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第三章 近づく未来、深まる愛
一話 あなたのいない一日
私と拓巳さんの関係は二人だけの閉じた世界から、当たり前のように日常に戻っていった。
当直明けと休みを一緒に過ごして、翌朝当直に向かう拓巳さんを玄関で見送るのが、習慣になりつつあった。
「拓巳さん、行ってらっしゃい。気を付けてね」
彼の制服のネクタイを少し直しながら、広い胸に軽く手を当てて声をかける。
制服姿はいつにもまして凛々しくて、頼れるお巡りさんって感じで、見るたびに惚れ直してしまうから困ってしまう。
「梓がキスしてくれたら頑張れる」
まだ少し慣れないけれど、彼が勤務に出る前、必ずキスとハグをするのが習慣になりつつあった。
それは、二人で話し合って決めたことだった。
通勤途中で事故に遭うかもしれない。
仕事中に事件に巻き込まれるかもしれない。
同じ毎日が繰り返されるなんて、そんな保証はないんだから。
彼を仕事に送りだすたびに思う。
もしかしたら、このまま二度と会えなくなるかもしれない。
危険と隣り合わせの仕事をしている、拓巳さんだから余計に。
だから、見送りのキスとハグは絶対に欠かせない。
玄関でキスをして、拓巳さんの制服の胸にぎゅっと顔を押し当て、彼の匂いを胸いっぱいに吸い込む。
「……ほんとに、気を付けてね。明日、ご飯作って待ってるから」
「ありがとう、梓。これで二十四時間頑張れる。じゃあ行ってきます」
「うん。行ってらっしゃい」
どうか彼が無事で帰ってきてくれますように。
大きな後姿を見送りながら、誰に祈るでもなくそう願う。
出会ってから、そう日にちは経っていないけれど、私の生活は拓巳さんを中心に回り始めていた。
拓巳さんから、二度目の夜を彼の部屋で過ごした時に、合鍵を渡された。
「梓、これ持ってて。俺の部屋の鍵」
「でも……私に渡したりしていいの? 警察官なのに不用心じゃない?」
彼が私を信頼してくれているのは分かっていた。
だからこそ、あえて聞いた。
「梓だから持っててほしい。警察官の部屋だって、周りには知れてるしちょうどいいんだよ。君を危険な目に遭わせたくないし、アパート内の移動だって、夜は危ないこともある。それに……疲れてても梓が部屋で待っててくれたら、帰るのが嬉しくなるし。でも、無理してほしいわけじゃない。負担になるなら言ってくれればいいから」
「わかった。じゃあ、大事に持っておくね」
あの日を境に、私は拓巳さんの部屋で過ごす時間がどんどん増えていった。スマホで仕事探しをしながら、彼の部屋でご飯の下ごしらえをしたり、簡単な家事をして過ごしたり。
彼を送り出してから、彼の部屋の掃除と洗濯をする。
やってほしいと言われたわけじゃないけれど、洗濯機に放り込んで、掃除機をかけるくらいだから、大したことじゃない。
でも帰って来た時に、少しでも楽ならいいな、と思うから。
それが終わったら、私の部屋に戻って今度は自分の洗濯をする。
引っ越しをしてから荷物は増えていないどころか、拓巳さんの部屋に衣類や日用品の一部を置かせてもらってるので、逆に減ったくらいだ。
ソファでパソコンを開いて仕事探しをしながら、合間に自分の家事を済ませる。
今は失業保険と貯金で何とかなっているけど、経済面まで拓巳さんに寄りかかるわけにいかないから、なるべく早めに仕事は見つけておきたいし……。
家にあるもので簡単に昼食を済ませて、コーヒーを飲んで一息つく。
拓巳さんは今頃何してるだろう、なんて考えながら、また仕事探しの続きをする。
交番のお昼は交替で入れる日もあれば、事件や事故の通報が入ると、まともに食事を摂れない日もあるらしい。
たまに「梓、変わりないか?」なんて短いメッセージが届く日もある。
その一言だけで、胸の奥がふっと楽になる。
私はスタンプだけ返す。忙しい彼の手を止めたくないから。
明日、当直明けできっと疲れて帰ってくるだろう拓巳さんが、喜びそうなレシピを決め、買い物リストにしてスマホに保存する。
食事にかかるお金は、私の分は自分で負担しているけれど、それ以外はほとんど拓巳さんが出してくれている。
最初は申し訳なくて断ったのに「俺がほとんど食べるんだから、梓が作ってくれるだけで十分すぎるよ」と笑って言われて、それ以上は言えなくなった。
だからなるべく節約しつつも、ボリュームのあるメニューを作ろうと腕によりをかけている。一人暮らしの時から自炊はしていたから、ある程度料理には慣れているけれど、作る量は三倍くらいに増えた。
陽が傾いてくる頃、洗濯物を取り込んでたたむ。
拓巳さんの部屋の食材が少なくなっていたら、引っ越し翌日に拓巳さんと一緒に行ったスーパーへ買い物に向かう。
少しずつ日差しは強くなり、昼間が長くなってきていた。
帽子をかぶって、日焼け止めを塗って出かける。
「もう少ししたら、暑くなるんだろうな……」
そんな独り言を呟きながら、駅前まで歩く。
通りすがりに交番を覗いて、つい拓巳さんの姿を探してしまう。
彼がいて目が合っても、軽く会釈をするだけで我慢だ。
最初の出会いは、警察官と被害者という立場だった。
事後処理がすべて終わってから、私のほうからお礼にお茶でも、と彼を誘った。
その結果、今の恋人関係になったんだけれど、やましいことはない。
ただ、関係をおおっぴらにするには、時期尚早だった。
買い物から帰ったら、拓巳さんの部屋へ直行する。
食材を仕分けして収納してから、乾燥機能付きの洗濯機から洗濯物を取り出して畳む。
警察官は身だしなみに厳しい――拓巳さんがそう話していた。
だから私は、取れかけたセンタープレスには当て布をして、制服のシャツには丁寧にアイロンをかける。
頼まれたわけじゃないけど、せめて私の仕事が決まるまで、忙しい彼の負担を減らしたくて始めたこと。
私がアイロンをかけた制服を着て、拓巳さんが元気で安全に仕事をしてくれるならそれでいい。
拓巳さんが帰って来たら、すぐにでもご飯が食べられるように今晩のうちに野菜を切ったりして、下ごしらえをしておこう。
疲れて帰って来た彼が、少しでも安らげるように。
明日、玄関の扉が開くその瞬間まで、私は静かに彼を想いながら準備を続ける。
当直明けと休みを一緒に過ごして、翌朝当直に向かう拓巳さんを玄関で見送るのが、習慣になりつつあった。
「拓巳さん、行ってらっしゃい。気を付けてね」
彼の制服のネクタイを少し直しながら、広い胸に軽く手を当てて声をかける。
制服姿はいつにもまして凛々しくて、頼れるお巡りさんって感じで、見るたびに惚れ直してしまうから困ってしまう。
「梓がキスしてくれたら頑張れる」
まだ少し慣れないけれど、彼が勤務に出る前、必ずキスとハグをするのが習慣になりつつあった。
それは、二人で話し合って決めたことだった。
通勤途中で事故に遭うかもしれない。
仕事中に事件に巻き込まれるかもしれない。
同じ毎日が繰り返されるなんて、そんな保証はないんだから。
彼を仕事に送りだすたびに思う。
もしかしたら、このまま二度と会えなくなるかもしれない。
危険と隣り合わせの仕事をしている、拓巳さんだから余計に。
だから、見送りのキスとハグは絶対に欠かせない。
玄関でキスをして、拓巳さんの制服の胸にぎゅっと顔を押し当て、彼の匂いを胸いっぱいに吸い込む。
「……ほんとに、気を付けてね。明日、ご飯作って待ってるから」
「ありがとう、梓。これで二十四時間頑張れる。じゃあ行ってきます」
「うん。行ってらっしゃい」
どうか彼が無事で帰ってきてくれますように。
大きな後姿を見送りながら、誰に祈るでもなくそう願う。
出会ってから、そう日にちは経っていないけれど、私の生活は拓巳さんを中心に回り始めていた。
拓巳さんから、二度目の夜を彼の部屋で過ごした時に、合鍵を渡された。
「梓、これ持ってて。俺の部屋の鍵」
「でも……私に渡したりしていいの? 警察官なのに不用心じゃない?」
彼が私を信頼してくれているのは分かっていた。
だからこそ、あえて聞いた。
「梓だから持っててほしい。警察官の部屋だって、周りには知れてるしちょうどいいんだよ。君を危険な目に遭わせたくないし、アパート内の移動だって、夜は危ないこともある。それに……疲れてても梓が部屋で待っててくれたら、帰るのが嬉しくなるし。でも、無理してほしいわけじゃない。負担になるなら言ってくれればいいから」
「わかった。じゃあ、大事に持っておくね」
あの日を境に、私は拓巳さんの部屋で過ごす時間がどんどん増えていった。スマホで仕事探しをしながら、彼の部屋でご飯の下ごしらえをしたり、簡単な家事をして過ごしたり。
彼を送り出してから、彼の部屋の掃除と洗濯をする。
やってほしいと言われたわけじゃないけれど、洗濯機に放り込んで、掃除機をかけるくらいだから、大したことじゃない。
でも帰って来た時に、少しでも楽ならいいな、と思うから。
それが終わったら、私の部屋に戻って今度は自分の洗濯をする。
引っ越しをしてから荷物は増えていないどころか、拓巳さんの部屋に衣類や日用品の一部を置かせてもらってるので、逆に減ったくらいだ。
ソファでパソコンを開いて仕事探しをしながら、合間に自分の家事を済ませる。
今は失業保険と貯金で何とかなっているけど、経済面まで拓巳さんに寄りかかるわけにいかないから、なるべく早めに仕事は見つけておきたいし……。
家にあるもので簡単に昼食を済ませて、コーヒーを飲んで一息つく。
拓巳さんは今頃何してるだろう、なんて考えながら、また仕事探しの続きをする。
交番のお昼は交替で入れる日もあれば、事件や事故の通報が入ると、まともに食事を摂れない日もあるらしい。
たまに「梓、変わりないか?」なんて短いメッセージが届く日もある。
その一言だけで、胸の奥がふっと楽になる。
私はスタンプだけ返す。忙しい彼の手を止めたくないから。
明日、当直明けできっと疲れて帰ってくるだろう拓巳さんが、喜びそうなレシピを決め、買い物リストにしてスマホに保存する。
食事にかかるお金は、私の分は自分で負担しているけれど、それ以外はほとんど拓巳さんが出してくれている。
最初は申し訳なくて断ったのに「俺がほとんど食べるんだから、梓が作ってくれるだけで十分すぎるよ」と笑って言われて、それ以上は言えなくなった。
だからなるべく節約しつつも、ボリュームのあるメニューを作ろうと腕によりをかけている。一人暮らしの時から自炊はしていたから、ある程度料理には慣れているけれど、作る量は三倍くらいに増えた。
陽が傾いてくる頃、洗濯物を取り込んでたたむ。
拓巳さんの部屋の食材が少なくなっていたら、引っ越し翌日に拓巳さんと一緒に行ったスーパーへ買い物に向かう。
少しずつ日差しは強くなり、昼間が長くなってきていた。
帽子をかぶって、日焼け止めを塗って出かける。
「もう少ししたら、暑くなるんだろうな……」
そんな独り言を呟きながら、駅前まで歩く。
通りすがりに交番を覗いて、つい拓巳さんの姿を探してしまう。
彼がいて目が合っても、軽く会釈をするだけで我慢だ。
最初の出会いは、警察官と被害者という立場だった。
事後処理がすべて終わってから、私のほうからお礼にお茶でも、と彼を誘った。
その結果、今の恋人関係になったんだけれど、やましいことはない。
ただ、関係をおおっぴらにするには、時期尚早だった。
買い物から帰ったら、拓巳さんの部屋へ直行する。
食材を仕分けして収納してから、乾燥機能付きの洗濯機から洗濯物を取り出して畳む。
警察官は身だしなみに厳しい――拓巳さんがそう話していた。
だから私は、取れかけたセンタープレスには当て布をして、制服のシャツには丁寧にアイロンをかける。
頼まれたわけじゃないけど、せめて私の仕事が決まるまで、忙しい彼の負担を減らしたくて始めたこと。
私がアイロンをかけた制服を着て、拓巳さんが元気で安全に仕事をしてくれるならそれでいい。
拓巳さんが帰って来たら、すぐにでもご飯が食べられるように今晩のうちに野菜を切ったりして、下ごしらえをしておこう。
疲れて帰って来た彼が、少しでも安らげるように。
明日、玄関の扉が開くその瞬間まで、私は静かに彼を想いながら準備を続ける。
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