可愛いΩのナカセカタ

三日月

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番外編

お酒に御用心 10

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 由良のことは、ずっと大好きだったし。疾風様から凄く大事にされてるのは、凄く凄くわかっていたつもりだったんだけど。もぅ、この二人の関係は、僕がわかるようなレベルじゃないんだって頭の中に深く深く刻まれた。だって、αなのにうなじなんか噛まれて、こんな嬉しそうな顔、僕には出来ないっ


「お前ら、驚きすぎ。
 いつまでバカみたいに口開けてんだよ・・・身体洗い終わったら、シャワーで流すから急げ」


 呆れた疾風様にため息をつかれたけど、驚くに決まってる!ここでなにが起こってるのか全くわかっていない風音は、シャワーが怖くて泣き出して疾風様にあやされている。こんなに凄いことが起こってるのに、わからないのはかわいそうだなあと思う。
 全員で一緒にシャワーを浴びて、湯船に浸る。隣の疾風様をぼんやり眺めながら。あぁ本当に由良は凄いなぁと。大好きな由良が、もっともっと大大大好きになっていた。疾風様をΩ扱いできるなんて、凄すぎる!由良は、最強の孕親だっ

 最強の疾風様と最強の由良の子どもに生まれて良かった。何回も何回も思っていたけど。うん、本当に良かった!

 由良もきっと。疾風様を噛めたこと、喜んでるよねってこのときは思い込んでいたんだけど。

 この日、幼稚園に送ってくれたのも迎えに来たのも疾風様で、家に帰ったら由良は疾風様に怯えているように見えた。疾風様は、朝よりも超がいっぱいつくくらいに嬉しそうだったのに。
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