46 / 57
第三章反逆王子
軋轢
しおりを挟む
「聞こえたかな?そういうわけですので義兄上には我ら獣王国の宣戦布告の使者となってお帰りいただきます。」
そういってルイナが運んできた葡萄ジュースを飲む。
「ななな…何を言っておるの…だ?」
(宣戦布告だと?エラクレスが?追放者が?下民が?娼婦の子が?)
フェンネには全く理解ができなかった。
「宣戦布告の使者として帰ってもらうと言っているのです。生き長らえて良かったですねw。」
(ああ、良いぞ。この想像と現実との圧倒的な差の前に理解が追いついてない感じ、ああ!最高だ。)
エラクレスは目の前の景色に優越感をおぼえた。
「おおお、おい!エラクレス!そんなことが許されると思っているのか?!貴様は下賤な娼婦の子であり、王家の恥晒しなのだぞ!そしてこの王太子の俺に僻地に追放されたのだぞ!」
ようやくエラクレスの言葉の意味が理解できたのかフェンネは捲し立てる……が。
「そういう類の言葉はもう聞き飽きた。連れて行け。」
控えていたゴブキン等がフェンネを掴んで無理やり連れて行こうとする。
「貴様は俺より圧倒的に下。下の下の下なのだ!それが…ま、待て!やめろ!俺は王太子だぞ!離せ!離…」
「おっと!大事なことを忘れてた!義兄上には生きて帰ってもらいますが、流石に侵略者にお咎めなしだとおかしいので、義兄上の鞭打ちツアーをやろうと思うので、心の準備をお願いします。ご安心を、他の捕虜も一緒ですので寂しくないですよ。」
「なんだと!この俺を鞭打ちだと?!許さ…」
バタン!
さらっととんでもないことを宣言するエラクレスに反論を最後まで言うことを許されずフェンネは連れ去られてしまった。
(さて、俺と龍たちにかかればネリーキア王国など一瞬で片付くが、それだと普段の魔物討伐と変わらないし、『王』である意味がない。『王』としてやはり大軍勢を率いなくてはな。)
「フィリク!」
「ここに!」
「キナーモら行政官や守備軍の諸将に戦の準備をするように命じよ。獅子王と虎王には俺が直接言っておいてやる。やられっぱなしじゃ癪だ。こうなったらこちらから攻め込んでやるぞ!」
「はっ…承知しました。」
今のは普段ハキハキと返事をするフィリクらしからぬ間であった。
「不満か?ネリーキア王国に楯突くのは?」
「いえ…決してそのようなことはございません。」
…と頭をさげたまま言うフィリク。彼の手は衣服を掴んでいた。
(『真偽判定』…『真』か。つまり、戦うことに異存は無し、か。ちょっと意外だな。転生者の俺とは違い、故郷に思い入れが強そうな気ごするが…まあ、良いとして、それじゃあ他のことに不満があるのだな。……カマをかけるか。)
「俺に嘘は通用しないことは知っているな?正直に話した方が信頼が揺るがないぞ。」
「この地に来た時に私は『エラクレス様の為されることに口を挟まぬ。』と申し上げました。」
「フィリク…真面目なのは結構だが、主君の求めに応じないのも考えものだと思わぬか?」
(ここまで俺に対して頑ななのは初めてだ。)
などと少しだけ驚きながらフィリクの返答を待った。しばらくすると意を決したのか話し始めた。
「それでは『申せ』と命じられたと思って申し上げます。私はエラクレス様の臣下であります。その御領地を侵す外敵を打ち払うことに何の異存もありませぬ。」
そこでフィリクは区切った。その隙にエラクレスは『真偽判定』を行うと結果は『真』であった。
「しかし、敵とは言え騎士の道に背くようなことは為されるべきではございません。大変申し上げにくいことですが、この度の鞭打ちツアーなるものはいかがなものかと。いかに敵が憎くとも敗者を必要以上に嬲るのは賛同しかねます。」
(『真』…『真』…『真』…)
諫言を続けるフィリクに継続して判定をするエラクレス。
「なるほど、お前の求めることはわかった。つまり、騎士道にもとづいて鞭打ちツアーをやめたら良いのか?」
「いえ…まだございます。」
「申してみよ。」
「………この度の戦も従来通り獣人達を動員なさるのですよね?」
フィリクの声は少し震えていた。
「そうだ。彼らの前で大見得を切ったのだし、彼らも戦いたがっている。それが問題なのか?」
(フィリクの言った通り今までも、と言っても一度だが、彼らを率いて戦って来た。今更なにが問題なのか。)
「恐れながら…彼らは騎士ではありませぬ!」
フィリクは強い口調で言い切った。
(あ~ね。やっとわかったよ。すっかり忘れてたよ。フィリク…お前は変わらないな。)
「騎兵と騎士って違うのよね?」
「あ~の~フィリク殿?騎士とはよくわからぬが、ビース都に居た頃に主君と神への忠誠を誓う者と聞いたが、主君からの叙任が必要なのであろう?」
「そもそも我らには騎士という身分制はないのだから、騎士ではないのは当然ではないか。獅子人は例外だが、獣人の多くは…例えば虎人や豹人、狼人は部落の長が部落をまとめ、それを部落の者が一丸となって支えて厳しい環境を生き延びる。その上に君臨するのが諸王であり、更に上にいらっしゃるのが我らが獣王陛下だ。何を今さら。」
フィリクの言に困惑したエカ、メリア、グリゼルダは各々疑問を口走る。
「騎士に求められる行いの中に『弱者への慈悲』があります。」
「「「ああん?じひぃ?なんでぇ?」」」
ネリーキア騎士の説明を始めるフィリクであるが、あまりエカ達に響かないようだ。
「人を豊かにする強大な力の持つ者の下に多くが集う。弱者は何も言わず強者に従えば良いのだ!」
「そ…そそそ、そして…弱きに上に立つ……資格は…ない。ただ…強者に縋るだ…け…。」
「まあ、その強者が慈悲をかけたければ勝手すれば良いだけですけどね。勝手にできる力があるわけ、ですから。」
(結局、誇り高いジークリンデと亡国の女王であるバルデグンドどころか、人族のルイナにも響かないようだ。ところで…)
「何も言わないどころか、ビービー喚いて従わなかった奴が何言っているんだ?」
「え!ええっとう…その…。」
奴隷服(上下一体で横から色々見える服)を着て仁王立ちして講釈垂れる姿にふと違和感を感じたから意地悪をしてしまうエラクレス。返答に困ってモジモジするジークリンデ。
「わかってる大丈夫だ。」
そう言うとほっとした表情になった…
ところを…
「い!イギギギギ!」
微量の電流を流され悶絶するジークリンデ。
「ハハハッ!引っかかったな。まあ、やってみたかっただけなんだけど。」
「エラクレス様!」
(おっと、ふざけすぎたようだ。フィリクが怒っている。)
「わかってる。だが、獣人を使わない事はできないし、軍紀を引き締めることもしない。」
エラクレスはきっぱりと言い切った。
(ここまで本気でぶつかり合ったことはないかもな。)
「な、なぜでございますか?!」
信じられないと言うように言い放った。ほぼほぼ反射的に言ってしまったのだろう。
だが…その瞬間…
この場の空気は一気に氷付いた。
その空気を放つ元凶…エラクレスは先ほどまでの鞭打ちツアーを宣言したり、電流を流したりしていた悪戯な笑顔は消え失せ、傲慢で見る人をゾッとさせるような笑顔をしていた。
「蹂躙がしたいから。」
エラクレスはゆっくりと言った。
「な…なんとおっしゃります?」
その声がフィリクに届くと冷たい空気のことなど忘れ、思わず自分の耳を疑った。
「圧倒的な力で反抗的な勢力や人を叩き潰すのが楽しい。そもそも気になっていたのだが、騎士道とは守る価値があるのか?傭兵となった冒険者はおろか、騎士爵や準男爵、果ては戦術の名目で荒らし回る侯爵、伯爵は挙げればきりがないぞ。」
(まあ、騎士道って守ることが名誉であって称賛されるけど、守らない奴の方が多いから、守らなくても多少評判が下がるだけなんだよね。)
しかしフィリクは諦めない。
「なりませぬ!なりませぬぞ!彼らは騎士の恥であり、または止むを得ずその道に墜ちてしまった悪い例です!エラクレス様はヴァロワ公爵であられます。その上!神々より与えられた並ぶ者なき才覚の持ち主であり、その御力は御自身の願望を叶えるためのみに使われるべきではありませぬ!」
猛弁を続けるフィリク。ここでエラクレスはふと思いついた。
(神々…ね…。)
ますます傲慢な表情を深めた。
そういってルイナが運んできた葡萄ジュースを飲む。
「ななな…何を言っておるの…だ?」
(宣戦布告だと?エラクレスが?追放者が?下民が?娼婦の子が?)
フェンネには全く理解ができなかった。
「宣戦布告の使者として帰ってもらうと言っているのです。生き長らえて良かったですねw。」
(ああ、良いぞ。この想像と現実との圧倒的な差の前に理解が追いついてない感じ、ああ!最高だ。)
エラクレスは目の前の景色に優越感をおぼえた。
「おおお、おい!エラクレス!そんなことが許されると思っているのか?!貴様は下賤な娼婦の子であり、王家の恥晒しなのだぞ!そしてこの王太子の俺に僻地に追放されたのだぞ!」
ようやくエラクレスの言葉の意味が理解できたのかフェンネは捲し立てる……が。
「そういう類の言葉はもう聞き飽きた。連れて行け。」
控えていたゴブキン等がフェンネを掴んで無理やり連れて行こうとする。
「貴様は俺より圧倒的に下。下の下の下なのだ!それが…ま、待て!やめろ!俺は王太子だぞ!離せ!離…」
「おっと!大事なことを忘れてた!義兄上には生きて帰ってもらいますが、流石に侵略者にお咎めなしだとおかしいので、義兄上の鞭打ちツアーをやろうと思うので、心の準備をお願いします。ご安心を、他の捕虜も一緒ですので寂しくないですよ。」
「なんだと!この俺を鞭打ちだと?!許さ…」
バタン!
さらっととんでもないことを宣言するエラクレスに反論を最後まで言うことを許されずフェンネは連れ去られてしまった。
(さて、俺と龍たちにかかればネリーキア王国など一瞬で片付くが、それだと普段の魔物討伐と変わらないし、『王』である意味がない。『王』としてやはり大軍勢を率いなくてはな。)
「フィリク!」
「ここに!」
「キナーモら行政官や守備軍の諸将に戦の準備をするように命じよ。獅子王と虎王には俺が直接言っておいてやる。やられっぱなしじゃ癪だ。こうなったらこちらから攻め込んでやるぞ!」
「はっ…承知しました。」
今のは普段ハキハキと返事をするフィリクらしからぬ間であった。
「不満か?ネリーキア王国に楯突くのは?」
「いえ…決してそのようなことはございません。」
…と頭をさげたまま言うフィリク。彼の手は衣服を掴んでいた。
(『真偽判定』…『真』か。つまり、戦うことに異存は無し、か。ちょっと意外だな。転生者の俺とは違い、故郷に思い入れが強そうな気ごするが…まあ、良いとして、それじゃあ他のことに不満があるのだな。……カマをかけるか。)
「俺に嘘は通用しないことは知っているな?正直に話した方が信頼が揺るがないぞ。」
「この地に来た時に私は『エラクレス様の為されることに口を挟まぬ。』と申し上げました。」
「フィリク…真面目なのは結構だが、主君の求めに応じないのも考えものだと思わぬか?」
(ここまで俺に対して頑ななのは初めてだ。)
などと少しだけ驚きながらフィリクの返答を待った。しばらくすると意を決したのか話し始めた。
「それでは『申せ』と命じられたと思って申し上げます。私はエラクレス様の臣下であります。その御領地を侵す外敵を打ち払うことに何の異存もありませぬ。」
そこでフィリクは区切った。その隙にエラクレスは『真偽判定』を行うと結果は『真』であった。
「しかし、敵とは言え騎士の道に背くようなことは為されるべきではございません。大変申し上げにくいことですが、この度の鞭打ちツアーなるものはいかがなものかと。いかに敵が憎くとも敗者を必要以上に嬲るのは賛同しかねます。」
(『真』…『真』…『真』…)
諫言を続けるフィリクに継続して判定をするエラクレス。
「なるほど、お前の求めることはわかった。つまり、騎士道にもとづいて鞭打ちツアーをやめたら良いのか?」
「いえ…まだございます。」
「申してみよ。」
「………この度の戦も従来通り獣人達を動員なさるのですよね?」
フィリクの声は少し震えていた。
「そうだ。彼らの前で大見得を切ったのだし、彼らも戦いたがっている。それが問題なのか?」
(フィリクの言った通り今までも、と言っても一度だが、彼らを率いて戦って来た。今更なにが問題なのか。)
「恐れながら…彼らは騎士ではありませぬ!」
フィリクは強い口調で言い切った。
(あ~ね。やっとわかったよ。すっかり忘れてたよ。フィリク…お前は変わらないな。)
「騎兵と騎士って違うのよね?」
「あ~の~フィリク殿?騎士とはよくわからぬが、ビース都に居た頃に主君と神への忠誠を誓う者と聞いたが、主君からの叙任が必要なのであろう?」
「そもそも我らには騎士という身分制はないのだから、騎士ではないのは当然ではないか。獅子人は例外だが、獣人の多くは…例えば虎人や豹人、狼人は部落の長が部落をまとめ、それを部落の者が一丸となって支えて厳しい環境を生き延びる。その上に君臨するのが諸王であり、更に上にいらっしゃるのが我らが獣王陛下だ。何を今さら。」
フィリクの言に困惑したエカ、メリア、グリゼルダは各々疑問を口走る。
「騎士に求められる行いの中に『弱者への慈悲』があります。」
「「「ああん?じひぃ?なんでぇ?」」」
ネリーキア騎士の説明を始めるフィリクであるが、あまりエカ達に響かないようだ。
「人を豊かにする強大な力の持つ者の下に多くが集う。弱者は何も言わず強者に従えば良いのだ!」
「そ…そそそ、そして…弱きに上に立つ……資格は…ない。ただ…強者に縋るだ…け…。」
「まあ、その強者が慈悲をかけたければ勝手すれば良いだけですけどね。勝手にできる力があるわけ、ですから。」
(結局、誇り高いジークリンデと亡国の女王であるバルデグンドどころか、人族のルイナにも響かないようだ。ところで…)
「何も言わないどころか、ビービー喚いて従わなかった奴が何言っているんだ?」
「え!ええっとう…その…。」
奴隷服(上下一体で横から色々見える服)を着て仁王立ちして講釈垂れる姿にふと違和感を感じたから意地悪をしてしまうエラクレス。返答に困ってモジモジするジークリンデ。
「わかってる大丈夫だ。」
そう言うとほっとした表情になった…
ところを…
「い!イギギギギ!」
微量の電流を流され悶絶するジークリンデ。
「ハハハッ!引っかかったな。まあ、やってみたかっただけなんだけど。」
「エラクレス様!」
(おっと、ふざけすぎたようだ。フィリクが怒っている。)
「わかってる。だが、獣人を使わない事はできないし、軍紀を引き締めることもしない。」
エラクレスはきっぱりと言い切った。
(ここまで本気でぶつかり合ったことはないかもな。)
「な、なぜでございますか?!」
信じられないと言うように言い放った。ほぼほぼ反射的に言ってしまったのだろう。
だが…その瞬間…
この場の空気は一気に氷付いた。
その空気を放つ元凶…エラクレスは先ほどまでの鞭打ちツアーを宣言したり、電流を流したりしていた悪戯な笑顔は消え失せ、傲慢で見る人をゾッとさせるような笑顔をしていた。
「蹂躙がしたいから。」
エラクレスはゆっくりと言った。
「な…なんとおっしゃります?」
その声がフィリクに届くと冷たい空気のことなど忘れ、思わず自分の耳を疑った。
「圧倒的な力で反抗的な勢力や人を叩き潰すのが楽しい。そもそも気になっていたのだが、騎士道とは守る価値があるのか?傭兵となった冒険者はおろか、騎士爵や準男爵、果ては戦術の名目で荒らし回る侯爵、伯爵は挙げればきりがないぞ。」
(まあ、騎士道って守ることが名誉であって称賛されるけど、守らない奴の方が多いから、守らなくても多少評判が下がるだけなんだよね。)
しかしフィリクは諦めない。
「なりませぬ!なりませぬぞ!彼らは騎士の恥であり、または止むを得ずその道に墜ちてしまった悪い例です!エラクレス様はヴァロワ公爵であられます。その上!神々より与えられた並ぶ者なき才覚の持ち主であり、その御力は御自身の願望を叶えるためのみに使われるべきではありませぬ!」
猛弁を続けるフィリク。ここでエラクレスはふと思いついた。
(神々…ね…。)
ますます傲慢な表情を深めた。
11
あなたにおすすめの小説
貞操逆転世界の「内助の功」~掃除と料理を極めた俺が、脳筋幼馴染を女王にするまで~
ありゃくね
ファンタジー
前世の記憶が目覚めたそこは、男女の貞操が逆転した異世界だった。
彼が繰り出すのは、現代知識を活かした「お掃除アイテム」、そして胃袋を掴む「絶品手料理」。 ただ快適に暮らしたいだけのマシロの行動は、男に飢えた女騎士たちを狂わせ、国の常識さえも変える一大革命へと繋がっていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる