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第20話 ログハウスのお料理
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ボクが知る限り、ミレたちは人間が嫌いなようだ。
理由は不明。
でも彼女たちが前に話してくれたことを考えると、自分たちのことしか考えていないからというのが理由になるんだと思う。
特に見目麗しい少女の姿をしたフェアリーノームたちは一部の人間にとって至高の存在であり最高の商品なのだという。
「ミレたちがそんなことを……」
偉いでしょ? といわんばかりのミレが微笑ましくて仕方ないけど、ちゃんと聞いておかなきゃいけないことがある。
「ミレたちって人間、嫌い?」
ボクがそう問いかけると、ミレとミカとミナの三人はこくんと頷いた。
あ、そうなんだ。
では質問を変えてみよう。
「じゃあボクは好き?」
ミレたちは一斉に頷くと、ボクに飛びついて頬ずりを始めた。
よかった、好かれてた。
「あ、あの。フェアリーノーム様たちがこんなにじゃれついてるなんて……。ど、どうしたらこんなことが……?」
困惑した様子のミーシャさんにそう尋ねられるがわからない。
「う~ん。た、たまたま?」
うっ、ミーシャさんにジト目で見られた……。
本当なのに……。
ミーシャさんは薄い青色の肌をした白髪の少女だ。
美少女かどうかはわからないけどかわいい方だと思う。
ミレたちが整いすぎてて見慣れちゃってる可能性もあるので、今のボクの審美眼は信用できないといっていいだろう。
ただし、鏡の中のボクはかわいいのは確実。
「ところで、フェアリーノーム様たちは何を持っているんですか?」
ミーシャさんがそういうのでミレたちのほうを見てみると、ミレがミカやミナに何かを渡していた。
あ、この前の写真!?
この前の残念写真はどうやらブロマイドになったようだ。
もらった二人は大喜びしている。
嬉しいやら恥ずかしいやらもうわけわからない……。
「あれは……、気にしないで……」
他人に見られたら無事死亡します。
どうかご勘弁を!
「そ、そうですか……」
ミーシャさんはちょっと残念そう。
ごめんね、ミーシャさん。
ボクが心の中でそう思っていると、突然ミレがボクに向かってカメラを構えた。
この前のポラロイドカメラだ!
ついノリでボクは反射的にピースをしてしまう。
あ、笑顔は大丈夫かな?
またひきつった笑顔になったりしてない?
ボクがポーズを決めたのがわかると、ミレはシャッターを切った。
あわわ。またやっちゃった……。
最近どうもおかしい。
可愛いといわれるとついついうれしくなっちゃって何でもしたくなっちゃうし、写真も恥ずかしいけど拒否したりしない。
一体ボクはどこへ向かおうとしているのか……。
「えっと、今のは……」
「き、きにしないでください……」
気にされたら死にます。
まだ女の子との会話には慣れていないけど、女の子との触れ合いの中でボクの男だった部分が書き換わっていくような気がした。
気が付けば彼女たちのノリに付き合わされているので、ボクも意外と楽しんでいるのかもしれない。
「と、ともかく、お父さんの回復にはまだ時間かかるので今日は泊っていってください。客室もあるので」
気が付けば日はすっかり傾いていた。
もうあとはご飯を食べてお風呂に入って、わちゃわちゃして寝るだけになる。
「あ、ありがとうございます」
「は、はい。部屋には、お風呂もあるので、入ってください」
なお三階は立ち入り禁止です。
ボクのプライベートエリアなので。
ミーシャさんとのこともあるので一階に部屋を用意しようとも思ったけど、食堂とか近いほうがいいよね? ってことで二階に部屋を用意した。
お客さんにわざわざ階段を上ってもらって食堂に行ってもらうのはなんだか申し訳ないからだ。
「こ、こんなにいい部屋をお借りできるんですか!? あ、ありがとうございます……」
案内された部屋を見たミーシャさんは恐縮してしまった。
いうほど豪華かな? と思わなくもないけど、文明レベルによっては木材フレームに藁の布団、毛皮の掛布団なんて場合があるのでボクの感覚で考えてはいけない気がした。
ちなみに案内した部屋は木製の家具と布製のマットレス、布製布団と羽毛の掛布団が用意されている。
低反発系じゃないのでちょっと寝にくいかもしれないけど、羊毛とかが詰められているので多少はましだと思ってほしい。
室内設置のカンテラは魔石のカンテラなのですぐに消えてしまう心配はない。
電気代がかからないなら日本のボクの部屋にもぜひ置きたい代物だ。
というわけで、御用聞きをフェアリーノームにお願いしたのでボクたちはご飯の準備に取り掛かることにした。
今回はアヒージョを作ろうと思う。
材料の提供は毎度お世話になっていますフェアリーノームさんたちです。
トウガラシやニンニク、アンチョビやオリーブオイルの類はどうやら地球から輸入しているらしく、どこかで見たことのある製品が並んでいた。
考えてみれば、いろんな世界に行ける小学生くらいの見た目の女の子ならいてもおかしくないのか。
もしかしたら出会っていたかもしれないと思うと、それはそれで胸熱だと思う。
さて、さっそく調理だ。
お米とスパイス類はフェアリーノームの世界にもあるとのことなので、ウコンを使ってターメリックライスを作る。
次に鍋で熱したみじん切りのニンニクと赤唐辛子をオリーブオイルで炒めて塩を入れる。
熱したオリーブオイルを別に作って最初に痛めたグザイを投入し、弱火で加熱したら野菜を入れてアンチョビを投入。
ちなみに魚介の類はありません!!
最後の品のお肉は解体したイノシシの残りを使ってステーキにしたりハンバーグにしたりして調理する。
アヒージョには一応ブロッコリーやプチトマトも入っているのである程度栄養は取れるかな? そう思いたい……。
というわけで簡単にだけどみんなで作ったのでミーシャさんも呼んで一緒に食べることにした。
ちなみにレシピ提供はミレだ。
ミレさんしゅごい!!
「ふぁっ!? なんですか!? この香ばしい油の料理。おいしいです!!」
ですよね~。
ボクもアヒージョは好きです。
「この黄色い穀物とイノシシのお肉、この油の料理、組み合わせるといくらでも食べられちゃいそうです!! というか、このお肉、本当にイノシシなんですか!? まったく臭くないんですけど!?」
そのイノシシの仕込みはフェアリーノームがやったのでボクはわかりません。
でも確かにおいしく仕上がっているんだよね。
そんなこんなでミーシャさん大興奮で夕食は終わったのだった。
ちなみに、ミーシャさんも作ってみたいと言っていたけど、材料から作らないと多分無理みたいです。
理由は不明。
でも彼女たちが前に話してくれたことを考えると、自分たちのことしか考えていないからというのが理由になるんだと思う。
特に見目麗しい少女の姿をしたフェアリーノームたちは一部の人間にとって至高の存在であり最高の商品なのだという。
「ミレたちがそんなことを……」
偉いでしょ? といわんばかりのミレが微笑ましくて仕方ないけど、ちゃんと聞いておかなきゃいけないことがある。
「ミレたちって人間、嫌い?」
ボクがそう問いかけると、ミレとミカとミナの三人はこくんと頷いた。
あ、そうなんだ。
では質問を変えてみよう。
「じゃあボクは好き?」
ミレたちは一斉に頷くと、ボクに飛びついて頬ずりを始めた。
よかった、好かれてた。
「あ、あの。フェアリーノーム様たちがこんなにじゃれついてるなんて……。ど、どうしたらこんなことが……?」
困惑した様子のミーシャさんにそう尋ねられるがわからない。
「う~ん。た、たまたま?」
うっ、ミーシャさんにジト目で見られた……。
本当なのに……。
ミーシャさんは薄い青色の肌をした白髪の少女だ。
美少女かどうかはわからないけどかわいい方だと思う。
ミレたちが整いすぎてて見慣れちゃってる可能性もあるので、今のボクの審美眼は信用できないといっていいだろう。
ただし、鏡の中のボクはかわいいのは確実。
「ところで、フェアリーノーム様たちは何を持っているんですか?」
ミーシャさんがそういうのでミレたちのほうを見てみると、ミレがミカやミナに何かを渡していた。
あ、この前の写真!?
この前の残念写真はどうやらブロマイドになったようだ。
もらった二人は大喜びしている。
嬉しいやら恥ずかしいやらもうわけわからない……。
「あれは……、気にしないで……」
他人に見られたら無事死亡します。
どうかご勘弁を!
「そ、そうですか……」
ミーシャさんはちょっと残念そう。
ごめんね、ミーシャさん。
ボクが心の中でそう思っていると、突然ミレがボクに向かってカメラを構えた。
この前のポラロイドカメラだ!
ついノリでボクは反射的にピースをしてしまう。
あ、笑顔は大丈夫かな?
またひきつった笑顔になったりしてない?
ボクがポーズを決めたのがわかると、ミレはシャッターを切った。
あわわ。またやっちゃった……。
最近どうもおかしい。
可愛いといわれるとついついうれしくなっちゃって何でもしたくなっちゃうし、写真も恥ずかしいけど拒否したりしない。
一体ボクはどこへ向かおうとしているのか……。
「えっと、今のは……」
「き、きにしないでください……」
気にされたら死にます。
まだ女の子との会話には慣れていないけど、女の子との触れ合いの中でボクの男だった部分が書き換わっていくような気がした。
気が付けば彼女たちのノリに付き合わされているので、ボクも意外と楽しんでいるのかもしれない。
「と、ともかく、お父さんの回復にはまだ時間かかるので今日は泊っていってください。客室もあるので」
気が付けば日はすっかり傾いていた。
もうあとはご飯を食べてお風呂に入って、わちゃわちゃして寝るだけになる。
「あ、ありがとうございます」
「は、はい。部屋には、お風呂もあるので、入ってください」
なお三階は立ち入り禁止です。
ボクのプライベートエリアなので。
ミーシャさんとのこともあるので一階に部屋を用意しようとも思ったけど、食堂とか近いほうがいいよね? ってことで二階に部屋を用意した。
お客さんにわざわざ階段を上ってもらって食堂に行ってもらうのはなんだか申し訳ないからだ。
「こ、こんなにいい部屋をお借りできるんですか!? あ、ありがとうございます……」
案内された部屋を見たミーシャさんは恐縮してしまった。
いうほど豪華かな? と思わなくもないけど、文明レベルによっては木材フレームに藁の布団、毛皮の掛布団なんて場合があるのでボクの感覚で考えてはいけない気がした。
ちなみに案内した部屋は木製の家具と布製のマットレス、布製布団と羽毛の掛布団が用意されている。
低反発系じゃないのでちょっと寝にくいかもしれないけど、羊毛とかが詰められているので多少はましだと思ってほしい。
室内設置のカンテラは魔石のカンテラなのですぐに消えてしまう心配はない。
電気代がかからないなら日本のボクの部屋にもぜひ置きたい代物だ。
というわけで、御用聞きをフェアリーノームにお願いしたのでボクたちはご飯の準備に取り掛かることにした。
今回はアヒージョを作ろうと思う。
材料の提供は毎度お世話になっていますフェアリーノームさんたちです。
トウガラシやニンニク、アンチョビやオリーブオイルの類はどうやら地球から輸入しているらしく、どこかで見たことのある製品が並んでいた。
考えてみれば、いろんな世界に行ける小学生くらいの見た目の女の子ならいてもおかしくないのか。
もしかしたら出会っていたかもしれないと思うと、それはそれで胸熱だと思う。
さて、さっそく調理だ。
お米とスパイス類はフェアリーノームの世界にもあるとのことなので、ウコンを使ってターメリックライスを作る。
次に鍋で熱したみじん切りのニンニクと赤唐辛子をオリーブオイルで炒めて塩を入れる。
熱したオリーブオイルを別に作って最初に痛めたグザイを投入し、弱火で加熱したら野菜を入れてアンチョビを投入。
ちなみに魚介の類はありません!!
最後の品のお肉は解体したイノシシの残りを使ってステーキにしたりハンバーグにしたりして調理する。
アヒージョには一応ブロッコリーやプチトマトも入っているのである程度栄養は取れるかな? そう思いたい……。
というわけで簡単にだけどみんなで作ったのでミーシャさんも呼んで一緒に食べることにした。
ちなみにレシピ提供はミレだ。
ミレさんしゅごい!!
「ふぁっ!? なんですか!? この香ばしい油の料理。おいしいです!!」
ですよね~。
ボクもアヒージョは好きです。
「この黄色い穀物とイノシシのお肉、この油の料理、組み合わせるといくらでも食べられちゃいそうです!! というか、このお肉、本当にイノシシなんですか!? まったく臭くないんですけど!?」
そのイノシシの仕込みはフェアリーノームがやったのでボクはわかりません。
でも確かにおいしく仕上がっているんだよね。
そんなこんなでミーシャさん大興奮で夕食は終わったのだった。
ちなみに、ミーシャさんも作ってみたいと言っていたけど、材料から作らないと多分無理みたいです。
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