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第三章 近づく未来、深まる愛
五話 その一 手懐けられた獣の本能 ※
三章二話の「飢えた獣を手懐ける」の拓巳視点になります。
二回に分けて投稿予定です。
冒頭拓巳が多少ポンコツですが、笑ってやってください。
「あー、やーっと終わった……」
交番から少し離れると、思わず声に出してしまった。
長い当直勤務から解放された朝の陽射しは、目に痛い。
棺桶の中から出てきた、吸血鬼の気持ちがよく分かる。
ま、吸血鬼になったことはないけど。
重い装備品をつけ続けていた身体はガチガチ、24時間寝かせて濃縮された体臭と、むさくるしい汗の匂い。
以前の俺は、当直のたびにいちいちげんなりしたもんだ。
だけど今は違う。部屋に戻れば、梓がいる。
出勤するときに、キスしてくれたあの柔らかな唇の感触、ハグをした制服の微かな残り香。
当直の相棒に隠れ、僅かな隙を縫っては、制服の胸元を引っ張り上げて残り香をくんかくんかし、夜中に睡魔に襲われそうになれば、唇の柔らかさを思い出して気合を入れた。
ああ、俺ってただの変態警官じゃないか……。
いや、違う。俺が変態性を発揮するのは、梓に対してだけだ。
梓のことを考えて胸がふわっと温かくなる。
……けど、部屋まであと数十メートル。まだ仕事の顔を崩しちゃいけない。
そんなことを考えながらアパートに向かっていると、早く会いたいスイッチが入って、つい急ぎ足になってしまう。
「あら、田島さん。お仕事帰り?」
暑苦しいネクタイを取り、シャツのボタンを二つ外したところで、ゴミステーションを掃除している顔見知りのご婦人に、声を掛けられてしまった。
「ああ、つかまったら長くなるなぁ。一分でも早く帰りたいのに」なんて思ってしまっても、顔に出すのはご法度だ。
地域の治安を守る、警察官としての顔へ瞬時に切り替える。
「はい。非番です。お掃除していただいて、いつもありがとうございます」
「お巡りさんも大変なお仕事よねえ。そう言えば、最近越してきた笹倉さん? あまりお部屋にいらっしゃらないみたいなんだけど、彼女もお仕事いそがしいのかしら? ねえ? 田島さん、ご存知ない?」
ご婦人は俺の顔をちらちら見ながら、わざとらしく意味深に言う。
梓が自分の部屋にいる時間が少ないのは当然だ。
だって、ほとんど俺の部屋で過ごしているんだから。
最早半同棲と言ってもいい。
俺は確信した――これはもう、俺たちの関係をほぼ探り当てているのだと。
彼女たちのご近所ネットワークは、下手な探偵よりも優秀なんじゃないかと時々思うんだ。
「はは……、僕もこういう、不規則な仕事ですから……何とも……」
「ほら、笹倉さんって、若い綺麗なお嬢さんじゃない? 私、心配なのよね」
「ははは、そうですね。……また、僕も気に掛けておきますね。それでは、失礼します!」
まだ何か言いたげにしていたけれど、こういう時はさっさと退散するに限る。彼女たちの笑顔で始まる、好奇心満々の尋問の凄さは身に沁みている。その技術はきっと新人刑事よりも巧みだ。
俺と梓の関係がばれるのも、時間の問題だろうな……。
早く梓の顔を見たい。梓を抱きしめたい。
エレベーターを待つのも焦れったくて、階段を駆け上がった。
部屋に近づくにつれて、カレーのいい香りがする。
ああ、梓が作ってくれたんだな。それにしても腹減った……。
鍵を差し込んで扉を開けた途端、彼女の笑顔が視界に飛び込んできた。その瞬間、徹夜明けの疲労なんてどこかへ吹き飛んだ。
……ああ、やっぱり俺の男のスイッチは梓にしか反応しない。
「おかえりなさい。拓巳さ……」
俺の脳内で、プチンと何かが切れる音がして、手早く内鍵を閉める。バッグを床に放り投げて、半長靴も脱がずに梓を抱きしめた。
ああ、癒される……。最高の癒しだ。
ほんのり香るシャンプーと柔軟剤、そこに微かに混じる梓の蜜のような匂い。
そして、柔らかな触り心地の身体。
やっぱり、制服の残り香では足りなさ過ぎた。
「……梓、ただいま。……やっと会えた」
階段を駆け上がってきて、梓の笑顔を見て抱きしめた途端、俺の脳内で、明らかにスイッチが食欲から性欲に切り替わっていた。
「落ち着け俺、落ち着け、ここは玄関だぞ」、と囁く理性と、「腹より先に欲しいのは……梓だろ。」とそそのかす本能が、俺の中でしばらく戦っていたけれど、勝ったのは本能だった。
抵抗もしないでじっとしている梓の肩を、玄関の壁に押し付けて縫い留める。こういう時に、なんか気の利いたことくらい言えないのか、俺は。
そう思いながらも、なにか言いたげに動いた滑らかな唇を、強引に塞いだ。
「やっと、梓の匂い嗅げた……柔らかい……」
梓の部屋着の上から、マシュマロみたいな胸に触れた。
誰か、この天国みたいな、癒しの手触りに名前を付けてくれ。
触れているだけで、気持ちいい……。
その言葉はどうにか抑えたが。
引き寄せられるように、彼女の唇を何度も貪り尽くすように食んだ。
梓の全部を吸い尽くしてしまいたい。
制服のシャツの下を、汗が伝う。
梓のひんやりしていた身体も、じわじわ体温が上がっていく。
もう、抑えきれなかった。理性なんか粉々に吹き飛んで、梓を貪欲に求める本能しか残っていなかった。
下腹部が焼けるような熱を帯び始め、制服のスラックスに欲望を締め付けられる。
気づけば梓の唇を割って、つるつるした歯や上顎をなぞり、逃げる舌を追いかけるように絡め取って、舌で何度も撫で上げた。
ぴちゃりと淫靡な水音が鼓膜に届くたび、俺は梓を食べてしまいたいのか、俺が食べられたいのか分からなくなっていた。
彼女の喉から漏れる声をもっと聞きたくて、深くまで侵入すると、梓は俺の制服にぎゅっとしがみついてくる。
そんなふうにされたら、もうたまらなかった。
梓の呼吸も、震えるように漏れる声も、全部俺が飲み干してやる。
口の中が熱くて、思考が白く濁っていく。
俺の手は梓の柔らかな膨らみを掴んでいた。
タンクトップの布越しに、彼女の体温が手のひらに伝わってくる。
キスの合間に漏れる梓の切なげな声に、身体は正直に梓を貫きたいという本能を突きつけてくる。
ばらばらになった理性を、必死で繋ぎ止めようとする頭とは裏腹に、密着した梓の腹部へ逃れようのない硬い熱を押し当てた。
梓が小さく息を呑むのがわかった。
唇を離して、頬を染めた梓の潤んだ目を見つめる。
もう、これ以上耐えられない。
大きく呼吸をして、俺は覚悟を決めて言った。
「……梓、ごめん。抱いていい?」
彼女は少し戸惑ったように、俺をじっと見つめ返してくる。
「待って、こんなところで……」
「もう、我慢できない」
高揚した欲望は呼吸を乱れさせ、俺の声まで掠れさせた。
梓の細い腰を引き寄せながら、片手で身体を抱き上げて、その軽さに驚きながらもベルトのバックルを外す。それすらもどかしい。
微かに震える梓を強く抱き寄せると、地面から完全に足が浮いている彼女は怖いのか、俺の肩にぎゅっと抱き着いた。
「落としたりしないから……俺だけ見てて」
自分でも驚くほど低い声が漏れた。梓が欲しくて欲しくて、どうしようもない。
彼女を食い尽くすまで逃がさない――俺は荒々しい本能に支配されて、ただの獣に成り下がった。
梓も息を乱しながら、俺の首に腕を回してしがみついてくる。
彼女の頬や首筋に唇を押し当てて、梓の匂いを吸い込んでいると、ますます昂ってしまう。
自分の貪欲さに呆れる。けれど、もう止まれない。
避妊具を着け、梓のズボンに手を掛けてショーツごと脱がせた。彼女の太腿の間に割り入れた膝が、温かい蜜で濡れていく。
梓の両腿を抱えたまま、微かに微笑んだ彼女に、もう一度キスをする。
「……梓。もう離せない」
そう囁いた瞬間、俺の理性は完全に消えた。
※半長靴:警察官が履いているブーツみたいな形の靴です。
二回に分けて投稿予定です。
冒頭拓巳が多少ポンコツですが、笑ってやってください。
「あー、やーっと終わった……」
交番から少し離れると、思わず声に出してしまった。
長い当直勤務から解放された朝の陽射しは、目に痛い。
棺桶の中から出てきた、吸血鬼の気持ちがよく分かる。
ま、吸血鬼になったことはないけど。
重い装備品をつけ続けていた身体はガチガチ、24時間寝かせて濃縮された体臭と、むさくるしい汗の匂い。
以前の俺は、当直のたびにいちいちげんなりしたもんだ。
だけど今は違う。部屋に戻れば、梓がいる。
出勤するときに、キスしてくれたあの柔らかな唇の感触、ハグをした制服の微かな残り香。
当直の相棒に隠れ、僅かな隙を縫っては、制服の胸元を引っ張り上げて残り香をくんかくんかし、夜中に睡魔に襲われそうになれば、唇の柔らかさを思い出して気合を入れた。
ああ、俺ってただの変態警官じゃないか……。
いや、違う。俺が変態性を発揮するのは、梓に対してだけだ。
梓のことを考えて胸がふわっと温かくなる。
……けど、部屋まであと数十メートル。まだ仕事の顔を崩しちゃいけない。
そんなことを考えながらアパートに向かっていると、早く会いたいスイッチが入って、つい急ぎ足になってしまう。
「あら、田島さん。お仕事帰り?」
暑苦しいネクタイを取り、シャツのボタンを二つ外したところで、ゴミステーションを掃除している顔見知りのご婦人に、声を掛けられてしまった。
「ああ、つかまったら長くなるなぁ。一分でも早く帰りたいのに」なんて思ってしまっても、顔に出すのはご法度だ。
地域の治安を守る、警察官としての顔へ瞬時に切り替える。
「はい。非番です。お掃除していただいて、いつもありがとうございます」
「お巡りさんも大変なお仕事よねえ。そう言えば、最近越してきた笹倉さん? あまりお部屋にいらっしゃらないみたいなんだけど、彼女もお仕事いそがしいのかしら? ねえ? 田島さん、ご存知ない?」
ご婦人は俺の顔をちらちら見ながら、わざとらしく意味深に言う。
梓が自分の部屋にいる時間が少ないのは当然だ。
だって、ほとんど俺の部屋で過ごしているんだから。
最早半同棲と言ってもいい。
俺は確信した――これはもう、俺たちの関係をほぼ探り当てているのだと。
彼女たちのご近所ネットワークは、下手な探偵よりも優秀なんじゃないかと時々思うんだ。
「はは……、僕もこういう、不規則な仕事ですから……何とも……」
「ほら、笹倉さんって、若い綺麗なお嬢さんじゃない? 私、心配なのよね」
「ははは、そうですね。……また、僕も気に掛けておきますね。それでは、失礼します!」
まだ何か言いたげにしていたけれど、こういう時はさっさと退散するに限る。彼女たちの笑顔で始まる、好奇心満々の尋問の凄さは身に沁みている。その技術はきっと新人刑事よりも巧みだ。
俺と梓の関係がばれるのも、時間の問題だろうな……。
早く梓の顔を見たい。梓を抱きしめたい。
エレベーターを待つのも焦れったくて、階段を駆け上がった。
部屋に近づくにつれて、カレーのいい香りがする。
ああ、梓が作ってくれたんだな。それにしても腹減った……。
鍵を差し込んで扉を開けた途端、彼女の笑顔が視界に飛び込んできた。その瞬間、徹夜明けの疲労なんてどこかへ吹き飛んだ。
……ああ、やっぱり俺の男のスイッチは梓にしか反応しない。
「おかえりなさい。拓巳さ……」
俺の脳内で、プチンと何かが切れる音がして、手早く内鍵を閉める。バッグを床に放り投げて、半長靴も脱がずに梓を抱きしめた。
ああ、癒される……。最高の癒しだ。
ほんのり香るシャンプーと柔軟剤、そこに微かに混じる梓の蜜のような匂い。
そして、柔らかな触り心地の身体。
やっぱり、制服の残り香では足りなさ過ぎた。
「……梓、ただいま。……やっと会えた」
階段を駆け上がってきて、梓の笑顔を見て抱きしめた途端、俺の脳内で、明らかにスイッチが食欲から性欲に切り替わっていた。
「落ち着け俺、落ち着け、ここは玄関だぞ」、と囁く理性と、「腹より先に欲しいのは……梓だろ。」とそそのかす本能が、俺の中でしばらく戦っていたけれど、勝ったのは本能だった。
抵抗もしないでじっとしている梓の肩を、玄関の壁に押し付けて縫い留める。こういう時に、なんか気の利いたことくらい言えないのか、俺は。
そう思いながらも、なにか言いたげに動いた滑らかな唇を、強引に塞いだ。
「やっと、梓の匂い嗅げた……柔らかい……」
梓の部屋着の上から、マシュマロみたいな胸に触れた。
誰か、この天国みたいな、癒しの手触りに名前を付けてくれ。
触れているだけで、気持ちいい……。
その言葉はどうにか抑えたが。
引き寄せられるように、彼女の唇を何度も貪り尽くすように食んだ。
梓の全部を吸い尽くしてしまいたい。
制服のシャツの下を、汗が伝う。
梓のひんやりしていた身体も、じわじわ体温が上がっていく。
もう、抑えきれなかった。理性なんか粉々に吹き飛んで、梓を貪欲に求める本能しか残っていなかった。
下腹部が焼けるような熱を帯び始め、制服のスラックスに欲望を締め付けられる。
気づけば梓の唇を割って、つるつるした歯や上顎をなぞり、逃げる舌を追いかけるように絡め取って、舌で何度も撫で上げた。
ぴちゃりと淫靡な水音が鼓膜に届くたび、俺は梓を食べてしまいたいのか、俺が食べられたいのか分からなくなっていた。
彼女の喉から漏れる声をもっと聞きたくて、深くまで侵入すると、梓は俺の制服にぎゅっとしがみついてくる。
そんなふうにされたら、もうたまらなかった。
梓の呼吸も、震えるように漏れる声も、全部俺が飲み干してやる。
口の中が熱くて、思考が白く濁っていく。
俺の手は梓の柔らかな膨らみを掴んでいた。
タンクトップの布越しに、彼女の体温が手のひらに伝わってくる。
キスの合間に漏れる梓の切なげな声に、身体は正直に梓を貫きたいという本能を突きつけてくる。
ばらばらになった理性を、必死で繋ぎ止めようとする頭とは裏腹に、密着した梓の腹部へ逃れようのない硬い熱を押し当てた。
梓が小さく息を呑むのがわかった。
唇を離して、頬を染めた梓の潤んだ目を見つめる。
もう、これ以上耐えられない。
大きく呼吸をして、俺は覚悟を決めて言った。
「……梓、ごめん。抱いていい?」
彼女は少し戸惑ったように、俺をじっと見つめ返してくる。
「待って、こんなところで……」
「もう、我慢できない」
高揚した欲望は呼吸を乱れさせ、俺の声まで掠れさせた。
梓の細い腰を引き寄せながら、片手で身体を抱き上げて、その軽さに驚きながらもベルトのバックルを外す。それすらもどかしい。
微かに震える梓を強く抱き寄せると、地面から完全に足が浮いている彼女は怖いのか、俺の肩にぎゅっと抱き着いた。
「落としたりしないから……俺だけ見てて」
自分でも驚くほど低い声が漏れた。梓が欲しくて欲しくて、どうしようもない。
彼女を食い尽くすまで逃がさない――俺は荒々しい本能に支配されて、ただの獣に成り下がった。
梓も息を乱しながら、俺の首に腕を回してしがみついてくる。
彼女の頬や首筋に唇を押し当てて、梓の匂いを吸い込んでいると、ますます昂ってしまう。
自分の貪欲さに呆れる。けれど、もう止まれない。
避妊具を着け、梓のズボンに手を掛けてショーツごと脱がせた。彼女の太腿の間に割り入れた膝が、温かい蜜で濡れていく。
梓の両腿を抱えたまま、微かに微笑んだ彼女に、もう一度キスをする。
「……梓。もう離せない」
そう囁いた瞬間、俺の理性は完全に消えた。
※半長靴:警察官が履いているブーツみたいな形の靴です。
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