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発情期のΩは、萩野家には都合がいい。
フェロモンを強制的に操作する術を得た代償、萩野の血が招いた遺伝病。気の高ぶりが発情に直結。他のαなら、抱くか抜けば余裕で静まるαの発情が収まるまで時間がかかる。無理強いさえ貪欲に受け止めるΩの発情は、俺達萩野の長時間の処理に向いているからな。発情期が来ていないΩでは、正気を保ったままでは対応仕切れず壊れる。
しかも、俺の場合は自分の発情に狂って力加減を忘れ必ず相手を壊してしまう。相手が気を失ったあとも、自分の発情が失せるまで抱き潰すから力付くで引き離される。
由良の発情期がどれだけ俺を満足させるか、由良を久しぶりに抱いたときに感じたあの快感。今まではただの処理行為だった性交が、気持ち良く感じたあの高揚が更に得られるのかと期待が高まっていた、のに。
フェロモンを強制的に操作する術を得た代償、萩野の血が招いた遺伝病。気の高ぶりが発情に直結。他のαなら、抱くか抜けば余裕で静まるαの発情が収まるまで時間がかかる。無理強いさえ貪欲に受け止めるΩの発情は、俺達萩野の長時間の処理に向いているからな。発情期が来ていないΩでは、正気を保ったままでは対応仕切れず壊れる。
しかも、俺の場合は自分の発情に狂って力加減を忘れ必ず相手を壊してしまう。相手が気を失ったあとも、自分の発情が失せるまで抱き潰すから力付くで引き離される。
由良の発情期がどれだけ俺を満足させるか、由良を久しぶりに抱いたときに感じたあの快感。今まではただの処理行為だった性交が、気持ち良く感じたあの高揚が更に得られるのかと期待が高まっていた、のに。
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