410 / 621
28 完遂の王子様
3
しおりを挟む
そこから黙ってしまったお姉さん。
俺も黙って....無言の二人を乗せたまま、車が向かった先は。
「はい、着いたわよ」
「.....はぁ.....」
あまり、自分から来たいとは思えない場所。
真っ白な建物の上に掲げられた看板には病院の文字。
俺、別にどこも悪くないですよ?
お姉さんの付き添い....ってことは、ないですよね?
じゃあ、なんでここに?
夕方で閉まっている正面玄関を通りすぎて、緊急の赤いランプがついてる小さい玄関の前で車が止まった。
先に降りたお姉さんは、扉の脇についてるインターホン越しに何か話していて。
そこから離れてお姉さんが扉の前に立つと、音もなくそれは自動で開いた。
どうぞって、出迎えられてる、のかな?
運転手さんに車の扉を開けられても、状況が理解できてなくて固まってる俺に。
お姉さんは「置いてくわよ」って....スタスタ建物の中へ吸い込まれてく。
俺にもわかるように説明してください~
俺も黙って....無言の二人を乗せたまま、車が向かった先は。
「はい、着いたわよ」
「.....はぁ.....」
あまり、自分から来たいとは思えない場所。
真っ白な建物の上に掲げられた看板には病院の文字。
俺、別にどこも悪くないですよ?
お姉さんの付き添い....ってことは、ないですよね?
じゃあ、なんでここに?
夕方で閉まっている正面玄関を通りすぎて、緊急の赤いランプがついてる小さい玄関の前で車が止まった。
先に降りたお姉さんは、扉の脇についてるインターホン越しに何か話していて。
そこから離れてお姉さんが扉の前に立つと、音もなくそれは自動で開いた。
どうぞって、出迎えられてる、のかな?
運転手さんに車の扉を開けられても、状況が理解できてなくて固まってる俺に。
お姉さんは「置いてくわよ」って....スタスタ建物の中へ吸い込まれてく。
俺にもわかるように説明してください~
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
893
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる