みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

文字の大きさ
133 / 507
第4部1章 死にキャラは留学します

08 夜明けの君

しおりを挟む
 
 人の部屋を訪ねるのってこんなに緊張するものなのだろうか。

 ふぅ、吐息を吐いて、コンコンコンと木製の扉をノックする。すると、内側から俺たちをここに招いた人物の声がかすかに聞こえた。「どうぞ、入って」と優しい声が聞こえ、俺とセシルは顔を見合わせる。


「ニル、驚かないほうがいいぞ」
「え、何が」
「……まあ、多分、俺の予想があっているのなら」
「あっているのなら?」
「ん? ニルは気づいていないのか?」
「だから、何のこと?」


 セシルが妙なことを言うので、ドアノブに手を引っかけたまま止まってしまった。
 先ほどの戦闘でセシルが一旦停止したことと何か関係があるのだろうか。いや、関係があるからはぐらかされているのか。
 はっきり言ってくれないセシルにイライラしつつも、レッテリオ王子を待たせるわけにはいかないと思ったので、俺は意を決して扉を開けてみる。
 扉を開けると、ふわりと甘い花の香りが俺たちを包み込み、ハタハタと揺れる白いレースのカーテンの近くに彼――いや、彼女はいた。


「呼び出しに、応じてくれてありがとう。セシル・プログレス皇太子殿下、ニル・エヴィヘット公爵子息様」
「……っと、君は?」
「レティツィア・アルコバレーノ王女だな」
「セシル?」


 部屋の中にいたのは、ベビーピンクの髪が腰まで伸びた美少女だった。服装は、ルミノーソカレッジのものだが、髪が長いだけでも、違和感という目を奪われる。
 しかしながら、その声は先ほどより少し高いだけで、さほど変わらないし、何よりも背丈は一緒……で、少し胸が膨らんでいるくらいだろうか。
 セシルの言葉に、俺は驚きつつも、そういうことか、とようやく理解できた。


「あはは、やっぱりバレてましたか。セシル・プログレス皇太子殿下には」
「当然だ。だが、その強さは魔力で増強したものでも何でもないんだな」
「まあ、そうですね」


 レッテリオ王子あらため、レティツィア王女は噴き出したように笑うと、部屋の扉を閉めて中に入ってきてというように俺たちを手招きした。ご丁寧に、椅子も並べてあり、その椅子に俺たちは腰を下ろす。
 近くで見れば見るほど、女性にしか見えない。
 少しの変装魔法か、メイクはしていたのだろうが、全く俺は気づかなかった。時々、動きのしなやかさや、体格、横顔が女性っぽく見えたけど、そこまで気になるかといわれたらそうでもなかったし。何よりも、あれだけ強くて、腕っぷしもよくて、セシルの攻撃に対応できていたので女性とは思わなかったのだ。
 いや、これは差別かもしれない……とは思いつつも、セシルがどれだけバカ力か周りはしらないだろうけど、この間見た魔法攻撃も、もはや物理ってくらいにはすさまじいし。下手すると骨も砕けるくらいにはセシルは怪力である。


「レッテリオ王子……じゃなくて、レティツィア王女、でいいのかな?」
「はい。騙してて、すみません。改めまして、ファルファラ王国第一王女レティツィア・アルコバレーノです。先ほどはどうも」
「あの、つかぬ事をお聞きするようですが、昨日会ったのも、レティツィア王女で間違いない……のかな?」
「はい! あれも、私です」


 と、レティツィア王女は満面の笑みで答えた。

 俺たちの上を軽々と飛び越えて、ひったくり犯を一瞬で制圧したのもこの王女様。
 俺は開いた口がふさがらなくなり、どんな目向ければいいか、分からないので視線をついついそらしてしまった。


「お二人は、留学生でしたよね。私と同じ、騎士科の四年生」
「ああ、今日から正式にこのルミノーソカレッジの留学生として、授業に参加することとなった。昨日も驚いたが、今日のあの動きも、ただものではないと」
「いえいえ、セシル皇太子殿下にはかないませんって。それに、途中で気付かれちゃいましたし、まだまだですよ」
「それは、変装の話だろう。ごくごく少量の魔力で全身を覆い、その上から化粧などを施して偽っていたのだろう。それと、それだけ強くて、男性にも勝っている様子じゃ、誰もレティツィア王女だと見抜けまい」


 と、セシルとレティツィア王女は会話を進めるので、俺は置いてけぼりを食らってしまった。

 俺が、今回の議題の中心だと思っていたが、意気投合したのか、楽しそうにしゃべっている二人を前にすると、何も言えないなーなんて、眺めることしかできない。


(――……てか、ここ男子校だよな!?)


 何、平然と女性であるレティツィア王女が混ざっているのだろうか。セシルが気付いたくらいだし、何か妙だぞって気づく人が出てきてもおかしくないのだが。
 変装……この場合、男装王女が混ざっているっていうことになるが、大丈夫なのだろうか。
 いろんな意味で、ぶっ飛んでいるな、と俺はレティツィア王女を見ていると、あの不思議な夜明け色の瞳と目があってしまった。まだまだキラキラと輝いているその目で見つめられると、心臓がドキンとはねてしまう。


「そして、お見事でした。ニル・エヴィヘット公爵子息様。あの動き、あの反応速度! 目を見張るものがありました!」
「そ、それはどうも……ええっと、レティツィア王女」
「ああ! 同じ学年ですし、敬語は外してもらって大丈夫ですよ。この場では、レティツィアと呼んでください」
「ええっと、じゃあ、レティツィアさん」
「さん、もいりません。ニルくん」
「くん」
「はい! ニルくん」


 この距離の詰め方、見覚えがあるなと、俺はアルチュールを思い浮かべていた。アルチュールの初対面時もこうだった気がするのだ。


「なんだか、レティツィアは、俺の知ってる人を彷彿とさせて。懐かしいような、ちょっと恥ずかしい気も」
「それは、アルチュールのことか。ニル」
「うん。同い年かもだけど、こう、セシル以外と距離が近いっていうのあんまりなくて……ゼラフとかは別で」
「アーくんの話ですか!?」
「あ、アーくん?」


 あっ、というようにレティツィアは口を閉じた。まるで、言ってはいけないことを言ってしまったような反応に、俺は首を傾げる。


「あっと……アーくん、アルチュールとは昔からの知り合いで。我が王国、ファルファラ王国と、アルカンシエル王国、サテリート帝国は大陸続きとはいえ、サテリート帝国よりもアルカンシエル王国とのほうが交易が盛んで。地理的なこともあって、行き来がしやすいんですよ。それで、アルチュール王太子とは昔から」
「そうだったんだ。最近まで、アルチュールは……アルチュール王太子はモントフォーゼンカレッジに留学してたから、なんだか懐かしくなっちゃって」
「最近はめっきり会えてないので、あいたいという気持ちはあります!」


 そうなんだ、と俺は相槌を打ちながら、今度はセシルが空気になってしまい、会話って難しいと感じながらも、話題を戻すことにした。


「こほん……それで、今回ニルくんに私の護衛を頼みたいのですが」
「レティツィアはそんなに強くて、護衛が必要なのかな……ああ、いや! 一国の王女様だし、必要なのはわかるんだけど。試合に勝ったセシルじゃなくて、何で俺なのかなって思って」
「セシルさんは、もちろん強かったです。ですがやっぱり、皇太子という身分ですし、いろいろ噂が立ってしまったら申し訳ないでしょう」


 ちらりと、レティツィアはセシルのほうを見た。
 確かにそれも一理ある。パーティーの最中、レティツィアとセシルがずっと一緒にいたら、もしや……? と噂がたってもおかしくない。リスクを避けるなら、セシルじゃないほうがいいだろう。かといって、俺も俺でレッテリオと噂が……たたなかったにしても、俺がいいのだろうか?


「ニルはダメだ。俺の護衛だ。それと、ニルは俺の恋人だ」
「ちょ、セシルっ!!」


 思わず、席から立ちあがって俺は叫んでしまった。
 一部始終ばっちり見られてしまい、レティツィアは俺が座るまで瞬きすることなく凝視していた。
 俺はキッとセシルを見たが、セシルはこれくらいいいだろうというように足を組み、腕を組んだ。


「お二人は、婚約者同士だと?」
「ええっと、恋人なのは……そう、だけど。婚約者ではないかな」
「将来唯一の伴侶だ」
「セシル、話がややこしくなるからやめて」


 よっぽど、俺のことがとられたくないのだろう。その気持ちは嬉しくないわけじゃないが、話しのノイズになりかねない。
 レティツィアのほうを見れば、ぽかん、といまいち話についていけていないようだった。
 ファルファラ王国ともそれなりに交流があるし、次期皇帝であるセシルの身の回りの噂については流れているだろう。だが、セシルは婚約者どころか、候補すらいない皇太子として知られているらしいし、俺が恋人なんて噂が流れているはずもない。
 レティツィアが驚くのは無理もないのだ。
 婚約者でもなければ、伴侶でもないが、かといって、恋人という関係を否定したいわけでもない。公にできないものだからこそ、苦しんでいるのだが、それをサラッと言ってしまうあたり、セシルは焦っているらしい。アルチュールやゼラフのときと同じように、誰かにとられるくらいなら牽制の意味を込めて先に暴露しておいたほうがいいだろうとの見解。
 はあ、とため息が出そうになるのを我慢して、俺はそういうことなんだけど、と話をどうにか戻してみた。


「協力する方向では合致してるんだけど、まあ、私情はおいて置いて。今回の殺害予告のこと、よければ話してもらえないかな。少し全貌が見えなくて」
「はい、すみません。頼むって言っておきながら、何もお伝えできていなくて」


 レティツィアは謝ると、ことの経緯を事細かく教えてくれた。

 まず、殺害予告が届いたのは二週間ほど前。今週末に王宮で行われるパーティーにレティツィアが出席することが決まった日だったらしい。
 そして、俺たちの予想どおり、その殺害予告を出してきたのは魔塔だと疑われているらしい。――らしい、だけなので断定はできず、こちらも同じように、魔塔は独立機関なため、簡単に立ち入り調査ができない。そのため、魔塔かもしれないと踏んではいるものの、それ以外に対策仕様がないと。
 また、最近妙な武器商人が、ルミノーソカレッジの学生に剣を売っているという目撃例もあり、注意を促していたところだったらしい――が、これもうまくいかず、レティツィアが率先し、自分の護衛を募集する、もし自分に勝てたら褒美をーと始まったのが今回の護衛募集の決闘だったらしい。
 その決闘で、ことごとく先ほどのような魔剣を一刀両断することで、レティツィアは、ルミノーソカレッジに漂う不穏な影を一掃していたらしい。まあ、実際護衛を募集しているのは本当で、彼女もまた戦闘狂であるため単純に強い人と戦いたかったのだとか。

 レティツィアは、何故王族が魔塔に狙われているかという部分はぼかしながらも、経緯を説明し終え、ふぅ、と息をついた。


「それで、頼まれてくれないですか。当日の護衛」
「話は分かったが……だが、ニルを」
「セシルさんも一緒に参加で大丈夫ですから。あくまで、私を餌にして刺客を捕らえるのが狙いですから」
「ああ、だから護衛が必要なんだ。レティツィアが強くても……というよりかは、強いのを隠して、敵を釣ると」


 レティツィアはこくりと頷いた。

 ちなみに、何故ルミノーソカレッジにレティツィアが男装して通っているかというと、ルミノーソカレッジ入学前に、レティツィアを狙った刺客が間違えて弟であるレッテリオ王子を襲ったらしい。そこで全治一年ほどの怪我を負ったレッテリオ王子の代わりに、レティツィアがルミノーソカレッジに入学を。
 王族が襲われたことは外部には漏らしていない。王家の威厳と、国民の不安につながるからだ。
 そのため、レッテリオ王子よりも剣術にたけたレティツィアが入学することになったらしいが、見事に四年間入れ替わっていることがバレなかったと。それは本当かといいたくなるが、細かいことは突っ込まずにそういうものなのだと受け入れ、とりあえず話してもらったことすべてに納得した。
 レッテリオ王子は、もともと発育がよくなく、レティツィアと大差ない体格だったらしく、レティツィアが通うはずだった女子校に通っているのだとか。声でバレないのか、と思うがこちらは声色を変える魔法役を使っているらしい。

 俺はここまで聞いたうえで、セシルにどう? ともう一度聞いてみた。


「ここまで聞いたところ、大変な状況に置かれていることもわかった。相手が魔塔であれば、それ相応の護衛が必要だな。レティツィア王女が強かったとしても、対策は必要だ。レティツィア王女が不参加と知れば、それはそれで何かしでかすかもしれないしな。だが、ニルである必要性はあるのか?」
「あります。もちろん、ニルくんが強いっていうのが理由の一つなんですけど。さらに敵を油断させるためにですね……」


 と、レティツィアはごにょごにょと口をまごつかせた。

 俺もセシルも同じタイミングで首を傾げたが、レティツィアは意を決したように、顔を上げ俺を指さした。


「私の侍女を装ってほしいんです」
「え……ええ!?」
「つまりは、ニルが女装するということか?」
「せ、せし……え!?」
「端的に言えばそうですね。どうですか、私の作戦いいと思いませんか!?」
「それならば、また話が変わってくるな。いいだろう」
「よ、よくないだろ。セシル!」


 何、ノッた! みたいな顔してんの。

 二人は立ち上がって、固い握手を交わしている。
 どうやら、この高貴な身分のお二人は俺が理解できない阿呆らしい。レティツィアは「似合うドレスを用意します」と、セシルは「是非見せてもらっていいか。俺が選びたい」なんて真剣に言っているし。俺には理解できない、高次元な会話が繰り広げられている。
 それのどこが、いい作戦なのかレティツィアにい問い詰めたいが、セシルが合意しているので俺は口をはさむ権利を持たないな、とあきらめた。いろいろ言いたいことはあるが、俺は元から乗り気だったし……もちろん、女装することなんて考えにこれっぽっちもなく、ただただレティツィアの護衛を、という話だ。

 もう、それでいいよ、俺に拒否権ないんだもん、と二人の意気投合した姿を見てため息をつくしかなかった。


しおりを挟む
感想 19

あなたにおすすめの小説

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、 隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。 しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです… オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が なかたのでした。 本当の花嫁じゃない。 だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

一軍男子と兄弟になりました

しょうがやき
BL
親の再婚で一軍男子と兄弟になった、平凡男子の話。

【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。

キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、 ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。 国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚―― だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。 顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。 過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、 気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。 「それでも俺は、あなたがいいんです」 だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。 切なさとすれ違い、 それでも惹かれ合う二人の、 優しくて不器用な恋の物語。 全8話。

声なき王子は素性不明の猟師に恋をする

石月煤子
BL
第一王子である腹違いの兄から命を狙われた、妾の子である庶子のロスティア。 毒薬によって声を失った彼は城から逃げ延び、雪原に倒れていたところを、猟師と狼によって助けられた。 「王冠はあんたに相応しい。王子」 貴方のそばで生きられたら。 それ以上の幸福なんて、きっと、ない。

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。