26 / 55
第四章 未知
銀色の後遺症
しおりを挟む
夏休みは思ったよりも短く、2週間ほどで終わるらしい。
それでも、普通なら休みを楽しみにして、指折り数えて過ごすものではないんだろうか。
普通科のクラスメイトとは関わりが薄いから仕方ないにしても、ファルコ・クラッセでも聞いたことはない。誰一人話題にしていなかった。あのセレスでさえも。
フレディが騒がなかった理由は、すぐにわかった。
剣術科は、夏休みという名の強化訓練に入るらしい。
予備兵と共に行われる合同練習で、その過酷さで新学期に姿を現さない生徒も多々いるという。
頑張れとも無理するなとも、僕には言えそうになくて、フレディの話を黙って聞いていた。
「夜に一緒に筋トレできなくなるのがなあ」
「さぼらないから安心して」
僕に気を遣う必要なんてないと思って言ったら、「オレがしたいんだよ」と返ってきた。
「じゃあ、いってくるわ」
「うん、またね」
朝食を終えてフレディと別れて、僕はまず図書室に行くことにした。
本を返して、新たに借りる本を探してくる。
それだけでも、検索端末のない図書室では一苦労だ。
中に入ってすぐ、僕は習慣で手前にある自習室を見た。
ぐるりと見回してみても、銀髪の姿はない。
ホッとして中に入り、カウンターで本を返してから魔法書の棚に行く。
夏休み明けの最初が、僕の発表の番になる。
ここまでひたすら用意してきたけれど、本当に発表できるんだろうか。
先生は未熟な生徒に慣れているにしても、ファルコ・クラッセのメンバーは容赦ない。時間の無駄だと、一刀両断されかねない。
眉根を寄せて切って捨てそうな人が思い浮かんで、僕はぎゅっと目を瞑って頭から追い出した。
本棚の近くに座って、ノートを開く。
メモを頼りに探し始めたところで、良い匂いがした。
薔薇の花のような清々しい香りなんて、かび臭い図書室では珍しい。花でも活けてあるんだろうかと辺りを窺うと、すぐ傍にベアトリスの姿があった。
縦に巻いた髪をリボンでまとめていて、とても華やかだ。
僕に近付くと、柔らかく微笑んだ。
「ごきげんよう、クリス」
「ベアトリスさん、おはようございます」
挨拶し返すとふふっと吐息で笑い、僕に顔を寄せる。
「きっとここに居らっしゃると思いましたわ」
寝坊したせいで、今やっと来たばかりだ。
入れ違いにならなくて良かったと内心思っていると、封筒を一通渡された。
真っ赤なそれは、蜜蝋で封がしてある。
たぶん、カスタニエ伯爵家の家紋だろう。
「これは?」
「クリスへのラブレターですの」
もちろん冗談なんだろうと思って笑うと、柳眉を顰める。
「あら、本当ですのに」
そんなはずはないとわかっていても、胸が騒いでしまう。
3つ年下の男子生徒をあまり揶揄わないで欲しい。
中を開けてみると、二つ折りにしたカードが入っていた。
時間と場所が書かれていて、ドレスコードもある。
「招待状、ですか」
「そう。今晩、うちの邸に是非いらしてね」
伯爵邸で行われるパーティ。
まさか断るわけにはいかないけれど、出席するとなると何を着て行けばいいんだろう。
「制服でいいのよ」
まるでこちらの心の声を読まれたようで、少し驚いてしまう。
「わかりました。是非伺います」
そう返事をすると、ベアトリスは僕の手を取って握った。
細い指先と僕より少し冷たい体温。
赤い唇が笑みを刻む。
「お待ちしておりますわ」
離れていく時にも、薔薇の花の香りがした。
僕は、招待状をノートにそっと挟み、頭の中で予定を組み立てながら本を探した。
図書室での勉強を終えて、いつもは授業をする時間に自主練習をする。
放課後以上に修練場は混み合っていて、これは場所を確保するのも難しそうだ。
かといって、修練場の外で魔法を使うわけにもいかない。
それなら、邪魔にならない魔法の練習に当てるのがいいだろう。
僕はそう思い、飛翔訓練に当てることにした。
前は3メートルくらいしか飛べなかったけれど、今はシールドギリギリの5メートルは飛べるようになっている。もしかしたら、それ以上も可能なのかもしれないが、一歩間違えて落下したら命が危うくなる。まずは、安定して飛べるようになるのが先だ。
修練場を周回し、時折アップダウンも入れる。
右回り、左回りと時間をおいて逆に回るのは、オーベリン先生の練習メニューにも書いてあったものだ。ぐるぐると回っているうちに午前は終了し、生徒の多くが昼休憩に向かったところで、攻撃魔法の練習もした。
イェレミーとの練習のおかげで、水魔法も使えるようになってきている。
矢まではいかないけれど、氷のつぶてを飛ばせるようにはなった。
風に乗せて氷を飛ばし、先端を尖らせる。
──『最初から矢にしようとするな』
突然、脳裏に声が蘇った。
──『水滴は速度に応じて形を変え、鋭さを増すのはわかるだろう。氷のつぶての先が尖る原理だ』
深みのある落ち着いた声。明瞭で明確な言葉。
僕に対して発されたものではないのに、僕の心を突き動かす。
なぜこんなに、あの人の存在は僕にとって大きいのだろう。
銀色の髪と瞳。
まるで氷のように清澄で美しい。
それでも、僕と同じ様に血が通い、体温がある。
──『やはり、似ていないな。目がまったく違う』
触れてきた指先の感触を思い出して、顔が火照り出した。
顔だけじゃなく、なんか身体中が熱い。
ハッと我に返ると、氷ではなく燃え盛る炎が放出されていた。
「うわっ!!」
「ご、ごめん!」
驚きの声を上げた周囲の生徒に謝って、僕は魔法を解いた。
「駄目だ……ああ、もうっ!」
あんなことをしてきたデュークが悪い。
そう思おうとしたけれど、指でちょっとなぞられただけで動揺する僕の方がおかしい。
僕は、情けなく思いながら後片付けをして、とぼとぼと寮に向かって歩き出した。
それでも、普通なら休みを楽しみにして、指折り数えて過ごすものではないんだろうか。
普通科のクラスメイトとは関わりが薄いから仕方ないにしても、ファルコ・クラッセでも聞いたことはない。誰一人話題にしていなかった。あのセレスでさえも。
フレディが騒がなかった理由は、すぐにわかった。
剣術科は、夏休みという名の強化訓練に入るらしい。
予備兵と共に行われる合同練習で、その過酷さで新学期に姿を現さない生徒も多々いるという。
頑張れとも無理するなとも、僕には言えそうになくて、フレディの話を黙って聞いていた。
「夜に一緒に筋トレできなくなるのがなあ」
「さぼらないから安心して」
僕に気を遣う必要なんてないと思って言ったら、「オレがしたいんだよ」と返ってきた。
「じゃあ、いってくるわ」
「うん、またね」
朝食を終えてフレディと別れて、僕はまず図書室に行くことにした。
本を返して、新たに借りる本を探してくる。
それだけでも、検索端末のない図書室では一苦労だ。
中に入ってすぐ、僕は習慣で手前にある自習室を見た。
ぐるりと見回してみても、銀髪の姿はない。
ホッとして中に入り、カウンターで本を返してから魔法書の棚に行く。
夏休み明けの最初が、僕の発表の番になる。
ここまでひたすら用意してきたけれど、本当に発表できるんだろうか。
先生は未熟な生徒に慣れているにしても、ファルコ・クラッセのメンバーは容赦ない。時間の無駄だと、一刀両断されかねない。
眉根を寄せて切って捨てそうな人が思い浮かんで、僕はぎゅっと目を瞑って頭から追い出した。
本棚の近くに座って、ノートを開く。
メモを頼りに探し始めたところで、良い匂いがした。
薔薇の花のような清々しい香りなんて、かび臭い図書室では珍しい。花でも活けてあるんだろうかと辺りを窺うと、すぐ傍にベアトリスの姿があった。
縦に巻いた髪をリボンでまとめていて、とても華やかだ。
僕に近付くと、柔らかく微笑んだ。
「ごきげんよう、クリス」
「ベアトリスさん、おはようございます」
挨拶し返すとふふっと吐息で笑い、僕に顔を寄せる。
「きっとここに居らっしゃると思いましたわ」
寝坊したせいで、今やっと来たばかりだ。
入れ違いにならなくて良かったと内心思っていると、封筒を一通渡された。
真っ赤なそれは、蜜蝋で封がしてある。
たぶん、カスタニエ伯爵家の家紋だろう。
「これは?」
「クリスへのラブレターですの」
もちろん冗談なんだろうと思って笑うと、柳眉を顰める。
「あら、本当ですのに」
そんなはずはないとわかっていても、胸が騒いでしまう。
3つ年下の男子生徒をあまり揶揄わないで欲しい。
中を開けてみると、二つ折りにしたカードが入っていた。
時間と場所が書かれていて、ドレスコードもある。
「招待状、ですか」
「そう。今晩、うちの邸に是非いらしてね」
伯爵邸で行われるパーティ。
まさか断るわけにはいかないけれど、出席するとなると何を着て行けばいいんだろう。
「制服でいいのよ」
まるでこちらの心の声を読まれたようで、少し驚いてしまう。
「わかりました。是非伺います」
そう返事をすると、ベアトリスは僕の手を取って握った。
細い指先と僕より少し冷たい体温。
赤い唇が笑みを刻む。
「お待ちしておりますわ」
離れていく時にも、薔薇の花の香りがした。
僕は、招待状をノートにそっと挟み、頭の中で予定を組み立てながら本を探した。
図書室での勉強を終えて、いつもは授業をする時間に自主練習をする。
放課後以上に修練場は混み合っていて、これは場所を確保するのも難しそうだ。
かといって、修練場の外で魔法を使うわけにもいかない。
それなら、邪魔にならない魔法の練習に当てるのがいいだろう。
僕はそう思い、飛翔訓練に当てることにした。
前は3メートルくらいしか飛べなかったけれど、今はシールドギリギリの5メートルは飛べるようになっている。もしかしたら、それ以上も可能なのかもしれないが、一歩間違えて落下したら命が危うくなる。まずは、安定して飛べるようになるのが先だ。
修練場を周回し、時折アップダウンも入れる。
右回り、左回りと時間をおいて逆に回るのは、オーベリン先生の練習メニューにも書いてあったものだ。ぐるぐると回っているうちに午前は終了し、生徒の多くが昼休憩に向かったところで、攻撃魔法の練習もした。
イェレミーとの練習のおかげで、水魔法も使えるようになってきている。
矢まではいかないけれど、氷のつぶてを飛ばせるようにはなった。
風に乗せて氷を飛ばし、先端を尖らせる。
──『最初から矢にしようとするな』
突然、脳裏に声が蘇った。
──『水滴は速度に応じて形を変え、鋭さを増すのはわかるだろう。氷のつぶての先が尖る原理だ』
深みのある落ち着いた声。明瞭で明確な言葉。
僕に対して発されたものではないのに、僕の心を突き動かす。
なぜこんなに、あの人の存在は僕にとって大きいのだろう。
銀色の髪と瞳。
まるで氷のように清澄で美しい。
それでも、僕と同じ様に血が通い、体温がある。
──『やはり、似ていないな。目がまったく違う』
触れてきた指先の感触を思い出して、顔が火照り出した。
顔だけじゃなく、なんか身体中が熱い。
ハッと我に返ると、氷ではなく燃え盛る炎が放出されていた。
「うわっ!!」
「ご、ごめん!」
驚きの声を上げた周囲の生徒に謝って、僕は魔法を解いた。
「駄目だ……ああ、もうっ!」
あんなことをしてきたデュークが悪い。
そう思おうとしたけれど、指でちょっとなぞられただけで動揺する僕の方がおかしい。
僕は、情けなく思いながら後片付けをして、とぼとぼと寮に向かって歩き出した。
574
あなたにおすすめの小説
役目を終えた悪役令息は、第二の人生で呪われた冷徹公爵に見初められました
綺沙きさき(きさきさき)
BL
旧題:悪役令息の役目も終わったので第二の人生、歩ませていただきます 〜一年だけの契約結婚のはずがなぜか公爵様に溺愛されています〜
【元・悪役令息の溺愛セカンドライフ物語】
*真面目で紳士的だが少し天然気味のスパダリ系公爵✕元・悪役令息
「ダリル・コッド、君との婚約はこの場をもって破棄する!」
婚約者のアルフレッドの言葉に、ダリルは俯き、震える拳を握りしめた。
(……や、やっと、これで悪役令息の役目から開放される!)
悪役令息、ダリル・コッドは知っている。
この世界が、妹の書いたBL小説の世界だと……――。
ダリルには前世の記憶があり、自分がBL小説『薔薇色の君』に登場する悪役令息だということも理解している。
最初は悪役令息の言動に抵抗があり、穏便に婚約破棄の流れに持っていけないか奮闘していたダリルだが、物語と違った行動をする度に過去に飛ばされやり直しを強いられてしまう。
そのやり直しで弟を巻き込んでしまい彼を死なせてしまったダリルは、心を鬼にして悪役令息の役目をやり通すことを決めた。
そしてついに、婚約者のアルフレッドから婚約破棄を言い渡された……――。
(もうこれからは小説の展開なんか気にしないで自由に生きれるんだ……!)
学園追放&勘当され、晴れて自由の身となったダリルは、高額な給金につられ、呪われていると噂されるハウエル公爵家の使用人として働き始める。
そこで、顔の痣のせいで心を閉ざすハウエル家令息のカイルに気に入られ、さらには父親――ハウエル公爵家現当主であるカーティスと再婚してほしいとせがまれ、一年だけの契約結婚をすることになったのだが……――
元・悪役令息が第二の人生で公爵様に溺愛されるお話です。
冷酷無慈悲なラスボス王子はモブの従者を逃がさない
北川晶
BL
冷徹王子に殺されるモブ従者の子供時代に転生したので、死亡回避に奔走するけど、なんでか婚約者になって執着溺愛王子から逃げられない話。
ノワールは四歳のときに乙女ゲーム『花びらを恋の数だけ抱きしめて』の世界に転生したと気づいた。自分の役どころは冷酷無慈悲なラスボス王子ネロディアスの従者。従者になってしまうと十八歳でラスボス王子に殺される運命だ。
四歳である今はまだ従者ではない。
死亡回避のためネロディアスにみつからぬようにしていたが、なぜかうまくいかないし、その上婚約することにもなってしまった??
十八歳で死にたくないので、婚約も従者もごめんです。だけど家の事情で断れない。
こうなったら婚約も従者契約も撤回するよう王子を説得しよう!
そう思ったノワールはなんとか策を練るのだが、ネロディアスは撤回どころかもっと執着してきてーー!?
クールで理論派、ラスボスからなんとか逃げたいモブ従者のノワールと、そんな従者を絶対逃がさない冷酷無慈悲?なラスボス王子ネロディアスの恋愛頭脳戦。
悪役令嬢のモブ兄に転生したら、攻略対象から溺愛されてしまいました
藍沢真啓/庚あき
BL
俺──ルシアン・イベリスは学園の卒業パーティで起こった、妹ルシアが我が国の王子で婚約者で友人でもあるジュリアンから断罪される光景を見て思い出す。
(あ、これ乙女ゲームの悪役令嬢断罪シーンだ)と。
ちなみに、普通だったら攻略対象の立ち位置にあるべき筈なのに、予算の関係かモブ兄の俺。
しかし、うちの可愛い妹は、ゲームとは別の展開をして、会場から立ち去るのを追いかけようとしたら、攻略対象の一人で親友のリュカ・チューベローズに引き止められ、そして……。
気づけば、親友にでろっでろに溺愛されてしまったモブ兄の運命は──
異世界転生ラブラブコメディです。
ご都合主義な展開が多いので、苦手な方はお気を付けください。
転生先のぽっちゃり王子はただいま謹慎中につき各位ご配慮ねがいます!
梅村香子
BL
バカ王子の名をほしいままにしていたロベルティア王国のぽっちゃり王子テオドール。
あまりのわがままぶりに父王にとうとう激怒され、城の裏手にある館で謹慎していたある日。
突然、全く違う世界の日本人の記憶が自身の中に現れてしまった。
何が何だか分からないけど、どうやらそれは前世の自分の記憶のようで……?
人格も二人分が混ざり合い、不思議な現象に戸惑うも、一つだけ確かなことがある。
僕って最低最悪な王子じゃん!?
このままだと、破滅的未来しか残ってないし!
心を入れ替えてダイエットに勉強にと忙しい王子に、何やらきな臭い陰謀の影が見えはじめ――!?
これはもう、謹慎前にののしりまくって拒絶した専属護衛騎士に守ってもらうしかないじゃない!?
前世の記憶がよみがえった横暴王子の危機一髪な人生やりなおしストーリー!
騎士×王子の王道カップリングでお送りします。
第9回BL小説大賞の奨励賞をいただきました。
本当にありがとうございます!!
※本作に20歳未満の飲酒シーンが含まれます。作中の世界では飲酒可能年齢であるという設定で描写しております。実際の20歳未満による飲酒を推奨・容認する意図は全くありません。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない
上総啓
BL
ある日トラックに轢かれて死んだ成瀬は、前世のめり込んでいたBLゲームの悪役令息フェリアルに転生した。
フェリアルはゲーム内の悪役として15歳で断罪される運命。
前世で周囲からの愛情に恵まれなかった成瀬は、今世でも誰にも愛されない事実に絶望し、転生直後にゲーム通りの人生を受け入れようと諦観する。
声すら発さず、家族に対しても無反応を貫き人形のように接するフェリアル。そんなフェリアルに周囲の過保護と溺愛は予想外に増していき、いつの間にかゲームのシナリオとズレた展開が巻き起こっていく。
気付けば兄達は勿論、妖艶な魔塔主や最恐の暗殺者、次期大公に皇太子…ゲームの攻略対象者達がフェリアルに執着するようになり…――?
周囲の愛に疎い悪役令息の無自覚総愛されライフ。
※最終的に固定カプ
BLゲームのモブに転生したので壁になろうと思います
雪
BL
前世の記憶を持ったまま異世界に転生!
しかも転生先が前世で死ぬ直前に買ったBLゲームの世界で....!?
モブだったので安心して壁になろうとしたのだが....?
ゆっくり更新です。
【完結】義妹(いもうと)を応援してたら、俺が騎士に溺愛されました
未希かずは(Miki)
BL
第13回BL大賞 奨励賞 受賞しました。
皆さまありがとうございます。
「ねえ、私だけを見て」
これは受けを愛しすぎて様子のおかしい攻めのフィンと、攻めが気になる受けエリゼオの恋のお話です。
エリゼオは母の再婚により、義妹(いもうと)ができた。彼には前世の記憶があり、その前世の後悔から、エリゼオは今度こそ義妹を守ると誓う。そこに現れた一人の騎士、フィン。彼は何と、義妹と両想いらしい。まだ付き合えていない義妹とフィンの恋を応援しようとするエリゼオ。けれどフィンの優しさに触れ、気付けば自分がフィンを好きになってしまった。
「この恋、早く諦めなくちゃ……」
本人の思いとはうらはらに、フィンはエリゼオを放っておかない。
この恋、どうなる!? じれキュン転生ファンタジー。ハピエンです。
番外編。
リナルド×ガルディア。王族と近衞騎士の恋。
――忠誠を誓った相手を、愛してはいけないと思っていた。切ない身分差、年の差の恋。恋の自覚は、相手が成人してからになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる