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世界救済委員会
第227話 天に帰る
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俺を救い殻を襲ったフリスビー大のリングは犬が主人の元に帰るように、放った彼女の手元に吸い込まれるように収まった。
「不思議ね。
端から見てこれほどエゴが剥き出しにされた場所は無いのに、その中心の二人からは不思議と悪意を感じない」
ポニーテールを滝のように腰まで垂らして、すっと立つ女。
ポニーテールの女が現れた。
服装は映画で見る女スパイのように躰に密着するレオタードのような服の上からベスト着込んでいる。
顔は瓜実型で顎が細く多少吊り上がっているその目に意志の強さを感じる。体はダンサーのように引き締まった躰付きでありならが胸には美しい流線を描く丸みもある。
彼女からはそういった造形が美しいだけで無く、こんな俺でもオーラを感じる。
何かを成し遂げるべく意思が宿った躰が意思を体現するかの如く形作られていく。未だその過程にある青い蕾かも知れないが、それ故に彼女が何を為すのか見届けたくなり、協力すらしたくなる。
どんな才能とどんな経験を積めばこんな種が芽吹く? 確かに将来大輪の花になる可能性を感じさせてくれる。
尤もそれが人類を救済する優しい天使とは限らない、彼女には人類を断罪する苛烈な天使になる可能性の因子、嚇灼の怒りを秘めているのも感じる。
「聖女候補として見出された理由が見ただけで納得できる。
それだけに来てしまったのが悔やまれるが、仕方無し」
殻はグッと拳を固めポニーテールの女を睨む。
感歎し遺憾を表明し決意する忙しい奴だ。
そう言えばさっきもポニーテールの女を見た殻が気になることを漏らした。
来てしまった? 殻は確かさっきもそう漏らしていた。どういう意味だ? 俺同様誘き出すのが目的じゃ無かったのか? それなら来てくれたとなるはず。
殻の目的、俺が思っているような単純なものじゃ無いかも知れないが、意識が俺から外れているのは分かる。
その隙を見逃してやるほど俺に余裕は無い。無粋だろうが必殺の一撃に賭けて愛銃を引き抜き引き金を引く。
引き金を引けば弾が出る。俺の絶対の信頼に応えコンバットシューティングから弾が放たれ殻に向かっていく。
「貴様ッ」
完全に不意を突いたはずなのに殻はそれでも銃弾を弾き返す。もはや無意識の領域で動いているとしか思えない。
無粋な不意打ちでポニーテールの女との折角の会話を中断された殻の怒りが向けられる前に俺はポニーテールの女の傍に駆け寄る。
近寄ってみれば星光さえ弾いて自ら輝いているようなオーラを強く感じる。これだけの女がこんな近くにいてまるで気配を感じ取れなかった己の節穴振りに怒りが湧く。
だがこれで人間狩が始まってから感じていた違和感の正体は分かった。居るのに認識できない、それが俺が感じていた違和感。ポニーテールの女はゲームが始まった当初から近くに居て俺達を観察していたのだろう。それでいて俺ばかりか秋津や殻でさえその存在を認識できなかったことからポニーテールの女は何かしら認識を阻害する魔を使う可能性は高い。それだけにポニーテールの女から意識を逸らさないようにする注意が必要。でなければ折角ここまでしたお膳立てが無為となって逃げられてしまう。
「やっぱり正義のヒロインは善良な人間を見捨てないんだな」
話せ話せどんなに下らない下脾たことでも。
「やっている行動はクズなのに、不思議と悪意は無かったわね」
ポニーテールの女は呆れたように言う。
まあ女を牢屋に入れて挑発し、女を囮にするため襲わせて、女を容赦なく気絶させて拘束する。
箇条書きで列挙すると俺は確かにクズだな。
「まあいいわ。世界救済委員会はあたしにとっても見逃せない相手。あたしが相手をしている間に貴方は逃げなさい」
正義のヒロインは言うことが違う。
「ありがとう」
笑顔で答えつつ俺は自然と出した手錠をポニーテールの女に掛ける。
「えっ」
「どうやら悪意を感じ取れるようだが、それが仇になったな」
事務的機械的にロボットの如く仕事を果たすのに善意も悪意も無い。
そして俺の左手にも手錠を掛けて俺とポニーテールの女を繋ぐ。エンゲージリングよりも二人を結びつける手錠の輪、これで二人は並大抵の事じゃ別れられない。
「ちょっっちょ、貴方馬鹿なの? あたしを手錠で繋いでしまってどうやってあの男に対抗するつもりなのよ」
ポニーテールの女にとってかなり予想外の出来事だったようで、先程まで姫武者のような凜々しさ溢れていた顔が年相応に崩れる。年相応の顔は可愛くもしかして女子高校生と感じてしまう。
「悪いが俺はあの男に興味は無い。まあ君を誘き出すのには役に立ったけどな」
ここで殻の乱入が無ければ完全に作戦は失敗だった。大野や秋津程度では役者不足、ポニーテールの女を舞台に引っ張り上げるほどの臨場感躍動感を生み出せなかった。
だがそれも過去の話、俺は過去には囚われない。
「今は君と過ごす方がよっぽど有意義で刺激的だ」
俺はポニーテールの女をグッと胸元に抱き寄せると、柔らかい体と夜空に染みる暖かみが混じる女の香りがした。
聖女候補と言っても普通の女の躰なんだな。
「まさか、わざとなの?」
手を抜いて戦ったわけじゃ無い必死で命ギリギリだったのは本当だが、そういう状況に自分を追い込んだのは自分だ。
現にあそこまで追い込まれても大原どころかジャンヌすら助けに来ない。
この戦場には俺ただ一人挑む。それが俺が設定したマージナルライン。舞台を盛り上がる為に俺も体を張っているのさ。
「それについては今夜ゆっくり語り明かそうじゃ無いか」
恋人のようにロマンチックに囁く。デートコースは特別尋問室とちょいとロマンチックじゃ無いけどな。
「あら、あなたであたしをリードできるのかしら」
ポニーテールの女は挑発的に言ってくれる。
またまたイメージが崩れるが、意外とノリがいいな。
「その前にここから逃げられるつもりか?」
怒りを滲ませた殻の声が腹に響く。
まあ殻にしてみれば完全に出汁にされたようなもの気持ちは分かるが、慰めてやるほど俺はいい人じゃ無い。
「ここは策士が定めし死地。
全てが俺の掌の上さ」
「随分大きく出たが、先程しくじったばかりだぞ」
「俺は美人には嘘をつかないぜ」
俺は腕を天に掲げ指をパチンと鳴らす。
「何っ!!!」
さすれば俺の掲げた手の上にドローンが舞い降りてくる。
援軍は望まないが個人としてのあらゆる手を尽くす。当然ドローンの出し惜しみだってすまい。
俺はドローンから垂れ下がっている縄梯子に足を掛け手で掴む。手応えは十分ある。彼女も面白がって今のところ抵抗しないでいてくれている。
人間二人は想定外だがいける、安全マージンは十分取ってある。
「じゃあな。俺はこれから彼女と星空のデートとしゃれ込ませて貰う」
「逃がすとでも、!!!」
殻は俺に飛び掛かろうとして横に飛び、1秒前までいた場所にマシンガンの弾が着弾する。
本気でこの男どうなっている?
背後に忍び寄っていた静音ドローンが強襲した銃撃をどうして躱せるんだよ。倒せるビジョンが浮かばない。まあ倒す必要は無いけどな。
「二号は俺が退避するのを援護。
三号はこのまま上に退避」
俺の命令を聞きドローンが動き出す。
二号機は殻に向かってマシンガンで牽制を初め、流石の殻も頭上からのマシンガンによる攻撃には手こずるようで躱しはするが攻撃までには到ってない。
「きゃあ」
ふわっと浮き上がって上昇を始める。
「大丈夫なの?」
ポニーテールの女は少し不安そうに言う。
「小鳥のように軽い君なら大丈夫さ」
気取ってはみるがドローンもそうだが彼女を支える左手も少し心許ない。
「ふ~ん、男の子の意地見せて貰いましょうかね」
見抜かれている。悪戯猫のような笑顔を浮かべて彼女は言う。
「見せてやるから俺に惚れるなよ」
澄まして返した俺とポニーテールの女は下界の醜さとおさらばするように、ぐんぐん天に昇っていくのであった。
「不思議ね。
端から見てこれほどエゴが剥き出しにされた場所は無いのに、その中心の二人からは不思議と悪意を感じない」
ポニーテールを滝のように腰まで垂らして、すっと立つ女。
ポニーテールの女が現れた。
服装は映画で見る女スパイのように躰に密着するレオタードのような服の上からベスト着込んでいる。
顔は瓜実型で顎が細く多少吊り上がっているその目に意志の強さを感じる。体はダンサーのように引き締まった躰付きでありならが胸には美しい流線を描く丸みもある。
彼女からはそういった造形が美しいだけで無く、こんな俺でもオーラを感じる。
何かを成し遂げるべく意思が宿った躰が意思を体現するかの如く形作られていく。未だその過程にある青い蕾かも知れないが、それ故に彼女が何を為すのか見届けたくなり、協力すらしたくなる。
どんな才能とどんな経験を積めばこんな種が芽吹く? 確かに将来大輪の花になる可能性を感じさせてくれる。
尤もそれが人類を救済する優しい天使とは限らない、彼女には人類を断罪する苛烈な天使になる可能性の因子、嚇灼の怒りを秘めているのも感じる。
「聖女候補として見出された理由が見ただけで納得できる。
それだけに来てしまったのが悔やまれるが、仕方無し」
殻はグッと拳を固めポニーテールの女を睨む。
感歎し遺憾を表明し決意する忙しい奴だ。
そう言えばさっきもポニーテールの女を見た殻が気になることを漏らした。
来てしまった? 殻は確かさっきもそう漏らしていた。どういう意味だ? 俺同様誘き出すのが目的じゃ無かったのか? それなら来てくれたとなるはず。
殻の目的、俺が思っているような単純なものじゃ無いかも知れないが、意識が俺から外れているのは分かる。
その隙を見逃してやるほど俺に余裕は無い。無粋だろうが必殺の一撃に賭けて愛銃を引き抜き引き金を引く。
引き金を引けば弾が出る。俺の絶対の信頼に応えコンバットシューティングから弾が放たれ殻に向かっていく。
「貴様ッ」
完全に不意を突いたはずなのに殻はそれでも銃弾を弾き返す。もはや無意識の領域で動いているとしか思えない。
無粋な不意打ちでポニーテールの女との折角の会話を中断された殻の怒りが向けられる前に俺はポニーテールの女の傍に駆け寄る。
近寄ってみれば星光さえ弾いて自ら輝いているようなオーラを強く感じる。これだけの女がこんな近くにいてまるで気配を感じ取れなかった己の節穴振りに怒りが湧く。
だがこれで人間狩が始まってから感じていた違和感の正体は分かった。居るのに認識できない、それが俺が感じていた違和感。ポニーテールの女はゲームが始まった当初から近くに居て俺達を観察していたのだろう。それでいて俺ばかりか秋津や殻でさえその存在を認識できなかったことからポニーテールの女は何かしら認識を阻害する魔を使う可能性は高い。それだけにポニーテールの女から意識を逸らさないようにする注意が必要。でなければ折角ここまでしたお膳立てが無為となって逃げられてしまう。
「やっぱり正義のヒロインは善良な人間を見捨てないんだな」
話せ話せどんなに下らない下脾たことでも。
「やっている行動はクズなのに、不思議と悪意は無かったわね」
ポニーテールの女は呆れたように言う。
まあ女を牢屋に入れて挑発し、女を囮にするため襲わせて、女を容赦なく気絶させて拘束する。
箇条書きで列挙すると俺は確かにクズだな。
「まあいいわ。世界救済委員会はあたしにとっても見逃せない相手。あたしが相手をしている間に貴方は逃げなさい」
正義のヒロインは言うことが違う。
「ありがとう」
笑顔で答えつつ俺は自然と出した手錠をポニーテールの女に掛ける。
「えっ」
「どうやら悪意を感じ取れるようだが、それが仇になったな」
事務的機械的にロボットの如く仕事を果たすのに善意も悪意も無い。
そして俺の左手にも手錠を掛けて俺とポニーテールの女を繋ぐ。エンゲージリングよりも二人を結びつける手錠の輪、これで二人は並大抵の事じゃ別れられない。
「ちょっっちょ、貴方馬鹿なの? あたしを手錠で繋いでしまってどうやってあの男に対抗するつもりなのよ」
ポニーテールの女にとってかなり予想外の出来事だったようで、先程まで姫武者のような凜々しさ溢れていた顔が年相応に崩れる。年相応の顔は可愛くもしかして女子高校生と感じてしまう。
「悪いが俺はあの男に興味は無い。まあ君を誘き出すのには役に立ったけどな」
ここで殻の乱入が無ければ完全に作戦は失敗だった。大野や秋津程度では役者不足、ポニーテールの女を舞台に引っ張り上げるほどの臨場感躍動感を生み出せなかった。
だがそれも過去の話、俺は過去には囚われない。
「今は君と過ごす方がよっぽど有意義で刺激的だ」
俺はポニーテールの女をグッと胸元に抱き寄せると、柔らかい体と夜空に染みる暖かみが混じる女の香りがした。
聖女候補と言っても普通の女の躰なんだな。
「まさか、わざとなの?」
手を抜いて戦ったわけじゃ無い必死で命ギリギリだったのは本当だが、そういう状況に自分を追い込んだのは自分だ。
現にあそこまで追い込まれても大原どころかジャンヌすら助けに来ない。
この戦場には俺ただ一人挑む。それが俺が設定したマージナルライン。舞台を盛り上がる為に俺も体を張っているのさ。
「それについては今夜ゆっくり語り明かそうじゃ無いか」
恋人のようにロマンチックに囁く。デートコースは特別尋問室とちょいとロマンチックじゃ無いけどな。
「あら、あなたであたしをリードできるのかしら」
ポニーテールの女は挑発的に言ってくれる。
またまたイメージが崩れるが、意外とノリがいいな。
「その前にここから逃げられるつもりか?」
怒りを滲ませた殻の声が腹に響く。
まあ殻にしてみれば完全に出汁にされたようなもの気持ちは分かるが、慰めてやるほど俺はいい人じゃ無い。
「ここは策士が定めし死地。
全てが俺の掌の上さ」
「随分大きく出たが、先程しくじったばかりだぞ」
「俺は美人には嘘をつかないぜ」
俺は腕を天に掲げ指をパチンと鳴らす。
「何っ!!!」
さすれば俺の掲げた手の上にドローンが舞い降りてくる。
援軍は望まないが個人としてのあらゆる手を尽くす。当然ドローンの出し惜しみだってすまい。
俺はドローンから垂れ下がっている縄梯子に足を掛け手で掴む。手応えは十分ある。彼女も面白がって今のところ抵抗しないでいてくれている。
人間二人は想定外だがいける、安全マージンは十分取ってある。
「じゃあな。俺はこれから彼女と星空のデートとしゃれ込ませて貰う」
「逃がすとでも、!!!」
殻は俺に飛び掛かろうとして横に飛び、1秒前までいた場所にマシンガンの弾が着弾する。
本気でこの男どうなっている?
背後に忍び寄っていた静音ドローンが強襲した銃撃をどうして躱せるんだよ。倒せるビジョンが浮かばない。まあ倒す必要は無いけどな。
「二号は俺が退避するのを援護。
三号はこのまま上に退避」
俺の命令を聞きドローンが動き出す。
二号機は殻に向かってマシンガンで牽制を初め、流石の殻も頭上からのマシンガンによる攻撃には手こずるようで躱しはするが攻撃までには到ってない。
「きゃあ」
ふわっと浮き上がって上昇を始める。
「大丈夫なの?」
ポニーテールの女は少し不安そうに言う。
「小鳥のように軽い君なら大丈夫さ」
気取ってはみるがドローンもそうだが彼女を支える左手も少し心許ない。
「ふ~ん、男の子の意地見せて貰いましょうかね」
見抜かれている。悪戯猫のような笑顔を浮かべて彼女は言う。
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