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ep.112-2 ルクソン村を聖人として助ける。
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ピロリ
殺菌ラップパック食料(60年保存) × 1000000
さあ、盛大に食料を買ったゾ!!!
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう~。
危機にあるとき憎しみ合うな。憎しみ合いは集合で行ったときに、
ひどい破滅を自分たちにもたらすことになる。
明るい希望さえ持てぬ状態に陥ったとき、神を信じよ。
いや、信じなくてもいい。一時的な狂信でもいい。
危機を乗り越えるために神が力を貸してくれているのだと狂って、
我が信仰を信じてくれ。危機を乗り越えた際に神にツバを吐きかけてもいい。
集合の絶望はひどい惨状となる。
その惨状を引き起こさないために、狂信をせよ。
アーメンズ・インシュアラー・南無
狂信か。
確かに完全な絶望のときに、人って、なにか狂ってでも、
今の状態を解決するための力を得ることって必要なんだよね。
そのために、力強く狂信に引っ張ってくれる人っていないのかな?
別に信仰じゃなくてもいいんだ。
坊さん、がんばってるな~。僕もがんばろう。
僕は馬から降りて、大声でうなだれて、どうすることもできない村人たちに呼びかけた!!!!!
「みなさん!!!! 助けに来ました!!!! 僕は、ローデルムの貴族の伊佐木ですっ。これから、僕が食料配給を行いますっ!!!!! 今、大変な危機ですが、みなさん、安心して僕にまかせてください!!!!」
アーシャさんも言った。
「今ある食料は病原菌に犯されているっ。この食料をすべて破棄して焼却しなければ、病原菌で、村が滅んでしまう!!!! みんな、協力して今ある食料を燃やしてくれっ」
ボオォォオオオオォオオオ
村人がすべての村になる保存食と、それから、村の畑に生えている食料に火を放つ。
それは必要なことだけど、村人の人たちの悲嘆は大きい。
「あああぁああぁ。食料がっぁあああああ」
「俺たちは絶望だぁああぁああ」
「ひぃいいいい。食べ物が燃えるぅううう」
絶望の声を上げる村人に僕は言った。
「大丈夫です。これから、1年間の食糧を僕が用意して給付します!!!! 1年で足りないなら、2年でも、3年でも!!!! 僕にはそのお金があります!!!! だから、安心して村の復旧に集中してください!!!」
アーシャさんも言う。
「病気に犯された食物や、食糧はすべて燃やした。だから、次に疫病が発生することはない。また、疫病が長続きしても、この伊佐木が、みんなに食料給付を行う!!!! 安心して村の復旧に力を入れてくれっ!!!!!」
村人たちは泣きながら、僕に感謝してくれたよっ。
「おおおおぉ。あんたはほんとに聖人じゃっ」
「助かる。・・・ほんとに助かるっ。ありがとう」
「あんたのお蔭でわたしは生きられるよ。・・・ほんとありがとう」
それから、200人近くの村人に食料を、アーシャさんと二人で配給して、ルクソン村の救済は終わった。
アーシャさんが言った。
「お前はやっぱりすごいヤツだ」
僕は言う。
「アーシャさんがそばにいてくれたからですよ」
僕らはそこで、キスをした。
後に、王様が国際会議から戻って来て、ルクソン村の疫病の被害を調べた。
王さまから手紙が届いた。
「伊佐木。お前はすごいヤツじゃっ! ルクソン村の病害虫は、完全に死滅して、植物を育てられる環境に戻すことが出来た。これでひとつの村がお前のお蔭で救われたんじゃ! いや、それどころではない!!! 疫病に対して即座に対応したお前のお蔭で、疫病の広がりを早急に防ぐことができた。お前は偉大なヤツじゃ! おまえの功績を讃えて、わしはお前をまた、昇爵しようと思う!!!! お前はこれから、伯爵じゃ!!!!」
僕の妻のコウヅキが言った。
「王の対応が遅すぎるわ。やっぱり殺すべきね」
うーーーん。コウヅキ、黒いよ。
でも、
わお!!!! ついに僕、伯爵になっちゃったゾ!!!
聖人認定されたばかりで、さらに伯爵となるなんて!!! 僕、どこまで偉くなっちゃうんだろ?
ほんとうに? 夢みたいで信じられないよ。
殺菌ラップパック食料(60年保存) × 1000000
さあ、盛大に食料を買ったゾ!!!
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう~。
危機にあるとき憎しみ合うな。憎しみ合いは集合で行ったときに、
ひどい破滅を自分たちにもたらすことになる。
明るい希望さえ持てぬ状態に陥ったとき、神を信じよ。
いや、信じなくてもいい。一時的な狂信でもいい。
危機を乗り越えるために神が力を貸してくれているのだと狂って、
我が信仰を信じてくれ。危機を乗り越えた際に神にツバを吐きかけてもいい。
集合の絶望はひどい惨状となる。
その惨状を引き起こさないために、狂信をせよ。
アーメンズ・インシュアラー・南無
狂信か。
確かに完全な絶望のときに、人って、なにか狂ってでも、
今の状態を解決するための力を得ることって必要なんだよね。
そのために、力強く狂信に引っ張ってくれる人っていないのかな?
別に信仰じゃなくてもいいんだ。
坊さん、がんばってるな~。僕もがんばろう。
僕は馬から降りて、大声でうなだれて、どうすることもできない村人たちに呼びかけた!!!!!
「みなさん!!!! 助けに来ました!!!! 僕は、ローデルムの貴族の伊佐木ですっ。これから、僕が食料配給を行いますっ!!!!! 今、大変な危機ですが、みなさん、安心して僕にまかせてください!!!!」
アーシャさんも言った。
「今ある食料は病原菌に犯されているっ。この食料をすべて破棄して焼却しなければ、病原菌で、村が滅んでしまう!!!! みんな、協力して今ある食料を燃やしてくれっ」
ボオォォオオオオォオオオ
村人がすべての村になる保存食と、それから、村の畑に生えている食料に火を放つ。
それは必要なことだけど、村人の人たちの悲嘆は大きい。
「あああぁああぁ。食料がっぁあああああ」
「俺たちは絶望だぁああぁああ」
「ひぃいいいい。食べ物が燃えるぅううう」
絶望の声を上げる村人に僕は言った。
「大丈夫です。これから、1年間の食糧を僕が用意して給付します!!!! 1年で足りないなら、2年でも、3年でも!!!! 僕にはそのお金があります!!!! だから、安心して村の復旧に集中してください!!!」
アーシャさんも言う。
「病気に犯された食物や、食糧はすべて燃やした。だから、次に疫病が発生することはない。また、疫病が長続きしても、この伊佐木が、みんなに食料給付を行う!!!! 安心して村の復旧に力を入れてくれっ!!!!!」
村人たちは泣きながら、僕に感謝してくれたよっ。
「おおおおぉ。あんたはほんとに聖人じゃっ」
「助かる。・・・ほんとに助かるっ。ありがとう」
「あんたのお蔭でわたしは生きられるよ。・・・ほんとありがとう」
それから、200人近くの村人に食料を、アーシャさんと二人で配給して、ルクソン村の救済は終わった。
アーシャさんが言った。
「お前はやっぱりすごいヤツだ」
僕は言う。
「アーシャさんがそばにいてくれたからですよ」
僕らはそこで、キスをした。
後に、王様が国際会議から戻って来て、ルクソン村の疫病の被害を調べた。
王さまから手紙が届いた。
「伊佐木。お前はすごいヤツじゃっ! ルクソン村の病害虫は、完全に死滅して、植物を育てられる環境に戻すことが出来た。これでひとつの村がお前のお蔭で救われたんじゃ! いや、それどころではない!!! 疫病に対して即座に対応したお前のお蔭で、疫病の広がりを早急に防ぐことができた。お前は偉大なヤツじゃ! おまえの功績を讃えて、わしはお前をまた、昇爵しようと思う!!!! お前はこれから、伯爵じゃ!!!!」
僕の妻のコウヅキが言った。
「王の対応が遅すぎるわ。やっぱり殺すべきね」
うーーーん。コウヅキ、黒いよ。
でも、
わお!!!! ついに僕、伯爵になっちゃったゾ!!!
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ほんとうに? 夢みたいで信じられないよ。
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