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第四章(最終章)
第72話 オペレーション・ファイヤーパーティー
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世界は漆黒の闇に閉ざされた。遠い宇宙から銀河を彷徨い太陽系にたどり着いた其の星は、暗黒の雲を纏い地球を飲み込もうとしていた。
先日迄あった穏やかな太陽の光は消え失せ、全ての生き物が世界の終わりを予感した。人々の心にも深い闇が一縷の希望冴え飲み込もうとする。
させない!
世界の終焉など俺達ナイトウイングスが絶対に阻止する!
「如月君!ライトアップ!」
「了解した!中川!『ファロスの光』点灯!」
『了解!明かり付けろー!』
漆黒の闇に覆われていた王都を、アルフィーナの分身である『ファロスの光』が明るく照らし王都の特異暗黒粒子を霧散させて行く。
人々の歓声が響き渡る。
俺は空中庭園に用意された壇上に立ち反撃の宣戦布告をする。俺は宣誓よろしくナイトウイングスの軍団章を大きく天に向け振り上げる。
金で出来た桜吹雪の軍団章は『ファロスの光』を反射し光輝いた。
「宇宙の闇よ聞けーーーーーッ!
地球に生きる全ての生き物はお前を認めない!光の無い世界をお前が欲しても、俺達は絶対に屈しない!絶対にだッ!
人々の希望を!明日の光を!未来に生きる全ての子らの為に俺達は絶対にお前を倒す!
お前の事は全て知っている!
宇宙の果てに居ようとも此の桜吹雪が丸っと全部お見通しだーーーッ!!!
オペレーション ファイヤーパーティー開宴!!!」
俺は天に掲げた黄金に光輝く桜吹雪の軍団章を大きく振り下ろした。
地響きの如く歓声が沸き起こる。
さぁ、俺達の大花火大会がスタートだ!
「転移魔法陣展開後にファーストミッション『ファロスの光』始動!」
作戦指揮を任せた新藤君が指示を飛ばす。
俺は魔法陣班に加わる為、壇上から飛び降りた。
山梨さんと葵さんが円陣から手を出して俺を招く。俺は山梨さんと葵さんの手を握り円陣に加わった。
「「「シンクロハーモライズ!」」」
魔法陣班全員によるシンクロハーモライズ。
「アブソリュートビジョン!」
「転移魔法陣展開!」
俺と山梨さんによる転移魔法陣を展開する。
紫色の転移魔法陣は王城の真上の空に大きく展開された。同時に7000万キロ離れた暗黒中性子星の北極点上空にも展開される。
「みんな!魔力強化付与!」
各々の魔力強化を転移魔法陣に融合させる。
「新藤君!転移魔法陣展開完了!」
「了解。如月!ミッション『ファロスの光』スタート!」
「了解!中川!ヘリオスを打ち上げるぞ!」
『了解だ!カウントダウンは5からだ!
5、4、3、2、1! ヘリオステイクオフ!たーまやーーーッ!』
発射台からヘリオスが打ち上げられた。灯籠の眩い光を街の人が、城壁の外にいる多くの人々が見送る中、上空の魔法陣に消えて行く。
「中川!続いてイカロス!」
『了解!同じくカウントダウンは5からだ!
5、4、3、2、1! イカロステイクオフ!』
『『『かーぎやーーーーーーッ!!!』』』
イカロスもまた『灯火』の光と共に天空の魔法陣に消えて行く。
俺のアブソリュートビジョンにより、サツキサンに暗黒中性子星の映像が表示される。その映像は高山さんを通してオーロラスクリーンに写し出されていた。
本部にあるスクリーンを俺達も見ている。
暗黒中性子星の北極点上空に有る転移魔法陣から、『灯火』の光を灯したヘリオスが姿を現す。
ヘリオスは転移後に、暗黒中性子星の北極点の穴から内部に突入して行った。
内部の特異暗黒粒子を『ファロスの光』が照らし次々に霧散させて行く。
暗黒中性子星の重力に引かれ、どんどん加速しコアを目指すヘリオス。外装には耐圧、耐熱、ミラーコート等を施しているが、中心に向かうにつれ超重力と超高温により、多くのダメージを受けているのが目に見て分かる。
そしてコアの外周にたどり着いたヘリオスはコアに衝突し砕け散っていった……。
「ゴメンな、ヘリオス…………」
如月君は涙を流し呟く……。
クラスの多くのメンバーが昼夜を共にし制作したヘリオスの勇姿に玉屋班は感傷の涙を流していた。
「『スターマイン』点火!」
新藤君の号令がかかる。
「魔力強化付与!」
俺の掛け声で魔法陣班により転移魔法陣の魔力量が増加。天空の転移魔法陣が一回り大きくなり紫の輝きが強く光る。
王都内外から10万発を越える色取り取りの魔法の矢が空へ上がる。暗闇の空を美しく彩る魔法の矢が転移魔法陣に消えて行く。
「綺麗…………」
貴賓席で見ていたレステアミスル姫が呟く。その光の意味を知る彼女は瞳から涙が溢れでていた。
スターマインの光は世界が初めて一つになった強い意思の光だ。全世界の人々が願う希望の光だ。その光景を各国代表者も涙を流し見送っていた。
天空に消えて行く10万規模の魔法の矢は転移側の魔法陣で集束される。
魔法陣では物質分解、融合、誘惑等の魔力付与、そして俺達ナイトウイングスの思いが、全世界の人々の思いが融合される。其れは数千倍、数万倍の力となり光の柱となった。
其の思いの光矢は、暗黒中性子星にある魔法陣から放たれ、ヘリオスが身を焼き作った暗黒粒子のトンネルを抜け、コアに向けて一直線に延びていく。
「ワールドクロック!」
葵さんがスキルを展開。
世界は魔法陣班と影響を受ける光の矢以外時を止める。
ワールドクロックの時間は5秒。ミッションタイムが極めて短いこの電撃作戦に於いて5秒の意味は極めて大きい。
この間にコア表面に莫大なエネルギーが蓄積される。
そして時が動き出す。
コア表面が蓄えらたエネルギーで大爆発を起こし、更に深部へと光は伸びる。
オーロラスクリーンに激しい光!
赤黒い暗黒中性子星のコアに無数の光の亀裂が走る!
そして砕け散って行く暗黒中性子星のコア!
多くの人々が激しい光に目を瞑る事無く暗黒中性子のコアの破壊を見届ける。
俺は魔法陣を離れ新藤君、如月君の元へ走る。俺達3人はハイタッチをした。
オーロラスクリーンでは暗黒中性子星が砕け爆散する映像が流れる。
「「「ヨッッッシャァーーーッ!」」」
俺、新藤君、如月君、そして全員が腕を振り上げた!
しかしミッションはまだ終わっていない。俺はアブソリュートビジョンの意識を、暗黒中性子とは逆方向の特異暗黒粒子雲の中を飛ぶイカロスに向ける。
如月君が食い入る用にオーロラスクリーンを見る。
本星の莫大な爆発エネルギーの嵐はイカロスが開けたトンネルへと雪崩れ混み一瞬でイカロスに追い付いた。
イカロスの後方には10層からなるミラーシールドを展開している。
爆発の炎は容易く3枚のミラーシールドを破壊した。しかしその反作用を推力とするイカロスは急激に加速をする。破壊エネルギーで次々にミラーシールドが耐久力を超え破壊されていく。
「翔べ!イカロス!」
如月君が叫んだ!
「翔べ!」玉屋班が叫ぶ。
「翔べ!」魔法陣班が叫ぶ。
「翔べ!」国王達が叫ぶ。
「翔べ!」魔法使い達が叫ぶ。
「翔べ!」街の人々が叫ぶ。
オーロラスクリーンに写し出されているイカロスに全員が叫んだ。
「「「「翔べェェェェェーーーーーーーーッ!!!」」」」
イカロスは2枚のミラーシールドを残し特異暗黒粒子雲を突破した!
莫大な爆発エネルギーもイカロスを追うように特異暗黒粒子雲から吹き出す!
「「「っしゃァァァァァーーーーーーッ!!!」」」
如月君と新藤君がガッチリ腕を組んだ。
至る所で歓声が上がる。
勇気の翼のイカロスは俺達の思いを乗せて特異暗黒粒子雲を突き抜けてくれた!
さあ、最後は俺達だ。俺は壇上に上がる。
「アルフィーナ!」
「はい!」
「彩月!」
「はい!光斗君!」
「ルミナ!」
「はいなのじゃ!」
「セシリ!」
「うん!」
「メイア!」
「はい!ライト様!」
俺は壇上にみんなを呼び寄せた。
俺をセンターにして両側にアルフィーナと彩月、アルフィーナの隣にメイア、彩月の隣にルミナ、そしてセシリと並ぶ。
「玉屋班も鍵屋班も魔法陣班もきっちり花火を打ち上げた!俺達も俺達の花火を打ち上げよう!」
「「「はい!」」」
「やるよサツキサン!」
「イエス、マスター!」
「「「シンクロハーモライズ スペリオル!」」」
俺達の愛の力で作った新アプリのスペリオルは俺達の心を一つにする。
「「「アブソリュートビジョン!」」」
俺達は感じていた。世界の祈りを。
暗闇の中で明日の光を信じる人々を。
深い森の中で身を寄せ合う動物達を。
荒れ狂う暗い海を漂う船乗り達を。
飛ぶ空を奪われた鳥達を。
漆黒の闇に覆われた部屋の中で励まし合う家族。子を宿した母親の涙を。
そして俺達は感じた。
母親のお腹の中で明るい世界に希望を膨らませる、まだ生まれていない命の息吹きを!
君の、君達の明るい未来は俺達が絶対に守る!!!
「「「エンゲージ!」」」
俺達はここに誓う!
「ブライトネス!」
明るい世界を願い彩月が両手を上げた。
「ハピネス!」
幸せな世界を信じメイアが続く。
「「ドリーム!」」
夢ある世界にルミナとセシリが両手を広げた。
「「フューチャー!」」
未来を作る!俺とアルフィーナが両手を上げる。
俺達は両手を上げ世界に叫んだ!
「「「シンクロハーモライズ エヴァーラスティング!!!」」」
俺達の思いが世界に広がる!
世界の思いが俺達と繋がる!
世界中の人々の愛が俺達とシンクロハーモライズした!!!
「イエス!マスター!世界の愛が既定値を超えました。新しいアプリがダウンロード出来ます!新しいアプリをダウンロードしますか?」
「「「イエス!サツキサン!!!」」」
「新しいアプリをダウンロードしました。新しいアプリの名は……」
今、世界は一つに繋がっている。
世界中の願いはただ一つ明るい未来だ!
だから世界中の人々が、世界中の生き物が、そして俺達が、両手を天にかざしこう叫ぶ!!!
「「「ワールドライト インフィニティーーーッ!!!」」」
世界中の願いが俺達を中心に光の柱となり空高く、天高く、地球を超え、遠い遠い遥か彼方の宇宙の漆黒まで伸びて行く。
『灯火』の光はどんな暗闇の中でも届く光だ!世界中の人々が光る柱を見上げていた。
パァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!
暗闇の空が眩く光る!!!
光る柱は宇宙に大きな大きな光の花を咲かせた!!!
俺達の宇宙玉!!!
宇宙一の大花火は宇宙一の大輪を咲かせ、その光は火星を金星を太陽をも包み込み、全ての特異暗黒粒子を消滅させた!!!
暗闇の世界に青空が甦る!!!
光を待ちわびた鳥達が一斉に青い空へと羽ばたいた!!!
俺達が、街中の人々が、世界中が、一斉に勝鬨を上げる!!!
「「「やっっったぁぁぁぁぁあーーーーーッッッ!!!」」」
世界中に歓喜の声がこだました!!!
俺はアルフィーナと彩月を両手で抱きしめる。ルミナ様とセシリちゃんが抱きついてくる。メイアさんは瞳に涙を溜めていた。
新藤君が走ってくる。
如月君が走ってくる。
茜音さんが、葵さんが、岡本さんが、高山さんが、山梨さんが、みんなが走ってくる。オリヴィア様が空から舞い降りる。
俺達は壇上から飛び降りみんなに抱きついた!
男も女も関係なくみんな抱き合い、泣き合い、喜びあった!
其れは此処だけの事ではなく、世界中が喜びの光に包まれていた。
オペレーション・ファイヤーパーティー!!!
コンプリートだーーーーー!!!!!
先日迄あった穏やかな太陽の光は消え失せ、全ての生き物が世界の終わりを予感した。人々の心にも深い闇が一縷の希望冴え飲み込もうとする。
させない!
世界の終焉など俺達ナイトウイングスが絶対に阻止する!
「如月君!ライトアップ!」
「了解した!中川!『ファロスの光』点灯!」
『了解!明かり付けろー!』
漆黒の闇に覆われていた王都を、アルフィーナの分身である『ファロスの光』が明るく照らし王都の特異暗黒粒子を霧散させて行く。
人々の歓声が響き渡る。
俺は空中庭園に用意された壇上に立ち反撃の宣戦布告をする。俺は宣誓よろしくナイトウイングスの軍団章を大きく天に向け振り上げる。
金で出来た桜吹雪の軍団章は『ファロスの光』を反射し光輝いた。
「宇宙の闇よ聞けーーーーーッ!
地球に生きる全ての生き物はお前を認めない!光の無い世界をお前が欲しても、俺達は絶対に屈しない!絶対にだッ!
人々の希望を!明日の光を!未来に生きる全ての子らの為に俺達は絶対にお前を倒す!
お前の事は全て知っている!
宇宙の果てに居ようとも此の桜吹雪が丸っと全部お見通しだーーーッ!!!
オペレーション ファイヤーパーティー開宴!!!」
俺は天に掲げた黄金に光輝く桜吹雪の軍団章を大きく振り下ろした。
地響きの如く歓声が沸き起こる。
さぁ、俺達の大花火大会がスタートだ!
「転移魔法陣展開後にファーストミッション『ファロスの光』始動!」
作戦指揮を任せた新藤君が指示を飛ばす。
俺は魔法陣班に加わる為、壇上から飛び降りた。
山梨さんと葵さんが円陣から手を出して俺を招く。俺は山梨さんと葵さんの手を握り円陣に加わった。
「「「シンクロハーモライズ!」」」
魔法陣班全員によるシンクロハーモライズ。
「アブソリュートビジョン!」
「転移魔法陣展開!」
俺と山梨さんによる転移魔法陣を展開する。
紫色の転移魔法陣は王城の真上の空に大きく展開された。同時に7000万キロ離れた暗黒中性子星の北極点上空にも展開される。
「みんな!魔力強化付与!」
各々の魔力強化を転移魔法陣に融合させる。
「新藤君!転移魔法陣展開完了!」
「了解。如月!ミッション『ファロスの光』スタート!」
「了解!中川!ヘリオスを打ち上げるぞ!」
『了解だ!カウントダウンは5からだ!
5、4、3、2、1! ヘリオステイクオフ!たーまやーーーッ!』
発射台からヘリオスが打ち上げられた。灯籠の眩い光を街の人が、城壁の外にいる多くの人々が見送る中、上空の魔法陣に消えて行く。
「中川!続いてイカロス!」
『了解!同じくカウントダウンは5からだ!
5、4、3、2、1! イカロステイクオフ!』
『『『かーぎやーーーーーーッ!!!』』』
イカロスもまた『灯火』の光と共に天空の魔法陣に消えて行く。
俺のアブソリュートビジョンにより、サツキサンに暗黒中性子星の映像が表示される。その映像は高山さんを通してオーロラスクリーンに写し出されていた。
本部にあるスクリーンを俺達も見ている。
暗黒中性子星の北極点上空に有る転移魔法陣から、『灯火』の光を灯したヘリオスが姿を現す。
ヘリオスは転移後に、暗黒中性子星の北極点の穴から内部に突入して行った。
内部の特異暗黒粒子を『ファロスの光』が照らし次々に霧散させて行く。
暗黒中性子星の重力に引かれ、どんどん加速しコアを目指すヘリオス。外装には耐圧、耐熱、ミラーコート等を施しているが、中心に向かうにつれ超重力と超高温により、多くのダメージを受けているのが目に見て分かる。
そしてコアの外周にたどり着いたヘリオスはコアに衝突し砕け散っていった……。
「ゴメンな、ヘリオス…………」
如月君は涙を流し呟く……。
クラスの多くのメンバーが昼夜を共にし制作したヘリオスの勇姿に玉屋班は感傷の涙を流していた。
「『スターマイン』点火!」
新藤君の号令がかかる。
「魔力強化付与!」
俺の掛け声で魔法陣班により転移魔法陣の魔力量が増加。天空の転移魔法陣が一回り大きくなり紫の輝きが強く光る。
王都内外から10万発を越える色取り取りの魔法の矢が空へ上がる。暗闇の空を美しく彩る魔法の矢が転移魔法陣に消えて行く。
「綺麗…………」
貴賓席で見ていたレステアミスル姫が呟く。その光の意味を知る彼女は瞳から涙が溢れでていた。
スターマインの光は世界が初めて一つになった強い意思の光だ。全世界の人々が願う希望の光だ。その光景を各国代表者も涙を流し見送っていた。
天空に消えて行く10万規模の魔法の矢は転移側の魔法陣で集束される。
魔法陣では物質分解、融合、誘惑等の魔力付与、そして俺達ナイトウイングスの思いが、全世界の人々の思いが融合される。其れは数千倍、数万倍の力となり光の柱となった。
其の思いの光矢は、暗黒中性子星にある魔法陣から放たれ、ヘリオスが身を焼き作った暗黒粒子のトンネルを抜け、コアに向けて一直線に延びていく。
「ワールドクロック!」
葵さんがスキルを展開。
世界は魔法陣班と影響を受ける光の矢以外時を止める。
ワールドクロックの時間は5秒。ミッションタイムが極めて短いこの電撃作戦に於いて5秒の意味は極めて大きい。
この間にコア表面に莫大なエネルギーが蓄積される。
そして時が動き出す。
コア表面が蓄えらたエネルギーで大爆発を起こし、更に深部へと光は伸びる。
オーロラスクリーンに激しい光!
赤黒い暗黒中性子星のコアに無数の光の亀裂が走る!
そして砕け散って行く暗黒中性子星のコア!
多くの人々が激しい光に目を瞑る事無く暗黒中性子のコアの破壊を見届ける。
俺は魔法陣を離れ新藤君、如月君の元へ走る。俺達3人はハイタッチをした。
オーロラスクリーンでは暗黒中性子星が砕け爆散する映像が流れる。
「「「ヨッッッシャァーーーッ!」」」
俺、新藤君、如月君、そして全員が腕を振り上げた!
しかしミッションはまだ終わっていない。俺はアブソリュートビジョンの意識を、暗黒中性子とは逆方向の特異暗黒粒子雲の中を飛ぶイカロスに向ける。
如月君が食い入る用にオーロラスクリーンを見る。
本星の莫大な爆発エネルギーの嵐はイカロスが開けたトンネルへと雪崩れ混み一瞬でイカロスに追い付いた。
イカロスの後方には10層からなるミラーシールドを展開している。
爆発の炎は容易く3枚のミラーシールドを破壊した。しかしその反作用を推力とするイカロスは急激に加速をする。破壊エネルギーで次々にミラーシールドが耐久力を超え破壊されていく。
「翔べ!イカロス!」
如月君が叫んだ!
「翔べ!」玉屋班が叫ぶ。
「翔べ!」魔法陣班が叫ぶ。
「翔べ!」国王達が叫ぶ。
「翔べ!」魔法使い達が叫ぶ。
「翔べ!」街の人々が叫ぶ。
オーロラスクリーンに写し出されているイカロスに全員が叫んだ。
「「「「翔べェェェェェーーーーーーーーッ!!!」」」」
イカロスは2枚のミラーシールドを残し特異暗黒粒子雲を突破した!
莫大な爆発エネルギーもイカロスを追うように特異暗黒粒子雲から吹き出す!
「「「っしゃァァァァァーーーーーーッ!!!」」」
如月君と新藤君がガッチリ腕を組んだ。
至る所で歓声が上がる。
勇気の翼のイカロスは俺達の思いを乗せて特異暗黒粒子雲を突き抜けてくれた!
さあ、最後は俺達だ。俺は壇上に上がる。
「アルフィーナ!」
「はい!」
「彩月!」
「はい!光斗君!」
「ルミナ!」
「はいなのじゃ!」
「セシリ!」
「うん!」
「メイア!」
「はい!ライト様!」
俺は壇上にみんなを呼び寄せた。
俺をセンターにして両側にアルフィーナと彩月、アルフィーナの隣にメイア、彩月の隣にルミナ、そしてセシリと並ぶ。
「玉屋班も鍵屋班も魔法陣班もきっちり花火を打ち上げた!俺達も俺達の花火を打ち上げよう!」
「「「はい!」」」
「やるよサツキサン!」
「イエス、マスター!」
「「「シンクロハーモライズ スペリオル!」」」
俺達の愛の力で作った新アプリのスペリオルは俺達の心を一つにする。
「「「アブソリュートビジョン!」」」
俺達は感じていた。世界の祈りを。
暗闇の中で明日の光を信じる人々を。
深い森の中で身を寄せ合う動物達を。
荒れ狂う暗い海を漂う船乗り達を。
飛ぶ空を奪われた鳥達を。
漆黒の闇に覆われた部屋の中で励まし合う家族。子を宿した母親の涙を。
そして俺達は感じた。
母親のお腹の中で明るい世界に希望を膨らませる、まだ生まれていない命の息吹きを!
君の、君達の明るい未来は俺達が絶対に守る!!!
「「「エンゲージ!」」」
俺達はここに誓う!
「ブライトネス!」
明るい世界を願い彩月が両手を上げた。
「ハピネス!」
幸せな世界を信じメイアが続く。
「「ドリーム!」」
夢ある世界にルミナとセシリが両手を広げた。
「「フューチャー!」」
未来を作る!俺とアルフィーナが両手を上げる。
俺達は両手を上げ世界に叫んだ!
「「「シンクロハーモライズ エヴァーラスティング!!!」」」
俺達の思いが世界に広がる!
世界の思いが俺達と繋がる!
世界中の人々の愛が俺達とシンクロハーモライズした!!!
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「「「イエス!サツキサン!!!」」」
「新しいアプリをダウンロードしました。新しいアプリの名は……」
今、世界は一つに繋がっている。
世界中の願いはただ一つ明るい未来だ!
だから世界中の人々が、世界中の生き物が、そして俺達が、両手を天にかざしこう叫ぶ!!!
「「「ワールドライト インフィニティーーーッ!!!」」」
世界中の願いが俺達を中心に光の柱となり空高く、天高く、地球を超え、遠い遠い遥か彼方の宇宙の漆黒まで伸びて行く。
『灯火』の光はどんな暗闇の中でも届く光だ!世界中の人々が光る柱を見上げていた。
パァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!
暗闇の空が眩く光る!!!
光る柱は宇宙に大きな大きな光の花を咲かせた!!!
俺達の宇宙玉!!!
宇宙一の大花火は宇宙一の大輪を咲かせ、その光は火星を金星を太陽をも包み込み、全ての特異暗黒粒子を消滅させた!!!
暗闇の世界に青空が甦る!!!
光を待ちわびた鳥達が一斉に青い空へと羽ばたいた!!!
俺達が、街中の人々が、世界中が、一斉に勝鬨を上げる!!!
「「「やっっったぁぁぁぁぁあーーーーーッッッ!!!」」」
世界中に歓喜の声がこだました!!!
俺はアルフィーナと彩月を両手で抱きしめる。ルミナ様とセシリちゃんが抱きついてくる。メイアさんは瞳に涙を溜めていた。
新藤君が走ってくる。
如月君が走ってくる。
茜音さんが、葵さんが、岡本さんが、高山さんが、山梨さんが、みんなが走ってくる。オリヴィア様が空から舞い降りる。
俺達は壇上から飛び降りみんなに抱きついた!
男も女も関係なくみんな抱き合い、泣き合い、喜びあった!
其れは此処だけの事ではなく、世界中が喜びの光に包まれていた。
オペレーション・ファイヤーパーティー!!!
コンプリートだーーーーー!!!!!
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召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
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