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衝撃の事実
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「城主が言ってたんですけど、あんな理由で・・・と、憤りを隠せませんね」
もったいぶらないでいいから、話してよ・・・
「なんで他国の観光客は我が国の料理を食べないで、よそから来た喫茶の料理ばかり食べるんだ!」
・・・・・・・・
「あの喫茶はもっと南の国から来た人達らしく、料理がおいしいんです。特にコーヒーという琥珀色の飲み物が!」
「たしかに、コーヒーも美味かったし、ほかの軽食も美味かったな。でもそれがなんで?」
自国の料理がまずいからじゃないの?そんなことが理由なの?
「そんな理由で?っていま思われましたよね?」
ヤダこの人エスパー?
「エスパーが何かは知りませんが、この国の城主にとってはそれが一番大事な事らしいんですよ。不思議ですが」
いや不思議なのはこっちの心の声が聞こえる三男さんだよ!
「やだなぁ、こころの声なんて聞こえませんよ?さっきから全部口に出てますから」
「・・・マジ?」
「大マジです」
「・・・恥ずかしっ!」
早く言ってよ・・・
「じゃぁ、捕まってた人は全員この国じゃない他国の人なの?」
「はい、私らはもっと南から」
「わたしはもっともっと南からですね」
「私は北・・・隣国からです」
「私も隣こ「あんたは三男でしょ!」く・・・城主の三男と知ってても容赦ないな・・・」
いや、この状況でもまだ寝てるうっかり大将をお供に連れてる時点で、ツッコミ祭りだよ!
「で、まだ起きないの?その人・・・」
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
「実はそっちが三男さんなんじゃないの?」
「・・・」
マジか・・・orz
「ど、どうしたわかったんですか?」
・・・
「そこで素直に認めちゃだめでしょ?もう少し粘らなきゃ・・・だいたい、お供がこんなんじゃ、旅なんてできないでしょうに・・・せめてうっかり枠の他にきちんとしたのが一人か二人はついていかなきゃ」
「ごもっともで」
「こんなんじゃこの先も無理じゃないかな?あきらめて帰った方がいいと思うよ?
ね?そろそろ寝たふりもキツインジャない?」
(◎_◎;)ビクッ!!
「・・・若?」
「・・・」
諦めろって・・・一度かかった疑惑はなかなか晴れないんだからさ・・・
ほら、ほかの人達も疑惑の目を向けてるわけだし、逆に今ここで出ないと・・・
「とりあえず皆さんはどうされますか?この国にまだいます?それとも北の国に行きますか?
この国から出たいのであれば、北の関所なり南の関所なりにお連れしますが?」
「そうですね。北か南で話し合ってみますね」
もったいぶらないでいいから、話してよ・・・
「なんで他国の観光客は我が国の料理を食べないで、よそから来た喫茶の料理ばかり食べるんだ!」
・・・・・・・・
「あの喫茶はもっと南の国から来た人達らしく、料理がおいしいんです。特にコーヒーという琥珀色の飲み物が!」
「たしかに、コーヒーも美味かったし、ほかの軽食も美味かったな。でもそれがなんで?」
自国の料理がまずいからじゃないの?そんなことが理由なの?
「そんな理由で?っていま思われましたよね?」
ヤダこの人エスパー?
「エスパーが何かは知りませんが、この国の城主にとってはそれが一番大事な事らしいんですよ。不思議ですが」
いや不思議なのはこっちの心の声が聞こえる三男さんだよ!
「やだなぁ、こころの声なんて聞こえませんよ?さっきから全部口に出てますから」
「・・・マジ?」
「大マジです」
「・・・恥ずかしっ!」
早く言ってよ・・・
「じゃぁ、捕まってた人は全員この国じゃない他国の人なの?」
「はい、私らはもっと南から」
「わたしはもっともっと南からですね」
「私は北・・・隣国からです」
「私も隣こ「あんたは三男でしょ!」く・・・城主の三男と知ってても容赦ないな・・・」
いや、この状況でもまだ寝てるうっかり大将をお供に連れてる時点で、ツッコミ祭りだよ!
「で、まだ起きないの?その人・・・」
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
「実はそっちが三男さんなんじゃないの?」
「・・・」
マジか・・・orz
「ど、どうしたわかったんですか?」
・・・
「そこで素直に認めちゃだめでしょ?もう少し粘らなきゃ・・・だいたい、お供がこんなんじゃ、旅なんてできないでしょうに・・・せめてうっかり枠の他にきちんとしたのが一人か二人はついていかなきゃ」
「ごもっともで」
「こんなんじゃこの先も無理じゃないかな?あきらめて帰った方がいいと思うよ?
ね?そろそろ寝たふりもキツインジャない?」
(◎_◎;)ビクッ!!
「・・・若?」
「・・・」
諦めろって・・・一度かかった疑惑はなかなか晴れないんだからさ・・・
ほら、ほかの人達も疑惑の目を向けてるわけだし、逆に今ここで出ないと・・・
「とりあえず皆さんはどうされますか?この国にまだいます?それとも北の国に行きますか?
この国から出たいのであれば、北の関所なり南の関所なりにお連れしますが?」
「そうですね。北か南で話し合ってみますね」
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