらっておこう。」

「あ!エラクレス殿(様)!ご無事ですか?!」

案内人とフィリクがやってきた。

「案内人殿が地竜の気配が消えたとおっしゃられたのできました。一応聞いておきますが地竜を倒したのですか?」

フィリクが聞いてきた。

「おう!勿論だ!」

俺は地竜の心臓を掲げた。案内人は察していたと思うが一瞬ビクッ!としていた。

「それじゃこれで迂回する必要がなくなったから、向かおうか!」

「「はっ!」」

それから一夜を野営(魔法で簡易砦を作った。)して2日目の昼頃に着いた。異世界の名物、魔物のオークの群れに夜襲をかけられたが、一体一体を丁寧に落雷で丸焼きにした。

そして、到着した。

「お待ちしておりました。私は狼王様の下で摂政を務めらせていただいております、グスタフと申します。」

一人の年老いた狼人の男がやって来て名乗った。

「私はネリーキア王国公爵エラクレスと申す。よろしく頼む摂政殿。」

俺は名乗り返した。

「では、これより狼王様が待っておられる天幕までお連れします。」

【ちなみに戦闘で付いた汚れや臭いは既にエラクレスの『クリーン』という魔法で消されている。】

暫く進んで一際大きい天幕でグスタフは止まった

「狼王様、エラクレス殿が参られました。中に入ってもよろしいでしょうか?」

「いいぞ~。」

ん?想像してた声と違う。

「それでは失礼します。」

俺はグスタフに連れられて中に入った。中には素朴だが、良さげな椅子があってその上には…………誰も座っていなかった。

「ん?あっ!いや、うっ!エ、エラクレス殿…しょ、少々お待ち下さい。」

グスタフは慌てた。ハハハ。摂政も大変だな。

「いえいえ、摂政殿……椅子の後ろにいらっしゃるではありませんか。」

「えー!なんでバレた?!伯父上にバレないように匂いも消していたのに~~~~。く、悔し~~。」

その声と共に椅子の後にから現れたのは……






蒼い髪と蒼い目の美少女だった。

青狼族か……。

「よくぞ参られた。余が偉大なる狼王エカだ。これからよろしく頼む、エラクレス殿。」

「こちらこそ、狼王様。」

こうして、狼王エカとの会談は始まった。
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