忌子は敵国の王に愛される

 ミシャは宮廷画家の父を持つ下級貴族の子。
 しかし、生まれつき色を持たず、髪も肌も真っ白で、瞳も濁った灰色のミシャは忌子として差別を受ける対象だった。
 そのため家からは出ずに、父の絵のモデルをする日々を送っていた。

 ある日、ミシャの母国アマルティナは隣国ゼルトリアと戦争し、敗北する。
 ゼルトリアの王、カイは金でも土地でもなくミシャを要求した。

 どうやら彼は父の描いた天使に心酔し、そのモデルであるミシャを手に入れたいらしい。

 アマルティナと一転、白を高貴な色とするゼルトリアでミシャは崇高な存在と崇められ、ミシャは困惑する。
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