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第二章公爵として
決闘
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「あの大海竜を倒したときの事を聞かせてもらえないだろうか?」
「はい、わかりました。あのときは…………………。」
どうしてこうなった。嫌悪すべきである汚らしい政治的な話をすると思っていたのに狼王エカが聞いてきたのは領土問題でも貿易でもなく、俺の武勇伝だった。
何か企んでいる?と思ったこともあったが、彼女は目を輝かせて聞いているので目を合わしづらかった。
その目の輝きが武勇伝を聞いて喜んでいるからなのか、俺の情報を手に入れられているからなのかわからん。だから小グングニルのことはかくしている。
「……………となって最後はオリハルコンの槍(本当はグングニル)で逆鱗を貫き討伐に成功いたしました。」
「ほお!!!素晴らしい!!!あの大海竜は山を崩し、クラーケンを一蹴し、海の領域を広げた偉大なる大竜だ!!!それをたった一人で倒すとは…………この国はおろか、世界に二人と居るだろうか?!!のう、伯父う……いや、グスタフ!」
「いや~同感ですな、私も二人といないと思います。エラクレス殿は世界最強の戦士と言ってよろしいと思います。 」
「いやいや、そんな……この広い世界にはわからぬことばかりですよ。どこかに一人くらいは私と同じかそれ以上はいると思います。」
俺は自分は弱いと言って謙遜するのではなく、他にも同じようなやつがいると言って謙遜する。こうすれば煽っているように聞こえないはず……。
「決めた、グスタフ……余はこの最強の戦士を夫として迎える。異論はないな?父上……ベルナドット大王の遺言ではより遠き者、より強き者と交われだったなよな?」
「?????」(頭の整理がつかない最強の戦士)
「ははっ!異論はありません。」(遺言書を受け取った張本人)
「と、言うわけだ。これからよろしくな!我が夫!」
otto、オットー、おっと、夫!そういう意味か!
「い、いえ、そ、そんな…ことを急におっしゃられても困ります。ちち、あ、いえ、ネリーキア王とも相談しないことには……。」
ラノベだけだと思っていたぜ、強い男と結婚したがる女は!(ラノベだけどねby最高神ぱふもふ)
「そうか!それではネリーキアの王都に向かおう!グスタフ!準備せよ。」
「ははっ!」
「お待ちを!!!他の狼人達は大丈夫なのですか?」
「大丈夫だ!ベルナドット大王により狼人が武力統一されてからは王権はより強力になった。それに、狼人は武力を尊ぶ。口先では他人種を馬鹿にしたり狼人の誇りを語ったりしていても結局自分より強い者には従う。もし、どうしても従わない奴が居たらそなたが大海竜を倒したような力を見せつければ秒で従うだろう。」
エカは胸を張って言った。武力統一って、なんかすぐ滅びそうだな。ていうかベルナドット大王は結構若くして死んだんだな。なぜならその娘であるエカは見た目が12,3歳だからな。
「で、もう一つ頼みたいことがある。余と勝負してくれ。どれくらい強いのが知りたいのだ。これでも我が国で2番目に強いぞ!ベルナドット大王の右腕だった摂政グスタフには敵わないが。」
おい、まだ結婚については了承したつもりはないぞ。まあ、俺ではどうしょうもない事だから親父に任せるか。あとこの二人オーラから察していたがかなり強いようだ。勝負するくらい別にいっか。傷つけない程度にボコしてやろう。
「わかりました。」
「それでは練兵場に案内いたします。」
俺は二人に連れられて天幕を出て練兵場に向かった。練兵場には見るからに屈強な狼人の戦士が居た。
「あれが噂の?コソコソ」
「ああ、あの大海竜を倒した人だ。コソコソ」
「狼王様もご一緒だぞ。コソコソ」
「て、ことは戦うのか?コソコソ」
俺に気が付いた狼人の戦士達はコソコソ話をしている。大海竜って偉大なんだな~。
「ふふっ。小奴らにそなたが我が夫となる事を告げたらどういう顔をするのやら。」
エカが耳元で囁いてきた。まあ確かに興味はある。だが、その後は絶対に面倒事に早変わりするからやりたくはない。
「武器は取ったか?それではグスタフ、頼んだ。」
「承知しました。それではルール説明をします。勝敗は相手に降参させたら勝ち、相手を戦闘不能に追い込んでも勝ち。ですが、殺してはなりません。」
「わかりました。」
「それでは………始め!」
ビュッ!
「ん?速っや!」
ガキン!
やっぱつえー。いきなり初手獣化とかエグい。ちなみに武器はエカは二刀流で俺は一刀流。俺の得意武器は槍だが、それを使ってしまうとすぐに勝ってしまうから面白くない。
エカはスピードを活かして攻撃しては離脱を繰り返して俺を翻弄している。
まあ、俺には効果は全くないのだけど。
「おわ!」
俺は離脱しようとするエカの足に俺の足を引っ掛けて崩した。ここで剣を振り下ろして気絶させれば良いのだろうが……それもつまらない。体術もできる事を見せておこう。
俺は剣を放り捨ててエカの背中に飛びついてエカに膝をつかせて、エカの腕を封じ、エカの足の上に自分の足を乗っけて足も封じる。
「///お、おい!やめろ!こんな皆の前で……!///」
なんかエカが頬を赤らめているが、もしかしてこんな勝ち方をされたから怒ってる?俺は構わず降参を促す。
「戦闘不能……ではないですか?降参をオススメします。これ以上手荒な真似はしたくはありません。」
一国の王を殴って気絶させるなんて事はきっと良くないだろう。
「///て、手荒だと!何をする気だ!く、降参だ!!!///」
「勝者エラクレス殿!」
エカの降参により俺の勝利となった。
【だがエラクレスは知らなかった。この勝ち方がより面倒な事を引き起こすことになるとは……。】
「はい、わかりました。あのときは…………………。」
どうしてこうなった。嫌悪すべきである汚らしい政治的な話をすると思っていたのに狼王エカが聞いてきたのは領土問題でも貿易でもなく、俺の武勇伝だった。
何か企んでいる?と思ったこともあったが、彼女は目を輝かせて聞いているので目を合わしづらかった。
その目の輝きが武勇伝を聞いて喜んでいるからなのか、俺の情報を手に入れられているからなのかわからん。だから小グングニルのことはかくしている。
「……………となって最後はオリハルコンの槍(本当はグングニル)で逆鱗を貫き討伐に成功いたしました。」
「ほお!!!素晴らしい!!!あの大海竜は山を崩し、クラーケンを一蹴し、海の領域を広げた偉大なる大竜だ!!!それをたった一人で倒すとは…………この国はおろか、世界に二人と居るだろうか?!!のう、伯父う……いや、グスタフ!」
「いや~同感ですな、私も二人といないと思います。エラクレス殿は世界最強の戦士と言ってよろしいと思います。 」
「いやいや、そんな……この広い世界にはわからぬことばかりですよ。どこかに一人くらいは私と同じかそれ以上はいると思います。」
俺は自分は弱いと言って謙遜するのではなく、他にも同じようなやつがいると言って謙遜する。こうすれば煽っているように聞こえないはず……。
「決めた、グスタフ……余はこの最強の戦士を夫として迎える。異論はないな?父上……ベルナドット大王の遺言ではより遠き者、より強き者と交われだったなよな?」
「?????」(頭の整理がつかない最強の戦士)
「ははっ!異論はありません。」(遺言書を受け取った張本人)
「と、言うわけだ。これからよろしくな!我が夫!」
otto、オットー、おっと、夫!そういう意味か!
「い、いえ、そ、そんな…ことを急におっしゃられても困ります。ちち、あ、いえ、ネリーキア王とも相談しないことには……。」
ラノベだけだと思っていたぜ、強い男と結婚したがる女は!(ラノベだけどねby最高神ぱふもふ)
「そうか!それではネリーキアの王都に向かおう!グスタフ!準備せよ。」
「ははっ!」
「お待ちを!!!他の狼人達は大丈夫なのですか?」
「大丈夫だ!ベルナドット大王により狼人が武力統一されてからは王権はより強力になった。それに、狼人は武力を尊ぶ。口先では他人種を馬鹿にしたり狼人の誇りを語ったりしていても結局自分より強い者には従う。もし、どうしても従わない奴が居たらそなたが大海竜を倒したような力を見せつければ秒で従うだろう。」
エカは胸を張って言った。武力統一って、なんかすぐ滅びそうだな。ていうかベルナドット大王は結構若くして死んだんだな。なぜならその娘であるエカは見た目が12,3歳だからな。
「で、もう一つ頼みたいことがある。余と勝負してくれ。どれくらい強いのが知りたいのだ。これでも我が国で2番目に強いぞ!ベルナドット大王の右腕だった摂政グスタフには敵わないが。」
おい、まだ結婚については了承したつもりはないぞ。まあ、俺ではどうしょうもない事だから親父に任せるか。あとこの二人オーラから察していたがかなり強いようだ。勝負するくらい別にいっか。傷つけない程度にボコしてやろう。
「わかりました。」
「それでは練兵場に案内いたします。」
俺は二人に連れられて天幕を出て練兵場に向かった。練兵場には見るからに屈強な狼人の戦士が居た。
「あれが噂の?コソコソ」
「ああ、あの大海竜を倒した人だ。コソコソ」
「狼王様もご一緒だぞ。コソコソ」
「て、ことは戦うのか?コソコソ」
俺に気が付いた狼人の戦士達はコソコソ話をしている。大海竜って偉大なんだな~。
「ふふっ。小奴らにそなたが我が夫となる事を告げたらどういう顔をするのやら。」
エカが耳元で囁いてきた。まあ確かに興味はある。だが、その後は絶対に面倒事に早変わりするからやりたくはない。
「武器は取ったか?それではグスタフ、頼んだ。」
「承知しました。それではルール説明をします。勝敗は相手に降参させたら勝ち、相手を戦闘不能に追い込んでも勝ち。ですが、殺してはなりません。」
「わかりました。」
「それでは………始め!」
ビュッ!
「ん?速っや!」
ガキン!
やっぱつえー。いきなり初手獣化とかエグい。ちなみに武器はエカは二刀流で俺は一刀流。俺の得意武器は槍だが、それを使ってしまうとすぐに勝ってしまうから面白くない。
エカはスピードを活かして攻撃しては離脱を繰り返して俺を翻弄している。
まあ、俺には効果は全くないのだけど。
「おわ!」
俺は離脱しようとするエカの足に俺の足を引っ掛けて崩した。ここで剣を振り下ろして気絶させれば良いのだろうが……それもつまらない。体術もできる事を見せておこう。
俺は剣を放り捨ててエカの背中に飛びついてエカに膝をつかせて、エカの腕を封じ、エカの足の上に自分の足を乗っけて足も封じる。
「///お、おい!やめろ!こんな皆の前で……!///」
なんかエカが頬を赤らめているが、もしかしてこんな勝ち方をされたから怒ってる?俺は構わず降参を促す。
「戦闘不能……ではないですか?降参をオススメします。これ以上手荒な真似はしたくはありません。」
一国の王を殴って気絶させるなんて事はきっと良くないだろう。
「///て、手荒だと!何をする気だ!く、降参だ!!!///」
「勝者エラクレス殿!」
エカの降参により俺の勝利となった。
【だがエラクレスは知らなかった。この勝ち方がより面倒な事を引き起こすことになるとは……。】
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