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ハンデルク公爵家にて
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貴族が罪を犯した場合、現行犯逮捕とはならない。一旦は家に返されたあと、二日後に処遇が決まるのだ。それは当主が、家として責任を取るか、個人として本人に責任を取らせるかを決めるためである。
家として裁判に臨んで有罪となった場合、もっとも重い刑罰は当主の爵位剥奪だ。そして個人であれば、貴族の場合は終身刑、平民の場合は死刑が最上の罰となる。
多くの場合、当主は罪を犯した者に絶縁を言い渡し、個人として責任を取らせると聞いたことがある。おそらく、義父上もそれを選ぶに違いない。
絶縁された場合、私は貴族ではなく平民という立場になる。計画的犯行の殺人未遂となれば、死刑が妥当だろう。
しかし、それも致し方ないことだ。それほどのことを、私はしでかしたのだから。
死ぬ覚悟は、もうできていた。
(死んだら……こんな私でも、お母様に会えるのかしら?)
帰宅したあとそんなことを思いながら、私は眠りについたのだった。
+
その翌日。静かな空気の中、私は目覚めた。
朝一に絶縁を言い渡されるならば、とっくに叩き起されていただろう。しかしそれもなく、いつものように私はベッドの上で目を覚ましたのだった。
てっきり逃げないように部屋に軟禁されているのかと思ったが、それも違った。寝室の扉のドアノブを捻れば外に出られるし、使用人が何人も見張りをしている訳ではないようだ。
そして人気のない廊下を眺めていると、メイドが一人歩いて来たのだった。
「フリージア様、おはようございます。もうすぐ朝食のご準備が整いますので、今しがたお待ちくださいませ」
いつもと変わらぬ笑みを浮かべて、メイドはそう言った。そんな態度に、私は安心感より不安感を抱いてしまったのである。
「お、おはよう……ね、朝食なんだけど、私の分だけ寝室まで持ってきてくれる?」
「はい、かしこまりました」
覚悟しているとはいえ、食堂で義父上たちと食事をする気にはなれなかった。それに皆、私の顔を見たら朝食が不味くなると思ってるに違いないと思えたのだ。
「フリージア様、お待たせしました」
「……ありがとう」
メイドが持ってきたのは、スープとサラダにパン三つ。それから、砂糖の入っていないアイスティーとパンに塗るジャムやバター。我が家ではお馴染みの朝食のメニューである。粗末な食事に格下げされることもなく、昨日までと同じ美味しそうな朝食が、トレイの上に並んでいた。
朝食を終えてからも、特別に何かが起きることはなかった。ただただ時間が過ぎるばかりで、部屋の外から怒鳴り声も悲鳴も聞こえることはない。
(全部現実であるはずなのに……何が起きてるの?)
私は特段することもなかったので、昼前までぼんやりと室内で過ごしていた。すると、突然ドアがノックされたのだった。
「失礼します。フリージア様、公爵様がお呼びです」
「ええ、分かったわ」
私は立ち上がり、応接間へと向かった。
+
応接間の扉をノックしてから、私は入室した。しかし、そこには思いも寄らない光景が広がっていたのだった。
長テーブルの右側の列には、義両親と兄姉の四人、そして左側の列には、見知らぬ老紳士が二人と、なぜかガーネットの婚約者であるオスカーが座っていたのだった。
私が入ってきたことに誰も気づかず、彼らは真剣な面持ちで話し合いをしていた。
「ルードガレスの孤児院では、入院していた子供の情報を十五年は保管することと義務付けられておりますので、まだ資料は残っているはずです。複数回の転院歴が確認できれば、裁判での有力な証拠となるでしょう」
「なるほどな。ならば、できる範囲ですべて調べてほしい。もちろん、調査費用はいくら掛かっても問題ない」
「かしこまりました。あとは、証人としてリュドミラの孤児院の院長をお呼びしましょう。後ほど、協力依頼に伺おうと思います」
「ああ、よろしく頼む」
老紳士のうちの一人と、義父上はそんなやり取りをしていた。よく見ると紳士の胸元には、リュドミラの国章と天秤が描かれたバッジが付いていた。
(もしかしてあの方……弁護士の方、かしら?)
そんなことを考えていると、もう一人の老紳士が口を開いたのだった。
「刑事裁判については、材料が十分に揃えば対等以上に戦えるでしょう。それに、情状酌量の余地も十分にあるはずです。しかし一つ懸念すべきこととしましては……民事訴訟で勝訴が厳しいと判断した場合、先方は決闘を要求してくるかもしれないのです」
「ふむ、具体的に決闘とは?」
「ルードガレスでは同性に限って、剣術での決闘で民事での揉め事の決着をつけることが許されているのです。近年は裁判で争うことが一般的であり、長らく行われてきませんでしたが……可能性はゼロではありません」
「ならばもし、向こうが男を指名して決闘を申し込んできたならば、私が行きましょう。父上、よろしいですか?」
迷うことなくそう言ったのは、ライアンだった。それに続くように、ガーネットも口を開いた。
「じゃあ、女を指名してきたなら私が代表として出るわ。決闘で向こうが選べるのは性別だけで、名指しで指名はできないのでしょう?」
「はい、仰る通りでございます」
「良かった。こういう時のために、騎士学校を卒業しておいて……って」
そこまで言い終わったところで、ガーネットは私の方に目を向けた。どうやら、今になって私の存在に気付いたようだった。
「あら、ごめんなさい。フリージアおはよう! 今日はやけにお寝坊さんだったじゃない。心配してたのよ?」
「お……おはようございます」
「フリージア。こちらに来て、ご挨拶なさい」
義父上に促され、私は老紳士二人の前に立った。そして簡単に挨拶すると、二人も挨拶を始めたのだった。
「はじめまして。私、リュドミラの弁護士会会長を務めておりますタランテルノと申します」
「私はルードガレス弁護士会会長のキミッヒと申します」
「は、初めまして……」
「フリージア。お二方は、オスカーの紹介で来てくれたんだ」
オスカーは職業が弁護士であるため、どうやら彼が、二人を呼び寄せたようだった。しかし絶縁する娘に付かせる弁護士にしては、二人共あまりに大物すぎる。弁護士費用だって、馬鹿にならないはずだ。私はすっかり、困惑していた。
「フリージア様。今回の件について、刑事と民事両方でハンデルク公爵家の全面勝訴に向けて、私共でサポートさせていただきます。なにとぞ、よろしくお願いします」
「……え?」
(今、私個人ではなくて、公爵家って言わなかった……?)
理解が追いつかない私をよそに、話はどんどんと進んでいく。そしてしばらく話し合いが続いたあと、キミッヒは手元のノートを閉じて言った。
「それでは方針も決まりましたので、まずは行政への資料の開示依頼と参考人の協力依頼から始めさせていただきます。進捗報告含めて、また夕方頃にお伺いしてもよろしいですか?」
「ああ、問題ない。よろしく頼む」
「ありがとうございます。それでは一旦、失礼します」
そう言って、タランテルノとキミッヒは応接間から出て行ったのだった。
「なんか、小難しい話をしてたら疲れちゃった。とりあえずお食事にしましょうか。フリージア、お昼は何食べたい?」
「それもそうだな。フリージア、あまり食欲がないならば、昼も軽めの方が良さそうか?」
「ま、待ってください」
いつの間にか昼食の話をし始めたガーネットやライアンたちに、私は慌てて言った。
「その……裁判の手続きが進んでいるのは分かりました。ところで、私が出ていく件については……?」
「フリージアが出ていく? 何で?」
「っ……、だって、問題を起こしたら絶縁するのが普通だって……それに、家で責任を取っても貴方たちには何の得もない。こうなった以上、政略結婚の駒にも使えない。だったら……っ、さっさとこんな小娘、縁を切ればいいじゃないですか!」
「都合が悪くなったら切り捨てるような生半可な覚悟で、お前を引き取るはずがないだろう?」
そう言ったのは、義父上だった。
「可愛い妹を追い出す訳がないでしょう?」
自己保身のために、父親は私を捨てた。けれども目の前の‘‘家族’’は、損害を被ってでも自分を助けようとしている。それが私には、どうしても信じられなかったのだ。
「……どうして」
「一緒にいたいなら、助けるに決まってるだろ? 家族なんだから」
ライアンの言葉を聞いた瞬間、私は涙が溢れてきたのだった。
「何があっても、フリージアはうちの子だもの。だからもう、泣かないの」
いつものように、ガーネットがギュッと私を抱きしめた。しかし、それを振りほどこうとは思わなかった。
(どうして私はずっと、気づけなかったんだろう?)
「お兄様、ハンカチとちり紙取ってきて。あと、お水も」
「っ、堂々と兄をパシるなバカ。フリージア、ちょっと待っててな」
心の中では、周囲の愛情に気づけなかったという激しい後悔が自分を襲っていた。
しかし。彼らに与えられた安心感は、そんな心を包み込む程に、大きなものだったのである。
家として裁判に臨んで有罪となった場合、もっとも重い刑罰は当主の爵位剥奪だ。そして個人であれば、貴族の場合は終身刑、平民の場合は死刑が最上の罰となる。
多くの場合、当主は罪を犯した者に絶縁を言い渡し、個人として責任を取らせると聞いたことがある。おそらく、義父上もそれを選ぶに違いない。
絶縁された場合、私は貴族ではなく平民という立場になる。計画的犯行の殺人未遂となれば、死刑が妥当だろう。
しかし、それも致し方ないことだ。それほどのことを、私はしでかしたのだから。
死ぬ覚悟は、もうできていた。
(死んだら……こんな私でも、お母様に会えるのかしら?)
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その翌日。静かな空気の中、私は目覚めた。
朝一に絶縁を言い渡されるならば、とっくに叩き起されていただろう。しかしそれもなく、いつものように私はベッドの上で目を覚ましたのだった。
てっきり逃げないように部屋に軟禁されているのかと思ったが、それも違った。寝室の扉のドアノブを捻れば外に出られるし、使用人が何人も見張りをしている訳ではないようだ。
そして人気のない廊下を眺めていると、メイドが一人歩いて来たのだった。
「フリージア様、おはようございます。もうすぐ朝食のご準備が整いますので、今しがたお待ちくださいませ」
いつもと変わらぬ笑みを浮かべて、メイドはそう言った。そんな態度に、私は安心感より不安感を抱いてしまったのである。
「お、おはよう……ね、朝食なんだけど、私の分だけ寝室まで持ってきてくれる?」
「はい、かしこまりました」
覚悟しているとはいえ、食堂で義父上たちと食事をする気にはなれなかった。それに皆、私の顔を見たら朝食が不味くなると思ってるに違いないと思えたのだ。
「フリージア様、お待たせしました」
「……ありがとう」
メイドが持ってきたのは、スープとサラダにパン三つ。それから、砂糖の入っていないアイスティーとパンに塗るジャムやバター。我が家ではお馴染みの朝食のメニューである。粗末な食事に格下げされることもなく、昨日までと同じ美味しそうな朝食が、トレイの上に並んでいた。
朝食を終えてからも、特別に何かが起きることはなかった。ただただ時間が過ぎるばかりで、部屋の外から怒鳴り声も悲鳴も聞こえることはない。
(全部現実であるはずなのに……何が起きてるの?)
私は特段することもなかったので、昼前までぼんやりと室内で過ごしていた。すると、突然ドアがノックされたのだった。
「失礼します。フリージア様、公爵様がお呼びです」
「ええ、分かったわ」
私は立ち上がり、応接間へと向かった。
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応接間の扉をノックしてから、私は入室した。しかし、そこには思いも寄らない光景が広がっていたのだった。
長テーブルの右側の列には、義両親と兄姉の四人、そして左側の列には、見知らぬ老紳士が二人と、なぜかガーネットの婚約者であるオスカーが座っていたのだった。
私が入ってきたことに誰も気づかず、彼らは真剣な面持ちで話し合いをしていた。
「ルードガレスの孤児院では、入院していた子供の情報を十五年は保管することと義務付けられておりますので、まだ資料は残っているはずです。複数回の転院歴が確認できれば、裁判での有力な証拠となるでしょう」
「なるほどな。ならば、できる範囲ですべて調べてほしい。もちろん、調査費用はいくら掛かっても問題ない」
「かしこまりました。あとは、証人としてリュドミラの孤児院の院長をお呼びしましょう。後ほど、協力依頼に伺おうと思います」
「ああ、よろしく頼む」
老紳士のうちの一人と、義父上はそんなやり取りをしていた。よく見ると紳士の胸元には、リュドミラの国章と天秤が描かれたバッジが付いていた。
(もしかしてあの方……弁護士の方、かしら?)
そんなことを考えていると、もう一人の老紳士が口を開いたのだった。
「刑事裁判については、材料が十分に揃えば対等以上に戦えるでしょう。それに、情状酌量の余地も十分にあるはずです。しかし一つ懸念すべきこととしましては……民事訴訟で勝訴が厳しいと判断した場合、先方は決闘を要求してくるかもしれないのです」
「ふむ、具体的に決闘とは?」
「ルードガレスでは同性に限って、剣術での決闘で民事での揉め事の決着をつけることが許されているのです。近年は裁判で争うことが一般的であり、長らく行われてきませんでしたが……可能性はゼロではありません」
「ならばもし、向こうが男を指名して決闘を申し込んできたならば、私が行きましょう。父上、よろしいですか?」
迷うことなくそう言ったのは、ライアンだった。それに続くように、ガーネットも口を開いた。
「じゃあ、女を指名してきたなら私が代表として出るわ。決闘で向こうが選べるのは性別だけで、名指しで指名はできないのでしょう?」
「はい、仰る通りでございます」
「良かった。こういう時のために、騎士学校を卒業しておいて……って」
そこまで言い終わったところで、ガーネットは私の方に目を向けた。どうやら、今になって私の存在に気付いたようだった。
「あら、ごめんなさい。フリージアおはよう! 今日はやけにお寝坊さんだったじゃない。心配してたのよ?」
「お……おはようございます」
「フリージア。こちらに来て、ご挨拶なさい」
義父上に促され、私は老紳士二人の前に立った。そして簡単に挨拶すると、二人も挨拶を始めたのだった。
「はじめまして。私、リュドミラの弁護士会会長を務めておりますタランテルノと申します」
「私はルードガレス弁護士会会長のキミッヒと申します」
「は、初めまして……」
「フリージア。お二方は、オスカーの紹介で来てくれたんだ」
オスカーは職業が弁護士であるため、どうやら彼が、二人を呼び寄せたようだった。しかし絶縁する娘に付かせる弁護士にしては、二人共あまりに大物すぎる。弁護士費用だって、馬鹿にならないはずだ。私はすっかり、困惑していた。
「フリージア様。今回の件について、刑事と民事両方でハンデルク公爵家の全面勝訴に向けて、私共でサポートさせていただきます。なにとぞ、よろしくお願いします」
「……え?」
(今、私個人ではなくて、公爵家って言わなかった……?)
理解が追いつかない私をよそに、話はどんどんと進んでいく。そしてしばらく話し合いが続いたあと、キミッヒは手元のノートを閉じて言った。
「それでは方針も決まりましたので、まずは行政への資料の開示依頼と参考人の協力依頼から始めさせていただきます。進捗報告含めて、また夕方頃にお伺いしてもよろしいですか?」
「ああ、問題ない。よろしく頼む」
「ありがとうございます。それでは一旦、失礼します」
そう言って、タランテルノとキミッヒは応接間から出て行ったのだった。
「なんか、小難しい話をしてたら疲れちゃった。とりあえずお食事にしましょうか。フリージア、お昼は何食べたい?」
「それもそうだな。フリージア、あまり食欲がないならば、昼も軽めの方が良さそうか?」
「ま、待ってください」
いつの間にか昼食の話をし始めたガーネットやライアンたちに、私は慌てて言った。
「その……裁判の手続きが進んでいるのは分かりました。ところで、私が出ていく件については……?」
「フリージアが出ていく? 何で?」
「っ……、だって、問題を起こしたら絶縁するのが普通だって……それに、家で責任を取っても貴方たちには何の得もない。こうなった以上、政略結婚の駒にも使えない。だったら……っ、さっさとこんな小娘、縁を切ればいいじゃないですか!」
「都合が悪くなったら切り捨てるような生半可な覚悟で、お前を引き取るはずがないだろう?」
そう言ったのは、義父上だった。
「可愛い妹を追い出す訳がないでしょう?」
自己保身のために、父親は私を捨てた。けれども目の前の‘‘家族’’は、損害を被ってでも自分を助けようとしている。それが私には、どうしても信じられなかったのだ。
「……どうして」
「一緒にいたいなら、助けるに決まってるだろ? 家族なんだから」
ライアンの言葉を聞いた瞬間、私は涙が溢れてきたのだった。
「何があっても、フリージアはうちの子だもの。だからもう、泣かないの」
いつものように、ガーネットがギュッと私を抱きしめた。しかし、それを振りほどこうとは思わなかった。
(どうして私はずっと、気づけなかったんだろう?)
「お兄様、ハンカチとちり紙取ってきて。あと、お水も」
「っ、堂々と兄をパシるなバカ。フリージア、ちょっと待っててな」
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