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1 始業式
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ヤマは、一人離れ小島の生徒会長の机が嫌で、今は俺の隣に椅子を持参。
貰ったチョコレートを摘まみながら、「主席入学する義務として受けろとか言われたなぁ」と小さくぼやいているが、斜め前の杉本先輩の耳には届いてなかったようだ。
「今年の新入生代表は、学園長の甥っ子、微笑みの貴公子だし手間もなく良かったよ」
「杉本先輩、微笑みの貴公子って?」
生徒会メンバー唯一の編入組、三枝だけは知らなかったか・・・
一学年下の茅野 誉(かやの ほまれ)は、中等部をヤマと二分する人気があった男子生徒。
中学生には決して見えない長身と、眉目秀麗の落ち着いた雰囲気で他の生徒とは比べられない存在感を醸し出していた。
貰ったチョコレートを摘まみながら、「主席入学する義務として受けろとか言われたなぁ」と小さくぼやいているが、斜め前の杉本先輩の耳には届いてなかったようだ。
「今年の新入生代表は、学園長の甥っ子、微笑みの貴公子だし手間もなく良かったよ」
「杉本先輩、微笑みの貴公子って?」
生徒会メンバー唯一の編入組、三枝だけは知らなかったか・・・
一学年下の茅野 誉(かやの ほまれ)は、中等部をヤマと二分する人気があった男子生徒。
中学生には決して見えない長身と、眉目秀麗の落ち着いた雰囲気で他の生徒とは比べられない存在感を醸し出していた。
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