108 / 245
ep.69-2 アーデロン公爵のピンチ
しおりを挟む
調べてみると、野菜特化マヨネーズとあったよ~☆彡
おもしろそうだ。買ってみよーーーーうっと。
ピロリ
野菜特化マヨネーズ × 1 「購入」
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよ~
パラレルワールドにおいて、政府が悪となって制度で持って見えない弾圧を始めたとき、我々は悪として立たねばならぬ。
そのときは、女を食う。ドラッグを食う。人が最後まで求めるのは、女とドラッグしかない。
ゆえに我々は悪となって、女どドラッグを売り立つ。
ただし、我々は単なる悪ではない。人が必ずすべて幸福に至る場所を悪行をなした後に力技で作るものである。
手段は選べぬ。通常の経営は悪である政府や権力者が握っている。我々はその際、ドラッグと、女を使わねばならぬ。
必ず、人がすべて幸福に生きられる場所を作るために。神を信じよ。
アーメンズ・インシュアラー・グレアー
うわっ!
パラレルワールドで、坊さん、ドラッグ使って、女の人売って戦ったりしてるんだ~。
こういうのって、ひどいよね~。
たぶんだけど、
完全に身分制度とかで、人の生きられる場所を区分けして、
ドラッグと、女の人を売る商売しか人ができなくなった状態で、
その状態で政府を倒すために、動いたりしてるんだね~。
よく独裁系の政治でやりがちだけど、
殺すつもりで、全部生きる場所を身分とかで奪った状態で、
完全に働ける場所もなくなって殺されそうなときにできるのって、
女の人を売るのと、ドラッグを売ることでしか、生きて行けなくなっちゃうんだよね~。
やっぱり、世の中がひどいとそういうことになるよね~。うーん。グレアー。
おっ、それよりマヨネーズだ。
マヨネーズっていいよね~★ ムテキの香辛料だ。
僕はテンションが上がって来て、歌いたくなったよ~。
まよまよ。まよまよ。迷いなし~♪ ウサギに大好きニンジンに~♪ まよまよつけたら~♪ ウサギうれし泣き~♪ ぴょーーん。ぴょん~♪ うさぴょんまよー~ん♪
ふふふ。これで、公爵さまを助けちゃお!!!
「はいはい!!! 公爵さま~☆彡 野菜が売れなくて困ってる、あなたさまに、朗報です!!!! 実にこの野菜特化型マヨネーズはすごい!!!」
「ただ、ひとつの野菜だけが美味しくなるマヨネーズとして、職人が作っていまーーーす♪ 考えてみてください。マヨネーズは確かに万能の香辛料♪ でも、本当ににんじんに特化したマヨネーズでしょうか?」
「このマヨネーズは、ただ☆彡 ただ☆彡 ニンジンだけが美味しくなります!!!! あなたの農家が作っているニンジンが最高の味になりまーーーす♪」
ごすごすごすごす「うおおおおおぉおん。買ったぁーーーー!!!!」ごすごすごすごす
「毎度ありぃーーーー♪」
数日後、おや?
公爵さまからの手紙だっ。
「前略 伊佐木殿へ。お前の扱っているマヨネーズをうちの領地で売り始めたら、ちらほら。ニンジンや、かぼちゃ、白菜の注文が増え始めた。お前に感謝している。これからもマヨネーズを買いたい。よろしくな。お前は大した商人だ。うぉおおおおーー」
ははは。なんか、公爵さま暑苦しい。
ふふふ。人のためになるショーバイってすごく楽しいな♪
・・・やっぱり、僕、商売が好きな気がする。
ハッピーリタイヤしたけど、ショーバイだけは楽しみとして、続けて行こうかな?
どうかな?
妻のコウヅキに話したら、笑った。
「いいんじゃない? 伊佐木。あなたが、人を幸せにする商売をする人だって、私、わかってるから。あなたのお蔭で、私、人を殺すだけじゃなくて、人を愛せる可能性を今、探せるようになったし。あなたは好きにやってもいいと思うわ。ダイスキよ。私の旦那さま」
るんるん♪ 結婚してよかった。妻のいる生活って、すごく楽しい。励みにもなるし。
うーーん。すごくやる気になって来たぞ。
あれ? でも、コウヅキってなんで、僕と結婚したんだろ? わりと簡単に結婚しちゃったけど、なにか闇の企みとかないよね?
おもしろそうだ。買ってみよーーーーうっと。
ピロリ
野菜特化マヨネーズ × 1 「購入」
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよ~
パラレルワールドにおいて、政府が悪となって制度で持って見えない弾圧を始めたとき、我々は悪として立たねばならぬ。
そのときは、女を食う。ドラッグを食う。人が最後まで求めるのは、女とドラッグしかない。
ゆえに我々は悪となって、女どドラッグを売り立つ。
ただし、我々は単なる悪ではない。人が必ずすべて幸福に至る場所を悪行をなした後に力技で作るものである。
手段は選べぬ。通常の経営は悪である政府や権力者が握っている。我々はその際、ドラッグと、女を使わねばならぬ。
必ず、人がすべて幸福に生きられる場所を作るために。神を信じよ。
アーメンズ・インシュアラー・グレアー
うわっ!
パラレルワールドで、坊さん、ドラッグ使って、女の人売って戦ったりしてるんだ~。
こういうのって、ひどいよね~。
たぶんだけど、
完全に身分制度とかで、人の生きられる場所を区分けして、
ドラッグと、女の人を売る商売しか人ができなくなった状態で、
その状態で政府を倒すために、動いたりしてるんだね~。
よく独裁系の政治でやりがちだけど、
殺すつもりで、全部生きる場所を身分とかで奪った状態で、
完全に働ける場所もなくなって殺されそうなときにできるのって、
女の人を売るのと、ドラッグを売ることでしか、生きて行けなくなっちゃうんだよね~。
やっぱり、世の中がひどいとそういうことになるよね~。うーん。グレアー。
おっ、それよりマヨネーズだ。
マヨネーズっていいよね~★ ムテキの香辛料だ。
僕はテンションが上がって来て、歌いたくなったよ~。
まよまよ。まよまよ。迷いなし~♪ ウサギに大好きニンジンに~♪ まよまよつけたら~♪ ウサギうれし泣き~♪ ぴょーーん。ぴょん~♪ うさぴょんまよー~ん♪
ふふふ。これで、公爵さまを助けちゃお!!!
「はいはい!!! 公爵さま~☆彡 野菜が売れなくて困ってる、あなたさまに、朗報です!!!! 実にこの野菜特化型マヨネーズはすごい!!!」
「ただ、ひとつの野菜だけが美味しくなるマヨネーズとして、職人が作っていまーーーす♪ 考えてみてください。マヨネーズは確かに万能の香辛料♪ でも、本当ににんじんに特化したマヨネーズでしょうか?」
「このマヨネーズは、ただ☆彡 ただ☆彡 ニンジンだけが美味しくなります!!!! あなたの農家が作っているニンジンが最高の味になりまーーーす♪」
ごすごすごすごす「うおおおおおぉおん。買ったぁーーーー!!!!」ごすごすごすごす
「毎度ありぃーーーー♪」
数日後、おや?
公爵さまからの手紙だっ。
「前略 伊佐木殿へ。お前の扱っているマヨネーズをうちの領地で売り始めたら、ちらほら。ニンジンや、かぼちゃ、白菜の注文が増え始めた。お前に感謝している。これからもマヨネーズを買いたい。よろしくな。お前は大した商人だ。うぉおおおおーー」
ははは。なんか、公爵さま暑苦しい。
ふふふ。人のためになるショーバイってすごく楽しいな♪
・・・やっぱり、僕、商売が好きな気がする。
ハッピーリタイヤしたけど、ショーバイだけは楽しみとして、続けて行こうかな?
どうかな?
妻のコウヅキに話したら、笑った。
「いいんじゃない? 伊佐木。あなたが、人を幸せにする商売をする人だって、私、わかってるから。あなたのお蔭で、私、人を殺すだけじゃなくて、人を愛せる可能性を今、探せるようになったし。あなたは好きにやってもいいと思うわ。ダイスキよ。私の旦那さま」
るんるん♪ 結婚してよかった。妻のいる生活って、すごく楽しい。励みにもなるし。
うーーん。すごくやる気になって来たぞ。
あれ? でも、コウヅキってなんで、僕と結婚したんだろ? わりと簡単に結婚しちゃったけど、なにか闇の企みとかないよね?
0
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる