僕の痛み

晴珂とく

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僕の痛み 4枚目

失ったもの

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 長いこと使っている白いローテーブルの上で、水彩紙に筆を走らせる。カーテンを閉め忘れた窓の外は真っ暗で、掃き出し窓は黒い鏡になっていた。狭い1Kの部屋の中、何の音も聞こえない。人物の頬に、パーマネントレッドライトをのせると、血色のよい仕上がりになった。
 給湯器から高温のメロディが流れる。振り向いて見ると、有一はベッドで雑誌を広げたまま、うたた寝していた。
「有一さん、お風呂沸いた。うち追い焚きないから早く入ってください」
「んあ……、俺寝てた?」
 彼は体を起こし、立てた膝に腕を乗せ頭を支えた。瞼はまだ閉じている。その頬を、指の腹で触れるくらいに柔らかく叩いた。彼の目が即座に開く。
「今……、ほっぺた触った?」
「あ、すません」
「や、違くて……、グッときた。もう一回やって」
「えっ……」
 恐る恐る彼の顔に手を伸ばし、頬に指が触れると、手の甲に彼の手が重ねられた。手のひらに、彼の頬が擦り付けられ、指先が痺れる。ふと目が合うと、彼は体ごと近づいた。
「ゆ…いちさん……、お風呂冷める」
 彼の胸に手を当てた。彼は「はーい」と体を引いた。
「あ、今日描いてた絵、完成した? いいね、あったかい感じで」
 彼はテーブルに視線を落とした。
「あ、まだ。あと少し仕上げしたら完成。バスタオル出しますね」
 膝立ちで収納ボックスを開ける。スマホの振動音が、静かな部屋に鳴り響いた。
「あ、電話だよ」
「え、こんな時間に誰だろ……。仕事かな」
「あー、お母さんからだね」
 テーブルの上の画面を覗き込んだ有一が答えた。心臓が大きく跳ね、乱暴に引き出しを押し戻した。タオルが床へ着地する。
「出る? はい」
「ぁ……、あ……、え…と……」
 差し出されたスマホの画面に「母」と表示されていた。息が上がって、視界が霞む。脂汗が滲み、鳩尾を掻き回されるような不快感が押し寄せた。胃から何かが込み上げてきそうな動悸を、肩を上下させて逃がす。
「……大丈夫?」
 有一の手が背中に触れて、軽くさすった。
「……だいじょう……」
 彼に取り繕う余裕もなく床に尻をつく。瞼を固く瞑る。息が上手くできず、溺れそうなほどに苦しくなっていく。
「……もしかして、過呼吸かな」
 そばで呟く声が聞こえた。彼はバスタオルを拾い、顔にそっと当ててきた。
「口と鼻を軽く押さえて、ゆっくり、息をして……」
 背中をさする手が、緩やかに上下する。
「大丈夫だよ。息をゆっくり吐いて……、吸って……」
 スマホは鳴り止み、重低音の声が静かに響いた。顔に当たる柔らかいパイル地と、背中に伝わる熱。涙が滲み、口に当てたタオルで目元まで覆った。

 通っていた幼稚園は、送り迎えのバスが運行していたが、母は毎日歩いて迎えに来た。昼下がりの帰り道、手を繋いで家まで帰っていた。体操クラブがある火曜日だけ、夕方のお迎えになる。夏が過ぎ、涼しくなってくる秋頃は、夕陽に向かう帰り道が好きだった。
「おかあさん、みて! おそら、オレンジいろ、きれいだねぇ」
 母を見上げると、彼女は穏やかに笑い返してくれた。
「そうねぇ。夕日、綺麗ねぇ」
「どうして、あんなにきれいなの」
「さぁ、どうしてだろうね」
「おかあさぁん、おそらのなかに、はいりたいよぅ。もっとちかくで、みてみたい」
 片手を上に伸ばして、背伸びをした。
「えー、なあにそれ。みーくんは小さいから届かないよ」
「おとなになったら、とどく?」
「どうだろうねぇ。今が可愛いから、そのままのみーくんでいて欲しいなぁ」
「おとなになったら、だめなの」
「ダメっていうか、大人になるのは、止められないからねぇ。でもいつまでも、可愛くいてほしいなぁっていう、ただの願望。ふふ」
 彼女は優しく微笑んだ。弟か妹が産まれると聞かされたのは、それからすぐ後だ。

 創立記念日で小学校が休みだった。雨が降ったりやんだりを繰り返している。白っぽい空に、湿度の高い空気。梅雨入りも近い。
 自室で塾の宿題をしていた。母も弟も出払っていて、家の中は静かだった。つい眠気に襲われる。
 インターホンが鳴り、目を覚ます。急いで階段を駆け下りて、玄関のドアを開けると淳太郎が立っていた。
「おいおい、出る前に誰だか確認したか? 危なっかしいなあ」
「え、どうしたの」
「今日さぁ、ウチ親いんだよ。だからこっち来た。みーくんの部屋行こ」
 淳太郎は道弥の横をすり抜け、靴を脱いであがった。
「え、困る。うちでは何もできないからね」
「今日、柊くん体操クラブでしょ。そんで、おばさんは病院じゃないの。だから誰もいねぇじゃん」
「なんで知ってんの……」
 階段を登っていく彼の背中を、追いかける。
「わー、学習机! 懐かしい。みーくんの部屋来るの、すげぇ久しぶりじゃない?」
 彼はベッドに腰掛け、部屋の中を見渡した。
「ねえ、ほんとに何もできないからね」
「誰もいないから大丈夫でしょ」
「たまにお迎えの前に、一度帰ってくることあるから」
「あぁ、それなら大丈夫だよ。昨日祝日だったから、病院混んでるし」
「わかんないじゃん」
「わかるって。あそこの皮膚科、いつも混んでるだろ。休み明けは悲惨なの」
 腕を引っ張られ、体をベッドに沈められた。唇を奪われ、口内に舌が侵入してくる。それに応えるように舌を絡めた。
「ん、上手。かわいい」
「ねえ、ほんとに。入れるのは、ここでは出来ないから」
「わかった、わかった。軽くね」
 ズボンと下着に手をかけられ、脚から抜かれる。
「ちょっと、全部脱がさないでよ。すぐに履けないじゃん」
「だから、大丈夫だって。つうか、いい感じに剥けてんね、いつの間にか。あは」
「うるさいなぁ」
「しゃぶってやるよ」
「えっ、ちょ……」
 脚の間に、彼の頭が分け入り、まだ柔らかい陰茎を咥えられた。全体が生温かく包まれ、ぬめった舌が裏筋を擦る。
「はっ……、あ……」
 硬度が増してくると、彼は唇を窄め、水音を立てながら頭を上下させた。
「あっ……! ちょっとほんと待って! 一旦ストップ!」
「あに? 気持ちいいだろ?」
 口を離した彼が尋ねた。根本を支えていた手が、上下に茎を擦る。
「手もストップ!」
 体を起こし、彼の手を押さえる。
「し、刺激が強すぎて、怖いっていうか……」
「でたでた、怖い。何が怖いのかわかんね」
「いや、ほんとに。ちんちん食べられそうで怖い」
「なにそれ、エロいな」
 再び口に咥えようとした彼の額を、手で押し返した。
「や、もうやんなくていいから……」
「ええ……。じゃあ、俺のも舐めて」
 彼は体を起こし、ズボンと下着をずらすと陰部を露出した。すでに勃起していて、亀頭は上を向いている。
「やだよ」
「はあ? なんで」
「だって……、やり方わかんないし、そもそも舐めるものじゃないから」
「なんだってぇ? たった今、俺にしゃぶらせといてよぉ」
 彼の手が伸びてきて、片手で両頬を強めに掴まれた。
「うぅ、勝手にやったくせに……」
「やり方教えるから、ほらやってみ」
 彼はズボンと下着から片足を抜き、腰を突き出した。
「……先っぽ濡れてるけど……」
「だから、そろそろ限界なの。早く」
「え、おしっこ?」
「ちげーわ、バカ。カウパーだよ」
「ねえ、先にパンツ履いていい?」
 ベッドの下に落ちた下着に手を伸ばすと、腕を掴まれた。
「だめ。先に舐めて。早くしねぇと、喉の奥まで突っ込むぞ」
「ひっ……」
 彼の手を振り解き、後退りする。
「いや、冗談。そんなことしねぇよ。お前、すぐ泣くし」
「……ほんとに?」
「本当に。俺がやってほしいの。お願い」
「……どうやればいいの」
 渋々肘をベッドにつき、彼の陰部に顔を近づけた。
「やりぃ。じゃあまず、先っぽ舐めて。左手で根本支えてな」
 彼は上機嫌に脚を広げ、片足をベッドの下に落とした。言われた通り、根本を支え、先端に舌をつける。舌先を左右に動かすと、僅かにしょっぱい味がした。
「いいじゃん。そしたら、入るだけでいいから口の中に入れて、その動きやってみて。歯は立てんなよ。あと、右手も使って扱いて」
 亀頭の下まで咥え込むと、口の中がいっぱいになる。右手で、彼の茎を握って擦った。
「あーうん、うん。それで、唇で上下に擦る感じにできる? 吸うような感じで……。手は親指と人差し指と中指で、輪っか作って、動かして。それを同時にやんの」
「ふうはひい」
「あー、喋るな、喋るな」
 彼の指が頬に触れた。言われた通りに、唇と指をゆっくりと動かしていく。頭上から吐息が漏れた。
「あーいい、いい、いいよ、みーくん……。やればできんじゃん。絵面えづらもさいこぉ……。あー……、そのまま……」
 頭を撫でられる。口の中いっぱいの、彼のものと、頭上で聞こえる吐息混じりの声。彼の脚の付け根に添えていた左手を、自分の陰部へ伸ばした。
「ぃやあぁ……!」
 突然、高い悲鳴が聞こえた。息が止まりそうなほど心臓が跳ねた。顔を勢いよく上げると、閉めたはずのドアが開いていて、母が立っていた。
 彼女の眉は歪み、目を見開き、両手で口を押さえていた。小刻みに震えるその姿が、今でも鮮明に蘇る。

 しばらくの間、家の中をスーツの大人が出入りした。何度か部屋の中まで入って来たが、布団に潜り一切喋らなかった。
 学校にも塾にも行かなくなり、夏休みに突入した。祖母の家に引き取られることが決まり、転校手続きも済んだことは、あとから聞かされた。

 部屋の腰窓から見える空は、台風が近づいていて、スモークグレーを帯びていた。昼間にも関わらず、薄暗い。畳んだ衣類を、段ボール箱に詰めていく。着々と殺風景になっていく部屋の中、無気力な頭とは裏腹に、よく働く手足。
 部屋のドアがノックされた。何も答えずにいると、ドアは勝手に開けられる。
「準備終わった? 忘れ物ないようにね」
 母が顔を出した。彼女が近くに居ると、僅かに息が上がり、動悸がする。
「塾のテキストも、一応持って行きなさいよ。受験を諦めるのはもう仕方ないけど、ちゃんと勉強するのよ」
 母は、まだ閉めていない段ボール箱の蓋に手をかけ、中を見る。一番上にあったスケッチブックを手に取った。
「あ……! 触らないで……!」
 しばらくの間発していなかった声は、しゃがれていた。彼女は眉を顰めてスケッチブックをめくる。
「あんた……、何なのこれ……。いつ描いたの」
 低い声を出す彼女から、スケッチブックを奪い返すこともできない。足が動かなかった。
「ねえどういうこと。七村さんちのあの彼……、絵を描いてたんでしょ。今回のことで知ったけど、美大を目指すくらいの実力なのよね」
 徐々に早口になるその顔を見ることができず、床の一点を見つめた。脂汗が滲む。
「ねえ。先方が……、あんたから誘ったって言ってたみたいだけど、まさか……、そういうことじゃないわよね。無理矢理なのよね?」
 焦りの滲む、震え声で詰められる。腕を痛いくらいに掴まれ、息が止まりそうになった。汗が顎を伝い、床に滴り落ちる。
「何か言いなさいよ……。黙ってると肯定してるみたいじゃない……。勘弁してよ……。これ以上……、失望させないで」
 彼女は涙声で力無く言った。背を向けて、スケッチブックを雑に持ち、よろめきながら立ち去った。
 一人になった部屋で、膝から崩れ落ちた。息がうまく出来ずに、背中をまるめ、胸を掻きむしる。
「うっ……」
 胸が突き刺すように痛み、指先が痺れて震える。
 ――苦しい、苦しい……。
 汗をかいた脚が、フローリングにぬめった。静かに床に落ちる、涙か汗かわからないもの。
 ――ひとりにしないで。
 声にならない叫びは、独りの部屋の空気に浮いていく。
 夜中に、リビングでスケッチブックを探した。それは、無惨に破られゴミ箱の中にあった。

 最寄り駅まで父と二人の車内は、お互いに無言だった。普段あまり家に居ず、学校行事にも来たことのない父との会話は、最近は専ら成績のことだけだった。

 ――算数の参考書、買ってきた。
 父は二冊の本を、机に置いた。
 ――母さん、機嫌悪かったけど、気にするなよ。受験まで時間あるし、これから挽回できるからな。
 ――うん……、ありがとう。
 ――大変かもしれないけど、今頑張って、いい学校に入っておけば、長い目で見てアドバンテージになるから。
 彼の大きな手で、頭を撫でられた。
 ――わかった……。
 ――ん、頑張れ。
 父は道弥の肩を力強く掴んでから、部屋を出ていった。机に置かれた参考書を横目で見て、腕を掻きむしった。

 駅に到着し、送迎の礼だけでも言おうと振り向くと、父は目も合わさずに「元気で」と言った。何も言えなくなり、顔を逸らすと、車は静かに走り去っていった。
 もう帰ってこなくていいと、言われた気がした。
 新幹線の窓から見えるビル群は、ぼやけていく。やがて景色が緑に染まる頃には、涙は乾き、重い体がシートに沈むだけだった。
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