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一休み一休み

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 捕物から早一週間。大部分の家臣は捕縛から鉱山送りとなり、息子さんとその家臣も盛大に鉱山送りとなったそうで

「跡取りは問題ないのですか?」

「三男が隣の国に武者修行で行ってるから、そこで気立てのいい嫁でも連れてくればいいんだけど・・・なんならショウ君にどこか別の大陸からお嫁さん候補を連れてきてもらうのもありかな?
 どっちにしても本人同士の決め事だけどな」

「親同士、国同士の決め事でなくてもいいんですか?」

「結婚は本人の意思で行わないと、長続きしないぞ?」

 一国一城の主の言葉とは思えんかったが、これは共感できるし

「それなら一度僕が所有してる無人島に住んでる子にも話を持ちかけてみるかな
 もちろん三男さんと話をした後でだけど」

「ほぉ、翔くんは島を所有しとるのかね?」

 食いついてきたけど、其処まで発展はさせませんよ?さらっと流して、まずは隣国に行ってみて、三男さんと会ってみようかな。

「ちなみに三男さんはどのような方なのですか?」

「愚直・・・ですかな?騙されやすのでお供をつけてはいるのですが・・・最近は連絡も減って、心配してるのですが・・・」じー

 見てる・・・見られてます・・・これはアレですか・・・

「依頼でしょうか?割高になりますよ?それと、成功失敗は・・・わかりませんよ?」

「構わん!最低限の安否確認が最優先だ」

 人相と特徴・・・あとはお供の情報もいるね・・あとは・・確認用のドローンさん‘sを一機ここに置いてミネルバと本人確認して貰えばいいかな?

「隣国までどれだけ離れてるかわからないけど、百キロ程度でも数分だし・・・歩いて観光すれば日数はかかるけどね?それはこの緊急依頼を片付けた後で楽しめばいいわけだし」

「数分?」

「空飛べばそんなもんでしょ?そもそも海の一部は船じゃなくて飛んできたわけだし・・・」

 何言ってんだこいつ?みたいな目で見るな!そもそも、ミネルバが飛んでるだろうが!

「じゃぁちょっと行ってくるよ。方角は・・・このまま南下でよかったんだよね?」

 ちょっと其処までお使いに?かよ!って目で・・・

「なんかあったらドローンさん’sに連絡入れるから、気を楽に待ってて。武力?この国くらい数秒で更地にできるから、安心して」

「それは安心できないだろ・・って、本気でそんな武力あるのか?」

「勿論!なんならお試しで其処の山消し飛ばそうか?」

 物騒この上ない

「信じる!信じるから!やめてくれ・・・」

「んじゃま、いってくるね~」


 
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