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第五章 決闘イベント
第二百六十一話 これからの課題
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アリアの店を出たナギは思っていたよりも時間が経っていることに気が付いて、一度ゴルゴタ皇国へと移動してからログアウトした。
これで次にログインした時には噴水前ではないので、さすがに先ほどのように大勢に追いかけられることはないだろうと考えたのだ。
その後はトイレや昼食を済ませ顔を合わせた時に慣れない洗い物をやらされて不貞腐れたお薄の双子を脇目に、自分だけ先に自室へと戻ってAOへと急いで戻った。
ログインしてすぐに自分の行動に少しナギは自虐的な表情をしていた。
「本当に俺も染まってきたな~」
いままでなら家事が終わると勉強や武術の鍛練の生活だっただけに、こうしてすぐにゲームをやっていることに自分のことながら呆れていた。
でも嫌っているわけではなく、むしろ現状を楽しんでいた。
「う~ん!はぁ~さて、ステータスの確認するのを最近忘れてたし見ておくか」『ステータス』
ちょっと上がったテンションを落ち着けるために少し体を伸ばしたナギは、切り替えると本当に数週間ぶりくらいにステータスを確認することにした。
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名前 ナギ 種族 人間 Lv49→67
メイン 鍛冶師 Lv51→73 サブ 狩人 Lv39→51
STR 78 BP 80
VIT 22
AGI 68
DEX 72
MID 40
INT 40
LUC 50
スキル SP 138
鍛冶Lv32→Max50、採掘Lv16→35、採取Lv9→21、伐採Lv1→17、調合Lv3→20、細工Lv16→21、火魔術Lv23→36、短剣術Lv26→Max50、弓術Lv1→19、鑑定Lv21→47、暗視Lv13→21、威圧Lv9→13、投擲Lv15→28、魔力操作Lv16→36、錬金術Lv1、水魔術Lv3→12、格闘Lv20→32、索敵Lv12→23、空歩Lv11→23、鉱石探知Lv9→19、new刀術Lv27、new斧術Lv19、new槍術Lv23、new双剣術Lv17、new棒術Lv20
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「おぉ~なんか見難い…」
普段ステータスを確認することがないだけに時間を空けてから見るとこうして見難くなっていた。
それでも細かくナギは自分のステータスを細かく確認していた。
「スキルは行動でとれる仕様は本当に便利だな。おかげで武器系統は気が付いたら勝手に取れてたし」
感心したように大きく頷きながらナギは懐かしむように言った。
急に増えている武器系のスキルは試作武器をフィールドで試し続けていたら勝手に習得していたのだ、元々スキルの習得方法は複数存在したが、中でも難易度が一番高いのがこうした行動からの習得だ。
なにせアシストなしにスキル習得時とそん色のないことができて初めて習得できるようになっているのだ。
ナギのように現実で武術を習っているなら比較的簡単にできるが、それでもそれなりの難易度なのでこんなにも大量に習得しているナギがおかしいのだ。
「軒並みレベルが上がってるのは結構うれしいな。特に『短剣術』のレベルがMaxになったか、なんか光ってるし進化でもするのかもしれないな。確認するのはポイント振ってからだけどな」
考え事があると独り言の増えるナギに周囲からは奇異の目を向けられていた。
だがいちいち気にするような性格をナギがしているわけもなく、イベントで知って話しかけようとしていた者ですら離れていくのが見えてむしろ良かったとすら思っていた。
それからしばらく考えていたナギは一度決めると手早くBPを振って確認していた。
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名前 ナギ 種族 人間 67
メイン 鍛冶師 Lv73 サブ 狩人 Lv51
STR 78→93 BP 0
VIT 22→25
AGI 68→80
DEX 72→90
MID 40→55
INT 40→55
LUC 50→52
スキル SP 138
鍛冶Max50、採掘Lv35、採取Lv21、伐採Lv17、調合Lv20、細工Lv21、火魔術Lv36、短剣術Max50、弓術Lv19、鑑定Lv47、暗視Lv21、威圧Lv13、投擲Lv28、魔力操作Lv36、錬金術Lv1、水魔術Lv12、格闘Lv32、索敵Lv23、空歩Lv23、鉱石探知Lv19、刀術Lv27、斧術Lv19、槍術Lv23、双剣術Lv17、棒術Lv20
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「うん、BPはこんな感じでいいかな?SPは…保留だな。それよりもレベル上限になったスキルの確認だ」
ポイントの振り終わったステータスを確認したナギは明滅を繰り返している鍛冶と短剣術のスキルを確認することにした。表示するように意識を向けるとステータスに重ねるように二つのスキルについて表示された。
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『進化可能スキル:鍛冶・短剣術』消費SP30
・鍛冶:中級鍛冶・鍛冶:戦・鍛冶:魔・鍛冶:特殊
・短剣術:中級短剣術:短刀術
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「やっぱり進化できるってことなのか」
表示された内容を見たナギはなんとなく予想はできていたようだった。
進化先の選択肢は多いとは言えなかったが、こういう時のナギの判断基準は使えるかどうかよりも面白いか!という事に集約された。
「まず鍛冶は特殊で決定として、短剣術の方は…二つとも行けるみたいだし両方習得しておくか」
こんな感じで迷う事なく決めたナギは手早く操作してスキル進化をさせた。
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名前 ナギ 種族 人間 67
メイン 鍛冶師 Lv73 サブ 狩人 Lv51
STR 93 BP 0
VIT 25
AGI 80
DEX 90
MID 55
INT 55
LUC 52
スキル SP 48
鍛冶Max50→鍛冶:特殊Lv1、採掘Lv35、採取Lv21、伐採Lv17、調合Lv20、細工Lv21、火魔術Lv36、短剣術Max50→中級短剣術Lv1、弓術Lv19、鑑定Lv47、暗視Lv21、威圧Lv13、投擲Lv28、魔力操作Lv36、錬金術Lv1、水魔術Lv12、格闘Lv32、索敵Lv23、空歩Lv23、鉱石探知Lv19、刀術Lv27、斧術Lv19、槍術Lv23、双剣術Lv17、棒術Lv20、new短刀術Lv1
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変化したステータスを確認してナギは満足そうに頷いた。
「よし、これでひとまず大丈夫かな。今後は錬金術には手を出せてないから、そっち方面も育てたいし他の武器のスキルも順次進化させていけるようにした方がいいか…何が違うのかは今はわかんないけどな」
一応進化させたが急激に何か変化があるわけでもなく、実感はできないナギだったが進化という機能があるならさせたほうがいいと判断したのだ。
もちろんナギが知らないだけでちゃんと効果はあるので判断は間違っていないのだ。
それでも街中試すわけにもいかないのでナギは残りの称号を確認した。
「これがイベントの時のだな。効果は大したことなさそうだし、今はスキルの効果確認を優先しよう!」
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称号:殲滅する者・見習い鍛冶師・幻夢の踏破者・最初の試練踏破者・妖精の契約者・始まりの街の守護者・鬼狩り・new初決闘大会の覇者
加護:鍛冶神の祝福・狡猾神の遊び相手
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ざっと確認しただけで大した興味もないナギは新しいスキルを確認するため、なにより見たくない加護から速く目を逸らしたいという願望もあってゴド爺さんの店目指して駆け出した。
これで次にログインした時には噴水前ではないので、さすがに先ほどのように大勢に追いかけられることはないだろうと考えたのだ。
その後はトイレや昼食を済ませ顔を合わせた時に慣れない洗い物をやらされて不貞腐れたお薄の双子を脇目に、自分だけ先に自室へと戻ってAOへと急いで戻った。
ログインしてすぐに自分の行動に少しナギは自虐的な表情をしていた。
「本当に俺も染まってきたな~」
いままでなら家事が終わると勉強や武術の鍛練の生活だっただけに、こうしてすぐにゲームをやっていることに自分のことながら呆れていた。
でも嫌っているわけではなく、むしろ現状を楽しんでいた。
「う~ん!はぁ~さて、ステータスの確認するのを最近忘れてたし見ておくか」『ステータス』
ちょっと上がったテンションを落ち着けるために少し体を伸ばしたナギは、切り替えると本当に数週間ぶりくらいにステータスを確認することにした。
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名前 ナギ 種族 人間 Lv49→67
メイン 鍛冶師 Lv51→73 サブ 狩人 Lv39→51
STR 78 BP 80
VIT 22
AGI 68
DEX 72
MID 40
INT 40
LUC 50
スキル SP 138
鍛冶Lv32→Max50、採掘Lv16→35、採取Lv9→21、伐採Lv1→17、調合Lv3→20、細工Lv16→21、火魔術Lv23→36、短剣術Lv26→Max50、弓術Lv1→19、鑑定Lv21→47、暗視Lv13→21、威圧Lv9→13、投擲Lv15→28、魔力操作Lv16→36、錬金術Lv1、水魔術Lv3→12、格闘Lv20→32、索敵Lv12→23、空歩Lv11→23、鉱石探知Lv9→19、new刀術Lv27、new斧術Lv19、new槍術Lv23、new双剣術Lv17、new棒術Lv20
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「おぉ~なんか見難い…」
普段ステータスを確認することがないだけに時間を空けてから見るとこうして見難くなっていた。
それでも細かくナギは自分のステータスを細かく確認していた。
「スキルは行動でとれる仕様は本当に便利だな。おかげで武器系統は気が付いたら勝手に取れてたし」
感心したように大きく頷きながらナギは懐かしむように言った。
急に増えている武器系のスキルは試作武器をフィールドで試し続けていたら勝手に習得していたのだ、元々スキルの習得方法は複数存在したが、中でも難易度が一番高いのがこうした行動からの習得だ。
なにせアシストなしにスキル習得時とそん色のないことができて初めて習得できるようになっているのだ。
ナギのように現実で武術を習っているなら比較的簡単にできるが、それでもそれなりの難易度なのでこんなにも大量に習得しているナギがおかしいのだ。
「軒並みレベルが上がってるのは結構うれしいな。特に『短剣術』のレベルがMaxになったか、なんか光ってるし進化でもするのかもしれないな。確認するのはポイント振ってからだけどな」
考え事があると独り言の増えるナギに周囲からは奇異の目を向けられていた。
だがいちいち気にするような性格をナギがしているわけもなく、イベントで知って話しかけようとしていた者ですら離れていくのが見えてむしろ良かったとすら思っていた。
それからしばらく考えていたナギは一度決めると手早くBPを振って確認していた。
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名前 ナギ 種族 人間 67
メイン 鍛冶師 Lv73 サブ 狩人 Lv51
STR 78→93 BP 0
VIT 22→25
AGI 68→80
DEX 72→90
MID 40→55
INT 40→55
LUC 50→52
スキル SP 138
鍛冶Max50、採掘Lv35、採取Lv21、伐採Lv17、調合Lv20、細工Lv21、火魔術Lv36、短剣術Max50、弓術Lv19、鑑定Lv47、暗視Lv21、威圧Lv13、投擲Lv28、魔力操作Lv36、錬金術Lv1、水魔術Lv12、格闘Lv32、索敵Lv23、空歩Lv23、鉱石探知Lv19、刀術Lv27、斧術Lv19、槍術Lv23、双剣術Lv17、棒術Lv20
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「うん、BPはこんな感じでいいかな?SPは…保留だな。それよりもレベル上限になったスキルの確認だ」
ポイントの振り終わったステータスを確認したナギは明滅を繰り返している鍛冶と短剣術のスキルを確認することにした。表示するように意識を向けるとステータスに重ねるように二つのスキルについて表示された。
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『進化可能スキル:鍛冶・短剣術』消費SP30
・鍛冶:中級鍛冶・鍛冶:戦・鍛冶:魔・鍛冶:特殊
・短剣術:中級短剣術:短刀術
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「やっぱり進化できるってことなのか」
表示された内容を見たナギはなんとなく予想はできていたようだった。
進化先の選択肢は多いとは言えなかったが、こういう時のナギの判断基準は使えるかどうかよりも面白いか!という事に集約された。
「まず鍛冶は特殊で決定として、短剣術の方は…二つとも行けるみたいだし両方習得しておくか」
こんな感じで迷う事なく決めたナギは手早く操作してスキル進化をさせた。
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名前 ナギ 種族 人間 67
メイン 鍛冶師 Lv73 サブ 狩人 Lv51
STR 93 BP 0
VIT 25
AGI 80
DEX 90
MID 55
INT 55
LUC 52
スキル SP 48
鍛冶Max50→鍛冶:特殊Lv1、採掘Lv35、採取Lv21、伐採Lv17、調合Lv20、細工Lv21、火魔術Lv36、短剣術Max50→中級短剣術Lv1、弓術Lv19、鑑定Lv47、暗視Lv21、威圧Lv13、投擲Lv28、魔力操作Lv36、錬金術Lv1、水魔術Lv12、格闘Lv32、索敵Lv23、空歩Lv23、鉱石探知Lv19、刀術Lv27、斧術Lv19、槍術Lv23、双剣術Lv17、棒術Lv20、new短刀術Lv1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
変化したステータスを確認してナギは満足そうに頷いた。
「よし、これでひとまず大丈夫かな。今後は錬金術には手を出せてないから、そっち方面も育てたいし他の武器のスキルも順次進化させていけるようにした方がいいか…何が違うのかは今はわかんないけどな」
一応進化させたが急激に何か変化があるわけでもなく、実感はできないナギだったが進化という機能があるならさせたほうがいいと判断したのだ。
もちろんナギが知らないだけでちゃんと効果はあるので判断は間違っていないのだ。
それでも街中試すわけにもいかないのでナギは残りの称号を確認した。
「これがイベントの時のだな。効果は大したことなさそうだし、今はスキルの効果確認を優先しよう!」
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称号:殲滅する者・見習い鍛冶師・幻夢の踏破者・最初の試練踏破者・妖精の契約者・始まりの街の守護者・鬼狩り・new初決闘大会の覇者
加護:鍛冶神の祝福・狡猾神の遊び相手
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ざっと確認しただけで大した興味もないナギは新しいスキルを確認するため、なにより見たくない加護から速く目を逸らしたいという願望もあってゴド爺さんの店目指して駆け出した。
応援ありがとうございます!
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