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第2話 理想の彼女
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枝毛など無く水のように真っ直ぐ流れる黒髪のおかっぱストレート。
きりっと意志が強そうな釣り目。
大きすぎ小さすぎず、自然体で存在する胸。
引き締まった腹に括れた腰。
染み一つ無駄毛一本存在しない白磁のような滑らかで白い肌。
17才という青春輝く処女の乙女の肉体があった。
「これが私?」
鏡に映した少女の裸体に惚れた。
自分の願望が実現したのだから当たり前なのかも知れないが、もはや自分以外愛せない。
うわ~分かっていたけど、妄想凄いね。
そんな娘いないって、もしいたらボクが直ぐさま魔法少女にスカウトするって。
「美しい・・・違いますね」
俺はもう理想の女性なんだ言葉遣いも気を付けなくては。
「美しいですわ」
それ自分の姿だからね。
それで満足して貰えたようなら、いい加減服を着なよ。
「でも私女物の服なんか持っていないわ」
知っているよ。
いい年したおじさんの君が持っていたら問題だし、流石に人材不足でもそんな人間を魔法少女に選ばないよ。
君忘れているんじゃ無い。
「何をです?」
俺は計算し尽くした角度で小首を傾げる。
ああ、鏡に映る少女にならどんな質問だって応えてしまう。
童貞からキャッシュカードの暗証番号まで、もう何でも答えちゃう。
そういうのもういいから。
君は魔法少女なんだよ。服なんか魔法で出せるよ。
「そっそうか。
マジックプリンセスナイト、メイクアップ」
先程と同じ、魔法少女として契約したからか頭の中に自然と呪文が思い浮かぶ。
光に包まれ光が収まる頃には、鏡に映る少女はセーラー服に似た清楚な魔法少女服を纏っていた。
裸も美しいけど服を着た自分も素晴らしい。
何でこんな女性に俺は出会えなかったんだ。
いや嘆くまい。
だからこそ今こうして理想の女性に出会えたんだから。
よし。
それじゃ魔法少女の仕事をして貰おうかな。
「えっ仕事?」
えって、まさか君の願いを叶えて終わりと思ってなかったでしょうね。
魔法少女にしてあげたんだから、キッチリ働いて貰うよ。
えっあげたって、いつの間にか俺が頼んで成らせて貰った感じになっている。
やはり早計だったか、早くも詐欺臭が漂いだした。
ふ~ん、そんなこと思っていいの?
「えっ言葉に出てました!?」
顔で分かるよ。
いやなら契約解除するけど、二度とその君には出会えなくなるよ。
「わっ分かったやる、やるわ」
もはや出会ってしまった以上この自分に出会えない人生なんて考えられない。
泥沼に嵌まっていく気がするが、もはや後戻りは出来ない。
よしよし、じゃあ街に出てヨクボウガーを退治だ。
きりっと意志が強そうな釣り目。
大きすぎ小さすぎず、自然体で存在する胸。
引き締まった腹に括れた腰。
染み一つ無駄毛一本存在しない白磁のような滑らかで白い肌。
17才という青春輝く処女の乙女の肉体があった。
「これが私?」
鏡に映した少女の裸体に惚れた。
自分の願望が実現したのだから当たり前なのかも知れないが、もはや自分以外愛せない。
うわ~分かっていたけど、妄想凄いね。
そんな娘いないって、もしいたらボクが直ぐさま魔法少女にスカウトするって。
「美しい・・・違いますね」
俺はもう理想の女性なんだ言葉遣いも気を付けなくては。
「美しいですわ」
それ自分の姿だからね。
それで満足して貰えたようなら、いい加減服を着なよ。
「でも私女物の服なんか持っていないわ」
知っているよ。
いい年したおじさんの君が持っていたら問題だし、流石に人材不足でもそんな人間を魔法少女に選ばないよ。
君忘れているんじゃ無い。
「何をです?」
俺は計算し尽くした角度で小首を傾げる。
ああ、鏡に映る少女にならどんな質問だって応えてしまう。
童貞からキャッシュカードの暗証番号まで、もう何でも答えちゃう。
そういうのもういいから。
君は魔法少女なんだよ。服なんか魔法で出せるよ。
「そっそうか。
マジックプリンセスナイト、メイクアップ」
先程と同じ、魔法少女として契約したからか頭の中に自然と呪文が思い浮かぶ。
光に包まれ光が収まる頃には、鏡に映る少女はセーラー服に似た清楚な魔法少女服を纏っていた。
裸も美しいけど服を着た自分も素晴らしい。
何でこんな女性に俺は出会えなかったんだ。
いや嘆くまい。
だからこそ今こうして理想の女性に出会えたんだから。
よし。
それじゃ魔法少女の仕事をして貰おうかな。
「えっ仕事?」
えって、まさか君の願いを叶えて終わりと思ってなかったでしょうね。
魔法少女にしてあげたんだから、キッチリ働いて貰うよ。
えっあげたって、いつの間にか俺が頼んで成らせて貰った感じになっている。
やはり早計だったか、早くも詐欺臭が漂いだした。
ふ~ん、そんなこと思っていいの?
「えっ言葉に出てました!?」
顔で分かるよ。
いやなら契約解除するけど、二度とその君には出会えなくなるよ。
「わっ分かったやる、やるわ」
もはや出会ってしまった以上この自分に出会えない人生なんて考えられない。
泥沼に嵌まっていく気がするが、もはや後戻りは出来ない。
よしよし、じゃあ街に出てヨクボウガーを退治だ。
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