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世界救済委員会
第264話 語り
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「ふう~帰ってきたぜ」
「早かったな」
調査地区の近くにあるモーテルの一室をアジトにしている俺達の元にP.Tがこれ見よがしの溜息と共に帰ってきた。
三カ所の候補地、タワーマンション、町工場、豪邸。この三つは隣接していて包囲監視している連中の本命がこの三つのウチどれなのか絞り込めなかった。
まずはと敷地的に小さい豪邸の調査に行かせてから2時間くらいしか経っていない。敷地は狭いが豪邸には犬が放たれ監視カメラやセンサーも設置されていた。更には周りにいる張り込みの刑事達、それらの目を潜り抜けて内部に入るには俺なら一日くらいは準備がいる。
いや正直に言えば、俺では潜入出来ないかもしれない。
今のところ騒ぎになっている様子は無い。P.Tは監視網に引っ掛かること無く豪邸内部への潜入を成功させて帰ってきた。それも2時間で4時間は掛かると思っていたのに大幅な時間短縮だ。
流石200万の価値はあると喜ぶのはまだ早い、調査したフリをして帰ってきた可能性だってある。
「新しいご主人様に尻尾の一つも振って見せないとご褒美が貰えないからな」
頼もしい言葉で、是非これが虚言でないことを祈る。
「それで何があった?」
「写真を撮ってきたぜ。俺の百の言葉より信用できるだろ」
言われる前にさっさと証拠のSDカードを出してくるとはP.Tは自分に信用が無いことをよく分かっている。
「これはこれだ。まずはお前の言葉で報告を聞きたい」
SDカードを受け取りつつ俺は訪ねる。
「俺の言葉を信用するのか?」
「いいから語ってみせろよ、聞いててやるぜ」
P.Tが語る臨場感、嘘と主観が入り混じろうともP.Tが感じた実感を俺も感じることが出来る。それでこそ俺のイマジネーションも広がり、唯一無二の武器となる。
「俺の美声が聞きたいというならしょうが無い。
そこそこの貿易会社の社長の豪邸というだけあって、会社の力を客に見せ付けるためかやたら珍しい輸入品が飾ってあったぜ」
「そうらしいな」
待機している間に何もしていないわけじゃ無い。それなりに準備と情報収集は行っている。くせると瞑夜は早々にベットで仲良く寝てるが、兎さんにはそうして貰わないと亀さんの見せ場が無くなるので何も言わないでいる。
今回は成功は当然として俺自身が活躍する必要があるからな。
P.Tに調査に行かせた豪邸もネットで調べると持ち主自らSNSで写真をアップして自慢していた。
「そして男の子の浪漫、地下室」
「あったのか?」
「あったぜ。古典伝奇小説かというかというくらい書斎の本棚の裏に入口が隠されていたぜ。もう見付けたときには少年の冒険心と背徳への期待で胸の高鳴りが収まらなかったぜ」
P.Tは舞台俳優の如く天に手を翳し目を瞑り陶酔している。
「気持ちは分かるが先を続けろ」
「冒険心にキラキラキラ輝かせ、いぜ求めんお宝と階段を降りていくその先には。
なんと立派な社長さんが少女を涎垂らして弄んでいたぜ」
誘拐なのか人身売買か、地下室を使っている時点で違法なのは確実だろうな、まともなら堂々とすればいい。
「更には汗を流す二人を囲む地下室に所狭しと並べられた魅惑的な道具の数々、使い込まれた年季が放つ凄みがより一層背徳感を演出する」
成功したのなら慎ましくしていれば安泰だろうに、いや成功したからこそ我慢していた箍が飛んだのか。
成功して自分本来の本性をさらけ出す、我慢し続ける一生が幸せか解放した人生が幸せか? 難しい哲学だが、少女が不幸なのは間違いない。
「SNSや講演会であれだけ偉そうに教訓を垂れていた姿を知っていて見るとなかなか。
くくっく、人間の心の深淵にはどんな美酒より酔いしれる」
P.Tのうっとりとする表情を見て、少しP.Tという人間が分かった気がする。やはり写真だけでは分からない生の情報も重要だ。
乃払膜とは関係なさそうだが貿易会社社長のスキャンダル、後で何かに使えるかも知れないな。
しかし少女も運が無い、俺が警官だったら助けに行かなければならないが今は悪の組織の人間。いやそもそも悪の組織の人間で無ければ逮捕状も無く市民の家に潜入しないか。
まあ悪いが保留にさせて貰おう。
「楽しんだようで何よりだが、張り込みをしている連中には察知されなかっただろうな」
そんなドジを踏むような奴とは思えないが、上司とは憎まれるのを覚悟して部下の手綱を引き締める。
「当然だろ。一点に向けられた意識を掻い潜るのは楽だぜ」
P.Tは自信満々に言い切った。今はその自信が心強い。
「なら次は・・・」
「タワーマンションだろ」
「何?」
俺はまだ最初の豪邸以外残りの二カ所に関してはP.Tに教えていない。いまいち信用できないP.Tからの情報漏洩を防ぐ為だ。
P.Tが俺に近寄ってきた真意は見抜けていない。俺の目的を探る為に近寄ってきた可能性は捨て切れず、かといって縁を切れないのならリスクを減らすしか無い。
「あんたに言われて最初にざっと張り込みしている連中を観察させて貰った。馬鹿じゃ無いんだ、彼奴等はタワーマンションを監視しているのは丸わかりだったぜ。
いい加減俺を試すのは終わりにしろよ」
俺は馬鹿ということか? P.Tを試すとかで無く俺は本気で三つまでしか絞り込めなかった。馬鹿と天才は相対的、P.Tから見れば俺は無能な馬鹿か。かといって己を無能だと宣伝する必要も無い。しれっとした顔で対応を続ける。
「彼奴等熱い視線でタワーマンションを監視してたぜ、なあ何があるんだよ教えろよ」
「教えたら後に引けなくするぞ」
「其奴は怖いな~だが望むところだぜ。
俺はな~見たいんだよ人間の深部を、あんたなら俺にそれを覗かせてくれると感じたんだ。だから二百万ぽっちで雇われてやったんだぜ」
二百万もの価値があると俺は思っていたが、此奴にとっては端金だったのか。
情報を此奴に教えてリークされたらどうなる?
更なるカオス因子が加わって更に予測不能の事態になる可能性がある。だが今回限りに関してはそれは望むところ。
負けてる盤面、俺共々黒幕も制御不能になっていくのは望むところ。
「愛だ」
「愛?」
「全知全能神の愛をこの地上に再現しようとしている狂人がいる」
「うほっそりゃいいじゃねえか、そんなことが可能なら是非見てみたいぜ」
まあ此奴ならそう言うだろう事は予想出来た。
「くっく、神の愛が降臨したらいったいどんな狂気が世界に生まれるんだ。想像出来ないぜ」
「狂気?」
「そりゃそうだろ。神の愛なんて狂気しか産まないぜ」
「なるほどな。
確かに俺も見てみたいが、まずは仕事を優先させろ」
「おいおい、つまらない事言うなよ」
「失敗すれば俺は破滅だ。俺が見れない世界に興味は無い」
最低でも石皮音の救出は成功させないと悪の組織からでさえリストラされる。
「な~る。いいぜ今回はお前を優先させてやるよ。その代わりもっと面白いものを俺に見せてくれよ」
「約束はできないな」
そもそも俺は真面目なだけの人間で面白いものなど生み出せるクリエイターじゃ無い。
「連れないぜ。そこは嘘でもうんと言うところじゃないのか?」
「契約で嘘はつかない主義でね。
だがチャンスはあるぞ」
「ん?」
「今回の仕事は何もそれの阻止じゃ無い。ある人物の救出が目的だ。
つまり、その後のことは分からない」
「なるほど出目次第か。オーケー、まずは仕事を果たそう。
それで俺は何を調べればいい?」
「コーティングマスターを知っているか?」
「噂程度なら。人狩りをしていて、嘘か誠か感情を自由に操れるとか」
やはり侮れない奴だ。此奴なら魔人やユガミのことを知っているんじゃ無いか。まあ敢えて踏み込まないが。
「今、コーティングマスターが集めた人間達の精製作業が行われている。その場所を突き止めろ」
最上階に乃払膜がいるとして、人間の精製作業を何処でやっているかは予想が出来ない。タワーマンション全てが乃払膜の支配下ということはないだろうが、上層階は確実に抑えていると予想される。結構な部屋数になる中、見つからないように調べるのは困難を極める。
P.Tに期待するしか無い。
「ふ~ん、ところで誰を探しているんだ?」
「シン世廻幹部石皮音。写真は無いがお前なら大体分かるんだろ」
「買い被ってくれてありがとう」
P.Tは知っているのかいないのか綺麗にお辞儀をして答えるのみ。
「タワーマンションで確定だというなら無駄は省きたい、戻ってくる必要は無い逐次報告を入れろ」
俺はP.Tに契約金の二百万を今手渡してしまう。
「オーケー。じゃあ行ってくるぜ」
P.Tは颯爽と出発し、その気配が消えたのを確認して俺も動き出す。
P.Tに期待するしか無いが、一人の力量に頼り切りにするほど愚かでも無い。
「早かったな」
調査地区の近くにあるモーテルの一室をアジトにしている俺達の元にP.Tがこれ見よがしの溜息と共に帰ってきた。
三カ所の候補地、タワーマンション、町工場、豪邸。この三つは隣接していて包囲監視している連中の本命がこの三つのウチどれなのか絞り込めなかった。
まずはと敷地的に小さい豪邸の調査に行かせてから2時間くらいしか経っていない。敷地は狭いが豪邸には犬が放たれ監視カメラやセンサーも設置されていた。更には周りにいる張り込みの刑事達、それらの目を潜り抜けて内部に入るには俺なら一日くらいは準備がいる。
いや正直に言えば、俺では潜入出来ないかもしれない。
今のところ騒ぎになっている様子は無い。P.Tは監視網に引っ掛かること無く豪邸内部への潜入を成功させて帰ってきた。それも2時間で4時間は掛かると思っていたのに大幅な時間短縮だ。
流石200万の価値はあると喜ぶのはまだ早い、調査したフリをして帰ってきた可能性だってある。
「新しいご主人様に尻尾の一つも振って見せないとご褒美が貰えないからな」
頼もしい言葉で、是非これが虚言でないことを祈る。
「それで何があった?」
「写真を撮ってきたぜ。俺の百の言葉より信用できるだろ」
言われる前にさっさと証拠のSDカードを出してくるとはP.Tは自分に信用が無いことをよく分かっている。
「これはこれだ。まずはお前の言葉で報告を聞きたい」
SDカードを受け取りつつ俺は訪ねる。
「俺の言葉を信用するのか?」
「いいから語ってみせろよ、聞いててやるぜ」
P.Tが語る臨場感、嘘と主観が入り混じろうともP.Tが感じた実感を俺も感じることが出来る。それでこそ俺のイマジネーションも広がり、唯一無二の武器となる。
「俺の美声が聞きたいというならしょうが無い。
そこそこの貿易会社の社長の豪邸というだけあって、会社の力を客に見せ付けるためかやたら珍しい輸入品が飾ってあったぜ」
「そうらしいな」
待機している間に何もしていないわけじゃ無い。それなりに準備と情報収集は行っている。くせると瞑夜は早々にベットで仲良く寝てるが、兎さんにはそうして貰わないと亀さんの見せ場が無くなるので何も言わないでいる。
今回は成功は当然として俺自身が活躍する必要があるからな。
P.Tに調査に行かせた豪邸もネットで調べると持ち主自らSNSで写真をアップして自慢していた。
「そして男の子の浪漫、地下室」
「あったのか?」
「あったぜ。古典伝奇小説かというかというくらい書斎の本棚の裏に入口が隠されていたぜ。もう見付けたときには少年の冒険心と背徳への期待で胸の高鳴りが収まらなかったぜ」
P.Tは舞台俳優の如く天に手を翳し目を瞑り陶酔している。
「気持ちは分かるが先を続けろ」
「冒険心にキラキラキラ輝かせ、いぜ求めんお宝と階段を降りていくその先には。
なんと立派な社長さんが少女を涎垂らして弄んでいたぜ」
誘拐なのか人身売買か、地下室を使っている時点で違法なのは確実だろうな、まともなら堂々とすればいい。
「更には汗を流す二人を囲む地下室に所狭しと並べられた魅惑的な道具の数々、使い込まれた年季が放つ凄みがより一層背徳感を演出する」
成功したのなら慎ましくしていれば安泰だろうに、いや成功したからこそ我慢していた箍が飛んだのか。
成功して自分本来の本性をさらけ出す、我慢し続ける一生が幸せか解放した人生が幸せか? 難しい哲学だが、少女が不幸なのは間違いない。
「SNSや講演会であれだけ偉そうに教訓を垂れていた姿を知っていて見るとなかなか。
くくっく、人間の心の深淵にはどんな美酒より酔いしれる」
P.Tのうっとりとする表情を見て、少しP.Tという人間が分かった気がする。やはり写真だけでは分からない生の情報も重要だ。
乃払膜とは関係なさそうだが貿易会社社長のスキャンダル、後で何かに使えるかも知れないな。
しかし少女も運が無い、俺が警官だったら助けに行かなければならないが今は悪の組織の人間。いやそもそも悪の組織の人間で無ければ逮捕状も無く市民の家に潜入しないか。
まあ悪いが保留にさせて貰おう。
「楽しんだようで何よりだが、張り込みをしている連中には察知されなかっただろうな」
そんなドジを踏むような奴とは思えないが、上司とは憎まれるのを覚悟して部下の手綱を引き締める。
「当然だろ。一点に向けられた意識を掻い潜るのは楽だぜ」
P.Tは自信満々に言い切った。今はその自信が心強い。
「なら次は・・・」
「タワーマンションだろ」
「何?」
俺はまだ最初の豪邸以外残りの二カ所に関してはP.Tに教えていない。いまいち信用できないP.Tからの情報漏洩を防ぐ為だ。
P.Tが俺に近寄ってきた真意は見抜けていない。俺の目的を探る為に近寄ってきた可能性は捨て切れず、かといって縁を切れないのならリスクを減らすしか無い。
「あんたに言われて最初にざっと張り込みしている連中を観察させて貰った。馬鹿じゃ無いんだ、彼奴等はタワーマンションを監視しているのは丸わかりだったぜ。
いい加減俺を試すのは終わりにしろよ」
俺は馬鹿ということか? P.Tを試すとかで無く俺は本気で三つまでしか絞り込めなかった。馬鹿と天才は相対的、P.Tから見れば俺は無能な馬鹿か。かといって己を無能だと宣伝する必要も無い。しれっとした顔で対応を続ける。
「彼奴等熱い視線でタワーマンションを監視してたぜ、なあ何があるんだよ教えろよ」
「教えたら後に引けなくするぞ」
「其奴は怖いな~だが望むところだぜ。
俺はな~見たいんだよ人間の深部を、あんたなら俺にそれを覗かせてくれると感じたんだ。だから二百万ぽっちで雇われてやったんだぜ」
二百万もの価値があると俺は思っていたが、此奴にとっては端金だったのか。
情報を此奴に教えてリークされたらどうなる?
更なるカオス因子が加わって更に予測不能の事態になる可能性がある。だが今回限りに関してはそれは望むところ。
負けてる盤面、俺共々黒幕も制御不能になっていくのは望むところ。
「愛だ」
「愛?」
「全知全能神の愛をこの地上に再現しようとしている狂人がいる」
「うほっそりゃいいじゃねえか、そんなことが可能なら是非見てみたいぜ」
まあ此奴ならそう言うだろう事は予想出来た。
「くっく、神の愛が降臨したらいったいどんな狂気が世界に生まれるんだ。想像出来ないぜ」
「狂気?」
「そりゃそうだろ。神の愛なんて狂気しか産まないぜ」
「なるほどな。
確かに俺も見てみたいが、まずは仕事を優先させろ」
「おいおい、つまらない事言うなよ」
「失敗すれば俺は破滅だ。俺が見れない世界に興味は無い」
最低でも石皮音の救出は成功させないと悪の組織からでさえリストラされる。
「な~る。いいぜ今回はお前を優先させてやるよ。その代わりもっと面白いものを俺に見せてくれよ」
「約束はできないな」
そもそも俺は真面目なだけの人間で面白いものなど生み出せるクリエイターじゃ無い。
「連れないぜ。そこは嘘でもうんと言うところじゃないのか?」
「契約で嘘はつかない主義でね。
だがチャンスはあるぞ」
「ん?」
「今回の仕事は何もそれの阻止じゃ無い。ある人物の救出が目的だ。
つまり、その後のことは分からない」
「なるほど出目次第か。オーケー、まずは仕事を果たそう。
それで俺は何を調べればいい?」
「コーティングマスターを知っているか?」
「噂程度なら。人狩りをしていて、嘘か誠か感情を自由に操れるとか」
やはり侮れない奴だ。此奴なら魔人やユガミのことを知っているんじゃ無いか。まあ敢えて踏み込まないが。
「今、コーティングマスターが集めた人間達の精製作業が行われている。その場所を突き止めろ」
最上階に乃払膜がいるとして、人間の精製作業を何処でやっているかは予想が出来ない。タワーマンション全てが乃払膜の支配下ということはないだろうが、上層階は確実に抑えていると予想される。結構な部屋数になる中、見つからないように調べるのは困難を極める。
P.Tに期待するしか無い。
「ふ~ん、ところで誰を探しているんだ?」
「シン世廻幹部石皮音。写真は無いがお前なら大体分かるんだろ」
「買い被ってくれてありがとう」
P.Tは知っているのかいないのか綺麗にお辞儀をして答えるのみ。
「タワーマンションで確定だというなら無駄は省きたい、戻ってくる必要は無い逐次報告を入れろ」
俺はP.Tに契約金の二百万を今手渡してしまう。
「オーケー。じゃあ行ってくるぜ」
P.Tは颯爽と出発し、その気配が消えたのを確認して俺も動き出す。
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