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婚約破棄後の公爵令嬢
いよいよ逃走
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あれから5日後。
ナディアがいよいよエルシオン領に出立する日になった。
前日から続々と各領地から馬車と護衛達がナディアを迎えに来ている。そして、それを見たナディアは嬉しそうにフィリップにお辞儀をした。
「お父様、私の我儘を聞いてくださってありがとうございます」
「いや、お前には随分と辛い思いをさせたのだ。ルディアと私も後悔している」
「そうよナディア」
ナディアの母であるルディア・フォン・サルトレッティ公爵夫人が涙ぐみながらフィリップに寄り添うように隣に立つ。
そんな二人の姿を見てナディアは苦笑を漏らし、そしてオルガに視線を移すとすでに準備は整っていたようで、コクリと頷いていた。
「とりあえずしばらくは療養と言う形で引きこもります。お父様とお母様も、後の事は申し訳ありませんがよろしくお願いします」
「ああ、道中気を付けるように」
「きちんとお手紙を書くのよ」
「わかりました」
両親二人に挨拶を済ませ、ナディアは用意していた馬車に乗り込む。そしてそれを合図に4台の馬車が一斉にサルトレッティ公爵家から出発した。
4台の馬車と言ってもそれは当主が乗るサルトレッティ家の家紋入りの馬車が4台だと言うだけで、侍女や侍従が乗る馬車がそれぞれに2台、荷物を載せる馬車が1台、護衛の騎士隊が各方面につき20人と大所帯だ。
これだけの規模での移動であれば、公爵家の人間が乗っていると思われるだろう。
ちなみに、ナディアはもう少し小規模な集団で先に出発した。
一見、召使いが公爵家に報告を兼ねて訪問し、領地へ帰るくらいの見栄えのものだった。
勿論乗り心地はそれ程良くないだろうと思っていたが、そこはフィリップが内装だけはしっかりとリフォームしてくれていた為、とても快適な空間になっていた。
ナディアが向かう先はどちらかと言えば国境に近い場所だ。隣が辺境伯の領地だったのを覚えている。
そしてザクセン国の領地とも隣接しているのだが、どちらも田舎で特に揉めた事はない。
そんな事をぼんやりと考えていたが、ふとオルガがナディアに声をかけた。
「お嬢様、少しお顔を隠してください」
「えっ」
「王家の馬車が通ります」
「まあ」
チラリと窓から外を見ると、なるほど王家の紋章が施された豪華な馬車が宿の前にとまっている。
「ジョバンニ殿下はあの宿に滞在してらしたのね」
「そのようですね。ほらお嬢様、見つからないようにしないと」
そう言われて顔を引っ込める。
その時、宿から出てくるジョバンニとエラディオの姿が一瞬だけ視界に入ってきた。
(まあ、もう関係ありませんものね)
今から自分はエルシオン領へ行くのだし、彼らが王都に戻るのならもう会う事はないだろう。
出立の日が偶然同じだったと分かったのは、ジョバンニとエラディオが乗り込んだ馬車に対する護衛の数が40人程いたからだ。
あの規模であればサルトレッティ公爵家に来る為ではないだろうと、ナディアは思った。
とにかく何事もなく通り過ぎないといけない。
だが、王族の馬車が通り過ぎるまでは、こちらの馬車は停車していないといけない。
ナディアは念の為顔を隠すようにフードを被った。
その時。
「―…、えっ…」
ナディアの乗った馬車の横を通り過ぎたジョバンニの馬車の御者の隣に、何故かエラディオが座っていたのだ。
思わず驚いて目を見開くと、一瞬だけエラディオがこちらを見た。
「…!」
バッチリと目が合ってしまったが、今ナディアは顔を隠している。
すぐに視線は逸らされ、そしてそのまま馬車は通り過ぎて行ったのを確認したナディアは、緊張が解けたようで大きく息を吐いた。
「はぁ…!びっくりしたわ!」
「お嬢様?」
オルガが不思議そうにしている。
「…今、ザクセン王弟殿下と一瞬だけ目が合ったのよ」
「え!?あ、でもお嬢様はフードを被られてましたし、お顔も隠していましたから大丈夫なのでは?」
「ええ、そうだと思うのだけど」
気付いていないと思いたい。それによく考えればまだ数回しか会った事のない人だ。エラディオがいくら頭が切れるからと言って、さっきの一瞬で自分の事を認識するとも思えない。
「ちょっと驚いたけど大丈夫よ。さあ、先を急ぎましょう」
気を取り直してナディアが告げると、オルガが頷く。
いつの間にか馬車も動き出し、エルシオン領へと向かうのだった。
※※※
「…さっきの馬車、どこのものだ?」
御者台に乗っていたエラディオは、隣に座る御者に尋ねた。
御者もまさか隣に隣国の王弟殿下が座りたいと言い出すとは思わず、かなり緊張していたのだが。唐突な質問に驚きつつも、慌ててエラディオに返答した。
「はっ、はい!護衛の話によりますと、公爵様の使いが地方へ向かう所だったそうです」
「公爵?サルトレッティ公爵の使いなのか?」
「え?ええ、そう聞きました」
公爵の使いと聞いてさっき一瞬だけ目が合った女性を思い出す。
フードを被り口元もマスクで覆っていたが、身に着けていた服装で女性だと分かった。
身なりからして召使いなのだろう。だが、何かが引っ掛かる。
「ああ、そう言えば」
何が引っ掛かるのか考えていたエラディオに気付いていない御者が、何かを思い出したように言葉を続ける。
「2,3日前から公爵家に各領地から何台も馬車と騎士団達が訪問してましたよ。まあ、それも今日全て帰るようですが」
「は?」
各領地とは言っても、サルトレッティ公爵家の領地はいくつもある事を聞いている。
突然このタイミングで一斉に訪問するのは一体どういう事なのだろうか。
「…さっきの馬車が向かった方角にも公爵家の領地があるのか?」
「ありますが、集まってきた領地の使いではないですよ」
「どういう事だ?」
「あの方角からは訪問がなかったと報告を受けています。それに、さっきの馬車は公爵家の家紋がついていないですし、向かった先は随分田舎で農地しかない所です。時々公爵家から直接農地の作物を運ばせているので、その使いでしょう」
なるほど、と一応エラディオな納得したように頷いたが、何かが引っ掛かる気がしてならない。
が、今から王都に戻る前にサルトレッティ公爵家に顔を出すのだから、その時に公爵にでも聞けばいいかと思い、それ以上問い詰める事はしなかった。
ナディアがいよいよエルシオン領に出立する日になった。
前日から続々と各領地から馬車と護衛達がナディアを迎えに来ている。そして、それを見たナディアは嬉しそうにフィリップにお辞儀をした。
「お父様、私の我儘を聞いてくださってありがとうございます」
「いや、お前には随分と辛い思いをさせたのだ。ルディアと私も後悔している」
「そうよナディア」
ナディアの母であるルディア・フォン・サルトレッティ公爵夫人が涙ぐみながらフィリップに寄り添うように隣に立つ。
そんな二人の姿を見てナディアは苦笑を漏らし、そしてオルガに視線を移すとすでに準備は整っていたようで、コクリと頷いていた。
「とりあえずしばらくは療養と言う形で引きこもります。お父様とお母様も、後の事は申し訳ありませんがよろしくお願いします」
「ああ、道中気を付けるように」
「きちんとお手紙を書くのよ」
「わかりました」
両親二人に挨拶を済ませ、ナディアは用意していた馬車に乗り込む。そしてそれを合図に4台の馬車が一斉にサルトレッティ公爵家から出発した。
4台の馬車と言ってもそれは当主が乗るサルトレッティ家の家紋入りの馬車が4台だと言うだけで、侍女や侍従が乗る馬車がそれぞれに2台、荷物を載せる馬車が1台、護衛の騎士隊が各方面につき20人と大所帯だ。
これだけの規模での移動であれば、公爵家の人間が乗っていると思われるだろう。
ちなみに、ナディアはもう少し小規模な集団で先に出発した。
一見、召使いが公爵家に報告を兼ねて訪問し、領地へ帰るくらいの見栄えのものだった。
勿論乗り心地はそれ程良くないだろうと思っていたが、そこはフィリップが内装だけはしっかりとリフォームしてくれていた為、とても快適な空間になっていた。
ナディアが向かう先はどちらかと言えば国境に近い場所だ。隣が辺境伯の領地だったのを覚えている。
そしてザクセン国の領地とも隣接しているのだが、どちらも田舎で特に揉めた事はない。
そんな事をぼんやりと考えていたが、ふとオルガがナディアに声をかけた。
「お嬢様、少しお顔を隠してください」
「えっ」
「王家の馬車が通ります」
「まあ」
チラリと窓から外を見ると、なるほど王家の紋章が施された豪華な馬車が宿の前にとまっている。
「ジョバンニ殿下はあの宿に滞在してらしたのね」
「そのようですね。ほらお嬢様、見つからないようにしないと」
そう言われて顔を引っ込める。
その時、宿から出てくるジョバンニとエラディオの姿が一瞬だけ視界に入ってきた。
(まあ、もう関係ありませんものね)
今から自分はエルシオン領へ行くのだし、彼らが王都に戻るのならもう会う事はないだろう。
出立の日が偶然同じだったと分かったのは、ジョバンニとエラディオが乗り込んだ馬車に対する護衛の数が40人程いたからだ。
あの規模であればサルトレッティ公爵家に来る為ではないだろうと、ナディアは思った。
とにかく何事もなく通り過ぎないといけない。
だが、王族の馬車が通り過ぎるまでは、こちらの馬車は停車していないといけない。
ナディアは念の為顔を隠すようにフードを被った。
その時。
「―…、えっ…」
ナディアの乗った馬車の横を通り過ぎたジョバンニの馬車の御者の隣に、何故かエラディオが座っていたのだ。
思わず驚いて目を見開くと、一瞬だけエラディオがこちらを見た。
「…!」
バッチリと目が合ってしまったが、今ナディアは顔を隠している。
すぐに視線は逸らされ、そしてそのまま馬車は通り過ぎて行ったのを確認したナディアは、緊張が解けたようで大きく息を吐いた。
「はぁ…!びっくりしたわ!」
「お嬢様?」
オルガが不思議そうにしている。
「…今、ザクセン王弟殿下と一瞬だけ目が合ったのよ」
「え!?あ、でもお嬢様はフードを被られてましたし、お顔も隠していましたから大丈夫なのでは?」
「ええ、そうだと思うのだけど」
気付いていないと思いたい。それによく考えればまだ数回しか会った事のない人だ。エラディオがいくら頭が切れるからと言って、さっきの一瞬で自分の事を認識するとも思えない。
「ちょっと驚いたけど大丈夫よ。さあ、先を急ぎましょう」
気を取り直してナディアが告げると、オルガが頷く。
いつの間にか馬車も動き出し、エルシオン領へと向かうのだった。
※※※
「…さっきの馬車、どこのものだ?」
御者台に乗っていたエラディオは、隣に座る御者に尋ねた。
御者もまさか隣に隣国の王弟殿下が座りたいと言い出すとは思わず、かなり緊張していたのだが。唐突な質問に驚きつつも、慌ててエラディオに返答した。
「はっ、はい!護衛の話によりますと、公爵様の使いが地方へ向かう所だったそうです」
「公爵?サルトレッティ公爵の使いなのか?」
「え?ええ、そう聞きました」
公爵の使いと聞いてさっき一瞬だけ目が合った女性を思い出す。
フードを被り口元もマスクで覆っていたが、身に着けていた服装で女性だと分かった。
身なりからして召使いなのだろう。だが、何かが引っ掛かる。
「ああ、そう言えば」
何が引っ掛かるのか考えていたエラディオに気付いていない御者が、何かを思い出したように言葉を続ける。
「2,3日前から公爵家に各領地から何台も馬車と騎士団達が訪問してましたよ。まあ、それも今日全て帰るようですが」
「は?」
各領地とは言っても、サルトレッティ公爵家の領地はいくつもある事を聞いている。
突然このタイミングで一斉に訪問するのは一体どういう事なのだろうか。
「…さっきの馬車が向かった方角にも公爵家の領地があるのか?」
「ありますが、集まってきた領地の使いではないですよ」
「どういう事だ?」
「あの方角からは訪問がなかったと報告を受けています。それに、さっきの馬車は公爵家の家紋がついていないですし、向かった先は随分田舎で農地しかない所です。時々公爵家から直接農地の作物を運ばせているので、その使いでしょう」
なるほど、と一応エラディオな納得したように頷いたが、何かが引っ掛かる気がしてならない。
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