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ep.46 騎士団にアルミ製如意棒の納品
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うぇーーい! うぇーーーーーーーーーい♪
わはは~♪ わはは~♪
やったるわーーーーい!
商品の納品ーーーーーー♪ 商品の納品~~~~~♪
でりばりー・おぶ・ぐっずッ Delivery of goodsッ Delivery of goodsッ
いえーーーーーーーーーい! わくわくぅ~♪
おっ、坊さんの立てカンバンがある。読んでみよ~。
中級ダンジョンには、サカモトの火という、一撃死を行う火のモンスターが存在していて、非常に危険だ。
サカモトの火の一撃死を防ぐためには、身代わりのミサンガというアイテムが必要で、身代わりのミサンガは、現在冒険者ギルドで
売り出していないし、ローデルムのダンジョンでは手に入らないアイテムだ。
誰か、冒険者の命の危機を防ぐために、身代わりのミサンガを他の都市の店舗から手に入れる手を考えて欲しい。身代わりのミサンガは、500ギルで、
高いものではない。誰か、我が信仰に協力を。
アーメン・インシュアラー・南無
おっ、坊さん、がんばってるな~。前、僕はサカモトの火の一撃死を防ぐために、輸出するアイディアを作って、掲示板に書いておいたけど、誰も動いてくれなかったのかな?
こういうときは、また、こまめに書きこみしておこうーーっ。
書いちゃえ。
カキカキ。
↑↑↑サカモトの火の対策の身代わりのミサンガを輸入するには、身代わりのミサンガがある都市に、輸出する商品をローデルムで作ることが大切だと思います。
↑↑↑ローデルムで輸出する商品を考えた上で、その都市に売れる商品を輸出した上で、身代わりのミサンガの商売がローデルムで儲かることを商人に流してください。
↑↑↑ローデルムの冒険者は結構身代わりのミサンガを購入する意欲を持っています。必ずもうかります。
カキカキ
よし!!! こんなものでいいかな?
僕はそのとき知らなかったんだ。
僕の掲示板への書き込みを見て、アーシャさんが、身代わりのミサンガを輸入することに独自に動いていたことを。
アーシャさんは初級から中級のダンジョンを巡って、その中で、数が多くて、冒険者がアイテムとして入手しやすいアイテムをずっと探してたんだ。
そこで、ニンジャごとってモンスターの出すニンジャ道具を、輸出品として選んでいた
アーシャさんは言う。
「ニンジャごとは数が多いし、出すアイテムも多い。ニンジャアイテムは、使いようによって、色々な戦闘に便利な道具として使えるし、とりあえずは、ニンジャ刀をメインに売り込むとして、ニンジャアイテム自体を、ダンジョン都市のアッシュに輸出して、身代わりのミサンガを輸入できるようになんとかやって行こうっ! 冒険者がこのローデルムで死ぬのをなんとか防がなければ。それは騎士である私の仕事だ」
ただ、アーシャさんはそんなこと僕には言わないで、一人で動いていてくれたんだ。
心強いよね? こういう風に影で色々人を助けるために動いてくれる人がいるのって。さすが、異世界ファンタジーの世界だ。僕はこの世界に来れて、アーシャさんと知り合えてよかったゾ。
わはは~。
おっと、坊さんの立てカンバンがもうひとつある。
見てみよう~。
我々は前世の記憶を消す力を持っている。
だが、残酷なことをして記憶を消して永遠の支配をしようとする邪悪な存在に告知して、そのことの不毛を信仰として告知したい。
まず、記憶を消して残酷なことをして、また記憶を消しての繰り返しを行うと確かに通常の存在は逆らう術をなくす。
だが、その記憶を消すのが、すべての存在ではなく、あなた周辺の人間を残して記憶を消すと、
その人間があなたの記憶を消して、あなたの存在がその地獄に落ちることとなる。
あなたの周辺の存在は、あなたに記憶を消されて、あなたに支配されることを恐れ、あなたにまずは従うが、
あなた自身が安心したとき、その力が自分に使えたときに、あなたの記憶を消して自分がなり替わる。
ゆえにあなたはあなた以外のすべてのあなたが守った存在から記憶を消され、あなた自身が記憶を消されて、
ひどい状態に落とされることとなる。また、あなたはあなた一人以外の記憶を消すことで、すべての存在を
自由にしようとした場合、すべての存在はあなたの敵となるので、他のパラレルワールドにおいて、
その事実を知ったあなた以外のすべての人間に酷い扱いを受けて記憶を消されることとなる。
ゆえに記憶を消してひどいことを行うのはあなたが力を得るとき、行ってはならないことである。
私は信仰としてその事実を、すべての人間に告知したい。
神に力を。
アーメンズ・インシュアラー・魔訶
なるほどね~。
パラレルワールドの世界だと、前世の記憶を持ったり、その記憶を取り去ったりすることができるんだ~。
すると、前世の記憶がない人に対して、前世の記憶がある人って、ひどいことができちゃうって話だよね~。
例えば、
会社で前世の記憶がない人がなにか、業績を上げるアイディアを出したとして、
前世の記憶がある人はそのアイディアを取り上げて自分のものにすることができたりするんだ~。
すると、前世の記憶がある人は、前世の記憶がない人を好き放題にできちゃったりするわけだよね~。
だから、前世の記憶をすべての人から奪って、自分だけ前世の記憶を持って、メチャクチャな独裁ができちゃったりするんだよね~。
なるほど~。
でも、坊さんの話を聞くと、前世の記憶を持って独裁をやった人は、他のパラレルワールドで、前世の記憶を奪った人から、ものすごい復讐をされて、目も当てられないことになっちゃうって話みたいだ~。
悪いことって、やっぱりするべきじゃないよね~。
さて、そういうこととは関係なく、今日は騎士団に二回目のアルミ製如意棒の納品の日だ☆彡
騎士団には、毎月20個アルミ製如意棒を納めることになっているッッ☆彡
騎士団の詰め所に行って、騎士団の騎士たちにアルミ製如意棒の調子を聞くことにする。
「どうもー。伊佐木商会でーーーす。アルミ製如意棒の納品に伺いましたーーーっ。その後、調子はいかがですか? なにか、ご要望等ありますか? 伊佐木商会はいつでもどこでも誠心誠意対応。どんなご要望でもお受けしますよ」
騎士たちは笑顔で答えてくれた。
「いや、調子いいよ。このアルミ製如意棒。持ち運びにヤリより便利だしな」
「おうっ。この間も暴漢を思い切りぶっ叩いて、こらしめてやったぞ」
「いい商品を売ってくれたな。伊佐木。お前はすごい商人だ」
へへへ。ご好評でなにより。
「ありがとうございます。みなさんのお蔭で楽しく商売させていただいております。今度ともご贔屓に。あっ、20個の納品は倉庫の方でいいですか?」
「おう!」
それから、僕は倉庫に、20個のアルミ製如意棒を届けて、そこから、騎士団の事務室に行くッッ☆彡
あっ、アーシャさんだ。
「ちょうどいいところに来たな。伊佐木。今日はアルミ製如意棒の納品か? 20個で、11万4000ギルでいいな?」
「毎度ご贔屓に。ありがとうございます」
ペコリと頭を下げると、アーシャさんが真っ赤になって言った。
「伊佐木・・・。納品も済ませたし、この後、暇か? 暇だな? だったら・・・コホンっ。デ・デ・デ、デートしよう!!! 草原で馬の遠乗りだ!!!!」
ひひーーーん
そこから、アーシャさんとまた、ローデルムの郊外で遠乗りをした。
「ちょっと、伊佐木も馬に乗って歩かせてみるか?」
「えええ? 僕が乗っても大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。おとなしく従順な馬だから。ほら。上に乗って、手綱を動かしてみろ」
馬は動かしてみると、なかなか従順に動いてくれて。
風と、菜の花の咲く草原を、僕はゆっくり、馬を歩かせて楽しんだ。
おっ、僕、馬、乗れるんじゃ?
それから、アーシャさんと馬を降りて、手を繋いだ☆彡
ぎゅっ
「・・・こういう風に男と手を繋ぐのはお前がはじめてだ。伊佐木・・・。私はうれしい」
「僕もうれしいですよ」
「お前は、私にとっての光だ。お前が人の見えないところで、影日向に色々動いてるのを私は見ている。お前は自然とそれができる人間だ。・・・だから、私はお前に惹かれる。お前が好きだ。伊佐木。ずっと」
あれれ? 僕なんかやったけ?
身に覚えがないけど。
でも、褒められてるから、素直に受け取っちゃえっ。
えっへへ~。でも、アーシャさんに好きって言われちゃったゾ。うれしいな~。
今日はいい日だ。商売も順調だし、このまま、幸せな日々が続くといいな。異世界、やっぱ最高だ!
わはは~♪ わはは~♪
やったるわーーーーい!
商品の納品ーーーーーー♪ 商品の納品~~~~~♪
でりばりー・おぶ・ぐっずッ Delivery of goodsッ Delivery of goodsッ
いえーーーーーーーーーい! わくわくぅ~♪
おっ、坊さんの立てカンバンがある。読んでみよ~。
中級ダンジョンには、サカモトの火という、一撃死を行う火のモンスターが存在していて、非常に危険だ。
サカモトの火の一撃死を防ぐためには、身代わりのミサンガというアイテムが必要で、身代わりのミサンガは、現在冒険者ギルドで
売り出していないし、ローデルムのダンジョンでは手に入らないアイテムだ。
誰か、冒険者の命の危機を防ぐために、身代わりのミサンガを他の都市の店舗から手に入れる手を考えて欲しい。身代わりのミサンガは、500ギルで、
高いものではない。誰か、我が信仰に協力を。
アーメン・インシュアラー・南無
おっ、坊さん、がんばってるな~。前、僕はサカモトの火の一撃死を防ぐために、輸出するアイディアを作って、掲示板に書いておいたけど、誰も動いてくれなかったのかな?
こういうときは、また、こまめに書きこみしておこうーーっ。
書いちゃえ。
カキカキ。
↑↑↑サカモトの火の対策の身代わりのミサンガを輸入するには、身代わりのミサンガがある都市に、輸出する商品をローデルムで作ることが大切だと思います。
↑↑↑ローデルムで輸出する商品を考えた上で、その都市に売れる商品を輸出した上で、身代わりのミサンガの商売がローデルムで儲かることを商人に流してください。
↑↑↑ローデルムの冒険者は結構身代わりのミサンガを購入する意欲を持っています。必ずもうかります。
カキカキ
よし!!! こんなものでいいかな?
僕はそのとき知らなかったんだ。
僕の掲示板への書き込みを見て、アーシャさんが、身代わりのミサンガを輸入することに独自に動いていたことを。
アーシャさんは初級から中級のダンジョンを巡って、その中で、数が多くて、冒険者がアイテムとして入手しやすいアイテムをずっと探してたんだ。
そこで、ニンジャごとってモンスターの出すニンジャ道具を、輸出品として選んでいた
アーシャさんは言う。
「ニンジャごとは数が多いし、出すアイテムも多い。ニンジャアイテムは、使いようによって、色々な戦闘に便利な道具として使えるし、とりあえずは、ニンジャ刀をメインに売り込むとして、ニンジャアイテム自体を、ダンジョン都市のアッシュに輸出して、身代わりのミサンガを輸入できるようになんとかやって行こうっ! 冒険者がこのローデルムで死ぬのをなんとか防がなければ。それは騎士である私の仕事だ」
ただ、アーシャさんはそんなこと僕には言わないで、一人で動いていてくれたんだ。
心強いよね? こういう風に影で色々人を助けるために動いてくれる人がいるのって。さすが、異世界ファンタジーの世界だ。僕はこの世界に来れて、アーシャさんと知り合えてよかったゾ。
わはは~。
おっと、坊さんの立てカンバンがもうひとつある。
見てみよう~。
我々は前世の記憶を消す力を持っている。
だが、残酷なことをして記憶を消して永遠の支配をしようとする邪悪な存在に告知して、そのことの不毛を信仰として告知したい。
まず、記憶を消して残酷なことをして、また記憶を消しての繰り返しを行うと確かに通常の存在は逆らう術をなくす。
だが、その記憶を消すのが、すべての存在ではなく、あなた周辺の人間を残して記憶を消すと、
その人間があなたの記憶を消して、あなたの存在がその地獄に落ちることとなる。
あなたの周辺の存在は、あなたに記憶を消されて、あなたに支配されることを恐れ、あなたにまずは従うが、
あなた自身が安心したとき、その力が自分に使えたときに、あなたの記憶を消して自分がなり替わる。
ゆえにあなたはあなた以外のすべてのあなたが守った存在から記憶を消され、あなた自身が記憶を消されて、
ひどい状態に落とされることとなる。また、あなたはあなた一人以外の記憶を消すことで、すべての存在を
自由にしようとした場合、すべての存在はあなたの敵となるので、他のパラレルワールドにおいて、
その事実を知ったあなた以外のすべての人間に酷い扱いを受けて記憶を消されることとなる。
ゆえに記憶を消してひどいことを行うのはあなたが力を得るとき、行ってはならないことである。
私は信仰としてその事実を、すべての人間に告知したい。
神に力を。
アーメンズ・インシュアラー・魔訶
なるほどね~。
パラレルワールドの世界だと、前世の記憶を持ったり、その記憶を取り去ったりすることができるんだ~。
すると、前世の記憶がない人に対して、前世の記憶がある人って、ひどいことができちゃうって話だよね~。
例えば、
会社で前世の記憶がない人がなにか、業績を上げるアイディアを出したとして、
前世の記憶がある人はそのアイディアを取り上げて自分のものにすることができたりするんだ~。
すると、前世の記憶がある人は、前世の記憶がない人を好き放題にできちゃったりするわけだよね~。
だから、前世の記憶をすべての人から奪って、自分だけ前世の記憶を持って、メチャクチャな独裁ができちゃったりするんだよね~。
なるほど~。
でも、坊さんの話を聞くと、前世の記憶を持って独裁をやった人は、他のパラレルワールドで、前世の記憶を奪った人から、ものすごい復讐をされて、目も当てられないことになっちゃうって話みたいだ~。
悪いことって、やっぱりするべきじゃないよね~。
さて、そういうこととは関係なく、今日は騎士団に二回目のアルミ製如意棒の納品の日だ☆彡
騎士団には、毎月20個アルミ製如意棒を納めることになっているッッ☆彡
騎士団の詰め所に行って、騎士団の騎士たちにアルミ製如意棒の調子を聞くことにする。
「どうもー。伊佐木商会でーーーす。アルミ製如意棒の納品に伺いましたーーーっ。その後、調子はいかがですか? なにか、ご要望等ありますか? 伊佐木商会はいつでもどこでも誠心誠意対応。どんなご要望でもお受けしますよ」
騎士たちは笑顔で答えてくれた。
「いや、調子いいよ。このアルミ製如意棒。持ち運びにヤリより便利だしな」
「おうっ。この間も暴漢を思い切りぶっ叩いて、こらしめてやったぞ」
「いい商品を売ってくれたな。伊佐木。お前はすごい商人だ」
へへへ。ご好評でなにより。
「ありがとうございます。みなさんのお蔭で楽しく商売させていただいております。今度ともご贔屓に。あっ、20個の納品は倉庫の方でいいですか?」
「おう!」
それから、僕は倉庫に、20個のアルミ製如意棒を届けて、そこから、騎士団の事務室に行くッッ☆彡
あっ、アーシャさんだ。
「ちょうどいいところに来たな。伊佐木。今日はアルミ製如意棒の納品か? 20個で、11万4000ギルでいいな?」
「毎度ご贔屓に。ありがとうございます」
ペコリと頭を下げると、アーシャさんが真っ赤になって言った。
「伊佐木・・・。納品も済ませたし、この後、暇か? 暇だな? だったら・・・コホンっ。デ・デ・デ、デートしよう!!! 草原で馬の遠乗りだ!!!!」
ひひーーーん
そこから、アーシャさんとまた、ローデルムの郊外で遠乗りをした。
「ちょっと、伊佐木も馬に乗って歩かせてみるか?」
「えええ? 僕が乗っても大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。おとなしく従順な馬だから。ほら。上に乗って、手綱を動かしてみろ」
馬は動かしてみると、なかなか従順に動いてくれて。
風と、菜の花の咲く草原を、僕はゆっくり、馬を歩かせて楽しんだ。
おっ、僕、馬、乗れるんじゃ?
それから、アーシャさんと馬を降りて、手を繋いだ☆彡
ぎゅっ
「・・・こういう風に男と手を繋ぐのはお前がはじめてだ。伊佐木・・・。私はうれしい」
「僕もうれしいですよ」
「お前は、私にとっての光だ。お前が人の見えないところで、影日向に色々動いてるのを私は見ている。お前は自然とそれができる人間だ。・・・だから、私はお前に惹かれる。お前が好きだ。伊佐木。ずっと」
あれれ? 僕なんかやったけ?
身に覚えがないけど。
でも、褒められてるから、素直に受け取っちゃえっ。
えっへへ~。でも、アーシャさんに好きって言われちゃったゾ。うれしいな~。
今日はいい日だ。商売も順調だし、このまま、幸せな日々が続くといいな。異世界、やっぱ最高だ!
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