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追加エピソード
第29話:代替行為 *
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*同居開始~本編最終話ラストに至る迄の物語*
今回ほんの少しR指定です、ご注意ください
龍之介の風邪が完全に治り、マスクなしで一緒に寝るようになった途端、今まで以上に謙太はくっ付いてくるようになった。
三日ほど何も出来なかった分を取り戻すように、何度もキスを繰り返す。身体を繋げることが出来ない代わりにこれくらいは、と龍之介はそれに応えていた。
しばらく唇を重ね、互いの息が上がってくる頃になると、毎回謙太が寝室から出て行く。抱き合って口付けするうちに興奮して勃ってしまうからだ。
龍之介とはキス以上の行為が出来ない。従って、トイレで抜いてくる他ない。
しかし、それも何回か続くうちに可哀想に思えてきて、龍之介は謙太を引き止めた。
「抜いてやろうか」
「は???」
ベッドから降りようとする謙太の背中にそう投げ掛けると、ものすごい勢いで振り向いた。
有り得ない言葉を聞いた、といった顔だ。
「今なんて???」
「だから、俺が抜いてやるって」
「いやいやいや、いいよ一人でやるし」
「なんでそこだけ遠慮すんだよ」
いつもは積極的な謙太が慌てふためくのが面白くて、龍之介は意地でもやってやろうと決めた。
腕を掴んで再びベッドの上に転がす。
「おまえ、いつも風呂で出してんじゃねーの」
「そう、だけど」
「それなのに、俺とキスしただけでこんなになるんだ?」
仰向けに転がる謙太の上に覆い被さるようにして、龍之介が服の上から股間を撫でた。大きくなっているのが布越しでも分かる。
触れる度にビクッと身体が反応する様子を楽しむ。
「リュウ、ちょっ、あッ」
「……うわ。やば」
服の隙間から手を差し込むと、トランクスの中で勃ち上がっているものに直接触れた。熱を持つそれは先走りで濡れている。勃起した男性器など、自分のもの以外に触れたことはない。指先から伝わる生々しい感触。
切なげな吐息を漏らす謙太を見て、龍之介は更に手を動かしてみた
「なあ、ちょっとホントに待って」
「ホントにヤバいな。びくびくしてる」
「い、言うなって」
そう言いながら大した抵抗はない。
男同士だからどこを責めれば佳いか分かる……と言いたいところだが、やはり自分のものとは勝手が違う。反応を見ながら触り方を変え、徐々に追い詰めていく。
「リュウ、……ッ」
「ん、」
達する直前、謙太は龍之介の顔を引き寄せて唇を重ねた。声を上げてしまうのを防ぐためだ。舌を絡める余裕もなく、そのまま龍之介の手のひらの中に吐精した。
唇を離して乱れた呼吸を整える。
すっかり脱力した謙太は、恥ずかしさのあまり両手で顔を隠した。
「毎日抜いてる割に早くね?」
服を汚さぬように引き抜き、手のひらについたものをティッシュで拭き取る。その後、謙太にも箱ごと投げて渡す。
「……仕方ないだろ。好きな奴に触られてんだから興奮するに決まってんじゃん」
「ふーん」
「ふーんってなんだよ。それより、なんで急にこんなこと……」
これまで性的な接触を嫌がってきた龍之介が初めて自分から触れてきた。どういう心境の変化だと尋ねられているのだ。
「いや、セックスの相手は出来ないから、せめてこれくらいはと思って」
「じゃあ、リュウのも抜く?」
「俺は勃ってないもん」
「そっかぁ~~」
それを聞いて、謙太は残念そうに溜め息をついて枕に顔を埋めた。
手を洗いに一人洗面所に来た龍之介は、自分の股間をちらりと見下ろした。さっきはああ言ったが、わずかに反応を示している。謙太が気持ちよさそうに息を乱している様を見たからだ。
「……まずい」
親友相手に興奮するようになってしまった。
今回ほんの少しR指定です、ご注意ください
龍之介の風邪が完全に治り、マスクなしで一緒に寝るようになった途端、今まで以上に謙太はくっ付いてくるようになった。
三日ほど何も出来なかった分を取り戻すように、何度もキスを繰り返す。身体を繋げることが出来ない代わりにこれくらいは、と龍之介はそれに応えていた。
しばらく唇を重ね、互いの息が上がってくる頃になると、毎回謙太が寝室から出て行く。抱き合って口付けするうちに興奮して勃ってしまうからだ。
龍之介とはキス以上の行為が出来ない。従って、トイレで抜いてくる他ない。
しかし、それも何回か続くうちに可哀想に思えてきて、龍之介は謙太を引き止めた。
「抜いてやろうか」
「は???」
ベッドから降りようとする謙太の背中にそう投げ掛けると、ものすごい勢いで振り向いた。
有り得ない言葉を聞いた、といった顔だ。
「今なんて???」
「だから、俺が抜いてやるって」
「いやいやいや、いいよ一人でやるし」
「なんでそこだけ遠慮すんだよ」
いつもは積極的な謙太が慌てふためくのが面白くて、龍之介は意地でもやってやろうと決めた。
腕を掴んで再びベッドの上に転がす。
「おまえ、いつも風呂で出してんじゃねーの」
「そう、だけど」
「それなのに、俺とキスしただけでこんなになるんだ?」
仰向けに転がる謙太の上に覆い被さるようにして、龍之介が服の上から股間を撫でた。大きくなっているのが布越しでも分かる。
触れる度にビクッと身体が反応する様子を楽しむ。
「リュウ、ちょっ、あッ」
「……うわ。やば」
服の隙間から手を差し込むと、トランクスの中で勃ち上がっているものに直接触れた。熱を持つそれは先走りで濡れている。勃起した男性器など、自分のもの以外に触れたことはない。指先から伝わる生々しい感触。
切なげな吐息を漏らす謙太を見て、龍之介は更に手を動かしてみた
「なあ、ちょっとホントに待って」
「ホントにヤバいな。びくびくしてる」
「い、言うなって」
そう言いながら大した抵抗はない。
男同士だからどこを責めれば佳いか分かる……と言いたいところだが、やはり自分のものとは勝手が違う。反応を見ながら触り方を変え、徐々に追い詰めていく。
「リュウ、……ッ」
「ん、」
達する直前、謙太は龍之介の顔を引き寄せて唇を重ねた。声を上げてしまうのを防ぐためだ。舌を絡める余裕もなく、そのまま龍之介の手のひらの中に吐精した。
唇を離して乱れた呼吸を整える。
すっかり脱力した謙太は、恥ずかしさのあまり両手で顔を隠した。
「毎日抜いてる割に早くね?」
服を汚さぬように引き抜き、手のひらについたものをティッシュで拭き取る。その後、謙太にも箱ごと投げて渡す。
「……仕方ないだろ。好きな奴に触られてんだから興奮するに決まってんじゃん」
「ふーん」
「ふーんってなんだよ。それより、なんで急にこんなこと……」
これまで性的な接触を嫌がってきた龍之介が初めて自分から触れてきた。どういう心境の変化だと尋ねられているのだ。
「いや、セックスの相手は出来ないから、せめてこれくらいはと思って」
「じゃあ、リュウのも抜く?」
「俺は勃ってないもん」
「そっかぁ~~」
それを聞いて、謙太は残念そうに溜め息をついて枕に顔を埋めた。
手を洗いに一人洗面所に来た龍之介は、自分の股間をちらりと見下ろした。さっきはああ言ったが、わずかに反応を示している。謙太が気持ちよさそうに息を乱している様を見たからだ。
「……まずい」
親友相手に興奮するようになってしまった。
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