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第三章
第53話 ファンタスティックナイト 後編
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コロセウムの北面にステージは設営されている。後少しで西日が差し込むので、僅かながらの日差し対策をしている。
ステージ奥から白いブラウスに赤、紫、白のギンガムチェックのベスト、ミニスカートも同じチェック柄でヒラヒラさせながらカトレア姫が歩いて来て、ステージのセンターに立った。
「帝都の皆さん、こんにちは~。ラグナドラグーン国は凄い国です!アイドルグループがいるんです!皆さん、アイドルって知ってました?今日は其のアイドルグループ、NWG48が皆さんと一緒に歌って、踊って、楽しんじゃいます!皆さんも楽しんでくれますかー!」
「「「オーーーーーッ!」」」
観客の掛け声に合わせてノリノリビートのダンスナンバーでライブが始まった。
ステージの奥から裏メイド隊のバク転からのアクロバットダンス、続いて3組女子とナタリアさん、エリナさん、リン達がステップを踏みながらステージ中央迄出てくる。
センターには高山さん、沢岸さん、キャサリンさんのトリオユニゾンで、ノリノリのダンスナンバーを熱唱する。
路上ミニライブで下準備が出来ていた観客は一気にボルテージを上げ、コロセウムは熱狂の渦と化していた。
2曲目は少しペースダウンして明るく楽しいリズミカルな曲だ。歌っているのはカトレア姫、アルフィーナ王女、オリヴィア様のプリンセストリオと彩月、ルミナ様、セシリちゃんの仲良しトリオが代わる代わる交互に楽しく歌っている。
観客席からは
「カトレア皇姫様メチャメチャ可愛い~」
「あの金髪の女の子も可愛いよな」
「黒髪の美少女も良いよね」
「小っちゃい2人も可愛いぞ!」
「いやいや黄金の髪の子も神秘的じゃね」
「おい!金髪の女の子ってラグナドラグーンの王女様だってよ!」
「マジか!王女にミニスカダンスさせていいのか!」
「ラグナドラグーンって楽しい国なんだな!」
「いやいや、カトレア皇姫様もミニスカで踊ってんだぜ!皇帝になったら歌って踊れるミニスカ皇帝になるんだぜ!」
「楽しいな其れ!」
「帝国も明るく楽しい国になるかもな!」
「明日は絶対にカトレア皇姫様を皇帝にさせようぜ!」
「「「オーーーーーッ!」」」
てな感じで彼方此方で盛り上がっていた。
3曲目はサツキサンのバラードで少しクールダウン。途中で茜音さん、葵さん、白山先生がコーラスで加わる。
「「「アオイさまーーーッ!」」」
警護の兵士達が太い声でアオイさんコールしてるよ?アオイさんは昨日の武闘大会優勝で戦乙女の称号を貰ったみたいだよ?軍人さんからモテモテみたいだよ?
続いてナタリアさん、エリナさん、リンもコーラスに加わる。最後のパートは全員のユニゾンで曲を締めた。
4曲目はガラッと変わりハードなダンスナンバー。岡本さん、渡辺さん、アイシャさん、カーシャさん、アリスさんの5人がセンターでキレッキレでハードに歌う。
バラードを静かに聴いていた客席もノリノリで地鳴りが起きる程のテンションアップをする。
「皆さん、本日は私達NWG48 with カトレアのライブコンサートに来てくれてありがとーーーーーッ!」
リーダーの高山さんがセンターに立ち挨拶をする。
「次で最後の曲になります」
「「「え~~~~~~~~ッ!」」」
客席がどよめきでざわつきだす。
「ラストは此の国の幸せな未来と希望を思いを込めて歌います。『未来への翼』聴いて下さい」
作詞 芳川さん、作曲 如月君のオリジナルの選挙応援ソング 『未来への翼』は、サツキサンのソロから始まった。
“
『僕が幼い頃、あの青い空を飛べると信じていた……』
カトレア姫がステージの前に出ながら歌う
『私が幼い頃、あの白い雲に手が届くと信じていた……』
『『『僕達/私達は翼を持っていたのに、空を飛ぶ事は叶わない……』』』
『『僕の翼は傷付き』』
彩月とメイアさんが右手を上げ
『『私の翼は泥で汚れ』』
茜音さんと芳川さんが左手を上げた
『『『今はあの青い空を飛べないと諦めているんだ』』』
渡辺さんが
『子供達の明るい笑顔は信じているよ』
高山さんが
『今日の空が雨雲でも』
山梨さんが
『明日の空が嵐でも』
『『『あの青い空を飛べると信じているんだ』』』
ナタリアさんが
『僕の翼は傷付いているかもしれない』
エリナさんが
『私の翼は泥で汚れているかもしれない』
『『『今、僕達は/私達は空を飛べないかもしれない』』』
沢岸さんがとリンが
『さぁ、其れでも翼を羽ばたかせよう』
南秦さんとアイシャさんが
『『僕達の翼は飛ぶ事を忘れてはいないよ』』
真山さんとキャサリンさんが
『『私達の翼は飛ぶためにあるんだよ』』
『『『さぁ、今、翼を羽ばたかせよう!』』』
ルミナ様とセシリちゃんが
『今の僕達じゃ届かない青い空!』
メイアさんと葵さんが
『今の私達じゃ掴めない白い雲!』
『『『其れでも僕達が/私達が諦めなければいつかは届く!!!』』』
カトレア姫がセンターに立ち会場へと両手を差し出す
『あなた達の背中にも翼があるんだよ。さぁ、其の翼を羽ばたかせよう。青い空に羽ばたこう。白い雲を掴みに行こう。未来の子供達の笑顔の為に……、今…………』
”
会場は静まりかえっていた。人々は涙を流しカトレア姫に釘付けになっている。長きにわたる戦争で身も心も疲弊していた帝国の人々は、明るい未来を夢見る事も忘れていた。
カトレア姫は言った。明るい未来の為に立ち上がろうと。今は辛い日々かもしれないけれど、いつかは明るい未来が来る、未来の子供達の為に頑張ろうと。
会場の人々はカトレア姫に希望の光を見た。傷つき、泥にまみれた翼だけど、共に羽ばたかせようと手を差し伸べてくれた。
歌の力は凄い。感動だけではなく、明日へ踏み出す一歩に力をくれる。
パチパチと小さな拍手がやがて、会場中は大きな拍手で包まれる。
人々は涙を流しながら盛大な拍手をカトレア姫とNWG48に贈った。
「もう一曲、歌いたくなりましたね」
サツキサンがアンコールを言い出したよ?
「皆様、もう一曲如何ですか?」
「「「イエス!サツキサン!」」」
他のメンバーもオッケーみたいだよ(汗)。
高山さんがセンターに出てきた。
「みんなーーーッ!NWG48は好きですかーーーッ!」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
「みんなーーーッ!カトレア様は好きですかーーーッ!」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
「私達も帝国の皆さんが大好きでーーーす。特別にスペシャルラストソング歌っちゃいまーーーす!」
会場中が大歓声で超盛り上がる。
「それじゃ、みんな行っっくよーーーッ!」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
ラストソングは楽しく明るいダンスナンバーだ。ステージも会場も楽しく明るく大いに盛り上がった。
カーテンコールではアルフィーナ王女が挨拶をした。
「私はラグナドラグーン国王女のアルフィーナです」
「「「オーーーーーッ!」」」
「私達NWG48の国ラグナドラグーンと帝国は良い関係に有るとは言えません」
会場がシーーーンと静まりかえった。
「でも私はカトレア皇姫殿下とお友達になりました(ニコッ)。一緒に楽しく歌って踊って飛んで跳ねて、楽しい時間を一緒に過ごしました。もし帝国と仲良くなれるなら、私は、私達NWG48は、また皆さんと一緒に楽しいライブをしたいです」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
「私達をまた帝国に呼んで貰えますか?」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
俺の傍らでライブを見ていたデリアンデス元帥やコスタリムさん、警護の兵士達も右手を上げて「オーーーッ」とか言ってるよ?
NWG48のメンバーは声を揃えて
「「「絶対、絶対、絶っ~対、呼んで下さいねーーー」」」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
俺の傍らで見ていた国王様やカイゼス大将軍も右手を上げて「オーーーッ」とか言ってるよ?いやいや、貴殿方は違うでしょ?
ライブが終わり会場の人々は興奮冷めやらぬまま会場を後にした。場外で待っていた第2部公演の人達に熱気を伝えて回っている。
そんな中、ヤバい状況になっているのはオタトリ君達のグッズショップ(露店)だ。既に完売に近い状況で、ライブを見終えた人達が殺到してきた。グッズが買えない人達による暴動も起きかねないぐらいにヤバい状況だよ?
オタトリ君達は「3日後にカトレア邸にて再販します~(涙)」などとその場しのぎの対応をしたんだけど、3日後のカトレア邸に1万人を超す人達が集まり大変な事になったよ(涙)。
帝都オルマルクはこの時期、5時半位いには日が沈む。2部構成を決めた時点で素材班にはナイター用にステージの照明やサーチライト、ゲート用ライト等の夜間照明設備を突貫で作って貰った。
ナイター設備に驚く人達の中、第2部がスタートした。夜間という環境が第1部よりも盛り上げる要素になり、第1部以上の盛り上げを見せ第2部が終了した。
其の夜、帝都中の家庭で、帝都中の食堂で、帝都中の酒場で、NWG48の話題で持ちきりとなった。
『ファンタスティックナイト』と呼ばれる伝説が帝都に出来たとか?
ステージ奥から白いブラウスに赤、紫、白のギンガムチェックのベスト、ミニスカートも同じチェック柄でヒラヒラさせながらカトレア姫が歩いて来て、ステージのセンターに立った。
「帝都の皆さん、こんにちは~。ラグナドラグーン国は凄い国です!アイドルグループがいるんです!皆さん、アイドルって知ってました?今日は其のアイドルグループ、NWG48が皆さんと一緒に歌って、踊って、楽しんじゃいます!皆さんも楽しんでくれますかー!」
「「「オーーーーーッ!」」」
観客の掛け声に合わせてノリノリビートのダンスナンバーでライブが始まった。
ステージの奥から裏メイド隊のバク転からのアクロバットダンス、続いて3組女子とナタリアさん、エリナさん、リン達がステップを踏みながらステージ中央迄出てくる。
センターには高山さん、沢岸さん、キャサリンさんのトリオユニゾンで、ノリノリのダンスナンバーを熱唱する。
路上ミニライブで下準備が出来ていた観客は一気にボルテージを上げ、コロセウムは熱狂の渦と化していた。
2曲目は少しペースダウンして明るく楽しいリズミカルな曲だ。歌っているのはカトレア姫、アルフィーナ王女、オリヴィア様のプリンセストリオと彩月、ルミナ様、セシリちゃんの仲良しトリオが代わる代わる交互に楽しく歌っている。
観客席からは
「カトレア皇姫様メチャメチャ可愛い~」
「あの金髪の女の子も可愛いよな」
「黒髪の美少女も良いよね」
「小っちゃい2人も可愛いぞ!」
「いやいや黄金の髪の子も神秘的じゃね」
「おい!金髪の女の子ってラグナドラグーンの王女様だってよ!」
「マジか!王女にミニスカダンスさせていいのか!」
「ラグナドラグーンって楽しい国なんだな!」
「いやいや、カトレア皇姫様もミニスカで踊ってんだぜ!皇帝になったら歌って踊れるミニスカ皇帝になるんだぜ!」
「楽しいな其れ!」
「帝国も明るく楽しい国になるかもな!」
「明日は絶対にカトレア皇姫様を皇帝にさせようぜ!」
「「「オーーーーーッ!」」」
てな感じで彼方此方で盛り上がっていた。
3曲目はサツキサンのバラードで少しクールダウン。途中で茜音さん、葵さん、白山先生がコーラスで加わる。
「「「アオイさまーーーッ!」」」
警護の兵士達が太い声でアオイさんコールしてるよ?アオイさんは昨日の武闘大会優勝で戦乙女の称号を貰ったみたいだよ?軍人さんからモテモテみたいだよ?
続いてナタリアさん、エリナさん、リンもコーラスに加わる。最後のパートは全員のユニゾンで曲を締めた。
4曲目はガラッと変わりハードなダンスナンバー。岡本さん、渡辺さん、アイシャさん、カーシャさん、アリスさんの5人がセンターでキレッキレでハードに歌う。
バラードを静かに聴いていた客席もノリノリで地鳴りが起きる程のテンションアップをする。
「皆さん、本日は私達NWG48 with カトレアのライブコンサートに来てくれてありがとーーーーーッ!」
リーダーの高山さんがセンターに立ち挨拶をする。
「次で最後の曲になります」
「「「え~~~~~~~~ッ!」」」
客席がどよめきでざわつきだす。
「ラストは此の国の幸せな未来と希望を思いを込めて歌います。『未来への翼』聴いて下さい」
作詞 芳川さん、作曲 如月君のオリジナルの選挙応援ソング 『未来への翼』は、サツキサンのソロから始まった。
“
『僕が幼い頃、あの青い空を飛べると信じていた……』
カトレア姫がステージの前に出ながら歌う
『私が幼い頃、あの白い雲に手が届くと信じていた……』
『『『僕達/私達は翼を持っていたのに、空を飛ぶ事は叶わない……』』』
『『僕の翼は傷付き』』
彩月とメイアさんが右手を上げ
『『私の翼は泥で汚れ』』
茜音さんと芳川さんが左手を上げた
『『『今はあの青い空を飛べないと諦めているんだ』』』
渡辺さんが
『子供達の明るい笑顔は信じているよ』
高山さんが
『今日の空が雨雲でも』
山梨さんが
『明日の空が嵐でも』
『『『あの青い空を飛べると信じているんだ』』』
ナタリアさんが
『僕の翼は傷付いているかもしれない』
エリナさんが
『私の翼は泥で汚れているかもしれない』
『『『今、僕達は/私達は空を飛べないかもしれない』』』
沢岸さんがとリンが
『さぁ、其れでも翼を羽ばたかせよう』
南秦さんとアイシャさんが
『『僕達の翼は飛ぶ事を忘れてはいないよ』』
真山さんとキャサリンさんが
『『私達の翼は飛ぶためにあるんだよ』』
『『『さぁ、今、翼を羽ばたかせよう!』』』
ルミナ様とセシリちゃんが
『今の僕達じゃ届かない青い空!』
メイアさんと葵さんが
『今の私達じゃ掴めない白い雲!』
『『『其れでも僕達が/私達が諦めなければいつかは届く!!!』』』
カトレア姫がセンターに立ち会場へと両手を差し出す
『あなた達の背中にも翼があるんだよ。さぁ、其の翼を羽ばたかせよう。青い空に羽ばたこう。白い雲を掴みに行こう。未来の子供達の笑顔の為に……、今…………』
”
会場は静まりかえっていた。人々は涙を流しカトレア姫に釘付けになっている。長きにわたる戦争で身も心も疲弊していた帝国の人々は、明るい未来を夢見る事も忘れていた。
カトレア姫は言った。明るい未来の為に立ち上がろうと。今は辛い日々かもしれないけれど、いつかは明るい未来が来る、未来の子供達の為に頑張ろうと。
会場の人々はカトレア姫に希望の光を見た。傷つき、泥にまみれた翼だけど、共に羽ばたかせようと手を差し伸べてくれた。
歌の力は凄い。感動だけではなく、明日へ踏み出す一歩に力をくれる。
パチパチと小さな拍手がやがて、会場中は大きな拍手で包まれる。
人々は涙を流しながら盛大な拍手をカトレア姫とNWG48に贈った。
「もう一曲、歌いたくなりましたね」
サツキサンがアンコールを言い出したよ?
「皆様、もう一曲如何ですか?」
「「「イエス!サツキサン!」」」
他のメンバーもオッケーみたいだよ(汗)。
高山さんがセンターに出てきた。
「みんなーーーッ!NWG48は好きですかーーーッ!」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
「みんなーーーッ!カトレア様は好きですかーーーッ!」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
「私達も帝国の皆さんが大好きでーーーす。特別にスペシャルラストソング歌っちゃいまーーーす!」
会場中が大歓声で超盛り上がる。
「それじゃ、みんな行っっくよーーーッ!」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
ラストソングは楽しく明るいダンスナンバーだ。ステージも会場も楽しく明るく大いに盛り上がった。
カーテンコールではアルフィーナ王女が挨拶をした。
「私はラグナドラグーン国王女のアルフィーナです」
「「「オーーーーーッ!」」」
「私達NWG48の国ラグナドラグーンと帝国は良い関係に有るとは言えません」
会場がシーーーンと静まりかえった。
「でも私はカトレア皇姫殿下とお友達になりました(ニコッ)。一緒に楽しく歌って踊って飛んで跳ねて、楽しい時間を一緒に過ごしました。もし帝国と仲良くなれるなら、私は、私達NWG48は、また皆さんと一緒に楽しいライブをしたいです」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
「私達をまた帝国に呼んで貰えますか?」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
俺の傍らでライブを見ていたデリアンデス元帥やコスタリムさん、警護の兵士達も右手を上げて「オーーーッ」とか言ってるよ?
NWG48のメンバーは声を揃えて
「「「絶対、絶対、絶っ~対、呼んで下さいねーーー」」」
「「「「「オーーーーーッ!」」」」」
俺の傍らで見ていた国王様やカイゼス大将軍も右手を上げて「オーーーッ」とか言ってるよ?いやいや、貴殿方は違うでしょ?
ライブが終わり会場の人々は興奮冷めやらぬまま会場を後にした。場外で待っていた第2部公演の人達に熱気を伝えて回っている。
そんな中、ヤバい状況になっているのはオタトリ君達のグッズショップ(露店)だ。既に完売に近い状況で、ライブを見終えた人達が殺到してきた。グッズが買えない人達による暴動も起きかねないぐらいにヤバい状況だよ?
オタトリ君達は「3日後にカトレア邸にて再販します~(涙)」などとその場しのぎの対応をしたんだけど、3日後のカトレア邸に1万人を超す人達が集まり大変な事になったよ(涙)。
帝都オルマルクはこの時期、5時半位いには日が沈む。2部構成を決めた時点で素材班にはナイター用にステージの照明やサーチライト、ゲート用ライト等の夜間照明設備を突貫で作って貰った。
ナイター設備に驚く人達の中、第2部がスタートした。夜間という環境が第1部よりも盛り上げる要素になり、第1部以上の盛り上げを見せ第2部が終了した。
其の夜、帝都中の家庭で、帝都中の食堂で、帝都中の酒場で、NWG48の話題で持ちきりとなった。
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