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もう一度あの湖にボートで漕げば思い出すかな。
しおりを挟む俺の所に公爵夫人が訪ねて来た、シルビア男爵夫人が応対してくれている。
ウイリアム様に似た方が湖の畔で男爵様に保護されたと訊いたから訪ねてきた。
「1度合わせて、もらいたいのですが?」
合わせて良いのかしら?
「どう見ても10代ですよ」
「はい、会いたいのです、宜しくお願いします」
仕方ないわね一応トリトンに訊いてみようかしら。
「少々お待ち下さい」
「トリトン、この前の女性が、どうしても会って話したいそうよ、どうする?」
「応接間に通してるのですか?」
「そうよ合ってみる?」
「はい、合いたいです」
応接間に待つ公爵夫人を見たが懐かしいとも見覚えもなくがっかりしていたが公爵夫人は違うようだ。
「おお、ウイリアム・シルバー公爵だわ間違いない」
「えっだけど公爵様は27歳ですよね?彼は10歳は若いですよ」
「見た目は人其々違うわ彼は只、若く見えるだけです本当に居なくなった日のままです、1度戻り主人と一緒に来ます」
「解りましたお待ちしています」
俺は一言も話さず2人の会話を訊いていた、彼女は御主人と今度は来るのか俺の事が誰なのか解ると良いがな。
自室に戻りマリアンヌ・シルバー公爵宛てで手紙を書き直ぐ届けてもらった。
***
湖の畔に俺たちは集まっている、ベンジャミン男爵シルビア男爵夫人ルビアン男爵令嬢、ジルベルト公爵、マリアンヌ公爵夫人、俺を入れて6人で話始める。
「俺は10年前ボートで湖の中心まで行き話しをしていた。そうだよね兄さん」
「ああそうだ俺はマリアンヌを愛してる、その事を説明したいのと話を誰かに訊かれるのが嫌でボートで話ながら漕いでいた」
「ジルベルト兄さん貴方が俺を殴り、湖に落としたんだよな?俺は泳げないのを知っていて、そのままジルベルト兄さんは陸に向かった」
「殴ったのは俺だが突き落としていない、殴った後ボートが揺れて落ちたんだ、俺は直ぐ飛び込んでお前を探したが見つけられず陸に戻り捜索したがお前は見つけられない1ヶ月捜索したんだ」
俺を探したって?なら俺は何処で10年過ごしていたんだ。
『気がすんだ?』
「お前は誰なんだ?」
『私はこの湖で、お前を保護し10年一緒に暮らした者だ。人間は水の精霊女王と呼ぶ、ウイリアムお前が家族に会いたいと言うから湖から出るのを許可した、もう戻らないとお前の身体は陸では限界がある』
「それは俺は・・・もう・・・死んでいるのか?」
「戻る時、伝えたはずだ1ヶ月と15日が義理だとそれ以上、陸にいては散になり消える」
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