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第二章
3-1 再会は善し悪し
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中等部の校舎は初等部の1.5倍。
生徒は初等部からの持ち上がりだが、専門教科が増えることや編入も多々あるため、教室が倍ほどになるからだ。
右を向いても左を向いても似たような教室がずらっと並び、ここがどこかも分からない。アルは途方にくれていた。
今日は中等部見学の日。午前は在学生による学校案内が行われていたが、ちょっとよそ見をしたばかりに迷子になってしまった。
見ず知らずの場所に1人きりとはなんとも心細い。最近はこんなことの連続で自分が嫌になる。
原因は明白。この間のカイに会ってからだ。
ちょっとした悪戯に、仕返しをしたが思わぬ反応が返ってきたので、その時の表情が脳裏にこびりついて離れない。
もっと見たい。けれども泣かせてしまった。だけど、可愛いかった。
理性と本能の狭間に立たされては日々悶々とする生活に、数日は心ここにあらずだ。
兎にも角にも、今はここからいかに目立たずに集団に戻るかを考えなければならない。
辺りを見渡して、人影を探す。
と、先の方にある中庭に誰かが立っているのが見えた。何か作業をしているようだ。
すると、人影はアルの気配に気がついたのか声をかけてきた。
「君、なんでここにいるんだい?その制服、初等部の学生だよね」
ジョウロを片手に立っていたのは中等部の学生だった。どうやら、中庭の花に水をやっていたところらしい。
「すみません、迷子になってしまって」
近づいてみると、黄金色の髪に切れ長の目、どこかで見たことのある顔だ。
向こうからもこちらがはっきり見えたのか、目を大きく見開いた。
「もしかして、アルミス王子殿下……」
「私のことを知っているのですか?」
「ハナマーです。ダルト・ハナマー」
その名を聞いてピンと来る。しばらく会っていなかったので、アルがその名前からイメージする容姿より幾分か大人びて見えた。
「ダルトさん!お久しぶりですね」
「お久しぶりです。アルミス様はどうしてこちらへ?」
「今日は中等部見学なんですが……迷子になってしまって」
「そうでしたか、ここは広いですからね」
ダルトは持っていたジョウロで残りの花に水をやると中庭に置いてある物置にしまった。少し濡れた手をハンカチで拭い、そばにあったテーラードジャケットに腕を通す。
服の擦れと静かな足音のみしか聞こえず、指の先まで洗礼された無駄のない動きは思わず見とれてしまうほど美しい。
「さて、ご案内して差し上げたいのですが、今はおそらく説明会がはじまってしまった頃かと。しばらく一緒に時間を潰しましょう」
今戻れば「迷子になって上級生に連れられた情けない王子」の絵面の完成だ。それだけは避けなくてはならない。
ダルトの提案により、説明会の終わる時間まで中庭で過ごすこととなった。
ふたりはそばにあったベンチに腰をかける。
今日も暑さはあったが日陰に入ればひんやりとして過ごしやすい陽気だ。
「そのジャケット暑くないですか?」
アルは視界に入る暑苦しい服装に率直な疑問を投げかけた。
制服にはもちろん夏服もあるのだが、わざわざジャケットを着る理由が何かあるのだろうか。
「私は皮膚が薄いので日焼けをすると火傷みたいになってしまうんです。見た目ほど暑くはありませんよ」
そう清々しく答える姿は確かに暑がっている様子はない。
「それよりも、アルミス様の迷子。どなたか探しにいらっしゃるかもしれませんね」
「多分、私がいなくなったことも気が付かれていないので大丈夫ですよ」
「何故ですか?」
「友達がいないからです」
アルはそう答えると、自分で恥ずかしくなった。
父が友人にとても恵まれているということは、王子だからという言い訳は通用しない。
友人がいなくても、それなりに普通に生活はできるので、ここまで来ると居なくてもいいとすら思う。
「では、私がお友達1号になっても?」
「え?」
アルは思わぬ提案に素頓狂な声が出た。
そもそもダルトとの出会いは、もう覚えていないほど昔。ダルトがハナマー家の養子として迎え入れられた頃だ。
公爵家は各々の領地に関する定期報告を国王両陛下に行う義務があり、2ヶ月に1度城を訪れる。
その際に、ハナマー公爵と一緒にやってきたのがダルトだった。
ダルトとアルは年が近いこともあり、すぐに意気投合。二人で親の話が終わるまで遊んでいたのは懐かしい思い出だ。
ダルトが王宮学園に入学すると同時にめっきり合わなくなっていたのだが、またこうして学園で再会できたという訳だ。
「私ではご不満でしょうか?」
ダルトはこちらの顔色を窺うように問う。
「不満じゃないですよ!むしろ、私の方が年下ですけどいいんですか?」
「良いも悪いもありませんよ。私がなって欲しいのです。それに、お友達のできない理由はアルミス様が同世代よりも大人っぽいからだと思います。それなら、私はピッタリではないでしょうか?」
ダルトはアルが変に気を使ったり、惨めな思いをしないよう、さりげない言動をしてくれている。
アルはほんの少しだけ、その優しさを利用しているような気持ちになったが、彼が良いのならと受け入れることにした。
きっと時間が経てば、昔のように気をまわさずとも楽しく過ごせるだろう、と。
「ではダルトさん、よろしくお願いします」
「はい!よろしくお願いします」
改めてよろしくをすると2人とも顔を見合せて笑った。ずっと前から知り合いだったのに、今更で妙な気分だ。
「お友達になったついでにダルトさんに相談するんですが……」
「いいですね、なんですか?」
「ダルトさんって凄く所作が綺麗ですよね!」
「そうですか?一応、父親には厳しく教え込まれたのでそのおかげですかね」
「お父様が?」
「はい。うちの父は細かいことも許せないタイプなので、こういうことにかなり厳しいのです」
ハナマー家の領地は我が国の中でも1番の犯罪率の低さを誇っている。ともなれば、その領主も厳正さを重んじる性格なのだろう。
かなり厳しい、という言葉にどれだけの重さが含まれているのか、想像するだけで背筋が凍りそうだ。
「今度お披露目会があるので、その時のマナーなど教えてくださればなと思ったんですが」
「私でよければ、いくらでも」
笑顔で答えるダルトにアルは若干の違和感を覚えた。
それは、本棚の中の本が1冊だけ別の場所にあるような、けれどもよく見なければ分からないもの。
ダルトはこんなふうに笑う人だっただろうか。
けれども、しばらく会っていなければそんなものだろう。
結局、アルはさほど気にせずにその後の時間を過ごした。
説明会の終了時刻になるとダルトは会場のそばまで案内をしてくれた。
他の生徒に見つからないよう、少し離れた場所で挨拶をする。
「アルミス様、また会いましょうね」
「はい!それではまた」
見学会の集団に戻った際には教官にこっそりとお叱りを受けたが、それよりも新しい友との出会いに、アルの心は晴れやかだった。
生徒は初等部からの持ち上がりだが、専門教科が増えることや編入も多々あるため、教室が倍ほどになるからだ。
右を向いても左を向いても似たような教室がずらっと並び、ここがどこかも分からない。アルは途方にくれていた。
今日は中等部見学の日。午前は在学生による学校案内が行われていたが、ちょっとよそ見をしたばかりに迷子になってしまった。
見ず知らずの場所に1人きりとはなんとも心細い。最近はこんなことの連続で自分が嫌になる。
原因は明白。この間のカイに会ってからだ。
ちょっとした悪戯に、仕返しをしたが思わぬ反応が返ってきたので、その時の表情が脳裏にこびりついて離れない。
もっと見たい。けれども泣かせてしまった。だけど、可愛いかった。
理性と本能の狭間に立たされては日々悶々とする生活に、数日は心ここにあらずだ。
兎にも角にも、今はここからいかに目立たずに集団に戻るかを考えなければならない。
辺りを見渡して、人影を探す。
と、先の方にある中庭に誰かが立っているのが見えた。何か作業をしているようだ。
すると、人影はアルの気配に気がついたのか声をかけてきた。
「君、なんでここにいるんだい?その制服、初等部の学生だよね」
ジョウロを片手に立っていたのは中等部の学生だった。どうやら、中庭の花に水をやっていたところらしい。
「すみません、迷子になってしまって」
近づいてみると、黄金色の髪に切れ長の目、どこかで見たことのある顔だ。
向こうからもこちらがはっきり見えたのか、目を大きく見開いた。
「もしかして、アルミス王子殿下……」
「私のことを知っているのですか?」
「ハナマーです。ダルト・ハナマー」
その名を聞いてピンと来る。しばらく会っていなかったので、アルがその名前からイメージする容姿より幾分か大人びて見えた。
「ダルトさん!お久しぶりですね」
「お久しぶりです。アルミス様はどうしてこちらへ?」
「今日は中等部見学なんですが……迷子になってしまって」
「そうでしたか、ここは広いですからね」
ダルトは持っていたジョウロで残りの花に水をやると中庭に置いてある物置にしまった。少し濡れた手をハンカチで拭い、そばにあったテーラードジャケットに腕を通す。
服の擦れと静かな足音のみしか聞こえず、指の先まで洗礼された無駄のない動きは思わず見とれてしまうほど美しい。
「さて、ご案内して差し上げたいのですが、今はおそらく説明会がはじまってしまった頃かと。しばらく一緒に時間を潰しましょう」
今戻れば「迷子になって上級生に連れられた情けない王子」の絵面の完成だ。それだけは避けなくてはならない。
ダルトの提案により、説明会の終わる時間まで中庭で過ごすこととなった。
ふたりはそばにあったベンチに腰をかける。
今日も暑さはあったが日陰に入ればひんやりとして過ごしやすい陽気だ。
「そのジャケット暑くないですか?」
アルは視界に入る暑苦しい服装に率直な疑問を投げかけた。
制服にはもちろん夏服もあるのだが、わざわざジャケットを着る理由が何かあるのだろうか。
「私は皮膚が薄いので日焼けをすると火傷みたいになってしまうんです。見た目ほど暑くはありませんよ」
そう清々しく答える姿は確かに暑がっている様子はない。
「それよりも、アルミス様の迷子。どなたか探しにいらっしゃるかもしれませんね」
「多分、私がいなくなったことも気が付かれていないので大丈夫ですよ」
「何故ですか?」
「友達がいないからです」
アルはそう答えると、自分で恥ずかしくなった。
父が友人にとても恵まれているということは、王子だからという言い訳は通用しない。
友人がいなくても、それなりに普通に生活はできるので、ここまで来ると居なくてもいいとすら思う。
「では、私がお友達1号になっても?」
「え?」
アルは思わぬ提案に素頓狂な声が出た。
そもそもダルトとの出会いは、もう覚えていないほど昔。ダルトがハナマー家の養子として迎え入れられた頃だ。
公爵家は各々の領地に関する定期報告を国王両陛下に行う義務があり、2ヶ月に1度城を訪れる。
その際に、ハナマー公爵と一緒にやってきたのがダルトだった。
ダルトとアルは年が近いこともあり、すぐに意気投合。二人で親の話が終わるまで遊んでいたのは懐かしい思い出だ。
ダルトが王宮学園に入学すると同時にめっきり合わなくなっていたのだが、またこうして学園で再会できたという訳だ。
「私ではご不満でしょうか?」
ダルトはこちらの顔色を窺うように問う。
「不満じゃないですよ!むしろ、私の方が年下ですけどいいんですか?」
「良いも悪いもありませんよ。私がなって欲しいのです。それに、お友達のできない理由はアルミス様が同世代よりも大人っぽいからだと思います。それなら、私はピッタリではないでしょうか?」
ダルトはアルが変に気を使ったり、惨めな思いをしないよう、さりげない言動をしてくれている。
アルはほんの少しだけ、その優しさを利用しているような気持ちになったが、彼が良いのならと受け入れることにした。
きっと時間が経てば、昔のように気をまわさずとも楽しく過ごせるだろう、と。
「ではダルトさん、よろしくお願いします」
「はい!よろしくお願いします」
改めてよろしくをすると2人とも顔を見合せて笑った。ずっと前から知り合いだったのに、今更で妙な気分だ。
「お友達になったついでにダルトさんに相談するんですが……」
「いいですね、なんですか?」
「ダルトさんって凄く所作が綺麗ですよね!」
「そうですか?一応、父親には厳しく教え込まれたのでそのおかげですかね」
「お父様が?」
「はい。うちの父は細かいことも許せないタイプなので、こういうことにかなり厳しいのです」
ハナマー家の領地は我が国の中でも1番の犯罪率の低さを誇っている。ともなれば、その領主も厳正さを重んじる性格なのだろう。
かなり厳しい、という言葉にどれだけの重さが含まれているのか、想像するだけで背筋が凍りそうだ。
「今度お披露目会があるので、その時のマナーなど教えてくださればなと思ったんですが」
「私でよければ、いくらでも」
笑顔で答えるダルトにアルは若干の違和感を覚えた。
それは、本棚の中の本が1冊だけ別の場所にあるような、けれどもよく見なければ分からないもの。
ダルトはこんなふうに笑う人だっただろうか。
けれども、しばらく会っていなければそんなものだろう。
結局、アルはさほど気にせずにその後の時間を過ごした。
説明会の終了時刻になるとダルトは会場のそばまで案内をしてくれた。
他の生徒に見つからないよう、少し離れた場所で挨拶をする。
「アルミス様、また会いましょうね」
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見学会の集団に戻った際には教官にこっそりとお叱りを受けたが、それよりも新しい友との出会いに、アルの心は晴れやかだった。
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