巻き込まれ田中の国守り奮闘記!!

海月 ぴけ

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第1章 冒険の始まり

王国の危機と田中

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俺はルクさんの言葉を思い出す。


確か、魔王軍からドラゴン達は人間を守ってくれる協定だったはず。

その代わり、
ドラゴンの扱いは家族のように大切にって‥




もし、村上がこのままドラゴン狩りを続けるなら、
このアクア王国は
その協定を破った事になる‥


そしたらドラゴンはまた人間から離れ
いや、もしくは人間を敵とみなすかもしれん‥


それにプラスして魔王軍は絶好の機会を手に入れる
アクア王国を攻めてくるやろ‥


そういうことか



「絶対に、止めなあかん。村上を。じゃないと‥」


「はい‥。この国は‥滅びを辿るでしょう‥。」



俺は王女さんと頷きあう。



「え?どういう事なんだ?戦争って?」


「ごめん、よくわからないんだけど‥私達にも分かるように説明してくれないかな?」


ゔ‥そや、こいつらリガルさんの伝説も知らんのか‥

話を早く進めて、王国で会議とか対策とかすぐにした方がいいねんけど‥
こいつらの協力は必要かもやし
めんどくさいけど説明を‥


俺が口を開いた時や、



「あんた達のオトモダチが、好き勝手に暴れちゃってるせいで、この国は滅びるかもしれないって事でしょ。分かった?」


ドンっと上から目線のルビーが、木下と倉本さんを睨みつける。
ルビーさんんん



「それって‥まさか‥村上の事か?」

「そうよ‥そのクズ男‥早くなんとかしないと‥」


「クズってそんな言い方酷いよ!!」


うわ、また修羅場‥
あかん、俺入られへん‥
大人しくしとこ


「はあ?アイツはねえ!!私の親友の顔に大きな火傷を負わせたのよ!!嫁入り前の心優しい可愛い女の子によっ!!それでもクズじゃないって言える!?」


「ッ、秋は、理由もなくそんな事しない‥。
きっと、何か理由がッ」


「アンタ、随分頭が空っぽのなのね‥事実を受け入れない‥それはただの卑怯な逃げよ‥。」


「なっ!?貴方に秋の何がわかるの!?私達はずっと昔から一緒だったのよ!?」


「知らないわよ、そんな奴のことなんて知りたくもない‥。心ってのは複雑なの。変わらないものもあれば、見えない内に変わってしまうものだってある。アンタはそれを見逃していただけじゃないの?他のものに気を取られすぎてね‥」



「ッ、」



2人の会話を眺めてた俺は、
以外にしっかりとしてるルビーに尊敬の眼差しを送る。

すげえ‥倉本さんを黙らせた‥
ルビー先輩尊敬するわ‥



「言い過ぎじゃないのかっ?もしかしたら、勘違いかもしれないだろッ」

一通り話が終わったからか、
倉本さんを庇いに入ってきた木下の言葉を、すぐに俺は否定する。

「いや、それはない。村上は確実にドラゴンを狩ってる。さっきの襲撃だって、ドラゴンのルビーを狙ってた‥。王女さん、ドラゴンを狙う事で、何か得るものはあるんですか?」


「‥ドラゴンは神秘的な生物です‥なので、大昔では、討伐すると特殊な能力や特大の経験値が手に入るとされていました‥。」



「効率の良いレベル上げ‥それが村上の狙いか‥まるでゲーム感覚やな‥」



これは‥色々まずいかも‥
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