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第二章
4-1 成長と兆し
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「カイ様、右手を差し出すときは指先まで伸ばして。アルミス様はその手に軽く重ねてください。添えている手はバランスをとるためのものではありません。体勢が崩れそうになっても相手に支えてもらってはいけませんよ」
ダリアは指示棒を片手にこちらを真剣な眼差しで見ている。
一度言われたことが二度目できていなければ、その棒で刺すためだ。
カイはここ数日で教えられたことを頭に叩き込み、アルと共にお披露目会に向けたレッスンを受けていた。
今は手を引いて歩くという単純な動作の練習だ。
ダリアの隣にいるリアムも気合の入った様子で一緒になって指導してくれる。
「カイ様はアルミス様の歩幅に合わせてください。肩の位置を揃えるイメージです」
正面を向いたまま歩幅を合わせるのは思った以上に難しい。
視界の端にアルをとらえようとするが、身長差があり、髪の揺らぎほどしか感じ取れない。
もう少し視界に入れようと視線を落とそうとした瞬間、背中に鋭いものが当たった。
背骨のすぐ隣にある柔らかい部分にピンポイントに棒が刺さり、思わずうめき声をあげる。
「うっ……」
「カイ!」
「誰が下を向いていいと言いましたか?」
ダリアの恐ろしい指導にカイとアルは抱き合いながら震えた。
まさか、こんなに厳しいとは思ってもいなかった。専任の講師だと厳しいことは目に見えていたのでこの二人に頼んだのだが、今になってはそれは間違いだったのだと気づかされる。
すると、様子を見ていたリアムはそっとダリアをなだめた。
「ダリア、あまり時間がなくて焦るのは分かりますが、本人たちも頑張っているようですし少し落ち着きましょう」
「邪魔しないでください。これは私なりの愛情表現なんです」
「意味が分かりません。せめてその棒だけでも離してください」
「嫌です。これを取ろうとするならあなたもこうやって……」
「いててっ、やめてください!」
ダリアは指示棒でつつくとリアムは悲鳴を上げながら必死に当たるまいと避け始める。それは喧嘩というよりじゃれあいのように見えた。
「っていうか、いつの間に呼び捨てする仲になったんだ?」
「結構最近だよ」
無意識に思ったことが口に出ていたらしい。そばにいたアルが教えてくれた。
「カイも呼び捨てで呼んでくれたっていいのに」
「いや、さすがにそれはできないですよ」
「……そうだよね」
困ったような笑顔を向けてくると、そのまま黙り込んでしまった。その様子はまるで子犬のようだ。
カイはこのアルにとても弱い。あまりに可哀想に見えて、すぐに気持ちが揺らいでしまうのだ。
「……まぁ、もしかしたら?咄嗟に間違えて呼んでしまうことも、あるかもしれないですね」
ほんの少し希望を持たせる様なことを言ってみれば、たちまち可愛らしい笑顔が戻った。
「もしかしても、もしかしなくても、カイならいつでも呼んでいいからね」
アルが嬉しそうにすると、カイも言ってよかった、なんて気持ちになってしまう。
アルに甘いのは気をつけようと思うのだが、これがあるからなかなかやめられないのだ。
「あの、レッスン戻りますよ」
どうやら先程のじゃれ合いが終わったようで、ダリアは少し気まずそうにレッスンの再開を求めてきた。
カイたちの雰囲気に割って入るのが気まずいというより、リアムとじゃれ合いをしてしまったことに対しての気まずさのように見える。
「と、取り敢えず歩く動作は一通りお伝えしましたので、また何度かやって練習していきましょう」
必死に平常心を取り戻そうとする様子に、思わず笑ってしまいそうになったが、ここは大人しく返事をした。
「次にペアダンスの練習に移ります。今回のお披露目会に関しましては、ダンスはメインではありませんが一曲は踊れるようになっておきましょう。お二人とも基本ステップはできますか?」
基本ステップは教養の範囲だ。一応できることはできるが、実際誰かと踊ってみたことはない。おそらくアルもそうだろう。
リアムはしばらく考え込むと、1つ提案をしてきた。
「リーダーはアルミス様にしていただきましょう」
リーダーとはダンスをリードする側のことを指す。体格を考えても本来ならカイがリーダーとなるはずだが、リアムはアルを指名した。
「エスコートをする側、と考えるとカイ様をリーダーにするのが本来は正しいです。ですが、王子という立場と他のパートナーとお踊りになる可能性を考えると、やはりリーダーを覚えていただきたいと思います」
リアムの言うことには納得せざるを得ない。
そもそも、カイとリアムが公の場で一緒に踊るのはかなり危険だ。二人の関係を勘ぐる輩が出てくる可能性もある。
アルもそれを理解してか、リアムの意見にはなにも言わなかった。
そうしてアルがリーダー、カイがパートナーとして練習が始まった。
ワルツが流れ、二人は手を取り踊り始める。
しかし、足が縺れる。歩幅が合わない。テンポ感が違う。
基本ステップすらまともに踊れない悲惨なものだった。
「これは酷いですね」
いつも言葉には気をつかって話をしてくれるリアムも、今はその同様を隠せないでいる。
「そうですね……リアムと私でお手本を見せて、そこからポイントを押さえていきましょう」
ダリアはリアムの手を取ると、まずは最初のフォームを見せた。
数分前まで言い張りあっていたとは思えないほど美しい。
「初めにこの形ですが、カイ様たちを見ているとお二人の距離が遠いように感じます。もう一歩ほど近づいて、その距離を一定に保つことを意識しましょう」
リアムもダリアに付け加えるように説明をする。
「胸を張って前を向きます。相手の足を踏んでしまう、引っ掛けてしまうなどの不安から足元を見てしまうと、かえって距離感も姿勢も崩れてしまいます。ペアダンスは何よりも信頼関係が大切なのです」
カイとアルは言われた通りにフォームを作る。
先ほどよりもアルの鼓動や体温を近くに感じ、二人の境目がなくなるような感覚になった。
そのままダリアが音楽をかけると、再び踊り始めた。
足元を見ずに踊るのは怖い。相手がどこに足を置くのかが全く分からないからだ。
すると、カイを支える手に軽く力が入った。見ると、アルがこちらを見つめて笑いかけている。
そうだ、アルはカイを信じている。それならば自分も信じなくてどうするのか。
カイは落ち着いて確実にステップを踏んだ。アルの動きを指先から感じるように、身を委ねてみる。
そうして踊るうちに、ふわふわとした感覚になってきた。
楽しい。ついさっきまで、足を運ぶことすら辛いと感じていたのに、今はこんなにも楽しいのだ。
気づけば、あっという間に一曲が終わっていた。
初めて使う筋肉や神経の疲労が一気に押し寄せてくる。
「お二方、素敵です!」
リアムは自分のことのように手を叩き喜んでくれた。
ダリアも満足そうにうなずく。
「まだぎこちないですが、これなら本番までには形になりそうですね。きりもいいので少し休憩にしましょう」
ダリアは指示棒を片手にこちらを真剣な眼差しで見ている。
一度言われたことが二度目できていなければ、その棒で刺すためだ。
カイはここ数日で教えられたことを頭に叩き込み、アルと共にお披露目会に向けたレッスンを受けていた。
今は手を引いて歩くという単純な動作の練習だ。
ダリアの隣にいるリアムも気合の入った様子で一緒になって指導してくれる。
「カイ様はアルミス様の歩幅に合わせてください。肩の位置を揃えるイメージです」
正面を向いたまま歩幅を合わせるのは思った以上に難しい。
視界の端にアルをとらえようとするが、身長差があり、髪の揺らぎほどしか感じ取れない。
もう少し視界に入れようと視線を落とそうとした瞬間、背中に鋭いものが当たった。
背骨のすぐ隣にある柔らかい部分にピンポイントに棒が刺さり、思わずうめき声をあげる。
「うっ……」
「カイ!」
「誰が下を向いていいと言いましたか?」
ダリアの恐ろしい指導にカイとアルは抱き合いながら震えた。
まさか、こんなに厳しいとは思ってもいなかった。専任の講師だと厳しいことは目に見えていたのでこの二人に頼んだのだが、今になってはそれは間違いだったのだと気づかされる。
すると、様子を見ていたリアムはそっとダリアをなだめた。
「ダリア、あまり時間がなくて焦るのは分かりますが、本人たちも頑張っているようですし少し落ち着きましょう」
「邪魔しないでください。これは私なりの愛情表現なんです」
「意味が分かりません。せめてその棒だけでも離してください」
「嫌です。これを取ろうとするならあなたもこうやって……」
「いててっ、やめてください!」
ダリアは指示棒でつつくとリアムは悲鳴を上げながら必死に当たるまいと避け始める。それは喧嘩というよりじゃれあいのように見えた。
「っていうか、いつの間に呼び捨てする仲になったんだ?」
「結構最近だよ」
無意識に思ったことが口に出ていたらしい。そばにいたアルが教えてくれた。
「カイも呼び捨てで呼んでくれたっていいのに」
「いや、さすがにそれはできないですよ」
「……そうだよね」
困ったような笑顔を向けてくると、そのまま黙り込んでしまった。その様子はまるで子犬のようだ。
カイはこのアルにとても弱い。あまりに可哀想に見えて、すぐに気持ちが揺らいでしまうのだ。
「……まぁ、もしかしたら?咄嗟に間違えて呼んでしまうことも、あるかもしれないですね」
ほんの少し希望を持たせる様なことを言ってみれば、たちまち可愛らしい笑顔が戻った。
「もしかしても、もしかしなくても、カイならいつでも呼んでいいからね」
アルが嬉しそうにすると、カイも言ってよかった、なんて気持ちになってしまう。
アルに甘いのは気をつけようと思うのだが、これがあるからなかなかやめられないのだ。
「あの、レッスン戻りますよ」
どうやら先程のじゃれ合いが終わったようで、ダリアは少し気まずそうにレッスンの再開を求めてきた。
カイたちの雰囲気に割って入るのが気まずいというより、リアムとじゃれ合いをしてしまったことに対しての気まずさのように見える。
「と、取り敢えず歩く動作は一通りお伝えしましたので、また何度かやって練習していきましょう」
必死に平常心を取り戻そうとする様子に、思わず笑ってしまいそうになったが、ここは大人しく返事をした。
「次にペアダンスの練習に移ります。今回のお披露目会に関しましては、ダンスはメインではありませんが一曲は踊れるようになっておきましょう。お二人とも基本ステップはできますか?」
基本ステップは教養の範囲だ。一応できることはできるが、実際誰かと踊ってみたことはない。おそらくアルもそうだろう。
リアムはしばらく考え込むと、1つ提案をしてきた。
「リーダーはアルミス様にしていただきましょう」
リーダーとはダンスをリードする側のことを指す。体格を考えても本来ならカイがリーダーとなるはずだが、リアムはアルを指名した。
「エスコートをする側、と考えるとカイ様をリーダーにするのが本来は正しいです。ですが、王子という立場と他のパートナーとお踊りになる可能性を考えると、やはりリーダーを覚えていただきたいと思います」
リアムの言うことには納得せざるを得ない。
そもそも、カイとリアムが公の場で一緒に踊るのはかなり危険だ。二人の関係を勘ぐる輩が出てくる可能性もある。
アルもそれを理解してか、リアムの意見にはなにも言わなかった。
そうしてアルがリーダー、カイがパートナーとして練習が始まった。
ワルツが流れ、二人は手を取り踊り始める。
しかし、足が縺れる。歩幅が合わない。テンポ感が違う。
基本ステップすらまともに踊れない悲惨なものだった。
「これは酷いですね」
いつも言葉には気をつかって話をしてくれるリアムも、今はその同様を隠せないでいる。
「そうですね……リアムと私でお手本を見せて、そこからポイントを押さえていきましょう」
ダリアはリアムの手を取ると、まずは最初のフォームを見せた。
数分前まで言い張りあっていたとは思えないほど美しい。
「初めにこの形ですが、カイ様たちを見ているとお二人の距離が遠いように感じます。もう一歩ほど近づいて、その距離を一定に保つことを意識しましょう」
リアムもダリアに付け加えるように説明をする。
「胸を張って前を向きます。相手の足を踏んでしまう、引っ掛けてしまうなどの不安から足元を見てしまうと、かえって距離感も姿勢も崩れてしまいます。ペアダンスは何よりも信頼関係が大切なのです」
カイとアルは言われた通りにフォームを作る。
先ほどよりもアルの鼓動や体温を近くに感じ、二人の境目がなくなるような感覚になった。
そのままダリアが音楽をかけると、再び踊り始めた。
足元を見ずに踊るのは怖い。相手がどこに足を置くのかが全く分からないからだ。
すると、カイを支える手に軽く力が入った。見ると、アルがこちらを見つめて笑いかけている。
そうだ、アルはカイを信じている。それならば自分も信じなくてどうするのか。
カイは落ち着いて確実にステップを踏んだ。アルの動きを指先から感じるように、身を委ねてみる。
そうして踊るうちに、ふわふわとした感覚になってきた。
楽しい。ついさっきまで、足を運ぶことすら辛いと感じていたのに、今はこんなにも楽しいのだ。
気づけば、あっという間に一曲が終わっていた。
初めて使う筋肉や神経の疲労が一気に押し寄せてくる。
「お二方、素敵です!」
リアムは自分のことのように手を叩き喜んでくれた。
ダリアも満足そうにうなずく。
「まだぎこちないですが、これなら本番までには形になりそうですね。きりもいいので少し休憩にしましょう」
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