83 / 245
ep.55-2 人工ダイヤモンド爆発
しおりを挟む
「やってくれたな。伊佐木てめえ」
「あわわ。ごめんなさい。ギルド長」
「おうおう! ギルドがまともに動かねえ状態になってるじゃねえかっ」
「あわわ。ほんとにごめんなさい」
「おう。このままだと冒険者ギルドがまともに動かねえっ。おう! お前、いますぐ人工ダイヤを人数分用意して、倉庫に入れろや」
「はい」
「それから、孤児を5人雇って、宝石部門を立ち上げて、すぐにこの事態を鎮静しろいっ!!!!」
ひえええええええ。ギルト長を怒らせちゃったよッッ☆彡
僕は慌てて、アルファポリスの本を売っている孤児の中から、社交上手な女の子を、5人雇った。
ロデリー・マムマ・ファニ・クラリス・テーゼ。
9歳の仲良し5人組の女の子たちだッッ☆彡
僕は5人に言った。
「とにかく、ギルドに仮の宝石販売所を用意してもらうから、そこで、5人はお客様のニーズにあったアクセサリーの聞き取りをして」
「はい」
「宝石はとても女の人に重要なものだから、こまめにメモを取って、丁寧な接客で、100種類くらい僕が人工宝石のネックレスを用意するから、その中でお客様の気に入った人工ダイヤのネックレスを選べるようにして」
「はい」
「客にお薦めはあえてしなくていいから。お客様が気に入った商品だけを出すように。丁寧な接客をお願い」
「「「「「はい! わかりました!」」」」」
そこから、僕は冒険者ギルドに詰め寄せた1万人以上の女の人たちに対して、言った。
「みなさん。伊佐木商会代表の伊佐木太郎です。人工ダイヤのネックレスは十分に数があります」
「本当なのぉーーー。ネックレスっ」
「落ち着いて。落ち着いて。今から、5人のこの少女たちが順番にみなさんに宝石のご案内を差し上げますので、落ち着いて並んで、ネックレスをご購入ください」
それから、整理券を配って、なんとか、ギルドの仮の宝石売り場で、商品の販売を行うことができた。
ふぅ。すごい騒ぎになったよ! でも、一個80万ギルの商品が、1万人。これでいよいよ、僕も億万長者になったな。
はは。すごいや! シェスティーナお嬢様。さまさまだよ。ラッキィー♪
あっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう。
私たちは、人が家を失ったり、突然居場所を失ったときに、生きるための方法を、救済活動として作り続けたいです。
例えば、人は家を失ったとき、どこにどう動けば、家にまた住めるようになるか。
食べ物がなくなったときに、どうやって、その場をしのいで、生きて行けるようになるか?
病気になったときに、どうやってしのいで、健康な身体を取り戻すか等、
人が最低限幸福に生きるためのノウハウを永遠と作り続けて、それを、無償で公開、あるいは販売を、救済活動として行いたいです。
信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・南無
坊さん、がんばってるな~。
おっ、掲示板にビッグ・ドワーフ合衆国と、竜人連邦の戦争の止め方について書きこみがある。
俺は考えた。酒場の女を動かせ。よく司令官や、戦争を企んでいる人間たちは酒場で遊んでいる。だから、その酒場にいる女たちに、戦争になると、社会が不安定になり、自分たちの居場所がなくなると噂を流す。また、戦争になると、乱暴な男が増えて、酒場で酒の代金を払う男がいなくなると、噂を流せ。これはリアルの戦時中によくある話だ。このアイディアを王様は採用して、俺に10憶ギルくれ。
【マイ質問】金に困った浮浪者が大金を手に入れる方法とはなにか?
おっ、なにか、僕が企んだ悪の戦争止めの方法に乗って、さっそく誰かが書きこみをしてくれたみたいだ。
なるほど。戦争を企むヤツって、よく酒場に出入りするヤツが多いから、水商売のお店で、戦争を止めるために、女の人を動かしたりするといいのか?
さて、この掲示板を見て、誰かが王様に伝えてくれるかな?
人工ダイヤの話を受付嬢のルーンさんと話したら、すごく褒められた。
「ああ~♪ ギルド長は怒っていたけど、気にする必要はないない!」
「ありがとうございます」
「あー、もう、伊佐木さんってすごい仕事する人で、すっごい素敵~っ。ふふふ。私、伊佐木さんと結婚したいって思っちゃうっ。本気で狙っていい? 伊佐木さん。すごく大好き~♪」
へへへ。ルーンさんってすごくかわいいよ☆彡 なんていうか、ギルド長に怒られてちょっとへこんだけど、元気になったなぁ。ルーンさんのお蔭だ。
「あわわ。ごめんなさい。ギルド長」
「おうおう! ギルドがまともに動かねえ状態になってるじゃねえかっ」
「あわわ。ほんとにごめんなさい」
「おう。このままだと冒険者ギルドがまともに動かねえっ。おう! お前、いますぐ人工ダイヤを人数分用意して、倉庫に入れろや」
「はい」
「それから、孤児を5人雇って、宝石部門を立ち上げて、すぐにこの事態を鎮静しろいっ!!!!」
ひえええええええ。ギルト長を怒らせちゃったよッッ☆彡
僕は慌てて、アルファポリスの本を売っている孤児の中から、社交上手な女の子を、5人雇った。
ロデリー・マムマ・ファニ・クラリス・テーゼ。
9歳の仲良し5人組の女の子たちだッッ☆彡
僕は5人に言った。
「とにかく、ギルドに仮の宝石販売所を用意してもらうから、そこで、5人はお客様のニーズにあったアクセサリーの聞き取りをして」
「はい」
「宝石はとても女の人に重要なものだから、こまめにメモを取って、丁寧な接客で、100種類くらい僕が人工宝石のネックレスを用意するから、その中でお客様の気に入った人工ダイヤのネックレスを選べるようにして」
「はい」
「客にお薦めはあえてしなくていいから。お客様が気に入った商品だけを出すように。丁寧な接客をお願い」
「「「「「はい! わかりました!」」」」」
そこから、僕は冒険者ギルドに詰め寄せた1万人以上の女の人たちに対して、言った。
「みなさん。伊佐木商会代表の伊佐木太郎です。人工ダイヤのネックレスは十分に数があります」
「本当なのぉーーー。ネックレスっ」
「落ち着いて。落ち着いて。今から、5人のこの少女たちが順番にみなさんに宝石のご案内を差し上げますので、落ち着いて並んで、ネックレスをご購入ください」
それから、整理券を配って、なんとか、ギルドの仮の宝石売り場で、商品の販売を行うことができた。
ふぅ。すごい騒ぎになったよ! でも、一個80万ギルの商品が、1万人。これでいよいよ、僕も億万長者になったな。
はは。すごいや! シェスティーナお嬢様。さまさまだよ。ラッキィー♪
あっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう。
私たちは、人が家を失ったり、突然居場所を失ったときに、生きるための方法を、救済活動として作り続けたいです。
例えば、人は家を失ったとき、どこにどう動けば、家にまた住めるようになるか。
食べ物がなくなったときに、どうやって、その場をしのいで、生きて行けるようになるか?
病気になったときに、どうやってしのいで、健康な身体を取り戻すか等、
人が最低限幸福に生きるためのノウハウを永遠と作り続けて、それを、無償で公開、あるいは販売を、救済活動として行いたいです。
信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・南無
坊さん、がんばってるな~。
おっ、掲示板にビッグ・ドワーフ合衆国と、竜人連邦の戦争の止め方について書きこみがある。
俺は考えた。酒場の女を動かせ。よく司令官や、戦争を企んでいる人間たちは酒場で遊んでいる。だから、その酒場にいる女たちに、戦争になると、社会が不安定になり、自分たちの居場所がなくなると噂を流す。また、戦争になると、乱暴な男が増えて、酒場で酒の代金を払う男がいなくなると、噂を流せ。これはリアルの戦時中によくある話だ。このアイディアを王様は採用して、俺に10憶ギルくれ。
【マイ質問】金に困った浮浪者が大金を手に入れる方法とはなにか?
おっ、なにか、僕が企んだ悪の戦争止めの方法に乗って、さっそく誰かが書きこみをしてくれたみたいだ。
なるほど。戦争を企むヤツって、よく酒場に出入りするヤツが多いから、水商売のお店で、戦争を止めるために、女の人を動かしたりするといいのか?
さて、この掲示板を見て、誰かが王様に伝えてくれるかな?
人工ダイヤの話を受付嬢のルーンさんと話したら、すごく褒められた。
「ああ~♪ ギルド長は怒っていたけど、気にする必要はないない!」
「ありがとうございます」
「あー、もう、伊佐木さんってすごい仕事する人で、すっごい素敵~っ。ふふふ。私、伊佐木さんと結婚したいって思っちゃうっ。本気で狙っていい? 伊佐木さん。すごく大好き~♪」
へへへ。ルーンさんってすごくかわいいよ☆彡 なんていうか、ギルド長に怒られてちょっとへこんだけど、元気になったなぁ。ルーンさんのお蔭だ。
0
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる