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男三人ぶらり飲み
第百五話 雌狐
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ダイヤのようにカッティングされた氷が浮かぶソルティードッグ。
焦げ茶色の木目の上に置かれ淡い黄土色の影が伸びる。
白雪が降り積もるグラスの縁にキスをしてぐいっと呷る。
「ふう~」
走った乾いた喉ごしに潤いが蘇る。
「旨いな」
今まで別段酒を楽しむと言うことが無かった俺だが、また飲みたいと思ってしまう。
「そうだろう。ここのマスターは日本カクテル大会で優勝するほどだからな」
得意気に言うだけはある流石御曹司、良い店を知っている。
俺達は一時の休息にいい酒を味わっていた。
煙幕が立ちこめていく中、群衆やヤクザ達が狼狽し同じく唖然と立ち尽くす西村を連れて俺は逃亡した。音羽はまああれでもプロだ勝手に逃げてくれるだろ、間違ってその場に残って美女救出なんてことをするならまあもう止めない。彼奴もいっぱしの成人男子の戦士、俺があまりあれこれ言うことじゃないだろ。
無事逃げ切ったところで連絡を取ると音羽も素直に逃げていてくれたようで、音羽お勧めのこのショットバーで合流となった。
音羽が馴染みにするだけあって、店内の作りは重厚で品がある。細長い店内、カウンターとテーブルが数卓有るのみ。店内に流れるジャズに耳を傾けつつ木目調のカウンターに座れば、芸術品のように棚に並ぶ酒瓶を鑑賞しつつ酒が楽しめる。
もっとも今は会話を聞かれたくなくカウンターで無くテーブルに着いている。
「落ち着いている場合かよ。俺達ヤクザに因縁付けられちまったんだぞ」
確かに奴らはクズだ。クズは執念深い。ありもしない面子に拘り何処までも付き纏ってくる。
唯一の救いが奴らの目的が俺達じゃ無いこと。もしかしたら構ってられないと捨て置くかも知れない。
「顔を覚えられていると面倒だな。もう街を歩けなくなる。
なあ音羽お前は夜遊びをよくしているようだし、彼奴等が誰か分からないか?」
救いに賭けて安穏としてられるほど肝は太くない。常に最悪に備えて準備を怠らない。もっとも俺の場合は準備が無駄になる更に底が抜けた最悪になることが多いがな。
「悪いがクズとの面識は無い。
マスター少し良いか」
音羽が呼ぶとマスターがカウンターから出て此方に来る。幾ら今俺達以外客が少ないとはいえ、呼べば直ぐ来るなんて音羽はそんなに上客なのか?
「なんですか、音羽の若様」
若様かよ。親子二代の付き合いなのか。
「すまんがさっきヤクザに絡まれてな。今から言う人相の奴ら知っていたら教えてくれ」
音羽はマスターにさっきの赤シャツの人相などを説明する。職業柄人捜しが多いからだろうか、中々上手い人物描写だ。
「なるほど。多分ですがそれは卯場 雨ですね。つい最近までけちなチンピラでしたがここ最近急激に勢力を伸ばしている男です。
気をつけて下さい。あの男幸運の女神を恋人にしたと言われるほどに勢いに乗っています」
勢いがあるほどに躓けば大きく転ぶ。怖いのは淡々と徐々に勢力を伸ばす奴だ。
「マスターありがとう」
「では失礼します」
マスターは話が終われば此方の事情を一切探ること無く戻っていく。プロだな。
「なるほど、卯場 雨ね。それだけ分かれば後は幾らでも調べようがある」
職権乱用になるかも知れないが、所轄の刑事とかに話を聞けば情報は集まるだろう。出来れば主な収入源とか対立組織とかも調べておかないとな。
「人間同士のいざござ、お前の勤め先の方が得意そうだが、俺の家だってそこそこ対処できるぞ」
「取り敢えずは調べておくだけさ」
まあ、此方から手を出す気はない。関わらないで済むならそれにこしたことはないからな。
「西村」
途中から話に付いていけなくなって大人しく酒を啜っている西村に呼び掛ける。
「なんだ」
「もしちょっかいを出されたら、一目散に逃げろ。そして直ぐに俺に連絡しろ。後腐れの無いように徹底的に潰す」
音羽には名家、俺には桜田門のバックがあるが西村には何も無い。ヤクザ相手に交渉のテーブルにすら上れない。何が平和だ何が法治国家だ、虐めだってそうだ。最後にものをいうのは暴力だ。
手に入れた権力、使う時には使うべきだ。
下手な正義感は大事なものを失う。
手に入れた権力、使えば使うほどに溺れ組織への依存度が高くなる。
自由の翼を失い組織の奴隷と成り下がる。
つくづく人生は難しい。
「あら~心強いのね」
「おっお前」
漂う甘い香りと甘い声に振り返れば、あの女がいた。
「私も良いかしら。マスター私にマティーニを一杯」
しれっと同じテーブルに入り込み悪びれること無くカクテルを頼む。
そもそも卯場同様撒いたはずなのになぜここにいる?
「何でお前がここにいる。俺達はお前に関わる気はないぞ」
達を強調し、音羽と西村に余計な口を挟むなと目で威嚇しておく。
女好きも正義感もこの女相手には分が悪すぎる。だからといって俺なら渡り合えるかといえば、そんな自信は全く湧いてこない。まだまだ子狐に過ぎない俺だが、分を知り身の丈を知っている。
唯一出来る交渉術は完全拒絶のみ。
「あら、つれないのね。か弱い女性よ、守ってくれないの」
いちいち媚態を作って話すが、いちいち様になっている。
「お前が本当にか弱ければ考えてやっても良いがな」
相対して分かる。この雌狐、尻尾が九本くらい生えていそうだ。
「あらあら」
軽くパーマの掛かった軽く掻き上げながら笑う。いちいち綿密に計算され自然体となった仕草が艶があり目が引きつけられる。気を抜いたらあっという間に骨抜きにされそうだ。
「そもそもお前、卯場に何をした?」
「あらもう名前を調べたのね、やはりただの坊やじゃ無いわね。
私と卯場の間にあるのはワンナイトラブだけよ」
「嘘だな。あれはお前の体の虜になった欲望からくる執着じゃ無い、あれはお前に対する怒りだ。
重ねて問う、何をした?」
「重ねて答えるわ。抱かせてあげただけよ」
何も言う気はないというなら推測するしか無いか。
抱かせたと言っているんだ、振って面子を潰したわけじゃ無いだろう。
何か卯場の大事なものを奪ったか。
物か大金か? 女の態度からそんな簡単な物じゃ無い気がする。
そういえば通りで卯場は何か叫んでいたな。
運とかどうとか。
そして抱かせることで奪えるもの。ベットの上の睦言で漏らす情報か?
なるほど大分読めてきた。
この女ベットの上で仕入れた情報で卯場を何か嵌めたな。
これは益々もって関わるべき女じゃ無いな。
なら。
「抱かせただけで奪えるものはあるぜ」
「あら何かしら?」
「男の運だ。
あんた、さげ○んだろ」
「ぶほっごほ、おっお前、それ女性に対して失礼過ぎないか」
大人しく聞いていた西村が噎せ返って俺を非難してくる。
「俺ですらそう思うぞ」
俺の気も知らないで男二人は雌狐の援護をする。そこは俺に同調して欲しかったんだが、それは期待しすぎということか。
「お姉さんには、そんなオカルトを信じるような子に見えなかったけどな~」
「俺はお前の話と卯場の台詞と結びつけ推測したまでだ。
オカルトだろうと状況から推測された結論は、あんたはサゲ○ンということだ。
女は俺の本気の口調で語られる反論に黙り込む。
怒ったか? ならテーブルを蹴り上げて帰ってくれていいぞ。別に俺はこの女と交渉したいわけでも、まして仲良くしたい下心があるわけでも無い。縁を結びたくないんだ。今ならまだ結ばれてない。
それが証拠に互いに名前すら知らない。
「負けね。おねーさんの負け」
女は両手を挙げ、その美しい盛り上がりが無防備に俺達の眼前に晒される。
「何がだ?」
何だ? 非常に嫌な予感がする。恥も外聞も、西村や音羽を置いて逃げ出したくなる。
「私は賀田 弓流。究極のサゲ○ン女よ」
やられた。
名乗られ、あっさりと狡猾の鎧を投げ捨て全てを晒して懐に飛び込まれた。
誰か助けてくれと俺は心の中泣いた。
焦げ茶色の木目の上に置かれ淡い黄土色の影が伸びる。
白雪が降り積もるグラスの縁にキスをしてぐいっと呷る。
「ふう~」
走った乾いた喉ごしに潤いが蘇る。
「旨いな」
今まで別段酒を楽しむと言うことが無かった俺だが、また飲みたいと思ってしまう。
「そうだろう。ここのマスターは日本カクテル大会で優勝するほどだからな」
得意気に言うだけはある流石御曹司、良い店を知っている。
俺達は一時の休息にいい酒を味わっていた。
煙幕が立ちこめていく中、群衆やヤクザ達が狼狽し同じく唖然と立ち尽くす西村を連れて俺は逃亡した。音羽はまああれでもプロだ勝手に逃げてくれるだろ、間違ってその場に残って美女救出なんてことをするならまあもう止めない。彼奴もいっぱしの成人男子の戦士、俺があまりあれこれ言うことじゃないだろ。
無事逃げ切ったところで連絡を取ると音羽も素直に逃げていてくれたようで、音羽お勧めのこのショットバーで合流となった。
音羽が馴染みにするだけあって、店内の作りは重厚で品がある。細長い店内、カウンターとテーブルが数卓有るのみ。店内に流れるジャズに耳を傾けつつ木目調のカウンターに座れば、芸術品のように棚に並ぶ酒瓶を鑑賞しつつ酒が楽しめる。
もっとも今は会話を聞かれたくなくカウンターで無くテーブルに着いている。
「落ち着いている場合かよ。俺達ヤクザに因縁付けられちまったんだぞ」
確かに奴らはクズだ。クズは執念深い。ありもしない面子に拘り何処までも付き纏ってくる。
唯一の救いが奴らの目的が俺達じゃ無いこと。もしかしたら構ってられないと捨て置くかも知れない。
「顔を覚えられていると面倒だな。もう街を歩けなくなる。
なあ音羽お前は夜遊びをよくしているようだし、彼奴等が誰か分からないか?」
救いに賭けて安穏としてられるほど肝は太くない。常に最悪に備えて準備を怠らない。もっとも俺の場合は準備が無駄になる更に底が抜けた最悪になることが多いがな。
「悪いがクズとの面識は無い。
マスター少し良いか」
音羽が呼ぶとマスターがカウンターから出て此方に来る。幾ら今俺達以外客が少ないとはいえ、呼べば直ぐ来るなんて音羽はそんなに上客なのか?
「なんですか、音羽の若様」
若様かよ。親子二代の付き合いなのか。
「すまんがさっきヤクザに絡まれてな。今から言う人相の奴ら知っていたら教えてくれ」
音羽はマスターにさっきの赤シャツの人相などを説明する。職業柄人捜しが多いからだろうか、中々上手い人物描写だ。
「なるほど。多分ですがそれは卯場 雨ですね。つい最近までけちなチンピラでしたがここ最近急激に勢力を伸ばしている男です。
気をつけて下さい。あの男幸運の女神を恋人にしたと言われるほどに勢いに乗っています」
勢いがあるほどに躓けば大きく転ぶ。怖いのは淡々と徐々に勢力を伸ばす奴だ。
「マスターありがとう」
「では失礼します」
マスターは話が終われば此方の事情を一切探ること無く戻っていく。プロだな。
「なるほど、卯場 雨ね。それだけ分かれば後は幾らでも調べようがある」
職権乱用になるかも知れないが、所轄の刑事とかに話を聞けば情報は集まるだろう。出来れば主な収入源とか対立組織とかも調べておかないとな。
「人間同士のいざござ、お前の勤め先の方が得意そうだが、俺の家だってそこそこ対処できるぞ」
「取り敢えずは調べておくだけさ」
まあ、此方から手を出す気はない。関わらないで済むならそれにこしたことはないからな。
「西村」
途中から話に付いていけなくなって大人しく酒を啜っている西村に呼び掛ける。
「なんだ」
「もしちょっかいを出されたら、一目散に逃げろ。そして直ぐに俺に連絡しろ。後腐れの無いように徹底的に潰す」
音羽には名家、俺には桜田門のバックがあるが西村には何も無い。ヤクザ相手に交渉のテーブルにすら上れない。何が平和だ何が法治国家だ、虐めだってそうだ。最後にものをいうのは暴力だ。
手に入れた権力、使う時には使うべきだ。
下手な正義感は大事なものを失う。
手に入れた権力、使えば使うほどに溺れ組織への依存度が高くなる。
自由の翼を失い組織の奴隷と成り下がる。
つくづく人生は難しい。
「あら~心強いのね」
「おっお前」
漂う甘い香りと甘い声に振り返れば、あの女がいた。
「私も良いかしら。マスター私にマティーニを一杯」
しれっと同じテーブルに入り込み悪びれること無くカクテルを頼む。
そもそも卯場同様撒いたはずなのになぜここにいる?
「何でお前がここにいる。俺達はお前に関わる気はないぞ」
達を強調し、音羽と西村に余計な口を挟むなと目で威嚇しておく。
女好きも正義感もこの女相手には分が悪すぎる。だからといって俺なら渡り合えるかといえば、そんな自信は全く湧いてこない。まだまだ子狐に過ぎない俺だが、分を知り身の丈を知っている。
唯一出来る交渉術は完全拒絶のみ。
「あら、つれないのね。か弱い女性よ、守ってくれないの」
いちいち媚態を作って話すが、いちいち様になっている。
「お前が本当にか弱ければ考えてやっても良いがな」
相対して分かる。この雌狐、尻尾が九本くらい生えていそうだ。
「あらあら」
軽くパーマの掛かった軽く掻き上げながら笑う。いちいち綿密に計算され自然体となった仕草が艶があり目が引きつけられる。気を抜いたらあっという間に骨抜きにされそうだ。
「そもそもお前、卯場に何をした?」
「あらもう名前を調べたのね、やはりただの坊やじゃ無いわね。
私と卯場の間にあるのはワンナイトラブだけよ」
「嘘だな。あれはお前の体の虜になった欲望からくる執着じゃ無い、あれはお前に対する怒りだ。
重ねて問う、何をした?」
「重ねて答えるわ。抱かせてあげただけよ」
何も言う気はないというなら推測するしか無いか。
抱かせたと言っているんだ、振って面子を潰したわけじゃ無いだろう。
何か卯場の大事なものを奪ったか。
物か大金か? 女の態度からそんな簡単な物じゃ無い気がする。
そういえば通りで卯場は何か叫んでいたな。
運とかどうとか。
そして抱かせることで奪えるもの。ベットの上の睦言で漏らす情報か?
なるほど大分読めてきた。
この女ベットの上で仕入れた情報で卯場を何か嵌めたな。
これは益々もって関わるべき女じゃ無いな。
なら。
「抱かせただけで奪えるものはあるぜ」
「あら何かしら?」
「男の運だ。
あんた、さげ○んだろ」
「ぶほっごほ、おっお前、それ女性に対して失礼過ぎないか」
大人しく聞いていた西村が噎せ返って俺を非難してくる。
「俺ですらそう思うぞ」
俺の気も知らないで男二人は雌狐の援護をする。そこは俺に同調して欲しかったんだが、それは期待しすぎということか。
「お姉さんには、そんなオカルトを信じるような子に見えなかったけどな~」
「俺はお前の話と卯場の台詞と結びつけ推測したまでだ。
オカルトだろうと状況から推測された結論は、あんたはサゲ○ンということだ。
女は俺の本気の口調で語られる反論に黙り込む。
怒ったか? ならテーブルを蹴り上げて帰ってくれていいぞ。別に俺はこの女と交渉したいわけでも、まして仲良くしたい下心があるわけでも無い。縁を結びたくないんだ。今ならまだ結ばれてない。
それが証拠に互いに名前すら知らない。
「負けね。おねーさんの負け」
女は両手を挙げ、その美しい盛り上がりが無防備に俺達の眼前に晒される。
「何がだ?」
何だ? 非常に嫌な予感がする。恥も外聞も、西村や音羽を置いて逃げ出したくなる。
「私は賀田 弓流。究極のサゲ○ン女よ」
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