完結♡聖女の狙いは私の旦那様!?~褒賞に選ばれた美貌の王子は、溺愛執着モードにチェンジしたようです~

二階堂まや♡電書「騎士団長との~」発売中

文字の大きさ
35 / 50

♡お仕置き、開始

しおりを挟む
 昔から姉上は、とっても世話焼きな人だった。

 私が落ち込んで引きこもっていた時も心配してくれて、毎日部屋に様子を見に来ることを欠かさなかったほどだ。その時のことは、今でもとても感謝している。

 そんな優しい姉のことが、私は大好きである。

 ……が、しかし。姉上は時折、とんでもなく見当違いな世話焼きをしてくることも、また事実だ。

 姉の婚家にリシャルドとの婚約を報告しに行った日。姉上は、まるで自分ごとのように手を叩いて喜んでくれた。

『ユスティア、婚約おめでとう。まさか貴女がリシャルド王子殿下と結ばれるとは思ってもみなかったけど……我が妹ながら、あっぱれだわ』

 そう言って姉上が強く手を握ってくれたことは、よく覚えている。しかしそのあと、彼女はとんでもないことを口にしたのだった。

『でも……王子殿下、女性からとても人気でいらっしゃるし、“そういう”部分で心配かもしれないわね』

『お、お姉様……そんな、どうぞご心配なく』

『いやいやいや、ご本人にその気がなくともマンネリって恐ろしいものよ。……そうだ!』

『……?』

『ちょうど、ラフタシュにおすすめの下着屋さんがあるの。今度一緒に行きましょう?』

 そんな流れで、私は姉上から勝負下着なるものをプレゼントされてしまったのである。

+

 着替えを終えて、私は寝室の扉をノックする。正直、すでに羞恥のあまり死んでしまいそうだ。

 なぜなら私は、勝負下着姿をリシャルドに見せるのは初めてなのだから。

「ティア、準備はできたかい?」

 扉を開けたリシャルドが、私に言った。

「は、はい……おそらく」

 まだバスローブを着ているものの、中で薄い布が擦れて落ち着かない。それに、ショーツもドロワーズとは穿き心地が違うこともあり、私は無意識に内腿をもじもじと動かしていた。

「ふふ、脱いでないのにもう可愛いなんて、反則じゃないか」

「えっ、あっ……」

 ひょいと私を横抱きにして、リシャルドはベッドへ歩き出す。

 すると脚を閉じたことで、秘所に緩い刺激が走る。甘い疼きに顔を歪めると、何かを察したようにリシャルドはにやりと笑った。

 二人してベッドに乗ると、リシャルドは早々に私を組み敷いて言った。

「じゃあ、ティア。ちゃんとお着替えしてきたか……俺に見せて?」

 彼の言葉に従う形で、私はおそるおそるバスローブの紐を解き、ゆっくりと身体を露わにした。

「……っ」

 私が選んだのは、膝上丈の薄ピンクのベビードール。胸元や裾には白いレースがあしらわれている、可愛らしい一着だ。

「俺が言ったとおり、ちゃんとインナーは着てこなかったみたいだね」

 私の胸元に視線を落としながら、リシャルドは満足気に言った。

 正直、ピンクは自分には可愛すぎると思えて、選ぶのにはかなり躊躇していた。しかしインナー無しで乳首が透けないのは、これしかなかったのだ。

 とはいえ、胸元を守るのは薄い生地と網目状のレースだけ。普段着ているナイトドレスのような安心感は、皆無だ。

「っ、そんな、まじまじと見ないでください……」

「どうして?」

「透け感のある素材だから……見えてしまいそうなので……っ」

 何がとは言わず、私は呟く。

「ん、ここかな」

「ひ、ぁ、ん……っ」

 突然、リシャルドは私の乳首を指で摘んだ。いきなり与えられた刺激に、私は悲鳴を上げてしまった。

「“当たり”みたいだね。レースの隙間から何となく色が透けてるよ」

「……っ、ぁ、や、ぁ……」 

 私の反応を楽しむように、リシャルドは指で尖りを弾きながらクスクスと笑う。その笑みはまるで、小さい子に意地悪を仕掛ける時のような悪戯心を覗かせるものであった。

「じゃあ、こっちも見せてもらおうかな」

 私に脚を開かせて、リシャルドは下腹部に顔を寄せた。秘唇に熱い吐息がかかり、脚を閉じそうになるものの、彼に押さえられてしまった。

「まだ何もしてないのに、パールがやたら艶々してるのは気のせいかな?」

「し、知りません……」

 ショーツのクロッチ部分に取り付けられたビーズを指でつつきながら、リシャルドは言う。

 私が今穿いているのは、クロッチ部分にパールビーズが通されたタンガショーツ。パールはちょうど秘所に当たるようになっており、常にいやらしい刺激を与えてくる。

 ショーツの前部分は辛うじて三角形の布があるため下腹を隠してくれるものの、クロッチはほぼ紐であるため、秘口を隠すという用途を成していない。パールを咥えた淫唇は、もうリシャルドの眼前に晒されているのだ。

「ふふ、そっか。だったら、もう少し濡らしていこうかな」

「ん、あっ、ああっ……」

 クロッチを横にずらして、リシャルドは秘蜜を舌で舐め取り始めた。

「ひ、ああっ、ん……」

 しかし、彼の口淫はいつもとは違った。秘唇の奥には舌を入れず、執拗に花芯ばかりを刺激するのだ。

「は……ここも、だいぶ慣れてきたんじゃないのかな? ティア」

 始めは舐めるばかりであったが、次第に吸ったり甘噛みしたりと、強い刺激を加えられていく。しかし痛みはなく、クリトリスには快楽ばかりを与えられていた。

「っ、リシャルド様、ぁ」

「ん、このくらいかな」

「……え?」

 私が達しそうになった途端、リシャルドは口淫を辞めた。そしてショーツのクロッチも、元の位置に戻してしまったのである。

「? リシャルド様?」

「もう少し、ビーズの位置を調整しとくね」

「っ……!?」

 蜜壷の入口にあったビーズを、リシャルドは秘種に当たるように移動させた。すると膨れ上がり敏感になったそこは、パールに触れるだけで強い快楽を感じてしまったのである。

「まだ夜は長いのだから、急ぐことはないよ、ティア」

「……っ」

 一見、私を気遣うような言葉を口にしながら、リシャルドは笑う。しかしその目は、一切笑っていなかったのだった。

「じゃあ……脚を閉じて、俺のも舐めて?」

 そう言ってリシャルドは、下穿きの中に隠されていた牡茎を私に差し出したのだった。

+次は0:12更新予定。
とうとう始まった「お仕置き」。
それは甘く、淫らなもので……?
お楽しみに♡
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

結婚後、訳もわからないまま閉じ込められていました。

しゃーりん
恋愛
結婚して二年、別邸に閉じ込められていたハリエット。 友人の助けにより外に出ることができ、久しぶりに見た夫アルバートは騎士に連行されるところだった。 『お前のせいだ!』と言われても訳がわからなかった。 取り調べにより判明したのは、ハリエットには恋人がいるのだとアルバートが信じていたこと。 彼にその嘘を吹き込んだのは、二人いたというお話です。

「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。

あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。 「君の為の時間は取れない」と。 それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。 そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。 旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。 あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。 そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。 ※35〜37話くらいで終わります。

【完結】「お前とは結婚できない」と言われたので出奔したら、なぜか追いかけられています

22時完結
恋愛
「すまない、リディア。お前とは結婚できない」 そう告げたのは、長年婚約者だった王太子エドワード殿下。 理由は、「本当に愛する女性ができたから」――つまり、私以外に好きな人ができたということ。 (まあ、そんな気はしてました) 社交界では目立たない私は、王太子にとってただの「義務」でしかなかったのだろう。 未練もないし、王宮に居続ける理由もない。 だから、婚約破棄されたその日に領地に引きこもるため出奔した。 これからは自由に静かに暮らそう! そう思っていたのに―― 「……なぜ、殿下がここに?」 「お前がいなくなって、ようやく気づいた。リディア、お前が必要だ」 婚約破棄を言い渡した本人が、なぜか私を追いかけてきた!? さらに、冷酷な王国宰相や腹黒な公爵まで現れて、次々に私を手に入れようとしてくる。 「お前は王妃になるべき女性だ。逃がすわけがない」 「いいや、俺の妻になるべきだろう?」 「……私、ただ田舎で静かに暮らしたいだけなんですけど!!」

はじめまして、旦那様。離婚はいつになさいます?

あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
「はじめてお目にかかります。……旦那様」 「……あぁ、君がアグリア、か」 「それで……、離縁はいつになさいます?」  領地の未来を守るため、同じく子爵家の次男で軍人のシオンと期間限定の契約婚をした貧乏貴族令嬢アグリア。  両家の顔合わせなし、婚礼なし、一切の付き合いもなし。それどころかシオン本人とすら一度も顔を合わせることなく結婚したアグリアだったが、長らく戦地へと行っていたシオンと初対面することになった。  帰ってきたその日、アグリアは約束通り離縁を申し出たのだが――。  形だけの結婚をしたはずのふたりは、愛で結ばれた本物の夫婦になれるのか。 ★HOTランキング最高2位をいただきました! ありがとうございます! ※書き上げ済みなので完結保証。他サイトでも掲載中です。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!

花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」 婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。 追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。 しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。 夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。 けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。 「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」 フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。 しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!? 「離縁する気か?  許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」 凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。 孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス! ※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。 【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...