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ごじゅうさん
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力が入らずにうつ伏せになったオレの腰だけを持ち上げ、閣下のモノが挿入ってくる。もうどれくらい時間が経ったか分からない。今日はとうとうドライオーガズムってやつに到達してしまった。閣下は今まで手加減してくれてたのかな?とっくにそこまでいってるだろうくらいヤッてるもんね。
喘ぎ過ぎたオレの喉からは、もうかすれた呼吸音しか出ない。オレの乱れた髪をかきあげようと前屈みになったので、さらに奥まで挿入ってきた。そこー、ダメなとこー!閣下からも耐えるような声がする。それでもオレの髪をかきあげてくる。短くなったので、オレの顔が見えやすいらしい。サラサラ乱れるのも気に入ってるみたい。
グズグズになりながら、冷静な部分が考える。ホント、閣下はいつオレに飽きるんだろ。オレが快楽堕ちしちゃわないのって、この考えが根底にあるからだって気がついちゃった。いつかは離れることになるもん。堕ちるわけにはいかないよねー。
「何を考えてる?」
いつもながらオレの心の動きに敏いよね。でも声がでないから答えられないよーだ!
ダメなとこー!を突かれて一瞬意識が飛ぶ。抉るように引き出されて意識が戻る。身体はすっかり閣下に馴染んでしまった。閣下のどんな動きも気持ちいい。
今だけは、オレだけの閣下でいてください。
喘ぎ過ぎたオレの喉からは、もうかすれた呼吸音しか出ない。オレの乱れた髪をかきあげようと前屈みになったので、さらに奥まで挿入ってきた。そこー、ダメなとこー!閣下からも耐えるような声がする。それでもオレの髪をかきあげてくる。短くなったので、オレの顔が見えやすいらしい。サラサラ乱れるのも気に入ってるみたい。
グズグズになりながら、冷静な部分が考える。ホント、閣下はいつオレに飽きるんだろ。オレが快楽堕ちしちゃわないのって、この考えが根底にあるからだって気がついちゃった。いつかは離れることになるもん。堕ちるわけにはいかないよねー。
「何を考えてる?」
いつもながらオレの心の動きに敏いよね。でも声がでないから答えられないよーだ!
ダメなとこー!を突かれて一瞬意識が飛ぶ。抉るように引き出されて意識が戻る。身体はすっかり閣下に馴染んでしまった。閣下のどんな動きも気持ちいい。
今だけは、オレだけの閣下でいてください。
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