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108.ユミールの発熱*
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「奥様、ユミール様が、昼の軽食をお食べにならないとのことです」
もうすぐ雪解けという、春の足音が聞こえて来た日、家事室で書類整理を行なっている私にその一報が届いたのは、昼を僅かに過ぎた時だった。アズルさんが、異変を察知して速やかに連絡をしてくれたのだろう。ちょうど書類仕事が終わったため、すぐに内殿へ戻ることにした。
「食いしん坊のユミールが食事を残すなんてね」
どうしたのかしらねと苦笑いで誤魔化すが、内心はついに来たかという恐怖で震えている。
マンドルガでは、冬期になるとある病気が小児に発生しやすくなる。白い終末と呼ばれるその病気は大人は罹患せず、小児だけ発生するのだ。症状は元の世界のポリオに似ているが、感染から症状発症までのスピードが桁違いに早い。軽い風邪かなと思っていると、次の日には息をしていないこともあるほど急激に増悪し、多くが死に至るか麻痺など後遺症が残る疾患だ。ただ、その発症は稀であり、ニ万人が生活するルゴートでも一冬に五から十人程だ。しかしその内半数が命を落とすか、下半身に麻痺が残る恐ろしい疾患だ。
ノーグマタの三歳未満の乳児は、冬にこの疾患に罹患しないよう外出を控えるのが昔からの習慣だ。それでも発症するのは、何故なのだろう。病原菌を媒介するネズミや昆虫類だって、この厳しい寒さの中では家々を行き来はしない。それに、発症した乳児のいる家は全く別の地区にあったりするのだ。
感染経路がはっきりしないため、私は冬の間、救護院での診察を取り止めた。さらに、必ず新鮮な食材を高温で加熱した物だけをユミールに与えるようにしていた。そして彼の世話は私かアズルさんが交代で行い、限られた環境の中で育ててきたのだ。もちろんアズルさんの息子さんも城の中で同様に養育した。
出来る限りの感染対策を行なっていたにも関わらず、感染症に罹患したとしたら……
いいえ、もしかしたらただ食欲が無かっただけなのかもしれない……
私は嫌な想像を振り払って、主殿と内殿を繋ぐ通路を急いだ。
ガチャリと扉を開くと、午後の陽が穏やかに差し込むユミールのいつも通りの部屋だった。リネンは天気の良い日に日光消毒を行ったもので揃えられ、どことなく部屋は太陽の匂いがした。壁には、ユミールが初めて描いた絵やお気に入りの動物の絵が飾られている。
その愛しき部屋の中で、息子は真っ青な顔で寝台に横になっていた。その姿に私は一瞬呆然とする。血が飛び散り、心肺蘇生をするような修羅場を何度も経験して来た私だが、我が子のその姿に息をするのも忘れた。側にはサノスさんの姿もあるが、今は頭に入ってこない。
「……んでください」
「奥様」
ユズルバさんが、控えめに声をかけてくる。
「ロワさんを呼んでください」
私はどうにかそれだけ言うと、手指消毒をしてユミールに近づいた。彼は寒いのか、柔らかな寝台の中で丸まっている。小さな肩が震えているのをみて、掛物を増やした。温石は既に入れられているらしく、足元がこんもりとしている。
そっと掛物の下に手を入れて、ユミールの頸動脈で脈を測る。悪寒はあるが既に三十八度を超えているであろう体熱感に唇を噛みしめた。脈は飛ぶように早く、頻呼吸となっている。何かに感染しているのは間違いない。ただ、不整脈は見られず大きな循環器の問題は無さそうだ。
ユミールの口元は涎で濡れており、拭っても拭っても口角から垂れてくる。
「アズルさん、ユミールは何か飲みましたか」
ぶるぶる震えるユミールを掛物でよく包みながら、両手を揉みしだいたアズルさんに問いかけた。
「ユミール様の好きな温めた果実水や白湯をご用意していますが、お口に近づけるだけで嫌がってお泣きになります」
「そうですか、もしかしたら喉が痛いのかもしれませんね」
私はレースのカーテンを開けてもらうようお願いして、ユミールの口をそっと覗き込んだ。舌圧子が無いため、私の指でそっと舌を押さえる。ペンライトが無いため、細部まで観察できなかったが、咽頭が赤く腫れているのがわかった。
「やー!やーっ!」
泣きじゃくるユミールを掛物で包むと、そっと抱っこした。私の胸辺りの服を必死に握りしめて、離されまいとしている。
「ユミール、嫌なことしてごめんね。痛いね、辛いね、母上が側にいますよ」
よしよしと揺らしながらゆっくり話しかけると、ユミールは疲れたのか次第にうつらうつらし始めた。揺らしても、痛がったりする素振りはないため、急性の髄膜炎にはなっていなさそうだ。悪寒は治ったのか震えは止まっている。
「授乳しますので」
小声でそう言うと、部屋に集まった人々は控えの部屋に下がっていった。咽頭痛があると水分摂取を嫌がる子供は多い。しかし体内を水分が占める量が大人より多い子供は、簡単に脱水になりやすい。一晩くらい飲水ができなくても、体の大きいユミールの命に問題はないかもしれない。たが、衰弱していくのを手をこまねいて見ているわけにはいかないのだ。授乳が駄目ならば、小さじで少しずつでも白湯を飲ませなければ……
私は寝椅子に腰掛けると、うとうとしているユミールに胸を近づけた。眉間に小さな皺を寄せたユミールだが、ンクンクと飲み始める。乳頭で感じるユミールの口腔内温は、驚くほど高い。三十九度を超えたのだろう。
嫌がらず飲んでくれたことに、ホウッと思わず安堵の溜息が漏れる。まだ哺乳できる体力は残っているようだ。咽頭痛による授乳拒否もそれほど酷くなく、私を安心させた。授乳していると、次第にユミールの手足はポカポカと温まり、熱が上がりきったことが分かった。
たっぷりと母乳を飲み、眠りに落ちたユミールの服をそっと脱がせ、下着姿にする。そして、吸収性の良い乾いた敷物が敷かれた寝台の上にそっと寝かせた。発熱し真っ赤に紅潮した頬が痛々しい。熱が籠らぬように上掛けはかけずにおいた。
「お待たせしました」
手指消毒して私が控えの部屋に入ると、主殿から駆けつけてくれたロワさんが無言で私を抱きしめてくれた。その瞳は「どうして、息子が!ユミールはどうなるのだ!」と叫んでいるが、今後も決してそれを私には言わないだろう。ロワさんの強い腕に抱かれると、思わずワッと泣き出してしまいそうになる。だが、母親が泣き崩れても、ユミールが元気になるわけでは無い。
私はグッと奥歯を噛み締めて、自分の弱さを封じ込めた。
「ユミールはお乳を飲んで、今は眠っています。熱も上がりきったため、薄着にして掛物もかけていません」
「奥様、熱があるのならば、まだ暖かくして差し上げた方が良いのではないでしょうか……」
目を真っ赤にしたアズルさんが、珍しく私に意見してきた。これもユミールを我が子同然に愛してくれている証拠だ。私はアズルさんの気持ちに感謝しながら発熱時の対応について簡単に説明した。
「アズルさんのご心配はごもっともです。しかし、子供は特に熱が篭りやすく、高熱が続けば体力を消耗します。悪寒戦慄が見られる時はしっかり保温し、熱が上がりきった後はこまめに着替えさせ、熱が篭らないようにします。あまりにも高熱の時は、首や腋の下、足の付け根を布で包んだ保冷石で冷やす必要もあります。用意しておいてください。アズルさん……ユミールを心配してくれてありがとう」
私がそう言うと、彼女は「ユミール様のためなら何でもいたします」と涙ながらにそう話した。そして、看護に必要な物をいくつか書き出し、アズルさんに託すと、ロワさんとサノスさんに向き直った。
「サノスさん、ユミールのこの症状は白い終末のものですか」
私は、ロワさんの手をぎゅっと握ると、恐ろしくて聞きたくなかった質問をサノスさんにぶつけた。サノスさんは静かな目を私に向けると、ゆっくり頷く。
「発症からの熱の上がり具合など、類似する点は多く、ザビテンの可能性が高いです」
ヒクッと喉が鳴った。ロワさんが力づけるように私の手を強く握りしめてくれなければ、大声を上げていたかもしれない。
どうして!?
どうして、ユミールがこんな目に遭わなければならないの!?
心の中は怒りと悲しみでいっぱいになる。
「どうなるのだ」
低い、それでいて極めて冷静な声がサノスさんに問いかけた。
「高熱の出た症例の多くは、次の日の朝を待たずに祖先のもとへ行きます。解熱した者の半数は足に麻痺が残り、後の半数は麻痺なく完治します」
サノスさんの声がどこか遠くで聞こえる。まるで夢を観ているようだ。
しっかりしなければと、空いた方の手で頬をバチリと打つ。それでもぼんやりとする頭がもどかしくて、もう一度打つべく手を振り上げた。
「レン、ユミールは私達の息子だ。きっと乗り越えられる」
振り上げた私の手を優しく捉え、ロワさんが私の瞳を覗き込んだ。
「レン、私達もともに闘おう」
ロワさんの言葉で混乱と怒りの海から引き揚げられる。
そうだ、
ユミールは一人で闘っているのだ
私は、両手でロワさんの頬をキュッと掴むと、真摯なアイスブルーの瞳を見つめて頷いた。
もうすぐ雪解けという、春の足音が聞こえて来た日、家事室で書類整理を行なっている私にその一報が届いたのは、昼を僅かに過ぎた時だった。アズルさんが、異変を察知して速やかに連絡をしてくれたのだろう。ちょうど書類仕事が終わったため、すぐに内殿へ戻ることにした。
「食いしん坊のユミールが食事を残すなんてね」
どうしたのかしらねと苦笑いで誤魔化すが、内心はついに来たかという恐怖で震えている。
マンドルガでは、冬期になるとある病気が小児に発生しやすくなる。白い終末と呼ばれるその病気は大人は罹患せず、小児だけ発生するのだ。症状は元の世界のポリオに似ているが、感染から症状発症までのスピードが桁違いに早い。軽い風邪かなと思っていると、次の日には息をしていないこともあるほど急激に増悪し、多くが死に至るか麻痺など後遺症が残る疾患だ。ただ、その発症は稀であり、ニ万人が生活するルゴートでも一冬に五から十人程だ。しかしその内半数が命を落とすか、下半身に麻痺が残る恐ろしい疾患だ。
ノーグマタの三歳未満の乳児は、冬にこの疾患に罹患しないよう外出を控えるのが昔からの習慣だ。それでも発症するのは、何故なのだろう。病原菌を媒介するネズミや昆虫類だって、この厳しい寒さの中では家々を行き来はしない。それに、発症した乳児のいる家は全く別の地区にあったりするのだ。
感染経路がはっきりしないため、私は冬の間、救護院での診察を取り止めた。さらに、必ず新鮮な食材を高温で加熱した物だけをユミールに与えるようにしていた。そして彼の世話は私かアズルさんが交代で行い、限られた環境の中で育ててきたのだ。もちろんアズルさんの息子さんも城の中で同様に養育した。
出来る限りの感染対策を行なっていたにも関わらず、感染症に罹患したとしたら……
いいえ、もしかしたらただ食欲が無かっただけなのかもしれない……
私は嫌な想像を振り払って、主殿と内殿を繋ぐ通路を急いだ。
ガチャリと扉を開くと、午後の陽が穏やかに差し込むユミールのいつも通りの部屋だった。リネンは天気の良い日に日光消毒を行ったもので揃えられ、どことなく部屋は太陽の匂いがした。壁には、ユミールが初めて描いた絵やお気に入りの動物の絵が飾られている。
その愛しき部屋の中で、息子は真っ青な顔で寝台に横になっていた。その姿に私は一瞬呆然とする。血が飛び散り、心肺蘇生をするような修羅場を何度も経験して来た私だが、我が子のその姿に息をするのも忘れた。側にはサノスさんの姿もあるが、今は頭に入ってこない。
「……んでください」
「奥様」
ユズルバさんが、控えめに声をかけてくる。
「ロワさんを呼んでください」
私はどうにかそれだけ言うと、手指消毒をしてユミールに近づいた。彼は寒いのか、柔らかな寝台の中で丸まっている。小さな肩が震えているのをみて、掛物を増やした。温石は既に入れられているらしく、足元がこんもりとしている。
そっと掛物の下に手を入れて、ユミールの頸動脈で脈を測る。悪寒はあるが既に三十八度を超えているであろう体熱感に唇を噛みしめた。脈は飛ぶように早く、頻呼吸となっている。何かに感染しているのは間違いない。ただ、不整脈は見られず大きな循環器の問題は無さそうだ。
ユミールの口元は涎で濡れており、拭っても拭っても口角から垂れてくる。
「アズルさん、ユミールは何か飲みましたか」
ぶるぶる震えるユミールを掛物でよく包みながら、両手を揉みしだいたアズルさんに問いかけた。
「ユミール様の好きな温めた果実水や白湯をご用意していますが、お口に近づけるだけで嫌がってお泣きになります」
「そうですか、もしかしたら喉が痛いのかもしれませんね」
私はレースのカーテンを開けてもらうようお願いして、ユミールの口をそっと覗き込んだ。舌圧子が無いため、私の指でそっと舌を押さえる。ペンライトが無いため、細部まで観察できなかったが、咽頭が赤く腫れているのがわかった。
「やー!やーっ!」
泣きじゃくるユミールを掛物で包むと、そっと抱っこした。私の胸辺りの服を必死に握りしめて、離されまいとしている。
「ユミール、嫌なことしてごめんね。痛いね、辛いね、母上が側にいますよ」
よしよしと揺らしながらゆっくり話しかけると、ユミールは疲れたのか次第にうつらうつらし始めた。揺らしても、痛がったりする素振りはないため、急性の髄膜炎にはなっていなさそうだ。悪寒は治ったのか震えは止まっている。
「授乳しますので」
小声でそう言うと、部屋に集まった人々は控えの部屋に下がっていった。咽頭痛があると水分摂取を嫌がる子供は多い。しかし体内を水分が占める量が大人より多い子供は、簡単に脱水になりやすい。一晩くらい飲水ができなくても、体の大きいユミールの命に問題はないかもしれない。たが、衰弱していくのを手をこまねいて見ているわけにはいかないのだ。授乳が駄目ならば、小さじで少しずつでも白湯を飲ませなければ……
私は寝椅子に腰掛けると、うとうとしているユミールに胸を近づけた。眉間に小さな皺を寄せたユミールだが、ンクンクと飲み始める。乳頭で感じるユミールの口腔内温は、驚くほど高い。三十九度を超えたのだろう。
嫌がらず飲んでくれたことに、ホウッと思わず安堵の溜息が漏れる。まだ哺乳できる体力は残っているようだ。咽頭痛による授乳拒否もそれほど酷くなく、私を安心させた。授乳していると、次第にユミールの手足はポカポカと温まり、熱が上がりきったことが分かった。
たっぷりと母乳を飲み、眠りに落ちたユミールの服をそっと脱がせ、下着姿にする。そして、吸収性の良い乾いた敷物が敷かれた寝台の上にそっと寝かせた。発熱し真っ赤に紅潮した頬が痛々しい。熱が籠らぬように上掛けはかけずにおいた。
「お待たせしました」
手指消毒して私が控えの部屋に入ると、主殿から駆けつけてくれたロワさんが無言で私を抱きしめてくれた。その瞳は「どうして、息子が!ユミールはどうなるのだ!」と叫んでいるが、今後も決してそれを私には言わないだろう。ロワさんの強い腕に抱かれると、思わずワッと泣き出してしまいそうになる。だが、母親が泣き崩れても、ユミールが元気になるわけでは無い。
私はグッと奥歯を噛み締めて、自分の弱さを封じ込めた。
「ユミールはお乳を飲んで、今は眠っています。熱も上がりきったため、薄着にして掛物もかけていません」
「奥様、熱があるのならば、まだ暖かくして差し上げた方が良いのではないでしょうか……」
目を真っ赤にしたアズルさんが、珍しく私に意見してきた。これもユミールを我が子同然に愛してくれている証拠だ。私はアズルさんの気持ちに感謝しながら発熱時の対応について簡単に説明した。
「アズルさんのご心配はごもっともです。しかし、子供は特に熱が篭りやすく、高熱が続けば体力を消耗します。悪寒戦慄が見られる時はしっかり保温し、熱が上がりきった後はこまめに着替えさせ、熱が篭らないようにします。あまりにも高熱の時は、首や腋の下、足の付け根を布で包んだ保冷石で冷やす必要もあります。用意しておいてください。アズルさん……ユミールを心配してくれてありがとう」
私がそう言うと、彼女は「ユミール様のためなら何でもいたします」と涙ながらにそう話した。そして、看護に必要な物をいくつか書き出し、アズルさんに託すと、ロワさんとサノスさんに向き直った。
「サノスさん、ユミールのこの症状は白い終末のものですか」
私は、ロワさんの手をぎゅっと握ると、恐ろしくて聞きたくなかった質問をサノスさんにぶつけた。サノスさんは静かな目を私に向けると、ゆっくり頷く。
「発症からの熱の上がり具合など、類似する点は多く、ザビテンの可能性が高いです」
ヒクッと喉が鳴った。ロワさんが力づけるように私の手を強く握りしめてくれなければ、大声を上げていたかもしれない。
どうして!?
どうして、ユミールがこんな目に遭わなければならないの!?
心の中は怒りと悲しみでいっぱいになる。
「どうなるのだ」
低い、それでいて極めて冷静な声がサノスさんに問いかけた。
「高熱の出た症例の多くは、次の日の朝を待たずに祖先のもとへ行きます。解熱した者の半数は足に麻痺が残り、後の半数は麻痺なく完治します」
サノスさんの声がどこか遠くで聞こえる。まるで夢を観ているようだ。
しっかりしなければと、空いた方の手で頬をバチリと打つ。それでもぼんやりとする頭がもどかしくて、もう一度打つべく手を振り上げた。
「レン、ユミールは私達の息子だ。きっと乗り越えられる」
振り上げた私の手を優しく捉え、ロワさんが私の瞳を覗き込んだ。
「レン、私達もともに闘おう」
ロワさんの言葉で混乱と怒りの海から引き揚げられる。
そうだ、
ユミールは一人で闘っているのだ
私は、両手でロワさんの頬をキュッと掴むと、真摯なアイスブルーの瞳を見つめて頷いた。
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