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beautiful thoughts
すっかりぬかるんだそこを、器用に片手を使って男の猛りで刺激する。
ぬちゃ、と、すぐにでも挿れて欲しいのに、もどかしく逃げていく。「――ああ、んぅ……」
よだれを垂らして乞うあたし。欲しい。早く、挿れて……。
どろどろで柔らかみを増していくそこを、焦らすように、固いもので、溝をなぞり、飛び出たひだひだを撫でていく。
頭がぼうっとする。勝手に涙が出てくる。
挙句、あたしの両手は頭のうえでネクタイで結び付けられ、両胸を突き出すかたち。蒔田さんは容赦なく貪る。
端正な顔立ちが埋められているのを見るとますます、興奮する。仕事のときみたいな真剣な表情。
「おっぱい、おっきいのな……」
「蒔田さんって……胸、好きだよね」
「男はみんな好きさ。……すまん。揉みごたえがありすぎて」
「ああ……」
片手で揉みしだかれるだけで恍惚に至る。あたしの感受性ってこんなだっけ。……感じて、感じて、感じまくって。……もう、何度絶頂を堪えたか分からない……。そのたびにこのひとは引き下がって。もっと、もっとと欲しがるあたしに興じている。
とうとう、あたしは、口にする。
「ねえ、蒔田さん……もう、……欲しいよ……挿れて」
ずい、とサディスティックに顔を寄せる蒔田さんは、
「そのまえに言うことがあるよ――な?」
「んああ!」胸をきつく捕まれ悲鳴をあげる。このひとは、痛い感じるの狭間を絶妙にコントロールしている。まったくなんて男。
「もう無理……一臣さん……欲しくて欲しくてたまらないよ……ぅ」
あたしの顎を掴んだ蒔田さんは、「よく出来ました」
このタイミングで唇を重ねられる。
あたしの精神もからだも味わい尽くすこの男の絶技にはひれ伏すのみ。挿れてと乞うているのに、なんでこんなにも感じる接吻を見舞うのか。脳の裏の裏まで覗き込まれているみたい。
中枢までやられ、もう自分が分からない……。感じすぎてふるえていると、そっと、髪を撫でられる感触。
「感じている紘花、すげえ可愛い……食べてやりたい……」
「ねえ、もう、いかせてよ」うわごとのようにあたしは言う。ぽろぽろ涙を流し、「いっぱいいっぱい一臣さんで埋めて……わけわかんなくしてよ。お願い」
「分かった」とあたしの頬を挟み込み、おでことおでこをくっつける蒔田さんは、「言っておくが、今夜――眠れると思うなよ」
仕事の出来るやつは大概あれもいいと聞く。言葉通り。職場で冷徹な顔を貫き、厳しい指導を、ときにはあったかい言葉をかけてくれる蒔田さんに、あたしは、骨の髄から惚れ抜いてしまっている。
この男のいない人生などもう考えられない。汗ばんだ締まった背中に必死にしがみつく。「……ああ、あ……ああん!」
「紘花の声が好きだ」こういうとき、ようやく、余裕をなくした蒔田さんの顔が見られる。超絶的に美しい蒔田さんは、「ごめん……おれ、もう、我慢の限界。無理って言われても止められねえ」
「駄目――あたし、いっ……」ひとが絶頂を迎えた瞬間、ぴたりと動きを止めて、しっかりとからだを合わせてまるで全身が膣になったみたいなあたしの拍動を確かめる。ふたりで膣になったみたい。ぴったりと一緒になって、一ミリの余白だって許されない。
絶対に笑わない男。――なのに、こういうときに……。
「紘花のアクメ顔、まじで好き」
照れ臭そうにすこしだけ笑ってちゅ、とあたしのほっぺにキスをする。――馬鹿。いっている最中にそんなことするなんて本当に酷い男。感じすぎて、壊れそうで、触れられるだけで頭がおかしくなってしまうのに。
まったくとんでもない男と付き合ってしまったものだ。この先が思いやられる。
ぬちゃ、と、すぐにでも挿れて欲しいのに、もどかしく逃げていく。「――ああ、んぅ……」
よだれを垂らして乞うあたし。欲しい。早く、挿れて……。
どろどろで柔らかみを増していくそこを、焦らすように、固いもので、溝をなぞり、飛び出たひだひだを撫でていく。
頭がぼうっとする。勝手に涙が出てくる。
挙句、あたしの両手は頭のうえでネクタイで結び付けられ、両胸を突き出すかたち。蒔田さんは容赦なく貪る。
端正な顔立ちが埋められているのを見るとますます、興奮する。仕事のときみたいな真剣な表情。
「おっぱい、おっきいのな……」
「蒔田さんって……胸、好きだよね」
「男はみんな好きさ。……すまん。揉みごたえがありすぎて」
「ああ……」
片手で揉みしだかれるだけで恍惚に至る。あたしの感受性ってこんなだっけ。……感じて、感じて、感じまくって。……もう、何度絶頂を堪えたか分からない……。そのたびにこのひとは引き下がって。もっと、もっとと欲しがるあたしに興じている。
とうとう、あたしは、口にする。
「ねえ、蒔田さん……もう、……欲しいよ……挿れて」
ずい、とサディスティックに顔を寄せる蒔田さんは、
「そのまえに言うことがあるよ――な?」
「んああ!」胸をきつく捕まれ悲鳴をあげる。このひとは、痛い感じるの狭間を絶妙にコントロールしている。まったくなんて男。
「もう無理……一臣さん……欲しくて欲しくてたまらないよ……ぅ」
あたしの顎を掴んだ蒔田さんは、「よく出来ました」
このタイミングで唇を重ねられる。
あたしの精神もからだも味わい尽くすこの男の絶技にはひれ伏すのみ。挿れてと乞うているのに、なんでこんなにも感じる接吻を見舞うのか。脳の裏の裏まで覗き込まれているみたい。
中枢までやられ、もう自分が分からない……。感じすぎてふるえていると、そっと、髪を撫でられる感触。
「感じている紘花、すげえ可愛い……食べてやりたい……」
「ねえ、もう、いかせてよ」うわごとのようにあたしは言う。ぽろぽろ涙を流し、「いっぱいいっぱい一臣さんで埋めて……わけわかんなくしてよ。お願い」
「分かった」とあたしの頬を挟み込み、おでことおでこをくっつける蒔田さんは、「言っておくが、今夜――眠れると思うなよ」
仕事の出来るやつは大概あれもいいと聞く。言葉通り。職場で冷徹な顔を貫き、厳しい指導を、ときにはあったかい言葉をかけてくれる蒔田さんに、あたしは、骨の髄から惚れ抜いてしまっている。
この男のいない人生などもう考えられない。汗ばんだ締まった背中に必死にしがみつく。「……ああ、あ……ああん!」
「紘花の声が好きだ」こういうとき、ようやく、余裕をなくした蒔田さんの顔が見られる。超絶的に美しい蒔田さんは、「ごめん……おれ、もう、我慢の限界。無理って言われても止められねえ」
「駄目――あたし、いっ……」ひとが絶頂を迎えた瞬間、ぴたりと動きを止めて、しっかりとからだを合わせてまるで全身が膣になったみたいなあたしの拍動を確かめる。ふたりで膣になったみたい。ぴったりと一緒になって、一ミリの余白だって許されない。
絶対に笑わない男。――なのに、こういうときに……。
「紘花のアクメ顔、まじで好き」
照れ臭そうにすこしだけ笑ってちゅ、とあたしのほっぺにキスをする。――馬鹿。いっている最中にそんなことするなんて本当に酷い男。感じすぎて、壊れそうで、触れられるだけで頭がおかしくなってしまうのに。
まったくとんでもない男と付き合ってしまったものだ。この先が思いやられる。
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