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1000年前の出来事
9, ディアデラムの怒り
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その場には、王直属の王兵団長がいた。
そこで、こんな事を言い出したのだ。
「ディアデラム・リン・フォルード!お前は王直々に指名手配された賞金首となった!それは!お前が罪人となった証拠だ!さっさと捕まる事が世のためなのだ!投降しろ!」
目の前が真っ暗になるのを、ディアデラムは感じた。
「なん…だって…?王…が?え…?嘘…だ…。マー…ルズ…バーク……が?いや…、そんなはず…。え?嘘だろ?なあ、リューン…お前が……そんな事…っ」
「お前は!王が我らに直接殺すべき化け物と言って命令したのだ!」
「おい!それ以上…!」
「お前は最初から!友人などでは無かったのだ!」
「……………………え?」
パキンッ
その時、心の中で何かが壊れる音がした。
う、そだ うそ、だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だありえない嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だリューンが何で嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ友人て嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ言ってたでは嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だないか嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘嘘だ嘘だ私は嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ騙されてた嘘だ嘘だ嘘だ嘘だだけだった嘘だ嘘だ嘘だ嘘だのか嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……
……嘘だ!!
心の深淵で、何かが消えた
何か、大事なものだったはずだ
あぁ、王は、私の事を本当に危険なモノと判断したのか…
王は、私を敵と見做したのか…
リューンは…、もう既に友では……
いや、最初から友などでは…、なかったのか……
ドオォォォン!!
爆発 衝撃 夥しい程の殺気
それが、風と砂塵に乗って王兵達の前に現れた。
ヴィリオンドは知っていた
それが誰のものなのか
他ならぬディアデラムだ
彼の殺気は、リューン・マールズバークの王位争奪戦の時以来触れた事が無い。
彼は温厚だ。
だからこそ、その殺気は、何物でも呑み込む程の禍々しいものとなる。
ヴィリオンドは知っていた
こうなったら、自分自身の力で治まる以外手が付けられない
誰にも止められない
ディアデラムは怒りで我を忘れ、魔法を使い、その地を更地へと変えた
草は枯れ、木は腐り、川は枯渇し、動物は疎か虫さえも飛ばない
荒れ果てた荒野となった
そこは、後に《終焉の地》と呼ばれる場所となる
そこで、こんな事を言い出したのだ。
「ディアデラム・リン・フォルード!お前は王直々に指名手配された賞金首となった!それは!お前が罪人となった証拠だ!さっさと捕まる事が世のためなのだ!投降しろ!」
目の前が真っ暗になるのを、ディアデラムは感じた。
「なん…だって…?王…が?え…?嘘…だ…。マー…ルズ…バーク……が?いや…、そんなはず…。え?嘘だろ?なあ、リューン…お前が……そんな事…っ」
「お前は!王が我らに直接殺すべき化け物と言って命令したのだ!」
「おい!それ以上…!」
「お前は最初から!友人などでは無かったのだ!」
「……………………え?」
パキンッ
その時、心の中で何かが壊れる音がした。
う、そだ うそ、だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だありえない嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だリューンが何で嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ友人て嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ言ってたでは嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だないか嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘嘘だ嘘だ私は嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ騙されてた嘘だ嘘だ嘘だ嘘だだけだった嘘だ嘘だ嘘だ嘘だのか嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……
……嘘だ!!
心の深淵で、何かが消えた
何か、大事なものだったはずだ
あぁ、王は、私の事を本当に危険なモノと判断したのか…
王は、私を敵と見做したのか…
リューンは…、もう既に友では……
いや、最初から友などでは…、なかったのか……
ドオォォォン!!
爆発 衝撃 夥しい程の殺気
それが、風と砂塵に乗って王兵達の前に現れた。
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それが誰のものなのか
他ならぬディアデラムだ
彼の殺気は、リューン・マールズバークの王位争奪戦の時以来触れた事が無い。
彼は温厚だ。
だからこそ、その殺気は、何物でも呑み込む程の禍々しいものとなる。
ヴィリオンドは知っていた
こうなったら、自分自身の力で治まる以外手が付けられない
誰にも止められない
ディアデラムは怒りで我を忘れ、魔法を使い、その地を更地へと変えた
草は枯れ、木は腐り、川は枯渇し、動物は疎か虫さえも飛ばない
荒れ果てた荒野となった
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