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第二部――『おれの彼女のおっぱいは世界一!』
◆1 *
しおりを挟む別に、爆乳が好きというわけではない。
むしろ、巨乳派だ。
理想は、DかE。あのくらいが、ちょうどいい。
手で包んでぶるんぶるんさせればたわわに揺れ。
寄せればしっかり谷間ができ。
その谷間に舌を這わせれば女が「あん」と喘ぎ。
もっちもちでぷるんぷるんのおっぱいで『ぱふぱふ』できるくらいには。
現在。小池(こいけ)丈一郎(じょういちろう)のからだに組み敷かれた彼女は、理想的な状態に達している。果物でいうと熟した食べごろの状態。
乳首は長く固くとんがり。
乳房は熱く、もちもちと柔らかくなっている。最高だ、と丈一郎は思う。
この状態のおっぱいが、もっとも丈一郎は好きなのだ。
彼女の状況はどんなだろうと、手を下方に伸ばせば、やはり、とんでもないことになっている。こちらも可愛がってやる必要があるだろう。
瞬時、丈一郎は葛藤する。胸だけでいかせるのが先か。
それとも、挿れてよがらせてやるべきか。
直後、丈一郎は結論をくだす。――両方、だな、やっぱり。
というわけで最愛の彼女に覆いかぶさり。
魅惑の感触に、再び没頭する。
彼女は、そうとう感じやすい体質のようで。初めてのセックスのときには、胸だけで一度達した。以来、挿入前に最低でも一度は胸だけでいかせるのがむしろ習慣化している。
彼女とつきあい始めてはや三ヵ月。年は明け、空気は冬のそれへと変わった。暖房は消しているゆえ、彼女に感じさせない隙間は与えるべきではないだろう。
というわけで、もにゅもにゅと手に余る大きなおっぱいを揉み込み。
乳首を、舌先でつんつんと刺激する。
「ふ。あああ……」腰を揺らすのがなんとも扇情的だ。すぐに、気持よくしてやるから、と丈一郎は彼女の乳首にくちづける。もう、ぬらぬらでびんびんのそこは、それ以上は不可能なほどに長く固くなってしまっている。
その乳首を人差し指と中指とで挟み込み、びんびんびん、と引っ張ってみる。
その動きに合わせ、彼女が揺れる。彼女の表情を確かめたうえで、舌で先っちょに刺激を与える。これが、彼女は弱いのだ。
案の定、彼女は身をよじらせる。
「あ。やああ、けいちゃん……」
彼の好きな彼女の声が心地よく耳に届く。
こっちもか、と思い、反対の乳首をれろれろする。「ふあっ」と彼女の声が飛んだ。こっちのほうが感じやすいんだ、綾乃は。
丈一郎は笑みを浮かべ、激しく引っ張る動きを継続したまま、舌で舐めあげる。
ああ、どうしよう。
これだけじゃ、とても足らない。
手が四本あったらいいのに、といつも丈一郎は思う。そうすれば乳首を刺激したままおっぱいを揉みしだけるのに。同時に行えないことにいつも丈一郎はもどかしさを感じる。
最終段階突入。
愛おしい乳首は口内で弄ぶとして。あとは、揉みしだくことに専念する。
彼女の、白い胸が揺れる。背中が浮き、白い首筋が間近に迫る。彼女はいつも、達するときに背中を弓なりにそらすのだ。とてもそそられるし、愛おしいところでもある。
――おお。
いつも枕を掴む彼女だが、今回は丈一郎の背中に手を回してくれた。なんだか、気持ちもからだもひとつになれた気がする。
とはいえ、丈一郎が彼女とひとつになるのは、これからの話だが。
「いく。いっちゃうよお、けいちゃ、あ……」
ふるん、と彼女の胸が震える。
小刻みに震える彼女のからだが、到達のときを教えてくれる。
丈一郎は、彼女の胸に、右の頬をぴったりと預けた。乳房は自分の唾液まみれであったが、そんなことは構いやしなかった。
彼女の体温と鼓動を、全身に感じていたかった。
* * *
「もお! けいちゃんたら! 入ってこないで!」
それは、そんな魔性のおっぱいを有する女が口にすべき台詞ではない。
バスタブの湯に使ったまま、彼女が手を伸ばし、バスルームのドアを閉めようとするのだが、勿論丈一郎は阻止する。
そして、素早くシャワーで汗を流すと、彼女の後ろに回り込み、湯に浸かる。すごい量のお湯が排出される。
「……触らせて。ねえ。綾乃」さきほどセックスを済ませたばかりなのに、もう、熱湯のようにみなぎる欲望を自身の内側に感じる。すこしかすれた声で丈一郎が言えば、「しょーがないなあ」と彼女は手を挙げて丈一郎の後頭部へと回す。
いくらでも胸を愛撫しろと言わんばかりのポーズで。
――なんだかんだ言って好きなくせに、な。
たぶん、丈一郎は、百回揉んでも千回揉んでも一万回揉んでも百万回揉んでも、足りない。
それくらい、おっぱいに執着している自信はある。
どこでおっぱいを揉むのかもかなり重要なのだ。
いまのように熱い湯に使っていれば、表面は柔らかくなる。よって、感触も異なる。
部屋のなかかホテルのなかかでも微妙に感触は異なる。
まあ、彼女が感じやすいのはいつものことだけれど。
思った通り、彼女の乳首がすぐに主張を始める。中指でくにくにと転がして、乳房に沈み込ませるようにすると、彼女の上体が揺れた。
「あ、あ……」
「これも弱いんだよな、綾乃は」丈一郎は、自分の声が低くなるのを感じた。
後ろから女を犯しているかのような快楽。
主張を始めた自分のものを彼女のこすりつけてみれば、かすれた声が前方から届く。気持ち良いのか。
いつか、……このままずぶりと、後ろから犯してみたい。
丈一郎にとって、勿論、彼女のことは大切だった。だから必ず避妊具は装着してから行為に及ぶ。
そんな願いに思いを馳せながら、腰を揺らし、手を動かす。三点を同時に攻められ、彼女が腰をくねらす。
笑みとともに、彼は、背中にかかる彼女の髪を前方にどかし、吸血鬼のように首筋を吸う。強く。
――この女は、おれのものだ。
ほかの誰にも渡さない。
綾乃とつきあい始めて。思いのほか、自分の所有欲が強いことに彼は驚かされてしまった。
彼女の生理の日を除けば、毎日、セックスしている。大体、五日目には我慢できずうおおと彼女に迫る。丈一郎の性欲の強さにちょっと呆れながらも、綾乃は結局、受け入れてくれるのだ。
「――風呂。あがるか、綾乃」
「ん……」彼女とからだを密着させたまま、バスタブを出る。
すると、丈一郎がここで立ち止まったことに、彼女は戸惑った様子。
丈一郎は笑みを浮かべる。
してみたいことがひとつ、あったのだ。
綾乃は、お風呂に一緒に入りたがらない。お風呂はひとりで入るものだと思い込んでいるらしい。曰く、『恥ずかしい』とのこと。それを聞いて丈一郎は鼻で笑ってしまった。
なにをいまさら。
とはいえ、無理に彼女を従わせるのは本意ではないので。ゆっくりと、一緒に風呂に入ることの良さを体感させてやりたいと思う。
その辺にあったボディソープをプッシュすると、迷わず彼女の乳房に塗りたくる。
「……あ、や、けいちゃん、ちょ……」
彼女が、前かがみになる。すると丈一郎は手で支えるようにし、そのまま、ぶるんぶるんの乳房を愛撫することに集中する。
あれだけ愛したおっぱいがぬらぬらとした液体をまとい丈一朗を誘惑し。
たまらず彼は息を漏らす。「……なんだ、これ、すげえ……」
なにもかもが爆発しそうなくらいだった。感情も、脳も、下半身も。
丈一郎は彼女にからだを密着させ、両手を思うがままに動かす。ぐったりとした彼女はなすがままだ。
液体を与えられておっぱいが歓喜しているとすら感じる。
――たまらない。
中指でこりこりと乳首を押し込んでみると、また、綾乃が声をあげた。「いや……けいちゃん、やああ……」
というわけで平等に両方の胸にそれをしてやる。
丈一郎は、また別のところに興味が湧いた。
左手を目一杯広げて両の胸の頂きを刺激したまま、手を下方に回す。とやはり。
「すげえな。綾乃。おまえのここ、どろどろのぬちゃぬちゃ」
「やああ……」
彼女は言葉攻めに弱いらしく。必ず、丈一郎は彼女の状態を言葉で表現するようにしている。
彼女の首の後ろに舌を這わせ丈一郎は考える。
いついってもおかしくないくらいの状態だ。どうしようか。
――挿れたい。愛したい。可愛がりたい。
様々な感情が噴出するのを感じたまま丈一郎はひとつの選択をくだした。
魅惑のおっぱいからは決して手を離さず、自由なほうの手を伸ばしバスタブの湯で泡を流すと。
彼女に、鏡に手をつかせ、丈一郎は彼女の尻を突き出すようにし、指で彼女の敏感な穴を探す。
ここだ。
笑みすら浮かぶのを丈一郎は感じた。「指。挿れるよ」
「ひ。あああ……」
ぬぷぬぷと彼女の柔らかなそこが丈一郎の指を飲み込んでいく。丈一郎は、慎重に、ゆっくりと、それを行った。勿論、彼女とこういう行為にいそしむようになってからは、爪切りを使うどころかやすりで爪を磨くようにしている。彼女のからだを傷つけるようなことは、絶対にあってはならない。
指一本が彼女の柔らかな秘密にぎゅうぎゅうに絞られる興奮に支配されながら、丈一郎は告げた。「……入ったよ」
「けい、ちゃん……」
彼女の振り向いた官能的な顔を確かめると、丈一郎は、思い切って指を曲げてみた。
「ひ。あっ……あっ、んん」彼女はもう涙目だ。「だめ、だめえ、そこ……」
「ここが弱いの?」強く、乳房すら掴んでみると、彼女の内壁が思い切り丈一郎を締めつける。
「ん。はああ……」鏡に手をつく彼女は苦しそうだ。どうしようか。
やっぱり攻めるに限る。
といっても、優しく、丁寧に。とん、とん、と内壁を叩くようにすると、彼女が「やああ」と声をあげる。どうやらこれが弱いらしい。もう分かった。
彼女の気持ちいいところも、感じやすいやり方も。
だから丈一郎は懸命にそれを行った。彼女の快楽の声に魅惑されながら。
下半身がぎちぎちになっているのを感じながら。
「ひあっ、あっ、あっ……」甲高い彼女の声がバスルームじゅうに響く。そのことに丈一郎は優越感すら感じるのだ。
笑みを浮かべながら、指でやや強めに揉んでみる。と、彼女が激しく叫び、直後、到達した。
ひくん、ひくん、と丈一郎の指を締めつける。――ああ。
「可愛い。可愛いな、綾乃……」
くずおれそうになった彼女のからだを片手で支えると、丈一郎の内部から『愛おしい』という感情が泉のように湧いてくる。
それは、彼のなかで決して尽きることなどのない闇のなかで開く花のように鮮烈な、情愛だった。
*
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