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エリア指定してなかったら
しおりを挟む「「ここはどこだろう?」」
そういえばゲートの先をランダムに設定してたけど、エリア指定してなかったため、この惑星のどこかに出ちゃったようだ・・・
「ショウくん?なんだか空が黒いんだけど?」
空が黒い。説明がオカシイんじゃなく、黒いのだ・・・暗雲で暗いのではなく青空という表現にすると黒空となるのかな?
「しかも空が黒くても明るいのも不思議現象だよな!?」
魔族領とかなのかな?
「それでショウくん?どこに行くの?」
「そうはいっても僕もここは始めてくるところだから・・・〈スキル魔力探知〉〈スキル気配察知〉・・・向こうに人っぽい気配と魔力を見つけたから行ってみようか」
「おー第一村人発見ですね?」
「まだ発見遭遇してないけどね?」
その後10分くらい歩いたところで5人の・・・ケモ耳集団に出会った
「誰だ!」
リーダーかな?みたところ軽装備でそれぞれ弓や槍等の武器を所持してるが、怪我をしてるようでリーダー?以外は座るか倒れている
「大丈夫ですか?僕達は転移に失敗したようでこの辺りは初めてなんですが、人の居る気配を感じてきてみただけなんですが・・・怪我ですか?対価を支払っていただけるのでしたら回復しようと思いますが」
ここでいきなり回復させたり、対価交渉をせずに回復させたりするのは、冒険者としてのマナー違反である。もちろん善意で回復をしても良いのだけど、その場合彼らが何者か判明してないうちは悪手である。もしかすると盗賊の可能性もゼロではないのだから
「回復できるのか?俺たちは近くの街の冒険者で採取依頼に来てたんだけど、突然オオカミに襲われてこのざまだ」
オオカミ程度に?駆け出しなのかな?
「オオカミはこのあたりに出るんですか?その割には周囲に見当たりませんが・・・」
「ヤツらは俺たちを襲ってる最中にボスの命令で森に戻って行ったんだ。得物を途中で放棄するなんて考えられないことだけど、群れのボスの命令は絶対なんだろうが、おかげで一命はとりとめてる」
たしかにリーダーも負傷はしてるが、戦闘続行は可能のようだ。逆に後ろの4人のうち3人は立ち上がれず、一人は立っているのが精いっぱいのようだ
「これはもしそのボスの気が変わって再度襲ってきたら壊滅しそうですね。それで対価交渉ですが・・・」
「俺たちはCランクでそこそこの貯えもある!」
「見たところ相場で換算すると一人は金貨5枚、3人は大金貨各3枚、リーダーは金貨1枚ってところですね?」
「な!足元見やがって!そんなにするわけがないだろう!」
日本円で計算すると5人の治療で36万円だ。だがこれはぼったくりでも何でもない。生きるか死ぬかの選択肢なのだから。払えば生き残れる が 払わなければ後は自己責任。ギルドに雇用されてる訳でもないので、当然保証なんてされてない。全ては自己責任なのだから
「高いですか?ならこのまま僕らは街に行けばいいだけな「ちょっとショウくん!なんでそんなに酷いことするの?ショウくんがしないのなら私が回復かけるよ?」の・・・で・・・・・・・・?」
ちょっと待とうか?これも大事な交渉であって、この後の流れを円滑にかつ有利に進める前振りなんだから。あと被せてこないで?
「とまぁ相方もこう言ってるので、こんなのはどうですか?
「えー、先ほども言いましたが僕達は転移失敗でこのあたりに飛ばされてきて、周囲の情報が全く分からないんです。そこであなた方に求める対価は金銭でなく情報を対価としていただけるのであれば、回復をしてあげましょう。転移前のギルドでの相場は先ほど言った通りなので、そことここの差異を教えていただくことも含めての対価としませんか?」
考えてるね・・・でもこれって考える程でもないと思うんだけど?だってさ圧倒的に有益な交渉でしょ?36万円で回復してもらえるのにその36万円がタダになるんだから!
このままここで手持ちのポーションや薬草で最低限歩けるまで回復を待って街に戻るにしても、戻ったら本格的な回復に治療費などでそこそこの金銭が発生するであろう、しかも回復するまでは依頼を受けることもできない!つまり無収入状態が数日~数週間発生すれば当然貯えなんてすぐに枯渇するよね?
それが自分たちが無意識に使ったり覚えた知識で代用できるというのだから。そう、知識を買うと言ってるのだ!高度な魔法理論や攻撃魔法、王国の秘密を買うと言ってるわけじゃない冒険者の一般知識を買うと言ってるのだ!
「どうします?新しい土地に行けば物価も風習も変わるので、それらを教えてくれるだけで、回復してもらえるんですよ?悩みますか?」
それに先ほどの自然回復で歩いて帰るといった考えもオオカミが戻ってこないもしくは他の魔物が襲ってこない前提である。当然彼らは戦闘後流血してるので、血の臭いを辿ってくるのは当然である
「カウント5・・4・・3・・2・・1・・「わかった!回復を頼めないだろうか!対価はこの国の知識と情報とあんたらに絶対服従だ!」・・OK契約成立だな、香織?これでいいだろ?回復してあげて」
実は香織にお願いしたのは室外での初めてのスキル行使といことでウズウズしてたのだ
「よーっし!〈スキルエリアヒール〉〈スキル造血+〉〈スキルクリーン〉〈スキル精神安定〉〈スキル着火〉」
「こらこらやり過ぎだ!しかもなんで最後に着火した!見てみろみんな呆然としてるだろうが!」
ここだけの話もし今の回復オンパレードをした場合白金貨数枚は消えていくだろう
「あーっと、今見たのでわかる通り、常識に欠けてるんだよ。一応前のところで冒険者ギルドに登録もしてたから僕はある程度の一般常識を学んだ。彼女は箱入りだったので・・・察してくれると助かる」
( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)
「再起動するまでお茶でも飲んで待とうか?」
「うん!」
5分後
「何だありゃ!そんなにスキルぶっ放して大丈夫かあんた!しかも本当にあんな対価で良いのか!?!?」
そりゃ心配になるよね?
「構わんよ。スキルぶっ放したのは恋人だし、今の情報を内緒にしてもらえるなら何の問題もない。それより体調はどうだ?どこか痛いところとかないか?」
「「「「大丈夫です!」」」」「だそうだ、本当に感謝する」
「「「「ありがとうございました!」」」」
さってテーブルとイスとティーセットを片付けて
「じゃあ町まで案内よろしく!」
とはいかなかった
「「「「「そのテーブルセットどこに仕舞った?????」」」」」
つい
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