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第三部――『きみは、ぼくの花』
■5 *
しおりを挟む転機が訪れたのは、周りが就職を意識し始めて動き出す頃。
キャンパスをいろ鮮やかな葉が彩り、薄手のジャケットではそろそろ肌寒いと思えるようになった時分だった。
「一条くん」
呼ばれて誠治は顔をあげた。
一応、顔だけは知っている。外部組。同級生。チューターの集まりで見かけたことがあるが、名前を知らない。ただの顔見知りというにもすこし弱い関係だ。
臨戦態勢なのか。化粧をバッチリ決めた彼女はけだるげに髪をかきあげると、
「あのさ。
からだだけの関係でもいいんだけど。
あたしを、一条くんの彼女にしてくんない?」
刺激的な台詞に、隣に座る親友は茶を噴いた。
* * *
名を、佐藤(さとう)あやめという。
『綾乃とちょっと似ている』と思った。
だから誘いに乗ったというわけではないが。と、誠治は自分に言い聞かせる。
「それで、……なんでぼくなわけ」呆れた提案を持ちかけたあやめに、呆れ顔で誠治は訊く。
うーんと、と彼女は顎に指を添え、
「顔見て、びびっときたんだよねえ」
グロスをたっぷりと塗った赤い口紅が目に入る。
誠治は、一目惚れのたぐいを一切信じない。あんなのは、相手の真の姿を知らずに行う愚行だ。
「リスキーじゃない?」と彼は肩をすくめる。友人は、先に帰した。「性格も、からだの相性も分からないのにさあ、いきなり告白してつき合うなんて。もし、相性が最悪だったら、どうするの」
「そんときはきっぱり諦める」とあやめは頬を膨らます。「なんでも、やってみないと、分からないじゃないの」
「じゃあ、行こう」さっさと誠治は立ちあがった。目を丸くした彼女を手で促す。「ぼくは、待つのが嫌いだ。前置きも枕詞も嫌いだ。結論だけでいい」
「……どこに行くの」
この女が、性器ヘルペス持ちだとか、事後に悪い噂を周りに吹聴して回る可能性がゼロだとは言いきれない。
だが、考えるのが面倒だった。誠治にだって、むちゃくちゃに女を抱きたい夜があるのだ。
やることやってから考えよう。そう結論した誠治は「決まってるだろ」と背中越しに告げた。
ラブホテル。
* * *
男を自分から誘った割りには、肉の薄い、スキニーな体型だった。
誠治のいつも魅了される、あの彼女の乳房のボリュームには到底及ばない。
それでも、揉み続けるうちに柔らかくなった。
誠治は、わざとテレビをつけた。女が、三人の男に犯されている。顔は精液まみれ。口には肉棒を突っ込まれ、手で一人の陰茎をしごき、秘密の穴はとことん男にいじめ抜かれている。
声が、耳障りだ。目の前の女と、名前も知らないどうでもいい女の声と重なって。
――綾乃。
彼は、こころのなかで最愛の女の名を呼んだ。乳首を舌で転がし、指でぬらぬらの秘所を探りながら、あの無垢な笑顔を思い返す。
『一条先輩っ』
誰のものにも、染まるな。
おまえは、おれだけのものだ。
「う。あっ、あっ……」ずぶり、と太いもので貫いてやると女は苦悶の表情を浮かべる。気持ちいいらしい。濡れた首筋を吸ってやり、手で乳房も愛撫してやる。
女のからだはこんなにも魅力的だ。
ひとりでするのとは、わけが違う。
誠治は、性交のときに特有の締めつけ感を味わい、陶酔しながら、夢のなかの彼女に手を伸ばした。
待っていろ。綾乃。
いますぐ、おまえを、べつの世界に連れて行ってやる。
誠治は腰を振る。女は、充分に潤っていた。感じやすいほうらしい。好きなのだろう。よくも知らない誠治を誘ったことからも、納得だ。
おれは別に、こんなヤリマンなんかに興味はない。
そう言い捨てたいのはやまやまだが、確かに、女のからだは誠治を一定の方向へと導いていた。
誠治は、その波に逆らわない。いつもするように、流れに従って進む。
人生とは、決められたレールを進むだけの、退屈なプロセスだ。
女の顔を見ないようにしながら、杭をひたすらに打ちつけた。
やがて、その瞬間が訪れる。おそらく女も同時だった。
「ひ。あっ……!」女の白い首が眼前に迫る。
射精するこの瞬間だけは、誠治は余計なことの一切を忘れられる。
一条誠治という鎧。周囲の期待。憐憫。そして――
不毛な片想いのことを。
真面目な彼女は、他の大学生が食事でもするように、簡単に誰かとつき合ってみるなんてことをしない。好きな男がいるかは定かではないが。――いや、あの変化からすると答えは瞭然。
誠治のなかを、大輪の花を背に彼女の笑みが咲き誇る。あの声さえ聞こえてくる。
『一条先輩に出会えて、人生、変わったんです』
綾乃……。
白んでいく視界のなかで、誰よりも求めてやまない彼女へと手を伸ばした。
だが彼女は手を握り返すことはおろか、微笑み返してくれることすらしてくれなかった。誠治の想像の世界であっても。
* * *
汗をかいたからだが気持ち悪く。ベッドのうえで意識を飛ばしたままの女を尻目に、シャワーを浴びた。
戻ってくる頃には、彼女は上半身だけ起き上がっていた。まだ、はだかだ。
「あのさあ」誠治はズボンのジッパーをあげた。ボタンを留め、「いまの、……よかった?」
「すっごく」顔を上気させて女は笑った。「誠治くんは?」
「まあまあ」にべもなく誠治は本心を告げる。
それを聞いて、女は怒るのかと思ったが、女は「ふうん」と笑って髪を耳にかけた。
「誠治くんて、意外と負けず嫌いなんだね」
早く服を着ろ。
でないと、おれは出て行くぞ。
誠治は、彼の内側からぎりぎりと表出する怒りを隠さず、その辺に脱ぎ捨てたジャケットを拾ったのだが。
「こっちへおいでよ、誠治くん」
ぺたんこ座りをした女が手招きをする。
――なんだ。
別に、おれはもう、満足だ。挿れたい欲求はもう、満たされた。
しかしながら、誠治を待っていたのは、実に魅惑的な提案だった。
「いまから、お口でちゃんと、いかせてあげるよ」
* * *
「――なあ。なんで、きみは、おれが良かったんだ。
ほかに相手を見つけるのは、さほど難しくないだろう、きみなら」
ホテルを出たときに。
誠治は、再び疑問を彼女にぶつけてみる。さっき思い切り女の顔にぶっかけた。女は、いやがるそぶりもなく、誠治を受け入れ、そして、頼んでもないのに、柔らかくなった誠治のものを舐めまわした。豊満とは言いがたいバストで挟み込み、上下させた。その動きは誠治に勢いを取り戻させた。
よって、誠治は女に再び挿入した。勿論、避妊具を装着したうえでだが。
チンポしゃぶっただけでこんなに濡らして――この、淫乱が。
などと罵ってやると、締めつけが強くなった。どう考えても、M。生粋のM。
というわけで、手探りだった初回よりも激しくしてやった。すると女はむせび泣いた。声がやはり耳障りで、振り払うように誠治は肉棒を往復させた。
「うーん」と女は下唇に指をやる。考えるときの癖らしい。「結果を言うと、セックスしたあとも、誠治くんがよかったな」
あたし、嫌いじゃないの。顔射。
振り返りざまに笑いかけるその顔は、なかなかセクシーだった。
「それじゃあ、ぼくたち、セフレになる?」首を傾げ、誠治は持ちかけた。「ただしきみに好きなひとができたら、後腐れなく別れるけど?
それにぼくには、いろいろと制約がある。
ぼくたちの関係は内密で、関係は大学卒業までの期間限定。
それでよければぼくは、きみを抱くよ」
失礼な持ちかけにも関わらず、「やったあ」と女は喜んだ。
たたた、と誠治に近寄り、誠治の腕に抱きつき、そして肩に頬を押しつける。「あたし、誠治くんとこうなるのが、ずっと夢だったんだ」
「セフレなのに?」笑って誠治は訊く。「セフレでいいの」と女は言う。
「誠治くん――あたし、とても、気持ちよかったんだよ。
いいなって思ってる男に抱かれて、すごく、幸せだったんだ」
気持ちを伴わないセックスだった。
とはいえ、少々気が紛れた。これからは、この女で鬱憤を晴らそう。
誠治は、女の顎に手を添えて持ちあげ、そして、キスをした。
このくらいのサービスは、してやってもいいだろう。
うふふ、と女が誠治を抱く力を強める。誠治は、軽く女の頭を撫でてやってから、
「ホテル街を抜けたら、ちゃんと、ぼくから離れるんだぞ」
ぼくたちの関係は、誰にも秘密だ。
などと言ってやると、女は喜んだ。やったー、などと言って。
馬鹿かこの女。
呆れ顔を隠さず、誠治は女と歩いた。
それでも、結局。
以後。この女にしか満たされないものが出てくるのは事実だった。
誠治は、別段、アブノーマルなプレイを好むわけではなかった。
が。誠治は、女の秘密の穴を開発した。
というより、男慣れしているくせに『初めて』だったのが意外だった。
前にローターを挿れ、バックで後ろの穴を犯してやると女はひどく喜んだ。二穴責めを好むとは、やっぱりMだ。
誠治が、目隠しをした女のからだを舐め回すなんてこともあった。
女は手を伸ばし、誠治のそれをしごいた。それだけでは足らず、誠治を口で導いた。女のやり方はなかなか上手で、誠治はいつも簡単に陥落した。
それでも。
誠治の抱える闇は晴れなかった。
綾乃の顔を見ると、罪悪を感じる一方、『おれは、おまえを想いながらもほかの女のことをがんがん突ける男なんだぞ』と自慢してやりたくもなった。
なにも知らない無垢な笑顔を見るたび、その顔を記憶に刻みつけ、違う女を後ろから犯した。顔など声など、必要ない。
おれが求めているのは、綾乃だけだ。
矛盾。絶望。女との出会いは、それらを誠治に、歴然としたかたちで提示した。逃げも抗えもできないほどに。
誠治の望んだ通り、誠治が大学を卒業するまで、二人の関係は続いた。
別れ方も、あっさりしたものだった。「じゃーね、誠治くん。ほかにちゃんと好きな女、見つけるんだよ」と明るい笑顔だった。
それなら、もういる。
女と別れた直後、最愛の女性との別れが待っていた。
誠治には、制約がある。一条家という鎖。彼を、がんじがらめにして離そうとしない鎖が。
誠治は、四年生にあがると、就職活動を開始し、いくつか内定を貰った。だが――
数日後に、担当者から電話があった。内定を見送るとのことだ。
誠治は、直感した。
父の差し金に違いない。
あの縛りから逃れるには、日本から脱出するか或いは、死ぬしか道はないのだろう。
誠治は、暗い部屋でひとり、笑った。
死ぬ瞬間にこそ、やっとおれは、自由になれる。
そんな彼が、期間が限定されているにも関わらず、綾乃に愛を打ち明けることなどできなかった。
彼は、意図的に、大学外で綾乃と会う機会を持たなかった。せいぜい、仲間内の飲み会程度にしておいた。二人きりで会えば、自制心を失い、とんでもない行動に出る――そして嫌われるのが、怖かった。
時折、熱っぽい目で綾乃は誠治のことを見た。そのたびに、誠治は満たされた。
おれにはそれだけで、充分だ。
花を充分に開かせたきみを、傍で見守っていられるのなら、それで。
傑作だったのが。誠治が綾乃といるのを見かけるたび、小池丈一郎が鋭い目線をよこすことだった。ひょっとしたら、自分が綾乃に想われているのかもしれないのに。
小池丈一郎も、腰が重い人間のようで、どうやら行動には移さなかった。まあ、彼女は『無自覚』だ。自分の美しさや、周辺の男の思いにも。その無垢さこそが、より彼女を美しく見せるわけだが。
誠治が、大学時代に最後に綾乃に会ったのは、卒アル実行委員の打ち上げの場だった。
「あの。一条先輩……」座敷にて友人と談笑する誠治に、彼女は控えめに声をかけた。「わたし、明日早番なんで、申し訳ないんですけど、そろそろ帰ります」
見れば、二十三時。このままだと、オールになりそうな勢いだ。
「送るよ」と誠治は立ちあがった。「……といっても、駅までだけれど」
「充分です」と彼女は笑った。その台詞に虚を突かれたが、直後、誠治は納得した。え。いいんです、ひとりで歩けます、といつもの彼女なら言うのだろうが。
彼女も、分かっていたのだ。これが最後なのだと。
* * *
星と月の夜。
本来ならば、夜空は広大な宇宙を浮かび上がらせてくれるはずだが、人間たちの灯す明かりたちがそれを覆い隠してしまう。まるで想いを秘めた人間のように。
外は、静かだった。店内の喧騒とは裏腹に。夜道を歩くひとはまばらで誠治が、彼女を送ると言ったのは正解だと思った。もし、彼女が、酔っぱらいにでも声をかけられたら、許せない。
道中、誠治は、なにも話せなかった。
いつも、彼女は聞く側だった。誠治は、理不尽な家庭での扱いや秘密の顔、そして秘密の恋のことを除いては、すべてを話した。
制約つきであれ、誠治は、彼女といると開放された。
聡明な彼女は、誠治が感情をむき出しにしようが、きちんと受け止めてくれた。自分の意見を差し挟むことなどなく。
おれは、どれだけ、きみに救われたか。
きみは、おれに出会って自分が変わったと言っていた。しかし変わったのはおれのほうだ。よくも悪くも。
きみを想いながらおれはほかの女を抱いた。
想像のなかで、何度も何度もきみを汚した。
どんな表情でエクスタシーを迎えるのか、飽きることなく想像した。
誠治の暗い思いには気づかず、彼女は誠治の斜め後ろを歩く。その控えめさも、誠治は好きだった。大学生は、おれがおれがと自分を押しつける人間ばかりだ。そのなかで、自信を秘めながらも、相手のことを思いやる綾乃のことが、誠治は好きだった。
残酷にも、別れの時間は間もなくして訪れた。
改札前で、彼女がぺこりと頭を下げる。「一条先輩、……あ、りがとう、ございました……」
顔をあげた彼女の目には涙が浮かんでいた。
「わたし、……一条先輩のこと、絶対に、忘れません」
「松岡さん……」誠治は、距離を詰めた。最愛の彼女との距離を。
互いのからだが触れそうな近さで立つと、誠治は、首を傾げ、彼女に笑いかけた。「きみに、……触れても、いい?」
「……はい」透明な雫が彼女の頬を伝う。
誠治は、優しくそれを手で拭った。
あたたかな頬をそっと包み込む。
深い深淵をたたえた誠実な瞳が、誠治を見ていた。
「ぼくは――松岡さん。ぼくはね……」
胸の底から突きあげる情愛。誠治は、震えた。誠治は、空いていたほうの手でも、彼女の頬に触れた。
顔を、近づけていく。透明な彼女の精神が、誠治に迫る。
あとすこしで、触れていた。
鼻と鼻が触れた。顔を傾けさえすれば、綺麗に終わるドラマのはずだった。なのに――
「……お元気で。一条先輩……」
誠治の耳に届いたのは彼女の無慈悲な台詞。
明確な、拒絶だった。
誠治は、笑って彼女から離れた。幾筋もの涙が彼女の頬を伝う。きみは悲しいのか。悲しんでくれるのか、おれとの別れを。
誠治は、彼女の連絡先を知ってはいるが、以後、連絡を取り合うつもりはなかった。
「きみも、元気で……」せめて最後に、と誠治は彼女の髪を撫でた。とてもさわり心地がよく、一晩中顔を埋めて眠りたいくらいだった。
だが誠治のその願望が叶えられる日など、絶対に来ない。「さよなら」
「さようなら、……一条先輩」
泣きじゃくりをあげつつも、電車の時間があるのか、急ぎ足で改札へと誠治の知らない未来へと消えていく。
その残像が消し飛ぶまで、誠治は見送った。
くるりとからだを反転させ、元来た道を戻る。まだ空気中に彼女のぬくもりが残っていないだろうか。
さっきまで彼女と一緒に歩いていたのに。
いまは、こんなにも彼女が遠い。人類が、遠い美しい月を仰ぐように、誠治は、彼女とのことを胸に秘めて生きていくのだろう。
涙が誠治の頬を伝った。
初めて会ったときの、垢抜けない姿。にも関わらず、キュートだったスマイル。
おれを信用してくれたときの、おれに向ける眼差し。頬杖をつく手の動き。細くて頼りない指先。
ストローをすするときの、男を誘惑する紅の色。
ノースリーブのワンピースからむき出しの華奢な肩。
覗いた鎖骨。血管の透き通った首筋。白いうなじ。
彼女のイメージチェンジは正解だったけれど、あのうなじを再度拝めなかったのは最後まで残念だった。
いくら『一条先輩はやめてくれよ』と頼んでも譲らなかった、頑固な性格。
意思の強い眼差し。
『わたしの大切な子どもって言い切ってました』
一条先輩にとっても、そうであって欲しいと、純粋な彼女は願ったのだ。
その穢れ無き思いに触れられれば充分。残りの人生、育ててくれた両親に恩を返すことに捧げてもいいと誠治は思ったのだった。
(――綾乃)
誠治は、遠く輝く星を見あげた。絶対に誠治の手の届かないところに、それらは存在した。
まだ、涙が止まらなかった。通りがかりのサラリーマンが、不審な顔をして誠治を見てきた。だが結局、どうでもいいらしく、二度見することなく通り過ぎていった。
松岡綾乃も、おれの人生を通り過ぎただけの、影。
いいや。ひかりだ、あの子は。
と、誠治は思い直した。
おれの、ちっぽけな人生をまばゆく照らしだしてくれたひかり。
誠治は、その想いを抱きしめて、歩いた。だから彼は、孤独ではなかった。
いつだって、思い出という存在が、こころを温めてくれる。
*
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