天才中学生高過ぎる知力で理不尽をぶっ飛ばす!

yoshikazu

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第21話 スタンビート3

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今スタンビートの先頭が見えた。
『お前ら!【索敵】は出来たか?』
『すまねぇ。まだだ。』
『じぁ頑張れ!もうすぐ魔物と衝突する。
必死で習得しろ!!』
俺は【ウィンドカッター】と【アースジャベリン】を集団に向かって打つ!!
【ウィンドカッター】は魔物を豆腐の様に両断しながら地平線に消えて行く。
【アースジャベリン】は見渡す限り魔物のオブジェが出来上がる。
弟子達の頭の中にレベルアップの音が鳴り響く。まだ魔物はやってくる!!防衛ラインにも取りこぼした魔物が近づいている。
弟子達に声を掛けようとすると
『師匠!!【索敵】出来やした!!』 
弟子達の声がする。
『よし!!よく頑張った!!一気に終わらすぞ!!』
俺は光属性魔法最上級魔法【ノヴァス】を放つ。かざした両手から極太の光のレーザーが出る。それを前方に放ち扇型に薙ぐと目の前にはきれいに何も無かった・・・。
弟子達が唖然としている。
『こ、これが俺達の師匠の力か・・・。』
『俺不覚にも、ちょっと漏れた・・。』
『俺全部漏れた・・・。』
『よし!防衛ラインへ戻るぞ!まだ終わってない!行くぞ!』
『『『おう!!!』』』
防衛ラインに着くと魔物の姿はなくドラゴンがムシャムシャしていた。
『皆んな無事か?』
『おう!皆んな無事だ!怪我も無い!』
『もう終わったのか?大袈裟に言いやがって大した事無かったじゃねーか!!』
弟子達が冒険者の男に詰め寄る!
ギル『てめぇ!!見てもねぇのに軽く言うんじゃねぇーよ!!』
ゴラン『師匠を馬鹿にしてんじゃねぇぞ!俺達は地獄のど真ん中に居たんだぞ!!』
ザーク『師匠だからこの程度で終わったんだ!!師匠が居なけりゃ俺達はここには居ねーんだぞ!!』
冒険者の男は小さくなって頭を下げていた。
俺は支援魔法を解除すると、ゴルドンから声が掛かる。

『ハヤト!助かったぞ!!!流石やってくれる!!』
『まあな。そんな事より、この3人鑑定してみてよ面白いから!!』
『ハヤト、またお前なんかやったな?』
ゴルドンは鑑定する。
『あぁぁぁぁ!!またやりやがった・・。
平均レベル1200・・・剣王、格闘王、暗殺者。なんじゃこりぁぁぁぁぁ!!』
『お前らは今、自分で思っている以上に強くなっている。ギルドに行って自分の目で見て来い!!』
『『『おぉう!行ってくらぁ!』』』
『ハヤトはこれからどうする?』
『そうだなロウを呼んで空から観戦しようかな。』
『弟子達を助けに行かないのか?』
『それじゃあ修行にならないですよ。』
『ちょっと言ってる意味がわからない。スタンビートで修行って!!弟子達大丈夫なのかぁぁぁ?』
『スタンビートという名の理不尽をぶっ飛ばす修行です。それに心配は無いと思いますよ。時間は掛かるかもしれないが大丈夫でしょう。』
『もうお前らの感覚が規格外で理解に苦むよ。』
『『『師匠ぉぉぉぉーー!!!』』』
弟子達が暑苦しく迫って来る、、。
『俺達凄い事になってるぜ!!!』
『俺が剣王!!師匠!ありがとう!!』
『う、ぅぅ、あれだけ伸び悩んでいたのに師匠!ありがとうございますぅぅぅー。』
『俺が教えたんだ当然だよ!それより、その力の使い方は分かっているよな?その力を理不尽に使ったら、、、分かっているよな?』
『勿論だ師匠!!理不尽をぶっ飛ばす為に!だよな!!』
『そうだ!!!そしてこれからも精進しろよ!!』
『『『へい!!師匠!!』』』
そしてロウを呼びドラゴンに乗り込んだ。


神様の部屋
『見たか!見たか!ついに最上級魔法がでたぞ!!
『ウィンドカッターもアースジャベリンも規格外だったよな!!地平線に消えてったぞ?』
『ノヴァスって、魔力消費が激しくて一瞬しか撃てないはず。それをバットみたいに振ったのよ!?さらにアテナを使いながら!!
笑うしかないわー!!』
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